インフィニット・ストラトス 白き流星   作:朱羽総長

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お久しぶりです。
高校が始まってなかなか執筆に使える時間がなく、投稿が遅れてしまいました。

今回から原作に入ります。


IS学園へ

「全員揃ってますね~。SHR始めますよ~」

 

副担任の山田真耶[やまだまや]先生が黒板の前でにっこりと微笑みながら喋っている。

 

「それでは皆さん、これから1年間よろしくお願いしますね」

 

だが教室中のだれも返事をしない。

 

「じゃ、じゃあ出席番号順に自己紹介をしてください」

 

一夏side

きつい。これは想像してた三倍はきつい。

周囲は女子しかいない。クラスの半数からの視線を感じる。真ん中の列の一番前の席なので目立ってしまうのは分かるが。

なにかしらの救いを求めて視線を窓側にいる幼なじみの篠ノ之箒におくるが

 

「…………………。」

 

目があった瞬間にそらされた。

くそ、久しぶりの再開なのに薄情だな。

そんなに嫌われてたか?

幼なじみといえばこのクラスにいるもう1人の男子であり相棒ともいえる結人は大丈夫だろうか。

 

 

 

結人Side

ちょっとうろたえながら進行する山田先生。やや低めの身長と若干童顔なのでうろたえているその姿は、なんか可愛い。

………俺、結構余裕だな。こんな状況でそんなこと考えられるなんて。

一夏は不幸だな。席が前とは。

同じ真ん中でも俺は一番後ろだからな、視線も少ない。

横一列とその前の二人、あとはチラッとみてくるのがいるだけ。

2つ隣の席から敵意みたいなものを感じるのがちょっと不安だが。

 

「織斑く~ん。織斑一夏く~ん」

「ハッ、ハイ!」

 

一夏め、気を抜いてたな?キョドってるぞ

 

「織斑一夏です。え~と……」

 

クラスの視線が一夏に集められる。

さてさてなにをいうかな?

 

「…以上です!」

 

がたんっ!

クラスの何人か+俺はずっこけた。

なんだそりゃ。なんかいうこと無かったのかよ。

あ、一夏の後ろに鬼神が

 

パアンッ!

 

「いっー!?」

 

一夏が振り向く。そして一言

 

「げぇっ、関羽!?」

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

パアンッ!ともう一発。

確かに何故関羽?

鬼神もしくは鬼だろ。

千冬さんはこちらを振り返るようにまわりながら

 

ヒュンッ!

 

「あぶねっ!」

 

出席簿を投げてきた。

咄嗟に反応して避けた。

出席簿は回転しながら真っ直ぐ進み壁に刺さった。

周りがすんごい引いてるぞ。千冬さん。

 

「変なこと考える貴様が悪い。

それにまさか刺さるとは思わなかった。

次からは手加減しよう。」

 

心読まないでくれ。怖いから。

あとぜひそうしてください。

 

「諸君、私が1年1組の担任の織斑千冬だ。君達を1年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことは良く聞き、よく理解しろ。逆らっても良いが、私の言うことは聞け。いいな」

 

おぉ~。まさしく鬼だnヒュンッ!

ズゴンッ!

く…そ…やら…れ…た…。

バタンッ!

 

 

 

 

あとから聞いたが、俺は千冬さんが投げた出席簿(山田先生の)が直撃し、気絶したらしい。

 

 




色々と意見をいただいたヒロインですが今は4人程考えています。
ところで質問ですが、

微ハーレムって何人位をいうのでしょうか?(*´д`*)

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