桜魏転生録 弐(修正中)   作:響歌

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 今回は、遊戯王やりますしかし、カードの効果の勝手な解釈と言うか、アレンジ等が幾つかあります。
これをしないとシンフォギアvsデュエルモンスターズが実現難しいので大目に見てください!!

それでは、本編どうぞ!!


王と聖女と決闘と防人とその2

 静かな夜誰もその場所にはいなかった。3人を除いてはだが・・・・・・

 

未翔「今は周辺に結界を張ってあるから、どんなに暴れ絶対に気づかれませんし、結界を解除すれば、壊れた地形も戻りますので存分に戦えますよ♪」

まるで新しいオモチャを買って貰った子供のようなテンションの未翔の声がその場に軽く響いた。

 

翼「そう・・・・それならばこの防人心置き無く戦える!!」

 

彼女は、真剣な表情で、冷静にそう返答してはしているが、どこかワクワクしている様子が、声から聞き取れる。

案外この二人は、どこか似た者同士なのかもしれない。

 

未翔「フフフ・・・決闘者(デュエリスト)としての思考が早く防人と戦いたいと言ってるし、始めましょう♪」

 

未翔はそう言うと、腕についている機械を構えた。

すると、翼もその手に持つ剣を構え直し・・・・

 

翼「いざ・・・尋常に勝負!!」

 

未翔「デュエル!!スタンバイ!!」

 

二人は、同時にこう叫ぶと同時に戦いの火蓋が切られた!!

しかし、多くの者は思うだろう。『何故この二人が、戦うことになったのか?』・・・と。

それを知るには、ほんの少し前そうアラームが2課全体に鳴り響いた所まで戻る・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如2課全体にアラートが鳴り響いたことで、未翔達は、何が起こったのか事情を聞くとまたノイズが現れたらしい。

未翔は、最近ノイズの発生量が異常に多いことに不信感を覚えながらも、ギルとジャンヌは2課に待機させ、翼と響の3人でノイズの殲滅に向かった。

未翔は、この時戦闘に使用するため、異空間からスマートフォンよりも少し大きめの機械を取りだし右腕に装備していた。

その後は、あっという間であった。

翼の圧倒的な手数で殆どのノイズが倒され、残ったノイズは、響と未翔の右腕に付いている機械で現れたと思われる騎士によって倒された。

 

響「私、まだまだダメダメの新人ですけど、改めて、これからよろしくお願いします!!」

 

翼「そうね。だけどその前に私と戦いましょうか?」

 

翼の予想外の返答に響は、唖然としていた。

 

響「え?戦う?なんでです!?」

 

翼「今の貴女の全力を見たいの。だから、戦ってもらう!!」

 

そう言って1度翼は、響と距離をおき剣を構えた。響も、決心がついなのかぎこちないが、未翔に教わった護身術の構えを取り、戦闘が開始された。

が、響はあっさりやられてしまった。まあ当然と言えば当然の結果である。

 

響「やっぱりダメだったか~」

 

翼「予想よりは、動けていたけどやはり鍛える必要があるわね。」

 

未翔「そりゃそうですよ。初めてシンフォギア纏ってまだ、1日程度しか経過してないんです。これで使えてたら、相当ですよ。」

 

翼「まあ、それはそうね。」

 

未翔「それで、翼さん」

 

翼「?」

 

未翔「次は、僕と戦いません?と言うか、戦いましょう!!」

 

翼「それは良いが、いきなりどうした?」

 

未翔「翼さんと響の戦いを見ていたら、久しぶりに本気で戦ってみたくなっただけです。」

 

翼「良いだろうこの防人が、全力であいてをする!!」

 

 

・・・・・・・・・・・こうして、今に至る。

 

 

翼「先手は、私がもらう!!」

 

そう言うと翼は、上空から無数の剣を落下させる広範囲技『千ノ落涙』を放った。

 

未翔「いきなりですか!!なら、『防御魔法』展開!!」

 

未翔がそう言い左手を前に出すと、手のひらを中心に魔方陣が現れ、落下してくる剣のほとんどを防いだ。

しかし、全ては防ぎきれなかったらしく体の所々に軽い切り傷が幾つか出来ていた。

 

未翔「やっぱり・・・防ぎきれないよね・・・!!」

(ライフ8000→5500)

 

翼「やはり、ほとんど防がれてしまったか・・・・」

 

未翔「なら次は、僕のターン!!ドロー!!」

 

翼「カードだと!?まさか先程のノイズも、カードで戦っていたのか!?」

 

未翔「ええ。しかしこれは普通のカードではありませんよ。と言うか、大抵のカードゲームのカードに同じこと言えるんですけど、あのカードそれぞれに強力で特殊な

封印が施されているんです。」

 

翼「封印?」

 

未翔「ええ。その封印は、カードを門としてそのカードのモンスター達が自分達のいる世界から、出てこられないようにしてある封印だそうです。まあ、ここ最近はそれの意味があんまり無いらしいですけど。」

 

翼「もしかしてあなたは、その機械によって門を開いてモンスターを召喚・命令できるってこと?」

 

未翔「半分正解です。まあ、残りの答えは勝負のあとで話しますよ。・・・・僕は、『黒牙の魔術師』をペンデュラムスケールにセッティング!!そして、更に永続魔法『星霜のペンデュラムグラフ』を発動し、モンスター1枚とカード1枚をセットしターンエンド!!」

 

翼(あの裏側で設置したカード・・・多分攻撃を誘っている・・・・しかしここは!!)

 

翼「攻めるのみ!!その裏向きのモンスターを攻撃させてもらう!!」

 

翼はそう言うと、大剣型のアームドギアを展開しそれを振るい、放つエネルギー刃の攻撃『蒼ノ一閃』によりセットされていたモンスターが、破壊される。

しかし!!

 

未翔「(ニヤリ)セットされていたモンスター『メタモルポット』のリバース効果発動!!このカードがリバースした時発動し、お互いのプレイヤーは、手札を全て捨て新たに5枚ドローする!!」

 

翼「ここで、戦略の幅を広げてくるか!!」

 

未翔「その通り!!更には、カードでの戦闘ではない翼さんには適用されない!!」

 

翼「くっ!!そこまで見越しての作戦見事だ!!だが、まだ攻撃は、終わってない!!」

 

そう言い翼は、手に持つ大剣型のアームドギアを通常サイズに変化させ一瞬で未翔の懐に入り込み攻撃をしかけてきた。

 

未翔「くっ・・・・・!!」

(ライフ5500→3500)

 

スピードワゴン「なんて早業だ!!あの一瞬で未翔の懐に入り込み攻撃したのもそうだが、すぐに次の手に移る判断力もそうとうだぞ!!」

 

画面越しで見ているスピードワゴンは、翼の攻撃に驚いていた。

 

未翔「・・・・まさか、あの一瞬で懐に入り込まれるなんて・・・・ドロー!!」

 

未翔「僕は、手札から魔法カード『テラフォーミング』を発動!!デッキからフィールド魔法を1枚手札へ!!僕は、『天空の虹彩』を手札に!!そしてそのままフィールド魔法『天空の虹彩』を発動する!!そして、このカードの効果を発動!!『天空の虹彩』の効果は、自分フィールドの表側表示のカードを破壊することで、デッキから『オッドアイズ』カードを手札に持ってこれる!!僕は、『黒牙の魔術師』を破壊し、デッキから『オッドアイズ』カードを手札へ!!」

 

未翔「更に、『黒牙の魔術師』を破壊した時他に2つの効果が発動!!まずは、『黒牙の魔術師』の効果で、このカードが、戦闘・効果で破壊された場合自分の墓地から、闇属性・魔法使い族モンスターを対象に発動でき、そのカードを特殊召喚する!!来い!!『EMトランプ・ガール』を表側表示で特殊召喚!!」

 

未翔「そして、次は『星霜のペンデュラムグラフ』の効果で自分のペンデュラムモンスターが自分のモンスターゾーン・Pゾーンを離れた場合1ターンに1度だけ発動可能!!デッキから、『魔術師』Pモンスターを1枚手札へ!!」

 

スピードワゴン「なんと言うコンボ!!ありゃ相当自分のデッキを使い馴れてやがる!!」

 

未翔「次に俺は、『白翼の魔術師』と『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』でPスケールをセッティング!!そして、魔法カード『揺れる眼差し』を発動!!Pゾーンのカードを全て破壊し、破壊したカードの数によって能力を発動する!!僕は、2枚破壊したのでデッキから、Pモンスター1枚を手札へ!!」

 

未翔「Pゾーンに『紫毒の魔術師』をセッティングしてターンエンド!」

 

翼「打つ手が無くなったようだな!!なら、これでラストだ!!」

 

翼は、その言葉同時に『逆羅刹』を放った。

 

未翔「防御魔法展・・(翼「かかったな!!」なにっ!!」

 

翼は、未翔が、防御魔法を展開する直前に『影縫い』で未翔の動きを封じた。

 

翼「これで!!最後!!」

 

翼は、上空へ高く舞い上がると、『天ノ逆鱗』を放った。これだけの大きさの攻撃だ守備表示のトランプガールを破壊し、なおかつ多大な貫通ダメージをうけることになるだろう。

 

未翔「ここまでか・・・・」

 

未翔「・・・・・・・・・・・・・ナーンチャッテ!!!」

 

翼「!?」

 

未翔「僕は、永続トラップ『時空のペンデュラムグラフ』を発動し、効果で1ターンに1度だけPゾーン・モンスターゾーンどちらかの『魔術師』Pモンスターカードを1枚と、相手のフィールドのカード1枚を対象に発動でき、そのカードを破壊する!!』

 

翼「まさか!!」

 

未翔「そのまさかさ!!俺は、自分の『紫毒の魔術師』と翼さんのその巨大な剣を選択!!破壊する!!」

 

翼「ぐっ!!だが、まだ『影縫い』が残って(未翔「それはどうかな?」なに?」

 

未翔「俺は、『紫毒の魔術師』の破壊された時の効果を発動!!相手の表側表示のカード1枚を破壊する!!この効果で、『影縫い』を破壊!!」

 

翼「『影縫い』が!!」

 

未翔「更に『星霜のペンデュラムグラフ』でデッキから、『魔術師』Pモンスターを手札へ!!」

 

未翔「さあ、真の最後を見せてやるよ!!・・・・・・ドロー!!・・・・・・・」

 

翼(ああ、多分良いカード引けなかったんだな・・・)

 

未翔「まっまあ気を取り直して、僕は、『アストログラフ・マジシャン』と『虹彩の魔術師』でPスケールをセッティング!!現れよ!!『黒牙・紫毒・白翼の魔術師』そして、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!!!」

 

翼「魔術師3名略称されてる!!?」

 

未翔「流石に疲れた(作者目線)」

 

翼「メタい!!!」

 

未翔「それじゃあ戻りますよ?僕は、墓地の『貴竜の魔術師』の効果を発動!!『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』のレベルを3下げる代わりに『貴竜の魔術師』特殊召喚!!!」

 

未翔「更にその2体でシンクロ召喚!!現れよ!!『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』!!このカードの効果で、召喚成功時にPゾーンのカード1枚を特殊召喚する!!『アストログラフ・マジシャン』を特殊召喚!!」

 

未翔「そのまま効果発動!!モンスターゾーン・Pゾーンにある『黒牙・紫毒・白翼・虹彩の魔術師』と『アストログラフ・マジシャン』を除外して・・・融合召喚!!』

 

未翔「降臨せよ!!『覇王龍ズァーク』」

 

未翔意外の者達は、このモンスターの登場に唖然とした。

 

翼(なんて威圧感!!凄まじすぎる!!)

 

未翔「『覇王龍ズァーク』の能力発動!!相手のフィールドのカード全てを破壊する!!」

 

翼(全てを破壊する能力・・・・圧倒的過ぎる!!)

 

翼がそう思ったその時、翼の姿はシンフォギアから、リディアンの制服に戻っていた。

 

翼「なっなんで!?」

 

未翔「多分シンフォギアが、装備魔法に近い扱いだったので、ザァークの能力の影響で一種の強制解除が起こったんだと思います。」

 

翼「なるほど・・・しかし決着はつかなかったわね。」

 

未翔「ええ。次の機会ですね」

 

翼「ええ。次こそは、負けないわ」

 

未翔「それは、こっちもです!!

 

この後、未翔は、風鳴司令に説明したり右腕の機械目的で了子さんに追い回されたり大変だったとか。

 

ちなみに響は、

 

響(未翔と翼さんの勝負が凄すぎて私空気!?)

 

こんな感じだったとか。




 28日には出したかったが無理だった
今日はもう1日!!ちょっと私個人の話なのですが、自分は、今日高校の卒業式です。
それで振り替えると、自分がこの桜魏シリーズ小説投稿を始めて半年と数ヵ月ぐらいになるのかな?
見てくださっている皆様まだまだ序盤ですが、本当にありがとうございます。
今読み返すと誤字や脱字のオンパレードしかし、これを見てくれている人がいるってのはやっぱり嬉しいです!!
皆様改めましたこれからよろしくお願いします。

未翔「ウソ・・・・作者がまともなこと言ってる・・・・」

真九「ありえねぇ・・・」

椿「あー明日世界終わるかもね」

凄い失礼だ!!(涙)
てかしらっと他作品の主人公が!!
まあ、嘆いてもしょうがない。

次回予告です。
次回は、ついにあのキャラが!!登場!!そして、彼女を見て以降の未翔の反応もおかしくなったりするかも?
それではまた再開できることを願ってさようなら

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