ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中)   作:ハマトラ

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セイバーウォーズなんとかセイバーリリィ宝具レベルMAX出来た・・・・・・・専用再臨素材無しは助かる・・・・・・

アズレンも雪風すぐ来たし、クラス別ピックアップはジャンヌが呼符4発目でツモったしなんかやたら運が回りすぎてむしろ怖い・・・・・・・ってか翔鶴瑞鶴出したい


第52話 初メノ試シ

一夏「・・・・・・・・・・・ん?」

 

 

一夏の意識がはっきりした時、そこは薄暗い部屋の中だった。石の壁、石の床に石の天井、ここが明らかに異質なことはすぐに理解出来た。

 

一夏「どこだここ?俺確か部活終わって寮に・・・・・・・あれ?」

 

部活後、皆と別れて一人寮に戻る途中までは覚えている、しかしその途中から記憶が途切れていた。

 

一夏「まさか何かされたようだ展開になったんじゃ・・・・・・・ん?」

 

目が暗闇に慣れてきた時、部屋の奥に何かが見えた。それは不思議な紋章の書かれた扉のようだった。

しかし、"開ける手段がどこにも無かった"。

ノブも取っ手もなく、近くに開閉ボタンも見当たらない。しかしそれを扉と認識出来てしまうから尚更不気味に思えた。

 

出入口はどこにも無く、一夏は脱出の手がかりを求めて扉に近づく。

その時、部屋が震え出し紋章が光り始めた。

 

一夏「な、なんだ!?」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー第一カラ第三拘束ノ解放ヲ確認、コレヨリ"初メノ試シ"ヲ開始スル

 

 

 

 

 

 

突然どこからか声が聞こえてきて、それと同時に扉が徐々に上にせり上がる様に開かれていく。開かれた扉の先には、一体の肉厚な大剣を持った騎士像だった。

像の目が不気味に光ると、立ち上がって大剣を構えた。そして一夏を視認すると、凄まじい速さで接近して剣を振り上げた。

 

一夏「っ!?」

 

一夏は剣を振り下ろされるより速く跳び退いて腰に手をかける。しかし今、自分が丸腰である事に気付いて騎士が次の攻めに入る前に八葉一刀流、無手の型の構えを取る。

騎士は再び接近して剣を横薙に斬り払うと、一夏は身を屈めて剣は一夏の頭上を通り過ぎる。そして隙を逃さず接近して腹部に掌底を叩き込む。

しかし騎士はピクリともしなかった。

 

 

一夏「固っ!!素手で鎧にはやっぱり分が悪いか!けど・・・・・・・」

 

一夏は騎士が突きを放った瞬間腕を絡めて関節技に持ち込んだ。

 

一夏「いくら鎧が頑丈でも関節技は防げないだろ!!」

 

一夏はそのまま肩関節を外すつもりで力を込める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしそこで予想外の出来事が起こった。

鎧の腕が外れたのだ、それ自体は問題じゃ無い。問題は鎧の中身が"空洞"だった事だ。

 

一夏「何なんだお前・・・・・・・亡霊騎士とでも言うのか?」

 

騎士は答えること無く、何事も無かった様に外れた腕をくっつけて剣を構え直した。

そして次々と鋭い剣閃を繰り出し、一夏はぎりぎりで見切りなんとか避ける。未だ自分のおかれた状況を整理しきれていなかった。

出口の無い部屋、謎の紋章と扉、試し、亡霊騎士、様々なキーワードが頭の中をぐるぐる回っている。

ただ一つはっきりしているのは、目の前の亡霊騎士を倒さないと脱出は不可能である事だ。

 

一夏(どうする・・・・・・こちらは丸腰、だが向こうは剣を持っててさらに打撃は効果が薄いときた。せめてこちらにも武器があれば・・・・・・・)

 

一夏は避けながら思考を働かせた。自分の現状、相手の現状、持っているものと持っていないもの、自分の中で何が最善を導き出した。

 

一夏「迷っている場合じゃない、一か八か!」

 

一夏は構えて迎え撃つ体勢にして、騎士は一夏に接近して剣を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏「そこだ!"破甲拳"!!」

 

一夏は身を捻り、騎士の手首に拳を叩きつけた。装甲の薄い部分の為、拳を痛めず、騎士の手から剣が弾かれた。

そして宙を舞う剣を奪い取り、そのまま剣を振り下ろした。剣は難無く鎧を切り裂き、騎士を真っ二つにした。

鎧はバラバラになり、床に散乱すると程なく先程より強い揺れが部屋を揺らし、床にヒビが入る。

一夏はヒビから逃げようとしたが瞬く間に部屋全体に広がり、床が崩れて一夏は成す術無く暗闇の底に引きずり込まれていく。

ーーーーーーーーーその時、あの扉があった付近に誰かが立っている気配がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏が慌てて飛び起きると、そこは寮の自室だった、隣を見るとルームメイトの蒼也が寝ぼけてベッドから落ちていた。

 

一夏「・・・・・・・・・・・・・夢、か?」

 

そこで一つの疑問が浮上した、"いつ"自室に戻ったのか、"いつ"床についたのか、一夏の手には今も鎧に掌底を打ち込んだ感触が残っていた。

 

 

 

 

 

 

 

一夏「"どこ"から・・・・・・・・・"どこ"まで?」




楯無さんの爆死リアクション

生徒会室で「止まるんじゃねぇぞ・・・・・」←例の曲自動再生

自室でディルムッド

ゲームマスター版ゲームオーバー



ちなみに過去数ヶ月のピックアップ全て爆死した模様

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