弱者の歪む世界   作:電脳電力

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弱者と歪む世界を読んで頂きありがとうございます

お陰様でお気に入り登録が100を超えました

本当にありがとうございました


弱者と王様

不良二人組は灰色の少年黒神持ち悪いと言う感情をそのまま表情にうかべている。

 

「なんだ・・コイツ、気持ち悪りぃ。」

 

「コイツ、もしかして13組のせいとか?」

 

 

灰色の少年は楽しそうにニヤニヤと笑っている

 

<・・・・・・・>

 

灰色の少年はゆっくり不良に近づく楽しそうに

 

「ち、近づくな」

 

不良の一人は近づいてきた灰色の少年に金属バット頭を殴り付けた。

 

だが灰色の少年は避けずにバットを頭で受けた、

 

グシャと言う音と共に血飛沫が頭から吹き出てくる

 

 

だけど 灰色の少年はニヤニヤ笑う

 

 

もう片方の不良は木製バットを握りしめ灰色の少年の脇腹をバットで殴る。

 

だけど 灰色の少年はケラケラ笑う

 

不良達はあまりの気持ち悪さにバットを捨てて後ずさる。

 

 

灰色の少年はにこにこしながら木製バットを拾うと

 

不良の肩をぶん殴る

 

ゴキンッと不良の肩が鳴くと

 

灰色の少年は不良の頭を目掛けバットを振り落した

 

はずだった。

 

 

 

「ヒレフセ」

 

 

と言葉《めいれい》が聞こえた瞬間不良達の

 

体が地面に吸い込まれた

 

当然灰色の少年の攻撃は空を切った。

 

 

「王の命令を無視するとはこの学園では3人居るかいないだぞ? 」

 

 

〈・・・・たぶん僕が前にいた学校のクラスで10人は

耐えれると思うぜ?〉

 

「貴様・・・・二重人格か?」

 

〈いえいえこっちが素ですよ?だってこっちの方が

親しみ安いだろ?〉

 

 

「おい、狂人」

 

〈何だです?〉

 

『ヒザマズケ』

 

〈嫌ですだぜ〉

 

 

『ヒレフセ』

 

〈嫌だ言ったんだよ〉

 

灰色の少年は真っ赤な瞳を閉じると

 

悲しそうな顔で王様とは逆の方に歩きだした。

 

 

「何か冷めたんで帰ります。さよなら王様さん♪」

 

「待て、最後に王たる俺から質問だ。」

 

「なんでしょうか?王様さん?」

 

 

 

 

 

 

 

「貴様は何者だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「弱くなりたい弱者です」

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=====風紀委員室=====

 

 

 

 

「なぁー無音軸。

「何ですか?冥利さん」

 

「俺さあ黒髪めだかとバトってみようと思うんだが 」

 

「やめたほうが良いですねー 」

 

「・・・・なんでだ?」

 

「あの子は他者の技やスキルを昇華する能力を持ってますから きっと負けますよ 」

 

「ふーん、やけに詳しいな」

 

「実際、僕の〈負敗勝者〉で乱神モードとか作ってましたから、まあ僕の〈負敗勝者〉の10分の1しか昇華できてませんでしたけどね。」

 

「へぇーお前そんな強いんだ」

 

「いやいや!やめてくださいよこの小説のタイトル変わってしまいますから!せっかくお気に入り登録100超えたのにやめてください。」

 

「まあ良いや、で?」

 

「はい?」

 

「お前は黒神の事は他の連中のように黒神の事好きなのか?」

 

「僕は昔からあの子が好きですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が他人を幸せにするとか

 

叶わない夢を持っている事か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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