やはり俺の戦車道は間違っている。【完結済み】   作:ボッチボール

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最近忙しくてあんまり書く時間が取れない…、せわしない中で書いてもなんか微妙になりそうだし、更新がこれから遅くなるかもです、すいません。
さて、長かった番外編もいよいよ終わり、一応、オチはちゃんと付けれたかな?


【番外編】肝試し・ウォー6(終)

「アンチョビさん、そっちの様子はどうですか?」

 

『こちらアンツィオ、角谷の奴、さっきから一人で平然とした顔で干し芋食いながら歩いてるぞ…、なんなんだあいつ』

 

いや、本当になんなんでしょうねあの人、メンタル強すぎません?

 

現在、アンツィオ校の皆さんには生徒会の様子を偵察してもらっている、CV33が主力なんだし偵察とか似合いそうじゃない?

 

残念ながら現在、各チームが順番に生徒会を脅かしているが順調に突破されているようだ。

 

「ん?会長一人なんですか?小山さんと河嶋さんは?」

 

『河嶋は気絶したな、今小山が介抱しているから二人共リタイアだろう』

 

カットするの止めたげてよぉ…、え?じゃあ何?あの会長今一人なの?それで平然と干し芋食ってるってどうなってるの?

 

とはいえ未知数だった小山さんがリタイアしてくれたのはありがたい、河嶋さんGJ、良い仕事したぜあんた。

 

『姉さん、バレー部の皆さんも突破されるッス!!』

 

うわぁ、そんなハンデものともしないのねあの人。

 

『な、なんだと?聞いたか比企谷、我々もそろそろ持ち場につくぞ』

 

「あー、まぁ、頑張って下さい」

 

『任せておけ、もしかしたらお前達の出番は無いかもな!あっはっは!!』

 

自信満々に高笑いをするアンツィオの皆さんとの通話を終えてあんこうチームのメンバーに声をかける。

 

「さて、そろそろ会長が来るぞ」

 

何事も無かったかのようにそう伝えるが皆さんはきょとんとしている。

 

「えーと…アンツィオ高校の皆さん、自信満々のようでしたが…」

 

「あの人達の犠牲は無駄にするな、お前らが最後の頼みだぞ」

 

「まだ結果も出てないのに!?」

 

いや、これはもうお約束というかあの人達の場合、場面が切り替わった瞬間、白旗上げてるシーンだったとしてもおかしくないし。

 

「でもどうしよう…、私達がダメだったらあんこう音頭なんだよね?」

 

「今度こそネットにアップされるかもしれませんね…」

 

「そんな!今度こそお嫁にいけなくなっちゃう!!」

 

「皆さん、頑張りましょう!!」

 

あんこうチームは気合い充分のようでなによりだ、さて、俺もそろそろ準備するとするか。

 

「八幡君」

 

「ん?」

 

盛り上がるあんこうチームに背を向けて行こうとすると西住に声をかけられた。

 

「八幡君は…その、どうするの?」

 

「どうするって?」

 

はて、西住の質問の意図がよくわからなくて思わず聞き返してしまった、どうするも何も今回の肝試しの目的は打倒会長だろう。

 

「なんで一人でどっか行こうとしてるのよ…」

 

あぁ、そういう事ね、一人だけ別行動とろうとしてるからサボりに行くとでも思われているのか、心外だな、俺だってあんこう音頭は嫌に決まってるだろ。

 

「ん、まぁちょっとな、別にサボるつもりは無いから安心しろ」

 

「比企谷殿には何か策があるみたいですね」

 

「どのような作戦なのでしょうか?私達に手伝える事があればなんでも言って下さいね」

 

ん?今なんでもって言ったよね?

 

「ならとりあえず会長を脅かしてさっさとこの肝試しを終わらせてくれ、いい加減家に帰りたい」

 

だがあんこうチームを始め戦車道チームの面々には普通に会長を脅かして貰うのが一番だ、あの会長、妙に察しが良いからな。

 

「結局私達には内緒なんだ…」

 

「あはは…、八幡君らしいかな、でも…本当に困った時は言ってね?」

 

「え?まぁ…、機会があれば」

 

不意討ち気味に出てきた西住の言葉に、思わず適当に返してしまった、いかんいかん、これでは西住のペースだ。

 

「うん、じゃあその時、ちゃんと私達を頼ってね」

 

「…ほれ、そろそろ会長が来るぞ、準備しとけ」

 

今度は返事は返さない、話を濁すとさっさとあんこうチームのメンバーを肝試しの待機場所へと誘導する。

 

あいつら…というか、戦車道メンバーとの距離感というのはいまいち掴めない、判断に困るのだ。

 

相手を頼る、という関係性はどこからなら許されるのだろう?

 

自分の目的の為に誰かの力を借りるというのは、頼る事なのだろうか?それはただ単に相手の親切心を利用しているだけなんじゃないだろうか?

 

今回の俺のやり方でいえば、どちらかと言えば後者だろう…、西住を利用する事で、会長を脅かしてやるのだから。

 

だから、やはり俺と彼女達との距離感は間違っていない。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

んー…、まぁこんなもんかなぁ。

 

干し芋をもぐもぐと食べながら角谷 杏は心の中で呟いた。

 

「うぅ…、失敗です、我が軍はここまでです」

 

「というか…、驚くどころか笑ってるよ、会長」

 

そんな角谷の目の前にはあんこうチームのメンバー、状況から見てわかるように彼女達も失敗である。

 

「残念です、せっかく私、気合いを入れましたのに…」

 

「いやぁ、五十鈴ちゃん、なかなかいい線いってたよ」

 

「本当ですか?なら私、次はもっと精進します」

 

「うんうん、良い心意気だね、今後ともよろしくー」

 

角谷の言う今後とはどういう事なのか?それはまた別の話なので今は置いておくとして。

 

「ところで比企谷ちゃんは?一緒じゃないの?」

 

もう肝試しのコースもゴール間近である、てっきり彼が何か仕掛けてくるならこのタイミングだと思っていたのだか、何もない。

 

「比企谷殿ならお一人で作戦行動中です」

 

「へー、ならもう少し楽しめるかもね」

 

不敵に微笑む生徒会長、彼女に驚かされるという気持ちは微塵も無さそうだ。

 

「あ!電話だ…」

 

ふと、西住みほの携帯がなり、彼女は携帯を取り出す、その画面を見て驚いた表情を見せた。

 

「どうしたのみぽりん?」

 

「えと…その」

 

西住みほは困った表情でチラリと角谷を見る、電話に出ていいか迷ってるようだ。

 

「ん?いーから出ちゃいなよ、夜も遅いし、大事な用件かもしれないしね」

 

「は、はい」

 

慌てて電話に出ると西住みほはそそくさとその場から立ち去る。なんだろうかと思ったがさすがに生徒のプライベートな部分まで干渉するつもりはない。

 

「じゃあそろそろゴールかな、あんこう音頭、楽しみにしてるよ」

 

あんこうチームに向けてにんまりと微笑むと角谷はゴールに向かう、残す脅かし役は比企谷だけだが道中、何も起きない。

 

「ありゃ?」

 

「…ども」

 

起きない所か、あっさりとゴールまでついてしまい、おまけにそこに比企谷が何もせずただ突っ立っていたのだ。

 

ある意味で拍子抜けであり。少しがっかりした。

 

「比企谷ちゃん、何してるの?あんこう音頭踊りたいの?」

 

「会長、んな呑気な事言ってて良いんですか?」

 

比企谷はため息を一つつくと角谷に向き合う。

 

「さっき電話があったらしいですけど西住の奴、黒森峰に帰らないといけなくなったみたいですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

今回の目的だけで言うならば会長を驚かせれば良い、それは会長本人から言質はとった。

 

そして驚かせるだけならば何も生徒会が用意した肝試しという舞台を使う必要はない、だいたい、肝試しで驚かされる事が事前にわかってるこの人相手ではそもそも効果が薄いだろう。

 

今まで肝試しのコースを周り、大洗の戦車道メンバーやアンツィオ高校の三人に散々肝試しでの仕掛けを受けたのだ、そこから別の方向で攻める事で不意討ちにもなる。

 

仕掛けは単純、会長の前で西住に電話を入れて何か深刻な雰囲気を出して貰えれば良い。

 

理由はわからんが戦車道大会で勝つ事に執着しているうちの生徒会だ、ここでチームの柱である西住が抜ける話を不意にすればいくらこの会長でも驚いて当然だ。

 

…当然だよね?頼むよ本当に、これ失敗したらあんこう音頭だからね。

 

さて、どうだ?

 

「………そっか、西住ちゃん、帰っちゃうんだ」

 

「…?」

 

だが、会長の見せた表情は…驚きというより、寂しさというか悲しさというか、なんとも言えないものだった。

 

「あ、えと…会長、冗談ですからね?」

 

そんな表情をされるもんだから、つい慌ててしまいすぐに白状してしまった。

 

「ん、まぁわかってたけどね」

 

だが次の瞬間会長はケロリと表情を戻すといつもの不敵な笑みを浮かべる、しまった…、騙されたのは俺の方か。

 

「まぁでも、そこそこ楽しめたし、あんこう音頭は無しでも良いかな」

 

「…さいですか、どもっす」

 

しかし…あの会長の表情、あれは本当に演技だったのだろうか?あまりの衝撃にあんこう音頭回避の朗報よりそっちが気になってしまう。

 

「あの…、会長」

 

「あ!お兄ちゃん!!」

 

「ん?小町か?」

 

気になって聞いてみようかと思ったら、ふと小町が森の方から出てきた…なぜそんな所から?

 

「そういえばお前、どこに行ってたんだよ?」

 

そもそも今回の対会長の肝試しにおいて小町はどうしてたんだ?あんこうチームのメンバーとも一緒に居なかったが。

 

「んーと…、それが道に迷ってて」

 

「は?アホ、それならすぐ連絡入れろ、あぶねぇだろ」

 

肝試しの会場であるこの戦車道の訓練場所はアンツィオ高校の三人はもちろん、小町にとっても慣れてない場所だ、それこそ遭難する可能性もある。

 

「大丈夫大丈夫、冷泉さんに案内してもらったから」

 

「は?冷泉?あいつ来てたのか?」

 

あのお化け幽霊大嫌いっ子が一人で来るとは思えんが…、そもそも小町、冷泉の顔知らないだろ。

 

「うん、小町がまだ会ってなかった戦車道の人って冷泉さんでしょ?だから間違いないよ」

 

「…風紀委員の人じゃねぇの?」

 

森に入った安斎さんを追いかけて…とかなら、まぁ、あり得なくはないし。

 

「おかっぱ頭じゃなかったし、違うと思うけど」

 

あぁ、そりゃ違うな、うちの風紀委員はもれなく全員おかっぱ頭である事が義務付けられている、風紀委員長そど子さんの独裁政権だ。

 

「そもそもその冷泉はどこに居るんだよ?」

 

「え?あれ?おっかしいなー、さっきまで一緒だったんだけど…」

 

しかも帰ったのかよ…、本当にマイペースな奴というか、じゃああいつ、何しに来たんだよ。

 

「へー、冷泉ちゃんも来てたんだ、じゃあ今回のあんこう音頭は本当に無しかな」

 

あぁなるほど、それが狙いか、確かに来なかったらあんこう音頭だもんね、一応来るには来たって事か。

 

そこに気付くとはやはり天才か…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

「…眠っ」

 

さて、翌朝である。

 

昨日の肝試しの疲れも残したまま、早朝だというのに俺はカラカラと自転車のペダルを回す。

 

結局、昨日は帰ってから適当に着替えてすぐ寝てしまった、そして起きたらもう出社である。なんかもう社蓄スキルの上昇っぷりに泣きたくなってくるな…。

 

「ん?」

 

早朝だというのに、珍しい人達を見つけた。誰かと思えばアンツィオの三人組である。

 

「おぉ…比企谷か」

 

「おはようございます比企谷さん、朝早いんですね」

 

三人共こちらに気付いたようなので仕方なく自転車を止める。

 

「まぁ…ちょっとな、そっちこそこんな朝早くにどうしたんだ?」

 

「私達は帰る準備してるッス」

 

「は?今日は学校の方で売るんじゃなかったのか?」

 

「あー…、まぁ、それがだな」

 

「昨日あの後、大洗の風紀委員の人達に連れてかれまして」

 

「そのまま宴会してたら、気付いたら持ってきた材料も全部使っちゃったんで、もう帰るところなのさ」

 

何やってんだこの人達…、あと風紀委員の方々もそれで良いのかよ?

 

「まぁでも、楽しかったから良しとするか!!」

 

「そうッスよ!アンチョビ姉さん!!」

 

「たかちゃんと肝試しも出来ましたし、来て良かったです」

 

うん、アンツィオ高校の皆さんがそれで良いならいいんだけどね、相変わらずポジティブだな。

 

「勝利の前祝いだ、次の準決勝、我々も全力で応援してるからな」

 

「…どうも」

 

「大洗が勝ったら祝勝会開きましょうよ!アンチョビ姉さん!!」

 

「それは良い考えだペパロニ、今から早速準備するぞ」

 

「いや、勝てるかどうかわからんでしょ…」

 

そもそも相手は去年の優勝校のプラウダですよ?うちの勝つ確率なんてものすごく低いんですが…。

 

「戦う前から負ける事を考えてどうする?それに、その時は残念会に切り替えれば良いだけだ」

 

…結局、アンツィオ高校ってただ単に理由付けて宴会したいだけなんじゃないだろうか?

 

だけどまぁ…、応援してくれているのは本当だろう、ならばせめて、アンツィオ高校の皆さんの準備が無駄にならないように祈っておく事にするか…。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

さて、大量の目覚まし時計が置いてある畳部屋の中央にて丸くなった布団がある。

 

先ほどからジリジリとけたたましくなる目覚まし時計だが、布団の中の主は反応する様子がない。

 

その布団の主こそ、宇宙人に連れ去られた過去を持つ電波少女…ではなく、冷泉 麻子である、こいつ、なぜこの状況で寝ていられるのか?

 

「…はぁ」

 

ため息をついていい加減耳障りな目覚まし時計を止めていき、代わりにあるスイッチを取り出した。

 

このスイッチこそ、戦車喫茶【ルクレール】にて黒森峰の現副隊長、逸なんとかさんを追い払った時に得た戦利品である。

 

押せば90式戦車の主砲発射音がなる、本来の使い方は店員さんを呼ぶ為の物だが、俺はこれを冷泉を起こすのに役立てている。

 

それ、ポチっとな。

 

部屋全体に、更には俺の心にまでズシンと響く90式の主砲発射音、ちなみに家でこれを鳴らすと小町がすっ飛んで来るので使えない、悲しい。

 

「…んん」

 

目覚まし時計なんかよりもよっぽど爽やかな目覚めをプレゼント出来るだろう、冷泉が布団の中から顔を出した。

 

「起きたか?」

 

「んー…Zzz、あと…三時間、くれ」

 

そーれ、ポチっとな。

 

さて、ここからは我慢比べだ、ただし!俺は一向に構わんがな!!

 

だいたいあと三時間ってなんだよ、相変わらず起きる気ねーなこいつ。

 

「…ぐぬぬ、わかった、起きる…」

 

先に根を上げたのは冷泉である、当然だ、俺の高橋名人ばりの連射を見せつけるまでもない。

 

「ちょっとくらい良いだろ…、ケチ」

 

「いいからさっさと準備しろ、また寝たら今度こそ耳元で押すからな」

 

…起きがけの女子を目の前にしてなぜこうもテンションが上がらないのだろうか、いや、もう慣れたのか。

 

慣れって怖い、何が怖いかってこうやって冷泉を起こすのが日課になりつつあるせいか、こいつを起こす必要の無い日でさえ無意識に早起きしてしまうのが一番怖い、朝起きた時に少し泣いてしまった。

 

さて、寝起きの冷泉を部屋に残して台所へ向かう、本当ならこのまま学校に行きたいがあいつ、ほっといたら二度寝三度寝は余裕だからな。

 

とりあえず台所で冷泉が起きるのを待つか…と思っていると机の上に紙切れが置かれていた。

 

【目玉焼き、半熟のが食べたい】

 

ぐしゃりと紙切れを握り潰した。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

ーー

 

 

「…うまそうな匂いだ、半熟か?」

 

結局作っちゃったよ…、だってこいつ、なかなか来ないんだもん。

 

「なぁ冷泉、その格好はなんだ?」

 

だが遅れてやって来た冷泉の格好を見て納得した、何故か知らんがこいつ、浴衣を着ているのだ。

 

「沙織が昨日用意してくれたからな、たまには着ようかと思っただけだ」

 

いや、今から学校行くんだけど?さすがにその格好じゃ行かないよね?

 

「着付けはおばぁに習ったんだが、変じゃないか?」

 

いや、今その格好をしているのが変なんだけどね…。

 

「いや…まぁ、なんだ、そもそも浴衣なら昨日着てたんじゃないのか?」

 

「昨日?」

 

はてなと首を傾げる冷泉、なんだ、昨日肝試しに来た時は着てなかったのか。

 

まぁいい、とりあえず今日わざわざ来たのも朝飯を作ってやったのも、昨日小町が世話になったからだ。そこら辺は一応、礼はしとかないとな。

 

「昨日は小町が世話になったな、おかげで助かった」

 

「…何の話だ?」

 

「いや、何のって…、昨日肝試しの会場で迷子になりかけてた小町を助けてくれたんだろ?」

 

「き、肝試し!?そ、その話は止めろ!行く訳無いだろ!そんなの!!」

 

…ん?あれ?あれれー?おっかしいぞー?

 

冷泉でも風紀委員の皆さんでもないって…、あの時間にあんな場所にいったい誰が居たっていうんだ?

 

「あまり変な事言うな…、それより塩とってくれ」

 

「いや、変な事って…」

 

塩?そういえば昨日、丸山から貰ったやつがポケットの中に入れっぱなしだったのを思い出した。

 

いや、本当に疲れてそのままだったんだよな…、使わないけどとりあえず出しとくか。

 

ポケットから塩の入った袋を取り出す。

 

昨日真っ白だったそれは、何故か真っ黒に染まっていた。


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