今回はプール回の後編です
授業が終わったあと、生徒たちはシャワーを浴びて更衣室で着替えていた。
零斗「今日のプールも散々だったな・・・・・・・」
カミト「ハハハ・・・同感だよ」
冬児「先輩たちも大変だったな」
渚「皆さんスゴかったですよね・・・・」
零斗たちがそんな話をしている中、一誠とアラタが壁に耳を当てているのを一夏が見つけた。
一夏「先輩たち何してるんですか?」
アラタ「織斑かお前もこっちこいよ」
そう言いながらアラタは一夏を誘ってきたので一夏はアラタたちと同じように壁に耳を当てた。
刀奈『箒ちゃんって胸おおきいわよね~』
箒『そ、そうですか?私には邪魔なものだと思うんですけど』
深夏『確かにそうだよな。運動するときとか邪魔になるし』
幽香『肩もこるし、男子たちからもいやらしい視線を浴びるんだからそこまでいいものじゃないわよ』
美波『巨乳はみんなそう言うのよ‼』
アデーレ『私たち貧乳の気持ちなんてわからないんですよ‼』
茅野『巨乳は滅べ‼』
どうやら壁の向こう側は女子更衣室のようで胸のことで話していた。
そんな会話が聞こえた一夏と他の男子生徒(一部を除く)が顔を赤くしていた。
だが突然女子更衣室の方から悲鳴が聞こえてきた。
ナミ『のぞきよー!』
白雪『へんたーい!』
その声を聞いた男子たちは驚いた。
今時そんなことをするバカがいるとは思えなかったからだ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
放課後。プールの授業に参加した生徒たちは体育館に集合していた。
銀時「ではこれより覗き犯を見つけようと思う。まぁ犯人はわかっているか。ということで自首しろ兵藤と春日」
一誠・アラタ「「そんな!?俺たちは無実ですよ先生‼」」
銀時「お前ら原作だと女子の服を脱がす変態キャラだろ?それにこの小説の一話でもお前ら女子の覗きするために授業サボったとか言ってたしな」
銀時がそう言うと女子たちは一誠とアラタを親の敵のように睨んだ。
雄二「先生一誠たちは犯人じゃないぜ」
冬児「その二人は織斑と一緒に壁越しに女子たちの会話を聞いてたからな」
雄二と冬児が一誠とアラタの無実を証明したが一夏も一緒に軽蔑した目で見られた。
一夏「ちょっ、先輩俺を巻き込まないでくださいよ!?」
雄二「その方が面白いからな」
一夏「酷い!?」
銀時「まぁアリバイがあるならお前ら二人は違うってことだな」
一誠とアラタは疑いが晴れてホッとした。
銀時「とりあえず誰かそのときのことを詳しく話してくれ」
知弦「私が話します」
知弦の話によると女子たちが着替えていると妹紅と霊夢が何か光るものが見えて何だろうと思ったらカメラだったらしく、その後誰の声だかは分からないが数人の男性の声が聞こえたらしい。
零斗「なるほど」
早苗「あの・・・・」
銀時「どうした東風谷」
早苗「私、あの後廊下で誰かがやけに長いものを持って走って逃げているのを見ました」
桂「なるほど。つまりそれが異常に改良されたカメラのレンズか」
耀「それは違う」
耀が不満げに手をあげた。
耀「それは私が買った購買の一日十個限定の『ギガトンフィッシュフランスサンド』だよ。早く着替えて買いにいったんだよ」
早苗「じゃあ私が見たのは・・・・」
耀「多分私のフランスサンドだと思う」
土方「いや、そうとは限らねぇーぞ」
耀の言葉を否定するように犯人の手がかりを探していた土方たちが現れた。
新八「どういうことですか?」
山崎「皆さんこれ見てください」
風紀委員たちの中から山崎がみんなの前に出てあるものを見せた。
山崎「校舎裏で見つけた異様に改良されたカメラのレンズです」
圭「本当にあったぁぁぁぁぁ‼」
山崎が持ってきたのは2、3メートルほどの長さをもったカメラのレンズだった。
飛鳥「どこでこんなもの売ってるのかしら?」
文「あやや!これ私の昨日無くしたと思ってた奴じゃないですか!?無いと思ったら盗まれてたんですね‼」
明久「あ、文のなんだこれ」
雄二「俺はてっきりムッツリーニのだと思ってたんだがな」
康太「俺のはもっと大きい・・・・・」
秀吉「持っておるのは否定しないのじゃな」
アリア「とにかくまずは指紋を調べるのが先ね。金次とっととやりなさいよ」
金次「ヘイヘイ」
アリアの命令に渋々と従ってカメラのレンズの指紋を確認するが
金次「・・・・・・ダメですね。綺麗に指紋が拭き取られてます」
沖田「それは残念でさぁ。代わりに土方さんの指紋をつけときましょうや」
土方「おい誰かこいつをボイラー室に叩き込んでこい」
そんなことを話していると別の風紀委員が入ってきた。
風紀委員「副委員長!校舎裏にデジタルカメラがありました‼」
土方「でかした‼」
土方が風紀委員が持ってきたカメラの中身を見るとそこには女子たちの着替えてる写真が撮られていたのだった。
零斗「これはビンゴだな。日付は今日だし間違いないだろう」
明久「うんそうだね(ポタポタ)」
鍵「許せないことだ‼(ポタポタ)」
銀時「全くだぜ(ポタポタ)」
魔理紗「お前ら鼻血出しながら何言ってんだ」
女子たちの着替えてる写真を見た多くの男子が鼻血を出しているが女子たちはそれよりも盗撮犯に対しての怒りが勝っており、鬼のようなオーラを出していた。
銀時「おいおいお前ら怒り爆発するなよ。絶命秘奥義をだすのは犯人だけにしとけよ」
千冬「それで指紋は?」
金次「残念ですけど綺麗に拭き取られてます」
零斗「とにかく今はこのカメラの中から犯人の手がかりになる写真を探そう」
明久「そうだね。ってこれは」
そして明久が見つけた写真には記念写真のように女子更衣室の前でピースしている近藤、東條、サンジ、岡島、松田、元浜の姿があった。
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
ダッ!!(近藤たちが逃げる音)
霊夢「Are you Ready?」
女子全員『『『『『 Let's Party! 』』』』』
ヤバイと感じて逃げ始めた近藤たちを霊夢の合図によって女子全員が追い、男子たちは近藤たちの冥福を祈りながら見るのであった。
数時間後、ぼろ雑巾のようになった近藤たちがごみ捨て場にゴミのように捨てられていたのだった。
これでプール回は終わりです
それで皆さんに少し意見を求めたいことがあります。
新しい話を書こうと思ってるのですが候補が3つあってどれにしようか迷っています。どれがよみたいと思えるのか教えてください。候補はこの3つです。因みに全て元ネタは銀魂です。
・性転換事件
・入れ替り事件
・ドライバー事件
感想の方でどの話がいいか意見をお願いします