ROMANCE DAWN STORY   作:ヘビとマングース

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海上レストラン“バラティエ”

 それは唐突な出来事だった。

 

 「おれはルフィ! 今から雑用で世話になる! よろしく!」

 

 非情に慌ただしく、荒げられた声が交差し、戦場のような厨房へルフィが現れた。

 白いエプロンを腰に巻き、腕を組んで堂々とした立ち姿。頭には麦わら帽子をかぶって厨房の全員へ笑顔を浮かべている。しかしそこで働くコックたちは一切相手にしていない。全員が無視したままテキパキと働き続けている。

 今日は客が多く注文が殺到するため、手を休める暇が一秒たりともなさそうだった。

 

 怒号が響き、強面のコックたちが互いに怒鳴り合ってひどく騒がしい。

 どこぞよりやってきたルフィなど視界に入らず、仮に見たとしても相手にしている時間はない様子で、海賊同然の荒々しい姿で熱心に料理を作っていた。

 

 「おい八番テーブル上がったぞ! 誰か持ってってくれ!」

 「てめぇで運べよ! こっちは手が離せねぇんだ!」

 「サンジの野郎は何やってんだ! あの野郎ちっとも運びやがらねぇで!」

 「どうせまた女口説いてんだろ」

 「ああくそっ、どっかにウェイターは居ねぇのか!」

 

 危機的な状況らしい。

 叫んだコックが厨房内に目を走らせれば、いつの間にか部屋の片隅、座った椅子を傾かせて遊ぶルフィの姿がある。彼らにとって見知らぬ顔だ。しかも明らかにサボっている。

 考える前に一人のコックが叫び、彼に声をぶつけた。

 

 「てめぇ雑用に来たんじゃなかったのか!? 何遊んでんだよ!」

 「お、仕事か?」

 「料理がもう上がってんだ! 冷める前に運べ!」

 「よしきた」

 「なんでつまみ食いしてやがんだよぉぉっ!?」

 

 ルフィに声をかけたことを機に、厨房の混乱はさらに大きくなる。

 手が伸ばされて、運ばなければならない料理の一部が素早くルフィの口の中へ運ばれてしまい、どう見ても見栄えが変わったそれは客には出せない。コックが嘆くのも当然だった。

 店へ出ようとするルフィが慌てて止められ、素早く皿がひったくられる。

 

 「ちくしょう、やり直しだ! わざわざ仕事増やしやがって……!」

 「あり? 運ばねぇのか?」

 「てめぇが食っちまったんじゃ出せねぇんだよ! こりゃ客に出す料理だぞ」

 「んん、それもそうだ。食っちまったら出せねぇよな」

 「って言いながら食ってんじゃねぇよッ!?」

 

 言った傍から別の皿に手をつけられ、またつまみ食いを許してしまった。

 当然その様を見ていたコックたちは怒りを露わにし、彼を追い出そうと声を荒げる。

 

 「もういい! 運ぶのはいいから注文取って来い!」

 「えー? おれ注文取ったことなんてねぇよ」

 「そこにあるペンと紙持ってって、言われた通り書きゃいいんだ! 間違えんなよ!」

 「しょうがねーなぁ」

 「しょうがねぇのはおまえだッ!」

 

 怒鳴られながらも全く意に介さず、紙とペンを持ったルフィは店内へと足を運んだ。

 店で働いた経験など皆無。知り合いが居ればまず止めていただろう。

 できるはずがないと進言できる人間が居なかったせいで、彼はあっさり野に放たれ、店内を我が物顔で歩き出してしまっていた。

 

 相変わらずの賑わいがある。サンジの姿もすぐに見つけるが、背を見せる彼は女性客の一人と何やら談笑しているらしい。ルフィに気付く様子はない。

 そうと知って敢えてルフィも声をかけず、辺りを見回して客を探す。

 注文しようとしている客はどこだろうか。

 新たにルフィが現れたことにより、パッと手を上げる人間が居た。黒いスーツを身に纏った老年の男性である。にんまり笑って、ルフィはそちらへ歩み寄った。

 

 「ウェイター、注文をいいかな?」

 「いいぞ。何にすんだ?」

 「そうだね、まず――」

 

 男はメニューを眺めつつ、難解なメニュー名をすらすら読み上げていくのだが、あまりに聞き覚えの無い言葉にメモを持つルフィの眉間に皺が寄り始めた。それも当然だろう。彼は山の中を走り回って育った幼少期を持ち、知人の店を訪ねた際にも注文の言葉など肉しかない。難しい名前のメニューなど知るはずもなく、またバラティエのメニューを見た経験もなかった。

 言われた料理がどんな外見なのかも知らない。

 難しい顔をするルフィに気付くことなく、男は注文を終えてしまった。前菜から始まるフルコースに加えてワインの銘柄まで。とてもルフィが覚えきれる量ではない。しかもメモを取ろうと思っても混乱してしまってペンの動きは明らかに遅れていた。

 

 男がルフィの顔を見上げる。

 わかっていない、と一目でわかる表情だ。

 不安になった男は冷や汗を流すも、黙っていられずに恐る恐る尋ねる。ルフィはその時になって深く息を吐いて頭がパンクしそうになっているのを感じた。

 

 「あの、わかったかな?」

 「ふ~っ。おっさんの注文難しいな。紙とペンあるから自分で書いてくれねぇか?」

 「は?」

 「申し訳ございませんお客様。どうやら部外者が入り込んでいたようで。注文なら私がお聞きしましょう。お手数ですがもう一度お伝え願えますか」

 「あ、ああ……」

 

 ウェイターとしてあまりにお粗末なルフィを助けたのは、一拍遅れて発見したサンジだった。鮮やかな手つきでメモとペンを奪い、慣れた調子で注文を受けていく。

 安堵する客など気にせず、ルフィは隣に来たサンジに笑顔を向けていた。

 

 「あーっ、サンジィ」

 「黙ってろ」

 

 客には薄い笑みを向け、ルフィには素っ気ない態度。

 すぐに注文を終え、恭しく礼をしたサンジは即座にその場を離れようとしていた。

 

 「大変失礼致しました。すぐにお持ち致しますので、もうしばらくお待ちください」

 「ああ、頼んだよ」

 「おら来い、部外者」

 「部外者じゃねぇよ。おれ雑用だぞ」

 

 腕を引っ張られ、二人揃って店の奥へ移動する。

 厨房に入った所ですぐに足を止め、サンジがメモをコックの一人に投げて寄こすと同時、ルフィへは厳しい視線を向ける。

 

 一体何があってエプロンを身に着け、雑用を名乗っているのだ。

 全く理由がわからず、眉間に皺を寄せて問いただした。

 

 「おまえ何やってんだ。どこでもいいから行けっつったばかりだろ」

 「おれだって言ったぞ。おれの仲間にするまでどこにも行かねぇって」

 「だからって雑用として潜り込む必要がどこにある」

 「店が忙しいみてぇだからさ、こっちが落ち着いたらもっと話せると思ったんだよ。いやーでも注文取るのって難しいなぁ。あのおっさんが何頼んでんのか全くわかんなかった」

 「ったく、面倒なことしやがって……」

 

 左手で頭を抱えているとコックが次々サンジへ言い始める。今しがたルフィから予想外の所業を受けたばかり。知り合いと見て多数の文句があったようだ。

 サンジも一応、不機嫌そうにそちらを見る。

 

 「おいサンジ、そいつは誰だよ」

 「さっきつまみ食いしやがったんだ! 厨房には入れんな!」

 「それとてめぇもサボってる暇ねぇぞ! 次々出来てんだ、さっさと運べ!」

 「いつまで女口説いてるつもりだ! このアホ!」

 「うるせぇ野郎どもだ。文句があるならてめぇで運びやがれ」

 「なぁサンジ、おれの仲間になれ」

 「てめぇはてめぇでうるせぇんだよ!」

 

 普段から騒がしい厨房にルフィ一人が入るだけでどことなく空気が変わっている。少なくとも良い状態ではなく、不必要に疲れる様相らしい。

 頭を振ったサンジは考えを変えた。

 このまま野放しにしておけない。厨房にも客の前にも出せない彼を放置して離れる訳にはいかないし、かといって仕事があるため留まれない。誰かに任せようにもそんな手はないほどの忙しさ。

 どうにかしなければと頭を働かせた。

 

 幸いにも他のコックより数倍機転が利く。

 子供っぽいらしい彼の性格も考えつつ、外へ通じるドアを指差しながら言った。

 

 「わかった、話なら後で聞いてやる。その前におまえは外の掃除でもしてろ」

 「掃除か。それならできそうだな」

 「言っとくが何も壊すなよ。余計なこともするな。むしろサボってろ」

 「心配すんな。おれだって海賊だぞ、船の掃除くらいできるさ」

 

 意気揚々と歩き出したルフィは善意のみを胸に、彼らの役に立とうと歩き出した。ドアを開き、外へ姿を消した後でコックたちは大きく肩を落とす。サンジもまた同じだ。

 

 勧誘のために話し合いたい。

 そしてその時間を作るために彼らの手伝いをし、少しでも負担を減らしてやろう。

 そう考えたところまでは良かった。しかしあいにく彼は手先が不器用で、考えるより先に動いてしまうような性質。レストランでの仕事が務まるほどの繊細さは持ち得ない。

 同行している二人に説明する暇もない行動力さえ悪い方向に動いていた。

 ゾロとヨサクに助けを求める素振りもなく、ルフィは手ぶらで店の外を歩き始める。

 

 掃除用具がどこにあるのかもわかっていない。

 それでもなんとかなるだろう、とでも思っているのか、全く気にせずに笑顔で歩いていた。

 どこを掃除するのやら、しばし歩きながら船の外観を眺める。

 

 「いやぁーやっぱりいい船だなぁ。メリーもいいけどこういうのもカッコイイなぁ」

 

 海賊船では見られない外観に思わず唸る。格好いいとは言えない間抜けさも、彼にとってはセンスのいい外見なのだろう。あちこちを見ては感心していた。

 呟いてみた後、改めて思い出す。

 メリーと言えば、はぐれた仲間たちはどうしているのだろうか。

 今度は一転して困り顔になって悩み始める。

 

 「そういやみんなどこ行ったんだろうな。ヨサクはどこ行ったか知らねぇって言うし、ゾロは方向音痴だし、キリとナミがいねぇとどっち行きゃいいかわからねぇしなぁ。サンジ仲間にした後どこで合流すりゃいいんだろ」

 

 ぶつぶつ呟いている最中、ふと上を見て気付いた。

 二階、欄干に肘を置いて新聞を読んでいる。やけに長いコック帽をかぶった老年の男。何やら真剣な顔をしていて、独特の雰囲気を称える。

 気になったルフィは腕を伸ばし、跳び上がって近付いた。

 

 目立つ挙動だったため男も気付く。

 軽やかに着地したルフィと目を合わせ、にこやかな笑みで先に彼が口を開いた。

 

 「おっさん。帽子長すぎ」

 「誰だおまえは」

 「おれはルフィ。海賊で、今はこの店の雑用だ」

 「雑用? おれはおまえみたいな奴雇った覚えはねぇぞ」

 「あ、おっさんひょっとして料理長か?」

 「海賊で雑用か。妙な奴が紛れ込みやがったもんだ」

 

 バラティエの料理長、ゼフは呆れた様子で首を振った。

 持っていた新聞を畳み、ルフィに向き直る。

 

 どこから入り込んだかもわからない、勝手なことを言い出す不思議な少年。どうやら面倒な性格をしている。それなりに真面目に向き合わなければ厄介なことになりそうだ。

 ルフィは楽しげにしている。

 なぜ上機嫌なのか、笑みを浮かべたままで彼から話し始めた。

 

 「ちょうどよかった。おっさんこの店で一番偉いんだろ」

 「ああ、料理長だからな。だがおまえが質問する前に聞かせろ。海賊がなんで雑用なんぞやってやがる。しかもおれの許可もなく、だ」

 「そのことを言いたかったんだよ。おれたちコックを仲間にしに来たんだ」

 「ほう。海賊のコックか」

 「一人いい奴見つけたんだ。サンジって奴なんだけどよ、連れてっちゃダメかな」

 

 わずかに眉が動き、反応を目にする。

 ルフィは気にせず肩を揺らした。

 

 「仲間を探しに来たってのはわかる。だがそれと雑用は何の関係だ?」

 「それがさぁ、サンジに仲間になってくれって言ったんだけど断られちまったんだ。詳しく話したかったけど忙しいって言うし。だから店が落ち着けば話ができるかと思ってさ」

 「小僧、料理の経験は?」

 「ない! でも自信はあるぞ。昔サボに教えてもらったんだ。レストランに出す料理にはシェフが気まぐれで作るやつがあるって。おれの気まぐれ料理なら得意だ!」

 「つまり全く腕はねぇって訳だ。それで雑用志願とはな」

 

 話しているのも疲れる相手。しかし分かり易い性格は苦ではない。少なくとも無理に会話を中断しようとする素振りはなかったようだ。

 それに気になる点もある。

 ゼフはルフィを隣へ呼び寄せ、肩を並べて海を見ながら話を続けた。

 

 「それでサンジの話だ。なんであいつだったんだ? 前から知り合いだったのか」

 「会ったのはついさっきだ。でもいい奴なんだよ」

 「会ったのがさっきでもういい奴だってわかるのか」

 「おれたちさっきまで遭難してたんだ。メシも食えねぇし、船はどこにも着かねぇしですげぇ辛くてさ。そしたらサンジに出会ってメシ食わせてもらったんだ。しかも金もいらねぇって」

 「そうか……あいつが」

 「いい奴だろ? あいつに会わなかったらおれたち死んでたかもなぁ」

 

 楽観的に言ってルフィは笑っている。本当に自分が死ぬと思っていない顔に見えた。

 その横顔を見てゼフは呆れる。

 海賊と名乗るには些か危機感が足りない姿。あまりに子供っぽくて海賊らしいとは思えない。彼について知らずとも思わず心配になってしまうほどだった。

 

 少しして彼についてはまぁいいだろうと考える。

 それよりも今はサンジだ。バラティエの副料理長で、ゼフにとって最も近しい人間について。むしろこちらをよく聞いておかねばならない。

 再びゼフから尋ねた。

 

 「あいつは、断ったんだな」

 「ああ。この店やめる気はねぇってよ」

 「チビナスが。大人になった気で居やがるのさ。つまらねぇことを……」

 「なんかあんのか?」

 「大人ぶってるガキほど可愛げのねぇ奴は居ねぇ。あいつは考え過ぎなんだ」

 

 何やら重々しく呟かれる。含みを感じる言葉だった。

 ルフィはふとした瞬間に笑みを消して真剣に見つめる。

 

 誰とも知らない相手だが、頭が良さそうだと思わなかったことが原因かもしれない。初めてサンジを連れて行きたいと言った人間を前に、ゼフは静かに呟く。

 詳細の説明はない。その一方、言葉にはない何かを感じた。

 ゼフの問いがルフィへ投げかけられる。

 

 「おまえはなぜ海賊になった。何を目指すにしろ、危険で困難な道だぞ」

 「夢を預けた男が居るんだ。そいつにこの帽子を返した後、おれは海賊王になる」

 「海賊王? 馬鹿げたことを。最も困難な道を進む気か」

 「ししし、いいんだ。おれがやりたくてやるんだからな。後悔はしねぇし、諦めもしねぇ」

 「フッ、そうか。あのチビナスにも聞かせてやって欲しい言葉だな」

 

 ルフィの言葉を受け、ゼフが微笑む。

 いまいち頼りになるかどうかわからない人物だったとはいえ、少なくとも懐は浅くないらしい。

 気概は上等。そう思ってしまうのは自らの過去が関係するのか。

 

 「なれると思ってるのか? あの海はそうやさしくはねぇぞ」

 「なるさ」

 「フッ、バカは何を言っても治らねぇか。そういう奴は海賊に向いてる」

 「ん? おっさん海賊のこと詳しいのか?」 

 「さぁな」

 

 ゼフが海を眺めて静かに語った。そこには確かな想いが込められている。

 ルフィも同じ方向を眺め、少し考える素振りになる。

 

 「おれは何も言わねぇ。連れて行きたきゃ勝手にしろ。あいつがなんと言うかだが」

 「そっか。じゃあ説得する」

 「本来ならおまえはおれの商売敵になるんだろう。何しろウチの副料理長を連れてこうってんだからな。ただでさえウェイターが逃げちまったってのに苦労することになる」

 「なのに止めねぇのか? サンジのこと嫌いじゃねぇだろ」

 「この歳になりゃ好きも嫌いもねぇよ。言っとくがあれは頑固だぞ」

 「いいよ。嫌だって言った奴も仲間にしたんだぞ、おれは」

 

 再び笑ってルフィが体の向きを変えて、海に背を向けて欄干に座った。

 ゼフの顔を見やり、急に話を変える。

 

 「おっさん強ぇだろ。ひょっとして海賊だったのか?」

 「なぜそう思う。見ろ。片足は使い物にならねぇ」

 「でもなんとなく強い気がすんだよな。なぁ、サンジも強いのか」

 「ありゃチビナスだ。まだまだな。連れて行っても役に立たねぇかもしれねぇぞ」

 「んなことねぇよ、メシだってめちゃくちゃうめぇんだぞ。おれはあいつのメシに惚れたんだ」

 「くくっ、そうか。単純な男だ」

 

 戦闘ができるか否か、実力のほども知らずに勧誘するつもりだったようだ。

 相手のことを理解していないということになる。思い切りが良いとも言えるが、思慮が足りないとも言える。長所にも短所にもなる部分だろう。

 しかし顔には不安の色が無く、全く心配していない。

 変わった人間だ。その自信はどこから来ているのかは知れそうになかった。

 

 しばらくそうしていると店の入り口から大きな音が聞こえてくる。彼らから見れば左手側、数人の悲鳴と共に物々しい雰囲気が伝わってきた。

 ルフィがそちらを見て不思議そうにしており、ゼフは顔を険しくする。

 

 「なんだ?」

 「チッ、また面倒起こしやがったか。今日は誰だ。パティか、カルネか、チビナスか」

 「行くのかおっさん。ケンカか?」

 「かもしれねぇな。おれの船で勝手なことしやがって」

 

 ゼフが苛立ちながら歩き出す。彼の右脚は義足になっており、独特の硬い音が木目の床から鳴る。多少動きの違いはあるものの歩きにくそうとは思わず、堂に入った立ち振る舞いだった。

 背を見たルフィは、やはり強いと思う。

 好奇心も手伝ってすぐにゼフの後ろへ続き、喜々として事件の匂いを感じ取っていたようだ。

 


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