やはり俺の戦車道は間違っている。【完結済み】   作:ボッチボール

83 / 205
最初に言っておくと今回八幡は一切出ません、まさか試合展開とかのネタバレ考えると試合に出さないで話を進めるのがこんなに難しいとは…。
なので今回は試合編、次回は八幡達観戦組が今回の話見ていろいろ語る観戦編、にしようと思います。

やっぱり戦車戦って難しい、今回はわりとオリジナル含む試合展開にしようと思いますんで皆さんの反応が楽しみであり怖くもあり、いや、やっぱり怖い、怖いしかない(笑)


意外にも、アンツィオ高校は侮れない。(試合編)

「アーヴァンティッ!!」

 

P40に搭乗するアンツィオ高校隊長、アンチョビの掛け声と共にアンツィオ高校の全車両が進軍を開始する。

 

「行け行け!どこまでも進め!勝利を持ち得る者こそが、パスタを持ち帰る!!」

 

「サイコーッスよ!アンチョビ姐さん!てめえらもたもたするんじゃねーぞ!!」

 

『『『いぇぇぇいッ!!』』』

 

「このペパロニに続けぇ!地獄の果てまでも続けぇッ!!」

 

アンツィオ高校副隊長のペパロニは機動力の高いCV33の部隊を引き連れて先行していく。

 

「よーし、このままマカロニ作戦開始だ!!」

 

『カルロ・ヴェローチェ各車はマカロニ、展開して下さい』

 

『OK、マカロニ特盛で行くぜ!!』

 

この試合ステージには重要な拠点となりえるポイントがあった、試合前に西住みほがチームメンバーを集めて再確認していたのもここであり、街道にある十字路だ。

 

ここを拠点に出来れば攻めてくる敵の動きもわかりやすく、試合を進める上で優位に立てるだろう。

 

アンツィオ側もそれは当然理解している、大洗よりもより早くその十字路に陣取り、さらに一つ、作戦を加える。

 

「カルパッチョ、後の作戦はわかってるな」

 

「はい、【ピッツァ作戦】ですね」

 

「頼んだぞ、この試合の勝敗はこれにかかってるんだからな!あっ!ムチャはするなよ!怪我したら大変だからな!!」

 

「ふふっ…、ドゥーチェも気をつけて」

 

アンツィオ側にとっては悲願である二回戦突破のかかった試合ではあるが、一番に仲間の安否を気遣うアンチョビにカルパッチョは微笑みで返した。

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

「先行するアヒルさん、状況を教えて下さい」

 

大洗側はまとまって移動しつつ、アヒルさんチーム、八九式が先行して偵察に出ていた。

 

偵察先は当然、試合ステージの重要なポイントである例の十字路である。

 

「十字路まであと一キロです」

 

偵察任務を行う八九式は大洗の集団から離れ十字路に向かう。

 

「充分注意しながら街道の様子を報告して下さい、開けた場所に出ないよう気をつけて」

 

「了解ッ!」

 

街道手前に到達した八九式は停車し、磯辺はキューポラから顔を出すと双眼鏡で十字路を覗く。

 

「あっ!」

 

そこにはすでにCV33とセモヴェンテ、そしてP40が陣取っていた。

 

『カルロ・ヴェローチェ2両、セモヴェンテ2両、そしてフラッグ車のP40、すでに十字路に配置!!』

 

「十字路の北側だね」

 

磯辺から報告を受けた武部は地図を広げながら各車に連絡を入れる。

 

『それなら南側から突撃だ』

 

カメさんチームの河嶋はその通信を受けてそう答える。

 

「でも、全周警戒の可能性もあります」

 

『アンツィオだぞ!有り得ん!!ここは速攻だ!!』

 

河嶋のその根拠もあるのかも怪しい自信に西住みほは少し苦笑いしながら作戦を考える。

 

「…わかりました、十字路に向かいましょう、ただしウサギさんチームにショートカットしてもらって南側の様子を確認します」

 

『頑張りますっ!!』

 

ウサギさんチームのM3リーが1両離れて森の中を街道に向けて進軍する。

 

「………」

 

「どうしたの?みぽりん?」

 

「うん、相手の進行が予想以上に早いから、ちょっと引っかかっちゃって」

 

機動力の高いCV33だけでなく、セモヴェンテもP40もすでに十字路に到達し、陣取る事に成功した。

 

「一番の要所をすぐに抑えるなんて、さすがはアンツィオですね」

 

「うん、これで南側も警戒されてたらちょっと厄介かも…」

 

『こちらアヒルさん、変化なし、指示を下さい』

 

そう考えているとアヒルさんチームの磯辺から連絡が入る。

 

「本体が向かいますので、そのまま待機でお願いします、磯辺さん、相手の様子はどうですか?」

 

『カルロ・ヴェローチェがちょこちょこ動いてるくらいです』

 

「P40は?」

 

『動きがありません』

 

相手はフラッグ車のP40の守りを固めているのか、アンツィオ側は十字路から動く様子がない。

 

「あとは南側の状況次第…」

 

一方森をショートカットして街道南側へと偵察に向かうM3リーはぐんぐんスピードを上げていた。

 

「速い、練習の成果だね!!」

 

「きゃあ~、もっと飛ばして~」

 

練習の成果が発揮されたのか一回戦の時に比べてもスムーズに操縦出来てはいたが、そのせいで彼女達はスピードをどんどん上げる。

 

「出すぎ出すぎ!もう街道だよ!止まって!!」

 

それに気付いた車長の澤は慌てて指示を出すがM3リーが止まったのは街道のど真ん中。

 

「後退後退ッ!!」

 

すぐにバックして森の中に戻る。

 

『街道南側、敵発見!すいません、見られちゃったかも…』

 

「!、発砲は?」

 

「まだありません」

 

「くれぐれも交戦は避けて下さい」

 

『わかりました』

 

これでアンツィオ側はP40の防衛も含めて十字路を完全に陣取った事になる。

 

「持久戦に持ち込むつもりなのでしょうか?」

 

「わざと中央突破させて包囲する作戦なのかも」

 

「ノリと勢いを封印して手堅い作戦に出ましたね」

 

前評判で聞いていたアンツィオ高校のイメージを考えると今の防衛戦に出ているこの作戦はある意味予想外だ。

 

「ウサギさん、相手の正確な情報を教えて下さい」

 

『カルロ・ヴェローチェ3両、セモヴェンテ2両が陣取っています』

 

「二回戦のレギュレーションは10両まで、アンツィオ校は全戦力を十字路に集中させてますね」

 

「どうしよう、みぽりん?」

 

「うん…」

 

この試合展開は予想外となれど相手の戦力の全てが十字路にいるならわかりやすくはある。

 

なにより相手のフラッグ車の位置をすぐに把握出来たのは幸いだ、問題はこの防衛戦をどう攻めるかだが。

 

『西住隊長ッ!カルロ・ヴェローチェがこっちに気付きました、交戦して来ます』

 

「!、急いで退却して下さい、相手が防衛戦をしてくるなら深追いはしないはずです」

 

『それが…なんかすごい追いかけて来ます』

 

「アヒルさんチーム、追いかけて来てるのは何両ですか?」

 

『カルロ・ヴェローチェ2両!セモヴェンテ1両です!!』

 

これで北側にはP40とセモヴェンテが1両だけ、あとは八九式を追いかけに行ったという事になる。

 

『こちらウサギさんチーム、カルロ・ヴェローチェ2両が北側に向かいました、アヒルさんチームの方に向かったのかも』

 

続けてウサギさんチームからも連絡が入る、これで十字路の守りは完全に手薄となった。

 

「持久戦…にしては変ですね、戦力の大半をアヒルさんチームに向かわせるなんて」

 

『ふん、やはりアンツィオに持久戦は無理だったな、大方辛抱出来なくなったんだろう、西住、チャンスだぞ』

 

河嶋が言う通り、現在の十字路の守りは三両のセモヴェンテとCV33、そしてフラッグ車のP40のみ、確かに攻めるには千載一遇のチャンスではあるが。

 

「………」

 

防衛戦をひきながらもあっさりとそれを放棄したアンツィオ側の動きが腑に落ちない事に西住みほは警戒した。

 

『どうした西住?ここは全車突撃だ!!』

 

「わかりました、ただし、あんこうが出ます、カバさんチームは引き続き、待機してカメさんチームの護衛をお願いします」

 

『了解した』

 

『なぜだ?敵の全車両はすでに向こうに居る、我々を狙える者など居ないだろ!!』

 

『まぁまぁ、ここは西住ちゃんの判断に従おうよ』

 

怒鳴り声を上げる河嶋の事は角谷に任せながら、西住みほは各車に指示を送る。

 

「アヒルさんチームはそのまま敵を引き付けて下さい、今からあんこうが十字路の北側に向かいますから、南側のウサギさんチームと相手を挟撃します」

 

相手側の全車両の動きがわかり、十字路の守りは手薄、挟撃してフラッグ車を撃ち取れば勝利ではある。

 

が、アンツィオ側の動きに疑問の残る西住みほは警戒し、カバさんチームのⅢ突をフラッグ車のカメさんチームの護衛に回す事にした。

 

「それでは皆さん、健闘と幸運を祈ります」

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

「よし、まだついて来てる!バックアタックだ!!」

 

「はいっ!!」

 

八九式、アヒルさんチームは作戦通り追いかけてくる4両のCV33を相手に奮闘していた。

 

豆戦車ならではの機動力で前後に八九式を囲んだCV33は機関銃による攻撃を開始する。

 

「いてててッ!!」

 

「痛いのは戦車ですから!とりあえず落ち着いて反撃しましょう!!」

 

八九式の砲手である佐々木が肩で照準を安定させ、CV33相手に砲撃を放つ。

 

八九式の砲撃を受けたCV33はそのまま吹っ飛んでいった。

 

「よっしゃあッ、バレー部の時代来てるよこれ!!」

 

「豆戦車が相手なら私達でもやれますね!!」

 

八九式の車内の彼女達はおおはしゃぎだ、今までその火力不足に悩まされ、敵戦車の撃破経験のない彼女達にとっては無理もない事だろう。

 

「次だ次、Bクイック!」

 

「そーれっ!!」

 

「ナイスアタックッ!!」

 

更に続けて次々とCV33に砲撃を命中させていく、これも日頃の彼女達バレー部の練習の成果の賜物というものだろう。

 

…だが。

 

「なんかどんどん出てくるんですけど!!」

 

「泣き言を言うな!!」

 

砲撃を撃ち込めど撃ち込めど、追いかけてくるCV33の数が一向に減らないのだ。

 

「うわっ!また来た!!」

 

自分達を追いかけて来たCV33は4両、しかし今の彼女達はどう考えてもそれ以上のCV33に砲撃を命中させている。

 

倒しても倒しても、次々と出てくるのだ。

 

「西住隊長、キリがありません、豆戦車が不死身です!!」

 

『大丈夫、カルロ・ヴェローチェは不死身な訳ではありません、白旗判定の出てない車両を立て直してくるんです』

 

八九式の砲撃でぶっ飛び、撃破されたかに思われたCV33だが、どれもまだ白旗判定には到っていない。

 

「はえ~…」

 

「車体の軽さで衝撃を緩和しているんですね」

 

「回転レシーブ」

 

「要するに根性だ!!」

 

『落ち着いてウィークポイントを狙って下さい、アヒルさんチームならきっと上手くいきます』

 

アヒルさんチームの練度の高さは何も一回戦に見せた操縦技術だけではない。

 

「よっしゃあ佐々木、もう一度最初からだ!バレー部ファイトーッ!!」

 

「「「おーっ!!」」」

 

西住みほから指示を受けた彼女達は再びCV33に照準を合わせる。

 

「砲を支えれば戦車が揺れても照準は安定する!」

 

「はい!!」

 

「弱点はエンジン冷却部、気合い入れていくよ…、撃てぇッ!!」

 

八九式の再び放った砲撃はCV33のエンジン冷却部に命中し、白旗を上げさせた。

 

「よし、次ッ、フロントライト!」

 

「はいっ!!」

 

「バックライトッ!!」

 

「そーれッ!!」

 

次々と八九式は迫りくるCV33に砲撃を命中させ、撃破していく。

 

『カルロ・ヴェローチェ3両、走行不能』

 

試合アナウンスがそう告げる、これで自分達を追いかけて来たCV33を3両撃破し、残りは後1両となった。

 

「あっ!キャプテン、最後の1両が逃げてきます!!」

 

残った1両はその状況にクルリと車体を反転させると逃げていく。

 

「逃がすか!サーブ権はまだこっちにある!!」

 

再び十字路で本体と合流される前に仕留めておきたい、戦況は一転して今度は逃げるCV33を八九式が追いかける。

 

「もらった!必殺アターックッ!!」

 

逃げるCV33に向けて放った八九式の砲撃は…間に入って来たセモヴェンテにより弾き返された。

 

「しまった!セモヴェンテッ!!」

 

自分達を追いかけて来たセモヴェンテがここに来て現れた、豆戦車のCV33ならまだしもセモヴェンテでは相手が悪い。

 

砲撃を放った直後の八九式はそのままセモヴェンテの反撃を受けて白旗を上げる。

 

『大洗学園、八九式、走行不能』

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

『西住隊長!すいません、セモヴェンテにやられました!!』

 

「ッ!皆さん怪我はありませんか?」

 

『大丈夫です!!』

 

アヒルさんチームから報告を受けた西住みほはメンバーの怪我がない事にほっと安心した。

 

八九式は敵を充分引き付け、おまけにCV33を3両も撃破したのだ、戦果としては充分だろう。

 

おかげで作戦通り十字路の北側に回り込む事も出来た、後は南側のウサギさんチームと挟撃してフラッグ車のP40を撃ち取るだけだ。

 

「ウサギさんチーム、南側の状況はどうですか?」

 

『こちら南側、まだ動きはありません』

 

北側にはP40とセモヴェンテ、南側には二両のセモヴェンテとCV33、どちらも動く様子がない。

 

「十字路に居る方は全く動きがありませんね…、なんだか不気味です」

 

「エンジンも切ってるみたいですね」

 

「………」

 

もたもたしていれば先程八九式を追いかけて行ったセモヴェンテとCV33も戻ってくる。

 

しかし、ここまで相手側に動きがないのは妙だ、まるで動かない、というより動けない、といったような…。

 

「!、もしかして…」

 

「みぽりん?」

 

「麻子さん、五十鈴さん、前に出てP40を狙います!」

 

「敵の的にならないか?」

 

「大丈夫、それより早く確かめないと…」

 

『私達はどうしますか?』

 

「ウサギさんチームの皆さんもあんこうと同時に静射して下さい、場合によってはすぐに退避出来るように準備をお願いします」

 

『わかりました』

 

「急にどうしたのみぽりん!?」

 

「…あの時の八幡君がやったのと同じ作戦なのかも」

 

「あの時って…、あっ!!」

 

あんこう、Ⅳ号戦車が前に出てP40に照準を合わせる、相変わらず向こうは動きがない。

 

「撃てッ!!」

 

Ⅳ号戦車の放った砲撃はP40に直撃、直撃を受けたP40はバラバラに崩れ、ただの板に戻った。

 

「えぇっ!?看板?」

 

「欺瞞作戦ッ!デコイですか!!」

 

『こちらウサギさん、セモヴェンテとCV33、偽物です!!』

 

十字路に残された車両、その全てが戦車の絵が描かれた看板だったのだ。

 

『え?何?もしかして比企谷先輩裏切ったの!?』

 

一応彼の名誉の為に言っておくとアンツィオ高校の今作戦は彼とは全くの無関係である。

 

「今よ、みんな敵を囲んで!!」

 

それと同時にカルパッチョ率いるセモヴェンテが十字路の北側と南側からそれぞれ現れた。

 

「挟まれた…、P40も居ない」

 

となると相手の狙いは…。

 

「みんな、相手を絶対ドゥーチェの所には行かせないで」

 

『『『おっしゃあー!!』』』

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

「はっはっはー!今頃あいつら、十字路でカルパッチョの奴に足止めくらってるだろうな!!」

 

十字路から離れた位置にて、アンチョビの乗るP40とペパロニのCV33の二両は進行を開始していた。

 

「戦いは火力じゃない、オツムの使い方さ、狙いは的中!さすがッスよアンチョビ姐さん!!」

 

「…なぁペパロニ、カルパッチョが十字路についた時、デコイが全部置かれてたんだがどういう事だ?」

 

作戦が成功して浮かれるペパロニだが、アンチョビの方はどうにも渋い表情だ。

 

「え?あれって全部置くんじゃなかったんスか?」

 

「アホか!2つは予備だとあれほど言っただろ!カルパッチョが回収しなかったら作戦バレバレだったんだぞ!!」

 

「あ、そっか、頭良いッスね!アンチョビ姐さん!!」

 

「お前がアホなだけだっ!全く、向こうの指揮をカルパッチョに任せたのは正解だったな…」

 

とはいえ、これで作戦は無事に成功した。

 

「これで奴らは切り取られたピッツァのようにバラバラだ、後は我々が大洗のフラッグ車を叩く!!」

 

大洗側の分断に成功、P40ならば単独でも相手フラッグ車の38(t)を叩ける。

 

前回の試合で38(t)の砲手の腕前もわかっている、まずタイマン戦なら負けないだろう。

 

『ドゥーチェ、十字路にⅢ突が居ません、おそらくはフラッグ車の護衛に回っているのかと』

 

「ほう、さすがは西住流といった所か、だがⅢ突といえど待ち伏せにさえ気を付ければなんとかなる」

 

フラッグ車以外の全車両を十字路に回してくれたら戦況はもっと楽だっただろうが、西住流相手にそれは贅沢な悩みだろう。

 

「ペパロニはこのまま先行してⅢ突と38(t)の位置を知らせてくれ、Ⅲ突の待ち伏せに気を付けるんだぞ」

 

『任せて下さい!アンチョビ姐さん!!』

 

ペパロニの乗るCV33は速度を上げてⅢ突と38(t)の偵察に向かう、見つければ後は自分が仕留めるだけだ。

 

「カルパッチョは引き続き十字路でⅣ号とM3の足止めだ、もうしばらく持ちこたえてくれ、いいか!頼んだぞ!!」

 

『はい、ドゥーチェ!!』

 

八九式は撃破、Ⅳ号とM3リーは十字路でカルパッチョが足止めに成功し、後は偵察に出たペパロニがⅢ突と38(t)を見つけてくれれば必ず勝てる。

 

「これで決まりだ、目指せ、悲願のベスト4…、じゃなかった!優勝だ!!」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。