ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中)   作:ハマトラ

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fate/goデータ復旧出来ました!
もう無駄に分厚いランサー陣営すら大切に思えます・・・・・・

そしてライト版クリスマス復刻ktkr!アルトリア系空振りばかりの俺には救済ですわ・・・・・






第35話 個人別トーナメントーただ頂を目指してー

 

トーナメントは続き、次々と激しい攻防が繰り広げられる。別会場では、一夏とシャルロットがラファール2機を相手にしていた。

 

「おのれ!男の分際でぇええええええ!!」

 

「学園に居座る病巣がぁああああああああ!!!!」

 

ただこの二人は周囲も呆れる程の女尊男卑主義者で身内が女性利権団体の幹部らしく度々一夏や蒼也を追い出すべきなど問題発言を言い続け、幾度も教師から厳重注意を受けていた。

しかし、適正値はそれほど高い訳では無く、機体の動作にも悪影響が出ていた。挙動も遅く、まるでISが搭乗者を拒んでいる様にも見える。

 

「この!動きがとろいのよポンコツ!!」

 

「兵器の癖にご主人様の言うこと聞けないの!?」

 

シャルロット「自分の実力不足を機体のせいにしたらその子達が可哀相だよ!」

 

シャルロットのアサルトライフルが火を噴き、一夏に突撃する2機を押し返す。表情を歪めながらアサルトライフルで応戦する。

当然練度で敵う筈も無い、二人がかりにも関わらずそのシャルロットは得意の高速切替を駆使してそれを上回る弾幕で押し返していた。

 

シャルロット「ラファールの売りは拡張領域の広さと汎用性、そしてー」

 

シャルロットは弾幕の影から瞬間加速で距離を詰めて盾をパージしてその腕を叩き込む。

 

シャルロット「こういう隠し玉があることだよ!」

 

直後、腕部に取り付けられていたシールドピアースが打ち付けられ拳と共に腹部を捉える。絶対防御が発動して搭乗していた生徒は白目をむいて気絶して落ちていく。

そしてうろたえるもう一人に爆煙に紛れて接近していた一夏の剣が迫る。距離を取ろうとアサルトライフルの銃口を向けるががむしゃらな乱射ですでに弾切れになっている。

それでも焦燥から他の武装を出すことを思い付けず引き金を引き続ける。挙げ句、アサルトライフルを投げつけて上空へ逃げて一夏はその後を追う。

学園を守るシールドのすぐ近くへ来た瞬間、ハイパーセンサーがロケットランチャーを構える生徒を捉えた。

4門の砲口から追尾式のミサイルが射出され、四方から一夏に着弾して爆発を起こす。

完全に勝ちを確信した生徒は無意識に歪んだ笑みを浮かべる。しかし、ハイパーセンサーが爆煙の内部からIS反応を捉えた。

爆煙が晴れて、その中からほぼ無傷の一夏が刀型武装の利剣・緋皇を構えて現れる。一夏は着弾の寸前、弾道を見切り2方向のミサイルを切り落とし、残りの2発弾道から外れる様に避ける。

残りのミサイルはぶつかり合い爆発を起こすが一夏自身は無傷だった。

 

一夏「八葉一刀流、弐の型"疾風"!!」

 

視界から一夏が姿を消して、腹部に衝撃がはしる。斬られた事に気付いた時には意識は薄れて落ちていた。

地面に落ちる寸前で一夏は気絶した生徒の腕を掴んだ為、大怪我にはならなかった。

 

『勝者、織斑一夏&シャルロット・デュノアペア』

 

試合終了のブザーと共に歓声が響き、二人はピットに戻っていった。

 

シャルロット「一夏も優しいよね、自分をけなしてた子も助けるなんて」

 

一夏「相手が誰であれ、礼節を忘れるな。老師がよく言ってた事だからな」

 

途中の中継モニターでは、別会場で試合をしている蒼也とラウラのペアが映っていた。

蒼也はダブルセイバー、クリミナル・エッジで相手生徒の打鉄の葵を防ぎ、刀身をずらして体勢を崩させて独特の動きで連撃を決めてシールドエネルギーを0にする。

そしてラウラは銃剣を手に緩急つけた動きで相手を翻弄し、意識の外からフラッシュグレネードを破裂させて視界を奪い、その隙の一閃で確実に落とした。

 

薫子『決まったー!!烏丸、ボーデヴィッヒペア!他を寄せ付けぬ強さでまた圧勝を決めましたぁ!!精鋭部隊隊長と実力派エージェント!この組み合わせはちょっとカルナとアルジュナコンビ的とんでもなさ感じるのは私だけでしょうか!?』

 

 

 

一夏「やっぱりこの二人は強いな」

 

シャルロット「さすがに最初から全力投球でもきついね・・・・・」

 

 

薫子『他の専用機持ちペアも順当に勝ち進んでおります!次の準々決勝は鷹月&谷本ペアvs鳳&ハミルトンペア、そして織斑&オルコットペアvs烏丸&ボーデヴィッヒペアを予定しております!なお、先程届いた情報によりますと、別会場の織斑&デュノアのリア充ペアも勝ち進んでいる模様です!この二人溶岩に飛び込んでも平気なんじゃ無いですかね!!』

 

スコール『そんなどこかの"マイルームの寝床に潜り込んでくる"トリオじゃないんだから・・・』

 

 

 

 

 

準々決勝を午後に控え、興奮覚めやまぬ中昼の小休止となり、各々昼食を取りに行っていた。

その頃、別室でヨシュアの警護の元、来賓用の食事を食べているデュノア夫妻も試合の話で盛り上がっていた。

 

アリア「いやー流石我が娘って感じだよね!ヨシュア君もこっち来なよ~美味しいよ~」

 

ヨシュア「いえ、僕は護衛任務中ですので・・・・・」

 

アリア「も~真面目だなぁ~」

 

テオ「それでアリア、あの話・・・・・本人の了解も無く進めていいものか?」

 

アリア「私だって一言言った方がいいと思ったけど、こうでもしないまずいかなってね。それに二人にしても悪い話じゃないでしょ?」

 

テオ「ふむ・・・・・・・まあ私の例もあるからね」

 

その時、ノックする音が聞こえてヨシュアが外に出る。少し話し声が聞こえてすぐにヨシュアが戻って来た。

 

ヨシュア「Mr.デュノア、織斑一夏とご息女が来ました」

 

テオ「ああ、通しなさい」

 

ドアが開き、一夏とシャルロットが入り、テオに促され向かいのソファに腰掛ける。ヨシュアが手慣れた動作で紅茶をいれると外に出た。

 

テオ「二人とも、午後も試合があるのにすまないね」

 

一夏「いえ、昼食も済みましたし打ち合わせも終わってますので」

 

シャルロット「それで、話って?」

 

テオ「そのな・・・・・・事後承諾する形になってしまったのだが・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

アリア「ちょっと早い気もするけど、二人を正式に婚約者にしたから」

 

 

 

 

 

 

一夏・シャルロット「・・・・・・・・・・・・はい?」

 

 

当然ながら、二人の思考が人理の彼方まで吹き飛んだのは言うまでもない。




infinit order 2節 平行世界から来た抑止力











ーーーーーーー学生寮、一室


イチカ「カルデア・・・・・・人理焼却、特異点・・・・・・到底信じられんが、俺の現状を鑑みれば納得はいく」

マシュ「この時代、この様な人工島は存在しないはずです、おそらく聖杯によるものかと」

イチカ「だろうな、ここは異なる世界線の"ここ"に存在するもの。持ってきたにしても創ったにしても聖杯でもなければ無理だろうな」

エミヤ(弓)「なるほどな、となればお前もその世界線から召喚されたと見ても?」

イチカ「ああ、それは間違いない。問題は"誰"が"何の"目的でここを創ったかだ。」

キリ「行方不明のサーヴァント達がここにいるなら、小川ハイムみたいな性質があるのか?」

エミヤ(殺)「・・・・・・・建物の外から気配がする。おそらく先程の機械人形だろう」

イチカ「もう追って来てたのか?すまないが、話は後だ。先にあれを破壊する!」





バトル1/2

ゴーレム(lv32)×3

バトル2/2

ゴーレム(37)×2






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