【完結】混迷を呼ぶ者   作:飯妃旅立

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人工アラガミはほとんど載せていません。 考察するまでもないからですね。 ラケルてんてーのつくったのも同じです。


アラガミ考察

ドレッドパイク

 

緑色の体躯に甲虫の様な殻と角が特徴的な雑魚敵その1。

その発生起源が南アメリカ大陸である事と、よーく見てみるとその2本足に退化した肢のような物が生えている事から、恐らくこいつは『ヘラクレス・オキシデンタリス』か『ヘラクレス・リッキー』……まぁつまりヘラクレスオオカブトを捕食したオラクル細胞によって生じたアラガミと推測される。

名前はドレッドノート(勇敢な)とパイク(歩兵用の武器)から。

 

 

ナイトホロウ

 

黒い布に身を包んだ単眼の雑魚敵その2。 雑魚敵とはいえ、大型との乱戦中に遠方から撃ち出される設置型の攻撃に面倒さを感じた神機使いも多いのではないか。発生起源は不明とされているが、その単眼の横に或る顔を覆う手のようなものと、恨みの籠ったその瞳から、既に腐り果てた死体――それも、助からなかった病人――をオラクル細胞が食したアラガミではないかと推測する。 あの攻撃は、さしずめ恨みを飛ばすと言ったところだろうか。

どのようにして増えているのか不明と書かれているが、なんてことはない。 世界中にいる病死人が1人も居なくならない限り、こいつは増え続けるだろう。

名前はナイト(夜)とホロウ(虚ろな)から。 まんまだな。

 

 

オウガテイル

 

鬼のような顔に針を飛ばせる尾をもつ元祖雑魚敵。 終盤になればなるほど攻撃力が増して、無視できなくなる。

発生起源は無印の頃からアメリカ大陸~全世界とされ、正確な位置がわからない。 が、その体躯やふさふさの体毛、長い尾からこいつの元はオオカミではないかと推測される。 アメリカ大陸ならアメリカアカオオカミやネブラスカオオカミが有名だろうか。

何故こいつが世界で一番多く確認されているのかはわからない。 単純に発生が早かっただけだろうか。

名前はオウガ(鬼)テイル(尾)。 こいつもまんまだ。

 

 

オウガテイル堕天

 

寒冷地適応型のオウガテイルで、通常種より皮膚が厚い。 

発生起源がアメリカ北陸部であることから、通常種のオウガテイルが寒さに適応したか、上記のネブラスカオオカミ(カナダに生息)がアラガミとなったかのどちらかだろう。

体色的にネブラスカオオカミの可能性か高そうだ。

 

 

ヴァジュラテイル

 

オウガテイル堕天とか言われる雑魚敵その3。 外骨格組織はオウガテイルよりヴァジュラににているようで、この名前が付けられた。 自身のコアが発する熱エネルギーを制御できないらしい。

発生起源はアメリカ大陸南東部。 ヴァジュラが虎の骨格なので、それに似ているのならこいつはジャガー、もしくはピューマが元となったアラガミだろう。 

名前はそのままヴァジュラとテイル。

 

 

ヴァジュラテイル

 

オウガテイル堕天とか言われる雑魚敵その4。 上記のヴァジュラテイルがヴァジュラのコアを捕食して現在の姿になったとされ、放電能力も有している。 決してどちらかがどちらかの堕天種というわけではないようだ。

ナイトホロウのように、攻撃目標地点を設定してから落雷を落とすという変化をしていて、それがどのような原理によるものかは不明である。

 

 

ザイゴート

 

女性の身体と卵が融合したような姿の元祖雑魚敵その2。 ヴェノムやら攻撃力低下やら防御力低下やらリークやら……。 デバフにかけてはグボロ・グボロに並ぶ、否、面倒さならはるかに上回るアラガミだろう。

発生起源はアメリカ大陸。 あの姿で毒というと、アメリカマイマイが起源なのではなかろうか。 アメリカマイマイ自体に毒は無いのだが、それに寄生する寄生虫が死に至る脳炎を引き起こす。 説明にも体内に充満した有毒ガスとされているので、こいつ自身が発生しているかどうかはわからない。 名前が接合子であることから、背中の殻部分と女性の身体の部分は違うアラガミなのかもしれない。

 

 

ザイゴート堕天

 

燃焼性の有毒ガスを体内に持つ、熱地適応型のザイコート。

防御力低下デバフをかけてくるにっくきアラガミだ。 ザイゴート種が浮遊可能な事から、こいつは多分火山の燃焼ガスでも吸い込んだのだろう。

 

 

ザイゴート堕天

 

体内で高圧電流を発生させることができるザイゴート堕天。

攻撃力低下デバフをかけてくるにっくきアラガミだ。

発生起源というか、ユーラシア大陸東部の、プラントが多く密集する工業地帯でザイゴートが堕ちた物と思われる。 ガスに電荷を帯びさせるという何気に危ない事を体内でやっちゃう子。

 

 

ザイゴート堕天

 

極低温の有毒ガスを体内に持つ、寒冷地適応型のザイゴート。

オラクルポイントが減少するリークをかけてくるにっくきアラガミだ。

発生起源はアメリカ北西部。 アラスカあたりか。 この有毒ガスは、熱を吸収する性質を持つようで、その場に存在するだけで周囲の温度を低下させるという。 地球温暖化にもってこいだな。

 

 

コクーンメイデン

 

大きく膨れた胎児の頭のような部位を持つ、砲台型の元祖雑魚敵その3。 

凄まじい精度を持つ遠距離レーザーと、体内に仕込んだ毒針で攻撃を行う。 レーザーはともかく針を出すまでは鈍重なので、背後に回るなりすれば安全に処理できるだろう。

発生起源はアメリカ大陸。 こいつの元がなんなのかは分かりづらいのだが、レーザーを撃つ時にその顔の部分が引っ込んでツボミのようなものを出す事と、身体を延ばした時にみえる毒針の元の部分からして、アメリカシロヒトリが元なのではないかと思われる。

幼虫は毛虫だが、分類としてはミノムシに属される事が理由づけになるだろうか。

移動方法は、夜中に地中を渡っているのではないかと推測されているが、私としては地中に根を張っている説を推したい。 つまり、移動しているのではなく生えているのだと。

名前の理由はコクーン(繭)とメイデン(おそらくアイアンメイデン)から。

 

 

コクーンメイデン堕天

 

熱地適応型のコクーンメイデン。

高温地帯で観測されることが多く、内部機関がマグマを吸い上げて砲弾として発射するなど凄まじい熱耐性を持っている。 

毒針には防御力低下のデバフ付きだが、喰らった事のある神機使いは少ないのではないか。

 

 

コクーンメイデン堕天

 

本篇でも考察したコクーンメイデンのでんきタイプ。 アメリカ西部の山岳地帯にいたコクーンメイデンに落雷が堕ちたと思われる。

スタン攻撃と攻撃力低下デバフという、乱戦時で最もいやらしい攻撃をしてくるアラガミ。

 

 

コクーンメイデン堕天

 

寒冷地適応型のコクーンメイデン。

主に氷上で目撃され、すぐ消えるコイツをどのように解剖したのかはわからないがNORNの説明には水中をジェット噴射で移動しているらしい。 

アメリカ北東部で発生。

 

 

コンゴウ

 

言わずと知れた中型種の雑魚敵。 無印の頃は割と強かった模様。

発生起源はなんと極東で、恐らくニホンザルをオラクル細胞が食した結果だろうか。

背中のパイプ器官から空気砲を発射する。 

名前の由来は金剛力士だろう。 雑魚だからあまり気にしないでいい。

 

 

コンゴウ堕天

 

寒冷地適応型のコンゴウ。

背中のパイプ状器官から大気中の水分を瞬時に凝固させて射出する能力を有する。

発生起源はユーラシア大陸北東部。 まぁロシアだろう。

コンゴウ通常種よりちょみっと強くなったかなー、程度。 雑魚。

 

 

ハガンコンゴウ

 

硬くなった上に神属性以外がほとんど通らなくなったコンゴウ。 NORNにはコンゴウに似たアラガミと書かれており、もしかしたらコンゴウではない可能性も有り得る。 弱いから多分コンゴウだと思うが。

全身が帯電しており、放電、落雷などの能力を持つ。 勿論スタン付き。

1度のミッションに2匹でることはもはや普通。 矢張り雑魚か。

名前は破顔コンゴウ。 まんまだ。

 

 

グボロ・グボロ

 

巨大なヒレと頭、顎を持つ水棲アラガミ。 無印ではほとんど何もせずに倒れる雑魚敵であったが、2から遠距離攻撃を持つように。 じたばたも覚え、かなり厄介な存在になった。

発生起源はユーラシア大陸南東部沿岸。 素材名からしてクロコダイルか。

名前はルグバラ族の神グボログボロから。 the person coming from the sky……空から来る者。 確かに空から色々撃ってくる。

 

 

グボロ・グボロ堕天

 

熱地適応型のグボロ・グボロ。

灼熱地帯に生息し、体内にため込んだマグマを撃ち出してくる。 

発生起源はユーラシア大陸中央部。 現在ユーラシア大陸中央部に火山はないが、その地中は様々なプレートが集合している。 中央部から少し外れた場所にはアルタイ山脈などの火山がある上、マグマの活動の確認されている地域もあることからそこで生まれたのだろう。

攻撃力低下のデバフを持つ。

 

 

グボロ・グボロ堕天

 

寒冷地適応型のグボロ・グボロ。

体内で氷塊を造りだして射出する。 防御力低下のデバフ持ち。

発生起源はユーラシア大陸最北端で、恐らく流氷地帯だろう。

 

 

グボロ・グボロ黄金

 

我らがアバドンと同じくらいに神機使いに重宝されるグボロ・グボロ希少種。

力も耐久性能も弱く、結合崩壊させる前に倒してしまった神機使いも多いのではないか。

発生起源は不明。 だが、捕食できる素材からして貴金属系のみへと偏食傾向を傾けたグボロ・グボロだと推測される。

 

 

シユウ

 

硬い翼手と強靭な脚を持つ人型のアラガミ。

本篇でも考察した通り、こいつの発生起源はユーラシア大陸中央部にいたエミューだろう。

名前は蚩尤から。

 

 

シユウ堕天

 

雷撃を放つようになったシユウ。

掌に直接攻撃されるとスタン状態になる。

発生起源はユーラシア大陸北東部の山岳地帯。 シユウが落雷を受けた結果だろう。

 

 

セクメト

 

シユウ神属指定接触禁忌種。

炎を操り、非常に攻撃的である。

発生起源はユーラシア大陸南西部。 名前からしてエジプト生まれだろう。

名前の由来はエジプト神話の女神セクメト。

 

 

ヘラ

 

シユウ第二接触禁忌種。 ベースというかほとんどセクメト。

黒くなっている。

発生起源は不明。

名前はギリシア神話の女神ヘラ

 

 

ヤクシャ

 

右腕から砲身を生やした人型のアラガミ。

群れで行動し、戦闘音を探知するとその発生源を確認しに集まってくる。

発生起源は不明。 人型のアラガミとされるが、手の指は4本、足の指は3本と少ない。 また、その足の形はどこか蹄に似ている。 腕の砲身はまるで象の鼻のようである事を踏まえ、このアラガミは象が由来となっているのではないだろうか。

名前もインド由来の夜叉(男性名がヤクシャで女性名がヤクシー)であるのも理由として提唱したい。

 

 

ヤクシャ・ラージャ

 

ヤクシャの群れのリーダ。

横から爪が生えてます。

ラージャはサンスクリット語で王の意。

 

 

ウコンバサラ

 

鰐型のアラガミ。 大きな口と発電器官による放電攻撃が可能。

発生起源は南アメリカ大陸。 本篇でも考察したようにアメリカワニが元だろう。

名前の由来は雷神ウッコの持つハンマー、ウコンバサラから。

 

 

ボルグ・カムラン

 

巨大な尾針と盾を持つアラガミ。

金属のような外皮を持ち、何かと戦略的な行動をとることが多い。

発生起源はグレートブリテン島南部。 近年サソリが見つかることがあるらしいので、恐らくそれをオラクル細胞がパクパクしたんだと思われる。

名前の由来はボルグ(槍)とカムランの戦いから。

 

 

ボルグ・カムラン堕天

 

熱地適応型のボルグ・カムラン。

コアは金属を溶かすほどの高熱を発していて、頭部や尾針から炎を出す。

発生起源は不明。 マグマに半身浴したボルグ・カムランが成ったのではないか。

 

 

ボルグ・カムラン堕天

 

黄金色のボルグ・カムラン堕天種。 黄金でもグボロ・グボロとは大違い。

体内に荷電粒子を発生させる器官を持っており、電撃を用いた攻撃を繰り出してくる。

発生起源は不明。 ザイゴート堕天のようにプラント密集地帯で変異したのだろうか。

 

 

スサノオ

 

ボルグ・カムラン第一接触禁忌種。 『神機使い殺し』とも。

アペンド版バーストのパッケージはコイツ。

神機を好んで捕食するという偏食傾向を持ち、その身にも神機を有している。 のだが、その神機こそが最大の弱点というよくわからないアラガミである。

神機を捕食して神機を真似しようとした結果、パーツ部分を再現できなくて中身の部分が露出していると考えると辻褄が合う、気がする。

腕の神機はどういう関節をしているのかグルグル回る。

発生起源は不明。 変異経緯も不明。

名前は素戔嗚から。

 

 

クアドリガ

 

戦車のような装甲を持つアラガミ。 キャタピラは歩く物ではありません。

その巨体に似合わぬ高機動力と、その見た目にそぐう大火力を持つ。

ミサイルのホーミング性能がどんどん向上している。 たまに自身の身体をすり抜けてくるのはなんなんですかね。

発生起源は地中海沿岸。 全身を兵器で覆っているのでわかりづらいのだが、後ろ足には蹄が、捕食時の顔を近くで見るととても馬面である。 普段目だと思っている部分は横に伸びていて、どちらかというとこれは鼻だろう。 更に地中海では聖ヨハネの日に馬のパレードが行われる。 このことから、馬を捕食したオラクル細胞がその身に兵装を取り込んでいった結果のアラガミと推測される。 馬ならばあの機動力も納得か。

名前は4頭の馬によって引かせるチャリオットquadriga……クアドリガから。 馬が馬を引いているのか、引いていたチャリオットを馬のアラガミが喰らったのか。

 

 

クアドリガ堕天

 

青白いクアドリガ。 射出してくるトマホークはリーク付き。

発生起源は北海近郊。 クアドリガさんがパッカパッカ歩いて北海付近に行ったのでは。

 

 

テスカトリポカ

 

クアドリガ第一接触禁忌種。 強くなった上に虚空から色々な兵器を出現させるアラガミ。

発生起源は地中海南部沖。 詳細は不明。

接触禁忌種は情報が少ないので推測ができないのがネック。

名前はアステカ神話の中でも最も強い力を持つとされる神、テスカトリポカから。

 

ポセイドン

 

クアドリガ第二接触禁忌種。 ほぼテスカトリポカ。

トマホークは転移してくる上にリーク付き。 でもまぁ色違いのテスカトリポカ。

発生起源は不明。

名前はギリシア神話の海神ポセイドン。

 

 

ヴァジュラ

 

言わずと知れた猫ちゃん。 初代のパッケージでもある、まさにゴッドイーター界のプリンス。 放電系の攻撃を有する。

本篇でも考察した通り、ユーラシア大陸南東地域の人食いトラが起源だろう。

名前はコンゴウと同一視される事の多いヴァジュラから。 まぁどっちも弱いし。

 

 

プリティヴィ・マータ

 

こおりタイプになったヴァジュラ。 母猫ちゃん。 冷気系の攻撃を有する。

発生起源はユーラシア大陸北東部で、恐らくアムールトラかホワイトタイガー。 女神面の詳細は不明。 

名前は地母神プリティヴィ・マータから。

 

 

ディアウス・ピター

 

リザレクションのパッケージを勝ち取った父猫。 ヴァジュラ神属第一禁忌種。

放電攻撃が協力になった。 あと日に焼けた。 もとい、体色が黒くなった。

発生地は恐らくユーラシア大陸北陸部。 その体色からしてパンサーか。

名前はインド神話の天空神デャウス。 (デャウス・ピターで父なるデャウス)

 

 

金色のヴァジュラ

 

グボロ・グボロ、ボルグ・カムランに続き猫ちゃんも黄金化。 しかし、前者2匹とは比べ物にならない強さを持つ。 多分ディアウス・ピターより強い。 金色のヴァッジュベル。異常な変異を起こして誕生したとされ、発生地・経緯ともに不明。

 

 

ラーヴァナ

 

行動パターンからヴァジュラ神属にされているが、本当に繋がりがあるかは不明。 ネコ一味が大型アラガミなのに対し、こいつだけ中型なのも繋がりを怪しむ理由の1つ。

ヴァジュラが積極的に兵器を捕食した結果とされる。 背部の太陽核と巨大な砲塔からは炎熱攻撃を、口からは毒霧を吐く。 頭部はかなりツルっとしている。 この頭部はメットの役割をしているようだ。

発生起源は不明。 足指は前後ろともに3本。 歯は上下共に8本ずつ。 目は潰れていて見えているかどうか怪しい。 聴覚が良い事から、視覚は使っていないのかもしれない。

名前はインド神話の羅刹の王ラーヴァナ。

 

サリエル

 

女性と蝶が融合したような姿のアラガミ。 額の邪眼から様々な光線を放つ。

ヴェノムが厄介な上、ホーミングレーザーにバリアのようなもの、活性時と通常時で柔らかい部分が異なることなど色々と面倒な敵である。 ゲームの仕様上、当たり判定が一回という事を利用して、バリアを貼ってる最中に袋叩きにする神機使いがいるとかいないとか。

発生起源は地中海沿岸。 尾状器官やその毒性から、タテハチョウのアラガミかと思われる。 もしくは本篇で考察したように、ザイゴートの集合体か。

名前はエノク書の大天使サリエル。

 

 

サリエル堕天

デッドリーヴェノムとフェイタルリークを付与してくる面倒なアラガミ。 スプレットレーザーは防御力低下のデバフ。 なんという後衛。 しかし近接でもいけるという。

大まかな行動パターンはサリエルと同じだが、バリアの範囲が増加。 もっとも、一度当たれば当たりません。

発生起源はアフリカ大陸北東部。 なのだが、アフリカ大陸北東部の蝶は凄まじい数がいるので特定不可。

 

 

アイテール

 

サリエル第一接触禁忌種。 神々しくなった。

活性化すると額の邪眼が光り、毒が効きやすくなるという事が無印のNORNに書かれていたが、現在の文書にそれは見当たらない。

発生起源は不明。

名前はギリシャ神話の原初の天空神アイテールから。

 

 

ゼウス

 

サリエル第二接触禁忌種。 黒くなった。

ヴェノム、デッドリーヴェノム、フェイタルリーク、触れると周囲を巻き込んで爆発する設置型レーザー、超広範囲を制するヘヴンリーシャイン(垂直レーザー)など、行動自体はアイテールと一緒だが範囲・威力ともに向上。

発生起源は不明。

名前はギリシア神話の主神。

 

 

ハンニバル

 

通常版バーストのパッケージを勝ち取ったアラガミ。 竜が篭手をしているぞ!

多用な攻撃方法を持ち、その1つ1つが高威力。 まさにボスに相応しい。

発生起源は極東。 日本でトカゲといえばキシノウエトカゲかサカシマカナヘビが最大だが、どちらも沖縄に生息するのでおそらく違う。 単純に神奈川にいたなんらかのトカゲだろう。 コアが再生する様も、トカゲの再生能力を彷彿とさせる。

逆鱗を壊すと面倒。

名前はカルタゴの将軍ハンニバルから。

 

 

ハンニバル侵食種

 

リンドウさんがアラガミ化した奴が倒されて種として根付いたアラガミ。 体色は黒。

全体的な攻撃力の上昇と、部位が通常種と鏡合わせになっている。

余談だが、トカゲは交尾可能の意思を出すときに顔の回りから首にかけて、婚姻色という黒いラインを出す。 そういえばリンドウさんバースト後……。

発生起源は極東。

 

 

ハンニバル神速種

 

主人公が憧れていたハンニバルの変異種。 そのカラーリングは、どこかキュウビに似ている。 非常に高速で動く。

発生起源は極東。 個体数が少ない。

 

 

カリギュラ

 

ハンニバル第一接触禁忌種。 青い。

冷気の放出をするものの、それを攻撃に使うことは少ない。 両腕のブレードの攻撃の方が頻度が高い。 また、背中にはブースターがついていて、高い機動力を保つことができる。 ブースターはとても脆いが。

発生起源はハンニバルの発生が極東であることから恐らく極東。 

名前は第三代ローマ帝国皇帝ガイウス皇の幼名カリグラ。

 

 

ルフス・カリギュラ

 

赤い彗星のカリギュラ。 攻撃速度が上昇している。

目撃されたのはグラスゴー支部が最初だが、ハンニバルの発生起源が極東なので、極東で生まれてグラスゴーまで言ってケイト・ロウリー達を襲ってまた極東に帰ってきたのだろうか。 傍迷惑な海外旅行である。

名前はルフス(赤)カリギュラ。

 

 

ガルム

 

ヴァジュラが猫ちゃんならこちらは犬。 わんこ。

体中脆く、切断も貫通も破砕も全部受け入れてくれる、ブラッドアーツの練習台。 ウロヴォロスより動き回るので練習になりやすい。

炎熱系の能力を持ち、ぴょんぴょん跳ねまわる。

発生起源は不明。

名前はヘルヘイムの番犬ガルム。

 

 

デミウルゴス

 

ぬぉぉぉぉおおん。 硬い外皮と剥き出しの筋肉が特徴的なアラガミ。 こおりタイプ。

発生起源は地中海沿岸。 だが、建造物を好んで捕食するということしかわかっておらず、何故あそこまで伸縮する筋肉があるのかは不明。 カタチや動きは亀が近い気がする。

名前はティマイオスに登場する世界の創造者デミウルゴス。

作者としては、このアラガミは実は重要なポジションにいると見ている。

 

 

零號神機兵

 

人工のアラガミだが、ここに記載する。

巨大で色々な物を詰め込んだアラガミ。 どこかデミウルゴスを彷彿とさせる。

発生起源も何も、レア・クラウディウス博士が創り上げたアラガミなので、強いて言うならバチカンのどこか。

神機兵らしく武装を使うが、その動きは確実にアラガミ。 ラケルてんてーに乗っ取られました。

完全なる憶測だが、このアラガミの元となったのはデミウルゴスではないだろうか。

建造物を捕食するという事が、兵装を取り付けやすいと判断されたのだと考える。

だからこそ、デミウルゴスにデミウルゴスという名前が付けられたのだとも。

 

 

ウロヴォオス

 

ブラッドアーツの練習台その2。 RBになってからⅣのパーセンテージに調整が加えられたものの、2まではその気の遠くなるような進みの遅さから沢山のウロヴォロスが犠牲となった。

本篇でも考察した通り、全てのアラガミの集約物の内の1つ。 集約物は3匹いる。

最大のアラガミで、ゲーム故に小さく見せられているがその体躯は本来山の如し。 それを一人で狩るリンドウさんは何者。

発生起源は不明。

名前は尾を喰らう蛇、ウロボロス。

 

 

ウロヴォロス堕天

 

恐らくウロヴォロスが活性化したままの姿に変異したウロヴォロス。 相変わらず練習台であることに変わりはないが、攻撃パターンやら破壊可能部位やらが変わっている。

 

アマテラス

 

第一接触禁忌種。 ウロヴォロスが第一接触禁忌種じゃないかといえば、そういうわけでもない。 女神像がとても……。

名前は天照御身神から。

 

 

アルダノーヴァ

 

神機兵とは違うアプローチで造られた人型神機。 ヨハネス支部長がこっそり造っていた物。 男神と女神に分かれているが、一対のアラガミ。 搭乗すると声まで変わる。

発生起源も何も、これは神機。

名前はアルダー(両性具有・男女同一)ノヴァ(新星)もしくは、ヒンドゥー教の神アルダーナリシュヴァラか。

 

アルダノーヴァ堕天

 

アルダノーヴァのプロトタイプが廃棄され、それのコアが残留、変異を遂げた種。

攻撃に状態異常が加わっている。

 

 

ツクヨミ

 

アルダノーヴァのプロトタイプの成れの果て。 第一接触禁忌種。 

男神は月輪となったのか、その身に吸収されたのか。

女神もすでに神々しいとは言えない姿である。

発生起源はおそらく極東。

名前は月夜見、もしくは月詠から。

 

 

ヴィーナス

 

第一接触禁忌種。 アラガミの集約物の内の1匹。 ウロヴォロスが巨体さを目指したのなら、こちらは美しさを目指したのだろうか。 アラガミがより美しいと思うもの(つまり優れたもの)を収集していった結果であるというのなら、あの肢体は地球の選んだもっとも美しい女性の姿なのかもしれない。 ……これ見よがしに……。余談だが、ステルスフィールドでヴィーナスを観察していると、つまらなそうにしたり伸びをしたり、感情表現が非常に豊かである。

また、PSP版とVITA版で声が違う。 VITA版の声は……アリサ……まさかね。

なお、美しいのは女体だけで、胴体は醜悪。

大きく膨らんだゼリー身体や尻からどうもこんばんはするグボロ・グボロ、紫電を滾らせる放電やら地面を這う黒いオラクルなど、ほんとに詰め込んでみた結果のアラガミである。

発生起源は不明。

名前はローマの女神ヴェヌスから。

 

 

キュウビ

 

レトロオラクル細胞で構成された身体を持つアラガミ。 アラガミの発生から2074年まで外界から隔離された場所に生息していた。

発生起源は極東のごく一部。

名前は玉藻の前などが有名な妖怪、九尾狐から。

 

 

マガツキュウビ

 

黒に染まったキュウビの特異種。 あくまで特異種であり、感応種ではない。

活性化すると殺生石を自身と周囲のアラガミから生成。 これに近づくと、体力の上限を削り取られる。

発生起源は恐らく極東。 元の生息域から出てきたキュウビが急速に変異したもの。

さて、このマガツキュウビであるが、着目すべきはその黒い顔ではなく、赤い体躯のラインである。 本篇でも考察した通り、この鮮やかな赤は暴走したオラクル細胞の色。 急激な変化に活性化したオラクル細胞が暴走している状態なのではないだろうか。 こいつから赤が消える日が来れば、それは新しい種の誕生の日。 つまり、このマガツキュウビは過程でしかないのだと憶測する。

名前は禍津から。

 

 

イェン・ツィー

 

本篇でも考察した通りのアラガミである。

地球から与えられた役割は、『凝固』。

 

 

チョウワン

 

本篇でも考察した通りのアラガミである。 コイツ自身は感応種でも、恐らくアラガミでもない。

 

 

カバラ・カバラ

 

グボロ・グボロ神属感応種。 こいつに見つかりさえしなければ常時フルバーストの恩恵を得られる。 どっかにこいつ監禁しておけば……?

祭神のような体躯から繰り出される攻撃力は高い、が、そこまで耐久性能が高くない故に簡単に狩れる。 狩らない方がお得なのだが。

地球から与えられた役割は、『活性』

名前はヘブライ語で受け入れる、伝承などの意味を持つカバラーから。

 

 

ニュクス・アルヴァ

 

サリエル神属感応種。 他のアラガミを回復する弾を発射し、自身は近接攻撃無効という白魔。 オラクル攻撃だけきくというわけでもないらしく、ブラッドアーツによるオラクル攻撃もすり抜ける。

地球から与えられた役割は、『補填』

名前は夜の女神ニュクスと、ラテン語で白、もしくは女性を表すアルヴァ。

 

スパルタカス

 

ハンニバル神属感応種。 トウモロコシとかいわない。 周囲のアラガミからオラクル細胞を吸ってくれるので、周囲のアラガミが弱体化する。

地球から与えられた役割は、『吸収』

名前はローマの剣闘士スパルタカス。

 

 

マルドゥーク

 

GOD EATER 2のパッケージを勝ち取った、ガルム神属感応種。 動きは大体ガルム。

他のアラガミを呼び寄せて活性化させる。 燃えるわんこ。

地球から与えられた役割は、『統制』

名前は古代バビロニアの神マルドゥクから。

 

 

アバドン

 

我らが混迷を呼ぶ者。 突然現れてどこかへ去っていく逃げる宝箱。

その身の考察は本篇で。

アラガミの集約物、最後の1匹。 ウロヴォロスが巨大さを、ヴィーナスが美しさを求めたのなら、アバドンは密度を求められたのだと思われる。

名前は奈落の王アバドーン。

 

 

サマエル

 

我らが混迷の王。 主人公。 アバドン第一接触禁忌種。

アバドンよりも速度が向上している。 主人公の意識が乗っていなければ攻撃はしてこない。

捕食できるバレットが、黒○○から赤○○になっている。

名前は神の毒、赤い蛇サマエル。

 

 

ルシフィル

 

我らが光をもたらす者。 主人公ver.2 アバドン神属感応種。

サマエルよりも速度が向上している。 主人公以外の種は確認されていない。

ジャミングの能力を持ち、その範囲は単独で半径50km。 末端に行くほど乱れる。

地球から与えられた役割は、『妨害』。 主人公が与えられた役割は『排除』。

名前は堕天使ルシフィル。

 

 

神威ヒロ

 

ニンゲン神属感応種。 神属であるかは不明。

高すぎる身体能力を持ち、あらゆるものを食べる。

地球から与えられた役割は、『喚起』。 人間としての彼女は1割残っていた模様。

本来の名前は神の脅威を狩るヒーローだが、今作では神の脅威を示すヒロインとなった。

 




これにて完結となります。 ifをあげるとしたら別の作品としてになるので、この作品はこれで終了です。

読了ありがとうございました。

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