桜魏転生録 弐(修正中)   作:響歌

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 今回は未翔のスタンド ビジョン・フェニックスの能力の凄まじさが分かります


激怒 上巻

 未翔はこの世に転生して約13年ほどたった今の未翔の年齢は13歳中学二年である

そして、今未翔は内心腸が煮えくり返っていた・・・・・・・・

事をたどれば数ヵ月前ツヴァイウィングの公演中に、認定特異災害に認定されており人に触れるだけで人を炭素分解してしまう化け物ノイズが現れ会場にいた観客・関係者合計10万人を越えのその会場は、突如現れたノイズにより惨劇の地と化した。観客達は、正に天国から地獄に落とされたのだ。そして、その事件で12874人もの多くの命が失われたが、これでも少ない方だと未翔は思っていた。

しかし、これだけでは終わらなかった。週刊誌などでその惨劇でノイズに襲われて無くなったのは12874人の内の3分の1で、他の死者は避難経路を争った時の暴行や将棋倒しによる圧死が多く、要するに人の手による被害だったのだ。これにより少なくとも日本のあらゆるところで生存者への理不尽なバッシングが始まった。更には、ノイズの被害者やその遺族に補償金が国から支払われると

分かると、更にエスカレート自己責任だと反対する人々も現れだした。

更には関係どころか興味すら無かった人々までもが憂さ晴らしとして狂熱的に扱いだした。

そして、そのノイズの被害者は未翔の通う中学にもいた。彼女は、あの惨劇で大怪我をし入院リハビリを乗り越えて学校まで通えるようになっていた。

しかし、彼女を迎えたのは祝福ではなくバッシングの嵐だった。最初こそ影で言われる程度で被害はなかったが、ある時ある女子生徒からのヒステリックな叫びがトリガーとなり、全校生徒から攻撃されると言うか理不尽極まりない行動が起こったのだ

それが始まりもう10日たった未翔は爆発寸前である

 

未翔(なあビジョンそろそろぶちきれても良いか?)

 

ビジョン(落ち着け!!気持ちは分かるが・・・)

 

余談ではあるが未翔のスタンドビジョン・フェニックスは4年ほど前から自我を目覚めさせている

 

未翔(だが、あの単細胞どもどこかで止めないと最悪罪の無い立花が壊れるぞ!!)

 

ビジョン(確かにそうだがここで止めてもアイツらはまだ続けるぞ)

 

未翔(・・・・・・・・・)

 

未翔がビジョン・フェニックス(以後ビジョン)と話していると

 

男子A「お前みたいな悪人は一生逆らえないように奴隷にしてやる!!」

 

男子B「いいなそれ!!」

 

男子C「やれやれ!!」

 

女子A「 あんな罪人女にはぴったりね!!」

 

女子B「ざまあないわ!!」

 

その他大勢『人殺し!!人殺し!!人殺し!!』

 

しかしこの言葉の数々がとうとう未翔怒り触れる原因になった

 

 「ドガーーーーーン!!!!!」

 

明らかに大きな何かを蹴りあげる音が聞こえ。その場にいた全員が、音の発生源に目をやった。すると椅子に深々と座る未翔の姿そして、逆さまになって落ちている未翔の蹴りあげたと思われる机

全員が息を飲んだ。何故なら今まで未翔がキレた姿を誰人一人として見たことが無かったからだ。それこそ小学生の時から

 

男子A「 なっなんだよ!?」

 

男子の一人が未翔に突っ掛かる

 

未翔「なにがなんだよだ?あ?さっきから聞いてりゃ立花をよってたかって罪人だの人殺しだの奴隷にしてやるだのざけてんじゃねーぞ!!このオツムの小さいガキどもが!!!!」

 

そう言って未翔は、異常な殺気を放つそれこそ殺気だけで人を殺せそうなほどに

その場にいた全員が驚いた。何せ学校1大人しいく物静かだと有名だった未翔が、異常な殺気を放ちながらあんな暴言を発したのだ。

 

女子A「 そっそれがあんたになんの関係があるのよ!?まさかヒーローのつもり?」

 

女子の一人が勇気なのか単なる馬鹿なのかは知らないが未翔に問いかける

 

未翔「へー・・・・こんなに殺気放ってるのに質問しようと思う生ゴミがいるんだ驚いたよ・・・・」

 

未翔「それでなんだったか?あーそうだ{ヒーローのつもりか?}だったな返答としては俺がヒーローな

訳ねーよ」

 

男子D「だったらさっさとどきやがれ!!!!俺達は絶対正義のもとそいつーーーガハッ!!!!」

 

男子の言葉を言い切ることができなかった何故なら未翔がその男子生徒の腹を殴り飛ばし壁に叩きつけたからだ

一瞬の出来事だった誰も未翔の動きに着いてこれなかった・・・・・

 

未翔「何が絶対正義だ!?オイ!!さっさ言ってみろや!!!!このガキが!!さっさと答えろや!!」

 

未翔は殴り飛ばした男子生徒の首を掴みます持ち上げながら聞いた

 

未翔「この場にいるゴミども耳の穴かっぽじってよーーく聞きやがれ!!」

 

未翔は持ち上げていた男子生徒を落として話し出す

 

未翔「この世に絶対正義なんて存在しねーんだよ!!何故か分かるか?それはな・・・・人はいいや生き物は立場や考え方によって正しい物が違うからだ!」

 

未翔は少し柔らかく優しい声で話した

 

女子B 「なっなによ!?格好なんてつけて!!」

 

その他大勢『そうだ!!そうだ!!そうだ!!』

 

未翔「はあ・・・・・お前らウゼェな・・・ならいっぺん死んでみろ」(ビジョン・・・・)

 

未翔がそう言い終わるとその場の響以外の全員を窓から投げ落としたここは三階まず痛いじゃすまないだろう

 

女子A「 えっ?『ぐじゃっ』・・・・・」

 

男子生徒A「 !?ドゴッ!!」

 

その場にいた響以外の全員は窓から

投げ落とされて死んだ・・・・・・・・・・・・・・・・幻覚を見せられていた

 

未翔「まあこんなもんか?ねえ立花」

 

響「はっはい!!!!」

 

響は、さっきの未翔のキレた姿を見たことで怯えている

 

未翔「1度俺の家に行くぞ?」

 

未翔が教室を出ながら言う

 

響「はっはい!!!!」

 

響はその後を恐る恐る着いていった・・・・・・

 

                  つづく

 

 




 どおでしたでしょうか?
今回はいきなり未翔をキレさせてみましただけどそんな怒りませんよ?・・・・・・・多分・・・・・
それではまた再開できることを願ってさようなら

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