ROMANCE DAWN STORY   作:ヘビとマングース

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SHOW TIME

 オレンジの町の町長、ブードルは信じられない物を見て驚愕していた。

 酒場が消し飛んだことは確かにショックだ。持ち主になんと言えばいいのだろうと思う。しかし今この瞬間だけはそれさえ気にならず、バギー海賊団へ手を出す者が居たことと、彼らが占拠してアジトとしていた建物を吹き飛ばしてしまった事実に驚きを抱く。

 

 彼らは死が怖くないのか。

 海賊に喧嘩を売った事実を知って言葉が出せないため、ただ考える。

 

 ブードルは遠ざかる背から目が離せなくなった。

 最初こそ助けに来たという言葉が信用できなくて、少し話してみたら希望も持てたが、今になると改めて心配が大きくなって躊躇う。

 行かせていいのかと考えつつもなぜか期待している自分も居て。

 立ち尽くすブードルは隠れることすら忘れて、自分より年下の彼らの背に見入っていた。

 

 「小童ども、海賊というのは本当じゃったか……」

 「そうみたいね。まったく、どうかしてる」

 

 ブードルの呟きにナミが反応する。

 残された二人が抱える疑念や不安はとても似通っていて、そのため挨拶なしでも話せた。

 困惑するブードルとは違い、表情を歪めるナミは不満を露わにしたようだ。

 

 自分は彼らに助けられたのだと理解している。これまでずっと一人で生き抜いてやると決めていたのに、赤っ鼻と言ったルフィに庇われ、キリに抱えられて爆発から逃がされた。命が助かったのは喜ばしいはずだというのに素直に嬉しいと言えない何かがある。

 おそらくは彼らが海賊だったから。

 大嫌いな海賊に助けられて、そして尚も助けられようとしている。

 それでいて彼らには彼女が持っていた海賊像が見えず、それとはかけ離れた姿だけが見えて、複雑な気持ちになって胸中がもやもやしていた。

 

 「娘、あいつらは知り合いか?」

 「いいえ、違うわ。私も出会ったばっかり。あなたこそどういう関係?」

 「わしもついさっき出会った。だがこの町を助けてくれると」

 「助ける?」

 「あそこにおる海賊たちを追い出してくれると言っておった。まさか本気じゃったとは……」

 

 また信じられない話を聞いてナミは四人の背へ視線を向けた。

 なぜ追い出すなどと言ったのか。彼らも海賊だろうに。

 その姿を見ても彼らの行動基準が理解できない。

 ナミの疑念は深まるばかりだ。

 

 「どうして海賊が海賊を追い出そうなんて思うのよ。狙いはお宝? それともグランドラインの海図があるって知ってたの?」

 「あいつら、海賊を狩る海賊だそうじゃ。確か、そう、ピースメインと言っとった」

 「海賊を狩る、海賊……」

 

 ぽつりと呟いて動きが止まる。だが心底信じた訳ではないらしい。

 しばしの静寂の後に彼女は振り返って歩き出した。

 もうその場に用はないと言わんばかりだ。

 

 「馬鹿馬鹿しい。海賊は海賊でしょ。潰し合いでもなんでも勝手にやってれば?」

 「娘、どこに行く。下手に動くと危険じゃぞ」

 「私には関係ない話よ。ほんっと、海賊なんてバカばっかり」

 

 そう言ってナミは歩き去ってしまい、路地へ入って姿が見えなくなってしまう。

 ブードルは彼女が去るまで背を見ていたが、姿が見えなくなると再びルフィたちを見る。

 彼らは崩れた酒場の前に到達していた。

 敵が出てくるだろうかと待っているらしく動きが止まっている。

 

 「ルフィ、帽子は?」

 「預かっててくれ。ちょっと派手に動きそうだしな」

 「了解。全員揃ったんならボクは動かなくてもいいし」

 「ところで二人ともここで何やってたの?」

 「聞いたところで理解できねぇんじゃねぇか。普通の思考回路じゃねぇだろ」

 

 戦闘を目前にひどくリラックスした状態。普段の気楽な会話はこの時にもあった。

 キリが麦わら帽子をかぶったまま、気楽な顔で笑っていて、その隣ではルフィが両腕を動かし準備をしている。状況を知りたいシルクは二人へ問いかけるものの、答えを待たずにゾロが気にするなと断じる。全く緊張感など持ち合わせていなかった。

 

 四人が待っているとやがて残骸の中から敵が姿を現す。

 瓦礫を蹴り飛ばし、まず見えたのは特徴的な鼻を持つ男。怒り心頭といった表情のバギーはすぐには敵を見ず、俯いたままで瓦礫を踏みつける。傷は思いのほか少ない。どうやって逃げたのかダメージもほとんど残っていない状態だった。

 

 その傍でさらに二人が立ち上がる。

 片方は事前にキリと戦ったモージだ。

 もう一人、独特な髪型の曲芸師然とした優男が居る。一味の参謀長カバジである。鋭い眼差しが印象的で、腕っぷしのほども期待できそうな筋肉が服の下から垣間見れた。

 酒場から離れていたのか、少し遅れてリッチーが駆けつけてくる。

 

 どうやら役者は揃ったようだ。

 顔を上げたバギーは憤怒を感じさせる声で小さく呟く。

 

 「おいおい、ハデに滅茶苦茶してくれるじゃねぇか……おれァもうキレたぜ。仲間はみんなノされちまって、残ったのはこれだけか?」

 「ええ、そのようで」

 「上等だ。てめぇら生きて帰れると思うんじゃねぇぞ! おれ様の本気見せたらァ!」

 

 服の下に仕込んだナイフを取り出し、指の間に一本ずつ挟んだバギーが構えを取って叫ぶ。それをきっかけとして彼らの戦闘準備は瞬く間に整った。モージは腰の裏に提げていた鞭を取り出し、カバジは右手に剣を持ち、なぜか一輪車に乗って構える。

 まるで本当のサーカス団。変わった一味だ。

 

 彼らが準備を終える頃、ルフィたちはすでにいつでも動ける体勢。

 上機嫌に笑うルフィは拳を鳴らし、麦わら帽子をかぶったキリは指の間に紙を挟み、シルクは剣を抜いて、ゾロは好戦的に笑って手拭いを頭に巻いていた。

 

 きっかけ一つですぐに動けるだろう。

 開戦となる直前、それぞれの船長が睨み合って話を始める。

 

 「麦わらァ、謝るんなら今の内だぜ。命が惜しけりゃ頭を垂れろ」

 「いやだ。おれァ死ぬ気ねぇし」

 「ハデにフザけた野郎だ……! どうやら本気で死にてぇらしいな」

 「おれは海賊王になるんだ。おまえに負けてるようじゃ、この先の海になんて進めねぇ」

 

 ルフィの発言を聞いてバギーの怒りが倍増する。

 怒り過ぎて笑えてきたらしい。へらりと笑った直後、今度は激昂して荒々しい口調となった。

 

 「ほざけハデアホがァ! てめぇが王ならおれは神かッ! この海を知らねぇ甘ちゃんどもが偉そうな口叩くな!」

 「海のことならこれから知るんだ。おまえをぶっ飛ばして」

 

 にっと笑って告げればいよいよバギーの我慢も限界となる。

 宣言もなくナイフを投げて、突然ルフィへの攻撃を開始した。

 

 「てめぇは! ハデ死刑だァァ!」

 「ししし。やるか」

 

 ルフィへ飛来するナイフを目視し、二人の間にシルクが割って入った。

 しっかり見据えて剣を振れば、軽い音と共にナイフが弾かれて、攻撃は船長へ届かずに終わる。

 途端に敵も動き出した。

 なぜか一輪車に乗ったカバジは巧みな動きで跳ね上がり、一番前へ出る。手に持つのは剣だがそれだけではない。水平に構えられた刀身の上には回転する独楽が乗せられていた。

 

 「船長、おれにお任せを。奴らを処刑してやりましょう」

 「おぉカバジ、やってやれ! ただし麦わらは残しておけ。おれが直々に仕留める」

 「御意」

 

 懐から独楽が取り出され、片手で巧みに回されたそれがさらに刀身へ乗る。カバジは素早く剣を振ることでそれを弾丸の如く飛ばし始めた。

 

 「曲技、カミカゼ百コマ劇場!」

 

 飛ばされた独楽は十を超える。しかもその全てが音を立てるほど回転していた。

 独特ながら明らかな攻撃を前にシルクは身構え、剣を握る手に力を入れ直す。後ろにはルフィが居て、彼なら問題なく避けられるだろうが逃げる気はない。その場で全て叩き落とすつもりだ。

 

 彼女がそうして覚悟しているとしかし、さらに敵との間へ割って入られた。

 両手に刀を持ったゾロが突如躍り出て刀を振り、向かってくる独楽を全て弾き飛ばす。

 唐突な割り込みに驚きつつも流石の腕前であっさりやってのけた。シルクは思わず目を見開いて驚きを露わにする。彼女が難しいと判断していたことを息をするように終えたのだ。

 

 「悪ぃな。こいつもらうぞ」

 「ゾロ」

 

 しばらく腕の立つ男を相手にしていなかったせいか、敵意も満々にゾロが笑う。

 その姿を見たカバジは何かに気付いた様子で表情を変える。

 

 「そこまで言うなら試させてもらおうか。本物の海賊がどれほどのもんか」

 「ほう。三本の刀……貴様、ロロノア・ゾロとお見受けする」

 「だったらどうした」

 「嬉しいねぇ。噂の海賊狩りと手合わせできるとは、おれは運が良い。しかし、噂じゃ貴様は賞金稼ぎだったはずだが?」

 「どうでもいい話だ。おれとお前の戦いにはな」

 

 刀二本のみで構え、ぐっと姿勢が低くされる。

 飛び出す準備を終えたのだと気付いてカバジも笑い、迎え撃つつもりで一輪車でジャンプした。

 瓦礫から飛び降りた彼は喜々とした表情で一輪車を漕ぎ、真っすぐ向かってくる。剣を持っていなければただ遊んでいるようにしか見えないがそれが彼の戦法らしい。

 

 「フッ、いいだろう。何にせよ貴様の首を獲ればおれの名が上がるというものだ!」

 「やってみろ」

 

 ゾロも前へ出て両者が刀を合わせ、金属音が鳴って瞬時に離れる。

 素早い動きで立ち位置を変えつつ剣戟が繰り返され、互いに無傷のまま、一瞬の油断さえ命取りになる激しい戦いが繰り広げられた。二人は徐々に戦う場所を変えて、いつの間にかまるでルフィへ道を作るように前が空く。

 

 その動きを確認しながら、次にやってくるのはリッチーとモージだ。

 獰猛な姿で飛び掛かってくる姿を見てシルクはまたも驚愕する。

 

 「えっ、ライオン!?」

 「ちくしょー、これ以上負けるとおれの命が危うい……! てめぇらには死んでもらわなきゃなんねぇんだ!」

 

 唐突な敵の襲来に一瞬体が固くなり、反応が遅くなる。

 上から降ってくる巨体を見つめて動けなくなる一瞬。シルクを助けたのは背後に居るルフィではなく、横から突進してきた狼型の紙の集合体だった。頭突きの瞬間にバサバサと音が鳴って形がバラけてしまい、津波のような紙によってモージとリッチーが流される。

 

 彼らが地面を転がった時、咄嗟にシルクはキリへ顔を向け、歩み寄ってくる姿を目にした。

 大して緊張もしていない笑顔。

 また助けられたと思う。役に立たなければと思ったばかりで、本来なら敵の前に立っていた自分がルフィを守らなければならないのに、キリに取られてしまった。

 悔しく思いながらも彼女はキリと肩を並べて敵に向かい、もう一度剣を構え直す。

 

 「そう慌てなくてもいいよ。一歩ずつ進んでいければさ」

 「うん……ふぅ。大丈夫。ちゃんと役に立つからね」

 「期待してる。できるだろうって信じてるから」

 

 わずかとはいえ彼らが脇へ逸れたことで、ルフィとバギーの間に邪魔する者は無くなった。この間に二人は動いていない。己の力を誇示するように互いの仲間が動いただけだ。

 向かい合う彼らの表情は違っている。ルフィは笑みを、バギーは怒りを。

 己の意志を貫き通すために睨み合いが続き、やがて仲間たちの戦闘がさらに離れてしまった後でバギーが口を開いた。

 

 すでに怒りは頂点に達している。

 彼らを海賊だと判断しても、おそらく海に出て間もないルーキーども。自分に逆らうのは何事だという想いがある。無名の彼らの中で唯一光るのは“海賊狩り”の異名を広めたロロノア・ゾロくらいだろうか。他は素人同然の少年少女ばかり。それに対して、“道化のバギー”と言えばイーストブルーでトップクラスの脅威、1500万ベリーの懸賞金を懸けられた海賊だ。

 

 格が違うだろうと、再認識したバギーが唸る。

 海に出たばかりのルーキーがそんなに堂々と向かい合っていい相手ではない。

 プライドを傷つけられたバギーは瓦礫の上に立ったままルフィを見下ろした。

 

 「ガキども、多少は腕が立つようだなぁ。あの金髪は能力者だな? 見たところパラミシアってとこか。それに海賊狩りのゾロまで引き連れてるとは恐れ入ったぜ」

 「どうだ、参ったか」

 「やかましいっ! それで勝ったつもりじゃねぇだろうな。てめぇとおれとの力の差が埋まったわけじゃあねぇんだぞ」

 「いいよ。おれは負けねぇし」

 

 そう言ってルフィは右腕を振りかぶり、接近することなくバギーを狙う。

 当然彼は訝しげな顔を見せた。この距離では届くはずがない。確かにバカっぽい顔をしているがそれがわからぬほどではないだろうと思っていたため、突っ立ったまま彼の行動を見守る。

 

 「ゴムゴムのォ――」

 「バカが。そんなとこからパンチが届くと思ってんのか」

 「ピストル!」

 

 その場所からパンチが放たれた。だがゴムの腕は勢いよく伸び、硬く握りしめられた拳はバギーの顔面目指して急速に接近していく。距離を物ともしない攻撃にバギーは驚愕した。

 普通の人間ではないとこの時気付いたようだ。

 ただ、接近する間に彼は不思議と笑みを浮かべ、慌てなかった。

 

 拳が顔面へ迫った一瞬、バギーはまるで動かない。だというのになぜか彼の首が胴体から離れてしまい、ぽーんっと軽く飛んでしまった。

 攻撃は当たっていない。にも拘らずの光景に今度はルフィが驚愕した。

 大きな絶叫と共に腕が戻ってきて、バチンと音がして元通りになる頃には、尚もバギーの首が浮いたまま。高い場所からルフィを見下ろしていた。

 

 「ぎゃああっ!? く、首が飛んだぞ! しかも死んでねぇ! なんだそりゃ!」

 「ぎゃーっはっはっは! 貴様も能力者だったとは驚かされたぜ。だがこのおれ自身も能力者。バラバラの実を食ったバラバラ人間だ!」

 

 どうやらバギーも悪魔の実の能力者だったらしい。

 自分の体をバラバラにできるという、外見だけならゴム人間以上に奇妙な能力。

 その恐ろしさはいまだ不明瞭だが回避能力には優れているようで、ルフィの鋭い一撃を避けたことは確かである。あれがまぐれでないのなら相当な力量だ。

 ルフィは佇まいを直して彼を見る。

 驚きはしたがその方が面白いと思ったようで、早くも余裕は取り戻していた。

 

 「おまえも能力者だったのか。バラバラ人間っておもしれぇなぁ」

 「フン、何が面白いもんか。思えばこの実を食っちまったのがおれの運の尽き。そしておれが悪魔の実を食っちまってカナヅチになったのも、あの憎きシャンクスのせい……!」

 「え? シャンクスが?」

 「あの時あいつがおれに声をかけなきゃ、おれは宝も悪魔の実を売った大金も手に入れることができたんだ。そう、すべてはあいつが居たせいでっ」

 

 昔の出来事を思い出して、バギーは戦闘中にも関わらずわなわなと震え始める。

 明らかに隙だらけだったが、浮かんだままの首を眺めてルフィは動かず、彼の話に興味を持つ。

 子供の頃、赤髪のシャンクスが村に居た時に様々な話を聞いたものの、そういえば見習い時代の話は聞いていない。聞いていたのは冒険の話が主だった。

 友人を知る人物の話とあって、珍しくルフィは人の話を聞こうという態度である。

 

 「おまえシャンクスのこと知ってんだよな。仲間だったのか?」

 「仲間というより腐れ縁だ。思い出すだけで腹立たしいぜ。おれァ奴を許したわけじゃねぇ」

 「なんでそんなに嫌ってんだよ。シャンクスはいい奴じゃねぇか」

 「いい奴……? いい奴だと……? バカにしてんのかてめぇはァ!? どうやらてめぇは何もわかっちゃいねぇようだな。よぉし、そこまで言うなら語ってやろう。おれたちが同じ船に乗る見習いだった頃――」

 「まぁそれは別にどうでもいいけどよ」

 「てめぇが今聞いたんだろうがッ!? ふざけてんのかこのすっとんきょーめ!」

 

 即座に掌を返したルフィに振り回されて、バギーが吠える。

 相容れないのはシャンクスだけでなくこの男もだ。

 この瞬間、はっきり認識してさらに怒りを燃え上がらせた。

 

 もはや話し合いなど不要。どうせ話したところで理解し合えるはずもない。形相を変えたバギーがナイフを構え直したのを見てルフィも拳を構える。

 最初からこうしておけば良かったのだ。

 

 互いに海賊。暴力での解決に躊躇いを抱く必要はない。

 バギーが本気の殺意をぶつけてもルフィの態度はまるで変わらず、笑みを浮かべる余裕は失われなかった。この場に彼が宝だと語る麦わら帽子があって、万が一にもそれを傷つけられでもしたら表情は変わっただろうが、今はキリが預かっている。行動を制限されず自由に動ける彼を止めるのは実のところ難しい。

 それをまだ知らぬまま、本気で勝てると思うバギーは忌々しげに呟いた。

 

 「まったく鬱陶しい野郎だぜ、てめぇもシャンクスもよぉ。二度とその口開けねぇようにズタズタにしてやる」

 「おまえなんかに負けるか。おれはシャンクスに帽子を返すんだ」

 「口だけなら何とでも言えるんだ。見せてやる、バラバラの実の底力を――」

 

 対峙する二人は見つめ合い、他の者たちが発する音を聞きながらしばし動きを止める。

 緊張か、興奮か、体に染み渡る感覚は独特。

 戦闘が始まる直前の感覚に呼吸をゆっくりと吐き、肩に入った力の違いはあったものの、どちらも油断なく敵を見据えていたのは確かだ。

 


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