水も滴る触手精霊、始めました。   作:ジョン・ドウズ

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若干のシリアス。

果たしてシリアス回収出来るか?


Date.3「無職は辛いよ」

  司令と約束して、一週間。

 

  俺、ちゃんと生きてます。いえい。 流石に餓死したらカッコ付かないわ。

 

  で、どうやって生活してるかって言うと、まともな生活してない。

 

  公園で水飲んで暮らしてる。マジで。

 

  OK、言い訳を聞いてくれ。バイト、応募したんだよ。コンビニにファミレス、薬局、スーパー、喫茶店、百均………。だけど、全部落ちたんだよ。何が悪かったと言うのか。15歳らしからぬ色気か。ムンムンだったからか。おかしいなぁ、露出の少ない私服姿になって行ったんだが。

 

  一軒、採用してくれそうなスーパーもあったよ。ただ、脂ぎった顔のハゲデブ店長が、鼻息荒くしながら迫ってきたもんで、条件反射で股間蹴り上げて逃げてしまった。女性からすると男性って結構欲望駄々漏れって良く分かった。

 

  大学生位に変身して面接を受けることも考えたが、霊力漏れでASTに見つかることを考えるとそれもアウト。 結局俺は、失意のままに五河家近くの公園に戻ってきた。

 

  腹減ってたもんで、気を紛らせようと水道水飲んだんだけどさ。無茶苦茶美味いの、これが。

 

  水の精霊になったせいか、水を摂取するだけで活動可能らしい。疲労も取れる。雨の日なんて絶好調。空腹感が無いの。だから、もういいかなー、って。人間辞めちまったな、ホントに。町内の自販機の下とか漁って小金を集め、たまに弁当とか買ってる。

 

  いつも公園にいるせいか、精霊になった初日に遊んであげた小学生になつかれた。友達と一緒にお菓子持って現れるもんで、スナック菓子が俺の貴重な嗜好品になってる。

 

  それと、この七日間で少しだけど精霊の力に理解が及んだ。触抱聖母(アルミサエル)を試すことは出来なかったが、霊装を弄くることは出来た。どうも、量子化してから構成を組み直すと、好きな服に出来るらしい。もっと早く気付きたかった。

 

  今現在は、フリル付きブラウスと、コルセットタイプの青いハイウエストスカートに変換してる。足元はハイソックスに黒ローファーだ。つまり童貞を殺す服だよ。今は毎日小学生の視線を胸に浴びている。濡れるッ!節操ねぇな俺!これでバイト行ったから落ちたんじゃねぇの!?

 

  コホン。

 

  社会不適格者なりに、まあ社会に溶け込んでるって訳だ(公園の主として)。美少女じゃなかったらただのクズだが。他人から精気を奪う(ヒトをクイモノにする)ことでより強くなりながら生きることも可能、と触抱聖母が言っているが、司令との約束だ。

 

  で、精霊としての生活が軌道に乗り始め、三日目で暇が生まれたんだよ。

 

  やること全くねぇ。本来なら学校行ってるハズの所が、すっぽり抜けちゃったからなぁ。どーしよ。暇だわ。

 

  と思い、俺は図書館で一日の半分以上を過ごしている。

 

  ウォータークーラーがあるから()()の心配は無く、また一日中人が一定以上いるので、ASTに気付かれても手が出しにくいと判断した。

 

  人間、極限まで暇になると知識を求めるようになるとは思わなかった。今は、高校のカリキュラムで習う内容を徹底して読み込んでいる。強制されたもの、って思うと飽きやすいけど、自分からやると楽しい。自分のペースでやれるしね。

 

  ところでエロ本はありませんか。無いですか、そうですか。ではラノベで手を打ちましょう。最近のラノベは無駄にエロに傾倒している。

 

  ……………………。

 

  午後三時か。ちょっと疲れたな。気分転換に散歩に出掛けよう。

 

  そういえば、士道先輩(オニイサン)に逢ったことが無い。どんな人なのか気になるなぁ。

 

  多分、俺や神無月みたいに変態では無いんだろう。司令が顔を赤くする位だからな。人の上に立つならぬ、人の尻の下にいる俺達とは心の次元が違うのだ。…………こないだは、別に俺から椅子になった訳ではないんだが。

 

  よし、試しに士道先輩に逢いに行ってみようそうしよう。

 

  そうと決まれば話は早い。

 

  早速母校(来禅高校)へ凱旋だ。

 

 

 

 

 

 

  物理準備室。

 

  士道は、コントローラーを握り締めていた。

 

『せーんぱい♪えへへ、今日はぁー、一緒に帰りませんかー?』

 

①いいよ、帰ろう

②すまない、持病の癪が

③俺、今日は下校しないんだ

 

「くそ、分からない………」

 

  『恋してマイ・リトル・シドー』。五河士道に課されたスパルタ式ジゴロ教育(愛を囁くためのレクチャー)。要するにラタトスク謹製恋愛ゲームだ。

 

  様々な黒歴史を抉られて枕を濡らす日々を送りながら、士道は着実にゲームを進めていた。少し、自信も付いてきていた。

 

  ………が。ここに来て久し振りにおかしな選択肢が現れた。

 

「下二つのせいで、まともな①が地雷にしか見えない………」

 

  現在攻略中なのは、前髪を真っ直ぐに切り揃えた、バスト90オーバーのおっとり系後輩キャラ。お嬢様な様子もあったが、比較的まともな選択肢が続いていたので、不意を打たれた気分だ。

 

(ここは回答時間一杯まで待つべきか。それとも、実は第四の選択肢がメッセージボックスと同じ色で隠されて表示されているのか………)

 

  分からぬまま、時間ばかりが過ぎていく。

 

「次は何をペナルティにしようかしら」

 

「昨日はノーミスだったからね。追加調査する時間があったので、仕込みは充分だよ。ここにリストアップしてある」

 

「へぇ、どんな?─────ブッ!!何これ!?士道あんた、こんなのもやってたの!?」

 

  背中越しに聞こえる令音と琴里の声に怯えながら、地雷でないと信じて①を選ぶ。

 

『ホントですかぁー!?やったあ!外に車を待たせてるんです、一緒に帰りましょ、先輩!』

 

  はしゃぐヒロインに連れられ、CGは車内に切り替わる。他愛ない会話が続き、ようやっと士道は胸を撫で下ろす。

 

「ふぅ…………騙されないからな」

 

  しかし、可愛い妹(琴里司令)からのお言葉は、士道にとっては予想外だった。

 

「あら士道。あんた()()()()()

 

「え?」

 

  驚いて振り向くと、力んだ拍子にコントローラーのボタンを押し込んでしまい、会話が進む。

 

『それで先輩、今度───────』

 

ドンッ!!

 

『おいコラァ!降りろ!免許持ってんのかコラ!?』

 

「は?」

 

  唐突に事故が起きた。運転手が歩行者に気付かず、跳ねてしまった。軽傷で済んだようだが、激怒している。

 

『すいません許してください!何でもしますから!』

 

『ん?』

 

  あれよあれよという間に、学校にバラされたくなければ慰謝料を払えという話になり、ヒロインは2000万円、士道は500万円を口座に振り込めと言われてしまう。

 

「お、おい、これって…………」

 

  戦慄する士道。汗が頬を伝ってコントローラーに落ちた。会話を進めるのが恐ろしい。それが黒歴史解放のカウントダウンにしか思えなかったからだ。だが、まだ救いはある。そう信じて、ボタンを押した。

 

『翌日。彼女は学校から消えていた。彼女の住所を訪ねても、何ら関係の無い雑居ビルしか無かった。残ったのは、彼女との想い出と、この借金のみだ。───────詐欺エンド』

 

「嘘だろぉぉぉぉぉ!?」

 

  コントローラーを放り投げて、頭を抱える。狂乱する兄に向かって、琴里は嘲笑を投げた。

 

「いつからヒロインが好意ばかり向けてくると錯覚していた?」

 

「好感度メーターの意味は!?」

 

「金蔓メーターだったんでしょ」

 

「分かるか!?」

 

  何とガタガタ喚こうと、最早逃れられない。士道の黒歴史がまたも解き放たれる。

 

「今回見つかったのは、シンが考えていた物語のオープニングテーマソングの歌詞だ」

 

  令音がスッと取り出したのは、一枚の紙。何度も何度も鉛筆で書いては消して直してを繰り返して作られた、青き日の士道の力作だ。

 

「うわぁぁぁぁ!?」

 

「しかも五線譜が解らなかったのか片仮名で音階が振られている」

 

「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

「──────を、既にコピーして山吹亜衣君の下駄箱に投函してある」

 

「始まる前から終わっていた!?」

 

「く、くくっ…………音読しようかしら、士道?」

 

「堪忍してつかぁさい!!」 

 

  流れるような土下座。一旦恩情でこの場は凌ぐも、しかしまだこれで終わった訳ではない。

 

「ほら、早くクリアしなさい。次は放送室から劇団所属経験のある機関員が校内放送でアツく音読するわよ」

 

「ここは地獄だぁぁぁっ!」

 

「違うわ。私が、私達が地獄よ」

 

「知るかよ!?」

 

  もちろんバッチリ放送された。

 

  因みに正解は②だった。解せぬ。

 

 

 

 

 

 

  自分、一言いいすか?

 

  え?先輩何やってんの?

 

  ギャルゲ?

 

  霊装を制服に変換して学校に潜入。二年生の人達に聞いて回ったところ、先輩のクラスメイトだという殿町という人から『最近はよく物理準備室に先生といる』と聞いたので、早速やって来てドア越しに会話を聞いていれば………実にカオス。

 

  因みに件の殿町さんだが、

 

「君何組?今度お茶しない?」

 

  と誘われたので、

 

「三日間連続耐久可能な絶倫だと、自信を持ってお返事頂けるなら考えます」

 

  と答えて立ち去った。公衆の面前で。一回もそんな経験ありませんが。

 

  後日、学校七不思議に『謎の変態美少女』が追加され、併せて士道先輩絶倫説が広まったらしいが、そんなことはどうでもいい。

 

  ここまで来たついでだ。直接士道先輩と話してみたい。司令もいるみたいだし、挨拶くらいはしていこう。

 

  物理準備室のドアノブに手を掛ける。回らない。鍵が掛かっている。

 

「ふんっ!!」

 

  ドアが開かない、ぶち破ろう。ノブを握り潰してドア板から引き抜く。勢い良く音を立てて穴の開いたドアを蹴り倒し、ダイナミックに入室する。

 

「ちわーっす!三河屋でーっす!」

 

  選手宣誓するように、右手を高らかに上げ、元気良くご挨拶。可愛い後輩は先輩に気に入られるからね。

 

「アホか!!」

 

「あだだだだだだだだだだだだ」

 

  速やかに司令にコブラツイストを掛けられました。うわぁ、この体格差でこうもアッサリやられると尊敬するわー。惚れるわー。足もげるわー。

 

「ちょい、しれぇ!ごめんなさい!許して!サプライズしたかったの!」

 

「アンタの頭の中がサプライズよ!」

 

「それはつまり俺が生粋のエンターテイナーということでおk?」

 

「無駄にポジティブ!?」

 

  あぁん、一週間ぶりの司令もふつくしい。あ、チュッパチャップス羨ましい。甘味!甘味が欲しい!

 

「こ、琴里………誰だ?ラタトスクの人か?」

 

  俺が琴里司令と戯れている(折檻されている)と、突然のことにフリーズしていた士道先輩が口を開く。やれやれと溜め息を吐きながら俺を解放した司令は、立ち上がると飴の棒をピコピコさせながら否定する。

 

「あー違うわ。コイツは精霊よ。珍しく人間に()()()なね」

 

「な、精霊!?」

 

  まさかこんなところで精霊に出くわすとは予想していなかったであろう先輩が驚く。だろうね。恐らくギャルゲで予行演習してたんでしょ、デートの。

 

「先日、君に我々の行動目的について話していた際、突如出現した精霊だ。ASTからの識別名は〈サッカバス〉。AST十五人を相手に触手プレイをやってのけた大型新人だよ、シン」

 

  眠そうな人………令音さんだっけ?がより詳細に紹介してくれる。え、何その識別名っての。淫魔(サッカバス)?サイコーじゃねーか。あーエロスエロス。悪意を感じるわ!これはASTに目を付けられたな!ヤバイ!

 

「触手プレイ!?」

 

  あらら、年頃の男子(一歳しか離れてない)にはちと刺激が強いワードだったかな。では、一つからかってみよう。

 

「はぁーい士道先輩、私、色無誠って言いまーす♪よろしくお願いしまーす!」

 

  言うが早いか立ち上がり、先輩に抱き付いてみる。右腕にタックルしてホールドし、胸でガッチリ包み込む。フ、これか触抱聖母のやり方よ(琴里司令とはちがう)。

 

「な、な………ちょっ、俺は君の先輩になった覚えは無いんだけど!?」

 

「えぇーー、覚えてないんですかぁ?ゲンメツー。私とはお遊びだったんですかー?」

 

「へぇっ!?」

 

  おー、慌ててる慌ててる。顔真っ赤にしちゃってまー。女の子との出逢いは経験してなかったと見た。俺も無かったが。

 

「そこまでにしなさい変態。中身男のくせして、何をぶりっ娘してんのよ」

 

「はい!?男!?」

 

「そうよ男よ。同性に誘惑されてその気になってるんじゃないわよ」

 

  あ、ネタバレされた。しょうがない、マシュマロホールドは止めましょうか。司令がお怒りだ。鼻の下伸ばしてる士道先輩にファッキンアングリー。俺にもお怒りだ。プリーズファックミー。但し司令に限る。

 

「司令のいけず。改めて、()は色無誠。一週間程前に精霊になった、元・来禅高校一年三組の男子生徒です。宜しくお願いします。」

 

「え、そういうのも居るのか?」

 

「居るのよ。あ、士道。こいつは性転換したことに喜んでる変態だから、攻略の必要は無いわ」

 

「ソウデスカ」

 

  先輩が目を白黒させている。キャパシティを展開が凌駕しているということッ!司令のお兄さんとしては興味あっても、野郎(オトコ)としては興味一切持ってないんで!俺とデートなんて結構です!そんなことより美少女持ってこーい!

 

「で、アンタ何しに来たのよ。呼んでないわよ」

 

  あら、にべもない。ツンデレさんですか。違いますかそうですか。すると本格的☆不機嫌ですな。

 

「やだなー司令、ちゃんと生きてるって報告ですよ。士道先輩(ヒカルゲンジ)に会ってみたかったって言うのもありますが。それだけなんでそろそろ帰ります」

 

「そう。全部知ってるわよ。バイト落ちたことも、水で生きてることも含めて全部。言ったでしょ、見てるって」

 

「俺にプライバシーは無いのか………!?」

 

「因みにバイト受からなかったのはラタトスクの根回しよ」

 

  今明かされる衝撃の真実ゥ!?

 

  お、俺の苦労返せ!身体で!グヘヘヘ!

 

「こんなんじゃ俺、司令の力になりたくなくなっちまうよ………」

 

「はいはい。早いとこ諦めてウチでバックアップさせなさい」

 

「前言撤回!司令の心遣いに感謝!でもまだいいです!」

 

  俺、ちょろい(確信)。でも今は、この生活が楽しいんだ。やっと動き出してきた俺の精霊ライフ、手放す訳には行かないぜ。

 

  と、アホがまだいける宣言すると、予想していたのか司令は溜め息を吐く。

 

「だろうとは思ったわ。令音、あれお願い」

 

「分かった。誠、これを受け取ってくれ」

 

  手渡されたのは、スマホ。見た目は何ら変わったところの無い、普通のスマホだ。いや違うわ。『orange』て何処のメーカーだ。パチモンじゃねーか。

 

「それは顕現装置を応用して作られた霊力で動くスマートフォンだ。私と琴里、それからシンのアドレスが登録してある。連絡用として持っていて欲しい」

 

「アンタが精霊のままでいいって言うから、特別に作ったのよ。感謝しなさい」

 

  早速スマホを立ち上げる。

 

  お、もうこんな時間だ。今まで時計無かったから、助かる。そろそろ行かなきゃな。

 

「ありがとうございます!では失礼します!」

 

「へ?アンタどっか行く用事あんの?」

 

「ええ、ありました。ドアの修理だけお願いします!それじゃ!」

 

  言うが早いか、俺は窓から飛び出して学校を後にする。

 

  待ってるんですよ、司令。

 

  今日も可愛い小学生達(とお菓子)がね!

 

  明らかに小学生にたかってるわ。俺最悪だわー。オトモダチってことでいいよね?

 

 

 

 

 

 

「行ったようだね、彼」

 

「ええ。元気そうでまあ何よりってとこかしら」

 

  窓から見送っていた誠が見えなくなったのを確認し、琴里と令音は窓を閉める。

 

「なあ琴里。精霊って、誰しも救いを求めてないのか?」

 

  見計らったように、士道は口を開く。士道から見て、誠は、名前の無い精霊(プリンセス)と異なり、生き生きとしていた。

 

  だが、琴里の表情は、優れなかった。

 

「それは、無いわね」

 

  琴里は知っている。士道が他人の絶望に敏感なことを。

 

  だから、士道が()()()()()()()からこそ、不安に思った。

 

「士道。先に言っておくわ。頭の片隅に記憶しておきなさい。誠のことよ。先週から、アイツの経歴について調べさせたの」

 

「ああ」

 

  妹の様子に、士道は何かを感じとり、自然と応答にも力が籠る。

 

  少し言うのを躊躇ってから、琴里は調査結果を告げた。

 

「小学校高学年の時に父親から虐待されて、中学生の間は施設に入れられていたみたいよ」

 

「何だって!?」

 

  つい大声を出してしまい、慌てて口許を押さえる。暫し沈黙が流れるが、琴里の言葉を引き継ぐように令音が語りだす。

 

「施設の管理人によれば、自己防衛が働いたのか、誠は虐待当時の記憶を完全に忘れているらしい。しかし、何らかの心的外傷が残っていてもおかしくない。彼は今、危ない橋を渡っている可能性もある」

 

「力に、なれないのか?」

 

「無理ね。下手に手を出すと、私達がトラウマを抉じ開けることになる。私達に出来るのは、祈ることと、誠が助けを求めた時に、駆けつけてあげることだけよ」

 

  だから、琴里は誠の邪魔をした。

 

(絶対に、後悔させてやる。早く泣きついて来なさい)

 

  もう居ない()に思いを馳せ、琴里は目を瞑る。

 

(─────アンタが、壊れる前に)

 

 

 

 




精霊の皆さんてさ。

野良のときどう生活してるんだろう。

そう思って、今回はこんな感じにしました。

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