IS 復讐の海兵   作:リベンジャー

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お待たせしました。

スイマセン、宣言から遅れまして。

今回セシリアファンの方は閲覧要注意です!




ソレイユVSセシリア・オルコット

その後、クラス代表決定戦までいろいろあった。元帥に定期報告を行い、腐れ貴族の暴言の動画と音声、それと部屋に仕掛けられた盗聴器類の証拠を転送した。怒り狂ってたな元帥。すぐに上に報告するって言ってたっけ。支部の海兵達の訓練も見てやったが、本部と比べると酷なのは解るがハッキリ言ってかなり見劣りした。俺が普段している訓練を一緒にやらせたが、全員付いて来れなかったのには驚いた。体力作りからやらせなきゃな。

 

女権団の連中が性懲りもなく襲ってきた事もあったが、全部返り討ちにしてやった。

所詮はIS等というオモチャに頼っているような奴らだ。駆逐するのは、ヨウヨウの実の力を使わなくても容易いことだ。ただ、単純に鬱陶しかった、それだけだ。

 

まぁいいこともあった。部下の1人であるタンジェントがクラス代表決定戦の日にこちらに来るそうだ。今までずっと1人で海兵達の訓練を見てきたが、タンジェントが来てくれることで、多少楽になるかもしれないな。まぁタンジェントの訓練には支部の海兵は付いて来れないだろうが。

 

そしてクラス代表決定戦の日がやって来た。

 

俺は今、IS発射口で待機していた。俺は暇つぶしに読書でもしようと思っていたのだが、あの馬夏とモップが騒いでいて五月蝿くてしょうがない。どうやら、あの馬夏がモップにISの事を教えてもらおうとしていたようだが、モップはずっと剣道ばかりさせていたらしい。・・・馬夏はやっぱり馬鹿だな。ISの事を知りたいのなら女尊男卑では無い先生か上級生にでも聞けばいいものを。

 

「ソレイユ、織斑の専用機がまだ届いていない。従って、お前が先にオルコットの相手をしてもらう」

「はいはい」

「おまえは専用機を持っていないだろう。学園から訓練機が貸し出されることになった。感謝しろ」

 

てめえの物でも無い癖に偉そうな奴だ。だいたい専用機持ちにに訓練機で相手させようというのも酷い話だ。頭おかしいとしか言えねえな。

 

「いらねえよ。んな物!」

「なに・・・!?」

「おれにはこれが有る。・・・ラー!!」

 

俺がそう叫ぶとラー・・・ピースが俺に装着された。ちなみにラーとは俺が名付けたこのピースの名前だ。赤みがかった黒色の機体であるこのピースはまるで俺の怒りを表しているかのような色だ。

 

周りの奴らが呆然としているのを無視して俺は試合場に向かった。

 

「逃げずに来ましたか。それにしても男の分際でこのセシリアオルコットを待たせるとはどういうつもりですの!?」

 

あの腐れ貴族は俺より前に来ていたようだ。相変わらず口の減らねえ奴だ。

 

「最後のチャンスをあげますわ。今この場で貴方が土下座して謝れば、」

「ツベコベ言わずにかかってきやがれ!この腐れ貴族が!!」

 

奴が何かゴチャゴチャ言っていたが、怒鳴りつけて打ち切った。もうあいつの言葉は聞きたくねえ。

 

俺の言葉に怒ったのだろう。あいつの顔がみるみる赤くなっていった。

 

「・・・では、お行きなさい!ブルーティアーズ!」

 

奴がそう叫ぶと奴のISから4機のビットが飛び出し、俺目がけてレーザーを撃ってきた。どうやら遠距離攻撃を得意とするISのようだな。

 

レーザーが俺に迫ってくる。レーザーは俺に直撃した。

 

ドカーン!ドカーン!ドカーン!

 

「ホーホッホッホ!もう終わりですの!口ほどにもありませんでしたわね!やっぱり所詮は男。私達女に比べたら・・・えっ!?」

 

爆炎が晴れた先にあった無傷の俺の姿を見て腐れ貴族は驚愕していた。奴はどうやらもう勝ったと思ったようだ。自然系の俺にこんな攻撃効くか。

 

「・・・ど、どうやら上手く避けたようですわね!ならばもう一度くらいなさい!ブルーティアーズ!」

 

ビットからまたレーザーが発射されようとしていた。だが俺は大人しく撃たれるつもりなどもう無かった。

 

「同じ手を2度もくらうかよ」

 

俺はピースの装備の一つである「ソーラーマグナム」を構えた。これは俺の太陽の能力を利用した武器で、黄猿さんの「ピカピカの実」のように一点集中でレーザーを撃つことが出来る。太陽は光を作り出したり、広めることは出来ても、集中させることは出来ない。しかしこの銃を使えばそれが出来るようになる。虫眼鏡で日光を集めて物を焼くのをイメージしてもらったら解りやすいだろう。

 

「私相手に銃で勝負を挑もうというのですの!?身の程知らずにも程が有りますわ!やっぱり所詮は野蛮な国の野蛮で無能な海兵ですわね!」

 

・・・ぶっ殺す!!

 

俺は完全に激怒した。こいつは殺す!絶対に殺す!

 

「是を見てもそんな事が言えるか!」

 

俺は即座にビットに向けて銃を撃った。ヘーキチ仕込みの銃の腕前を甘く見るなよ。

 

ピュン!ピュン!ピュン!ピュン!・・・・・・ドカーン!

 

「そ、そんな・・・」

 

一発も外すことも無くレーザーはビットに命中し、ビットは爆散した。

 

あの腐れ貴族が呆然としてやがる。本当にこっちを甘く見てやがったようだな。

 

「もう、終わりか!?」

「っく・・・」

「ならこっちから行かせてもらおう」

 

俺は奴にゆっくりと近づいていった。すると腐れ貴族がいきなり笑った。

 

「引っかかりましたわね!ビットは全部で6機在りましてよ!」

 

2機のビットが俺に照準を構えていた。だが、そんなこと初めから見聞色の覇気で解っていた。俺はすぐにそれを撃ち落した

 

ピュン!ピュン!・・・ドカーン!

 

「あ、あああぁ・・・そ、そんな・・・・」

「もう打つ手は本当に無いようだな。じゃあ、死ね!」

俺は剃で腐れ貴族の元に近づいた。

 

「ヒッ!い、一体どうやってあそこから!?」

 

そして武装色の覇気をまとった拳で思いっきりパンチを放った。

 

「フン!」

 

バキッ!!!

 

拳は奴の腹部を捕え、奴は吹き飛び壁に激突した。

 

「・・・い・・・痛いーーーー痛いですわーーーーーー!!」

 

奴の叫び声を聞いて周囲は騒然としだした。ただのパンチであの腐れ貴族が叫んでいるのだ。IS操縦者には信じられない事だろう。ISにはシールドバリアーが有り、生半可な攻撃ではダメージを与えることは出来ない。それ故にISは他の武器より優位に立てる。

 

しかし覇気を込めればそれを無視できるようだ。これで主導権は握った。

 

すぐに剃で奴の元に向かった。処刑はここからが本番だ。

 

「いつまで叫んでやがる。ここからが本番だ」

「ま・・・まって・・・くださ・・・・い。こ・・・・こう・・・」

「指銃!」

 

ドスッ!

 

「あ・・・・あ・・・・」

 

奴の喉を潰した。降参なんかで逃げられてたまるか。

 

「さて、覚悟はいいか。散々俺達男と俺の国と俺の所属している海軍を侮辱しやがって。・・・なあ、おまえはそんなに大した人間なのか?お前ら女尊男卑者はそんなに偉いのか?こんなオモチャに乗れることが栄誉なのか?」

「あ・・・・あ・・・・」

「お前みたいな女尊男卑主義者のせいで世界中の男達がどんなに苦しんでいるのか知っているのか!?なあ、俺達男が何かしたのか!?オモチャに乗れない事がそんなに罪深い事なのか!!?」

「あ・・・・・・」

 

奴は完全に怯えていた。俺は息を吸い込み叫んだ!

 

「思い知らせてやるーーーーーー!!!!お前ら女尊男卑主義者に苦しめられた男達の苦しみをーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

その後は一方的な展開だった。覇気の籠った攻撃、指銃に嵐脚といった6式、そしてヨウヨウの実の力。あいつのISと体はどんどんボロボロになっていった。まるでボロ雑巾のように。途中でゴミ教師が辞めるように言ったが無視した。女尊男卑者を活かしておく理由などないし、あいつの命令を聞く義務などない。

 

「そろそろ止めを刺してやる」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

既に言葉を発する事も出来ないほどボロボロになった腐れ貴族にそう告げた。

 

「フン!」

 

俺は腐れ貴族を空高く打ち上げると、掌を上に向けた。そして巨大な炎の塊を生み出した。まるで小さな太陽の様である

 

「ラースオブインティ!完全に消えてしまえーーーーーセシリア・オルコットーーー!!」

 

太陽は腐れ貴族に向かって放たれた。

 




圧倒的実力でセシリア・オルコットを下したソレイユ
しかし、織斑一夏はソレイユの無慈悲な攻撃に対して激怒していた。
「女の子に対して暴力をふるってもいいと思ってんのかよ!」

次回、IS 復讐の海兵
「ソレイユVS織斑一夏」
あいつらは必ず地獄に落とす!!

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