禍終素学園の混沌な日常   作:有頂天皇帝

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夏期講習で忙しくて投稿遅れました


プールは夏の最大イベントのひとつである

この学園には巨大な室内プールがあり、夏でも冬でも使用することが可能で、月に二、三回は授業で使われている。

今日は高等部の3ーUと2ーZ、1ーT、中等部の3ーEと合同授業として使うことになっている。

そしてエロいことを考えるバカどもがいた。

エロコックことサンジ、ストーカー風紀委員長近藤勲、九兵衛とロフトとカーテンのシャーしか考えていない東條歩、中等部のエロカメラマン岡島大河、そして変態三銃士と呼ばれる二人の元浜、松田だった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

プールの時間。

 

零斗「やっぱ温水プールはいいな。春でも泳ぐことができるんだからな」

 

明久「なんかテンションあがるよね」

 

鍵「だな。それに他の学年との合同授業ってのも」

 

一足先に水着に着替えた零斗たちは準備体操しながら話していた。

 

トーリ「ホライゾン?何で俺は木に縄で縛られてプールに浮かされてるんだ?」

 

ホライゾン「jud.それはトーリさまがホライゾン以外の女の子に興奮して襲いかからないようにするためです」

 

トーリ「おいおいホライゾン!いくら俺でもそこまで節操なしじゃないぜ‼」

 

ホライゾン「この間女生徒に襲いかかったのはなんですか?」

 

トーリ「それは仕方ないことだろ!そこにオパーイがあるのが悪いんだからな‼」

 

ホライゾン「jud.それではトーリさまはしばらくの間そこにいてください」

 

既にプールにいた第二生徒会長トーリがその彼女であるホライゾンによって簀巻きにされてプールに浮かばされているが零斗たちは気にしない。この学園ではよくあることだ。

 

殺せんせー「ヌルフフフフ。いや~やっぱりプールはいいものですね~。女生徒や女教師の水着とか見られて」

 

銀時「落ち着け殺せんせー。俺たちはガキ共が妙なことをしないためにここにいるんだ。俺はプリプリデカプリ娘を見るがな」

 

松平「おい、おじさんにもその双眼鏡寄越せよ。おじさんだって若い娘の水着姿凝視したいんたから」

 

新八「あんたら本当に教師ですか?」

 

中等部の3ーEの担任の殺せんせーと、2ーZの担任銀時、そして体育教師の松平がそれぞれ双眼鏡を持って生徒たちの水着姿を見ようとしていた。

お巡りさんコイツらです。

 

長谷川「とりあえずみんなプールで足つらないようにちゃんと準備体操してから入れよ」

 

用務員兼プールの監視員の長谷川さんがそう注意した。

 

神楽・沖田・ルフィ・ウソップ・チョッパー・くりむ・日向・ユイ・圭・優太・因幡「「「「「アイアイサーー!」」」」」

 

長谷川「人の話聞いてた!?」

 

しかし長谷川さんの話を無視し、一部の生徒たちは準備体操せずにプールに入っていった。

 

長谷川「おい!準備体操してねぇのに、はいんじゃねえよ!ってか因幡さん‼教師が率先としてやってじゃねぇよ‼そして野崎と日向!ツッコミ放棄してボケになるんじゃねぇ!働けバカ野郎‼」

 

しかし長谷川さんの言葉もむなしく彼らの耳に届くわけがなく、更には彼らの後を続くように他の生徒たちもプールへと飛び込んでいった。

 

零斗「やっぱこうなるよな」

 

鍵「まぁ久しぶりのプールだからな。みんなもテンションが上がってるんだろ」

 

雄二「そう言うお前らも既に入ってるけどな」

 

雄二の言う通り零斗たちもプールの中に入って水中バレーの準備をしていた。

 

零斗「こういうのは楽しんだもの勝ちだ。そう言う雄二だって参加するだろ?」

 

雄二「当たり前だろ。どうせあの教師どものことだあのまま覗きを続けて授業なんてしないだろうからな」

 

とゆうことで零斗たちは水中バレーをするために他の生徒たちにも声をかけようしたが、三人は突然水中へと引きずり込まれた。

 

零斗・鍵・雄二「「「ガボッ!?グボッ!?」」」

 

突然のことに驚いて、三人はそのままプールの中へと沈められた。

意識を失うとき、彼らは霧島翔子、ゼノヴィア、宇宙巡が足を掴んでる姿を見たそうだ。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

明久「みんなわかった?水中鬼はあんな感じで危険だからやっちゃダメだよ」

 

明久はそう言いながら今ゼノヴィアたちによって沈められてる零斗たちを見ながら3ーEの生徒たちに説明していた。

何故零斗たちがゼノヴィアたちによって沈められてるのかというと、

零斗たちから少し離れた明久に3ーEの赤羽業が水中鬼をしようと誘ってきたので明久は霧島たちに『雄二たちを水中に引きずり込んで、溺れさせたあとで人工呼吸したら勝ち』と少しルールを変えて説明した。

結果、零斗たちは溺れてゼノヴィアたちが人工呼吸しようとしたが、鉄人に見つかって三人は説教されていた。

 

渚「というか先輩たち大丈夫なのかな」

 

明久「大丈夫だよ。まぁ霊夢たちにこのことがバレたらまずいと思うけどーーー」

 

霊夢「へぇ?誰に何がバレたらまずいって?」

 

後ろから聞こえた声に明久は冷や汗を流しながら後ろを振り向くとそこには額に青筋を浮かべている霊夢と茨木華扇がいた。

 

明久「去らば‼」

 

霊夢・華扇「「逃がすかっ‼」」

 

明久は直感でこれはまずいと思い全力で走り去った。それを霊夢たちは弾幕を張りながら追いかけていった。

 

業「なんか水中鬼よりあっちの方が面白そうだね渚くん」

 

渚「いや、ああなったのは業くんも関係あるんだから少しは気にしなよ?」

 

業「昔の偉人だって言ってたじゃん。『面白きことはよきことなり』って」

 

渚「ダメだこいつ早くなんとかしないと・・・・・・」

 

業に対して潮田渚はそう言うが業のことだから無意味だと分かってそれ以上何も言わなかった。

 

茅野「渚、業くん。先輩たちが水中バレーしようだって」

 

渚「あ、うん今行くよ」

 

茅野カエデが渚たちに手を振って呼んできたのでそっちへと向かった。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

銀時「よーしお前ら遊びはそこまでだ。そろそろ授業始めるぞ」

 

殺せんせー「この小説。学園ものなのに中々授業やりませんからね」

 

松平「そろそろ授業やらないと不味いからな」

 

新八「メタ発言するな‼」

 

渚たちが知弦やアラタたちと水中バレーをし、霊夢たちによってボロボロになった明久と溺れていた零斗たちが目覚めると鉄人によって叱られた銀時たちが真面目に授業を始めることになった。

 

銀時「つっても何やるかなんて決まってねーからな。誰かやりたいものネェか?」

 

サンジ「ハイハイ!俺は水中騎馬戦やりたいです!」

 

サンジがそう提案すると男子生徒の多くがそれに賛成していた。

 

松平「水中騎馬戦か・・・・いいな読書にもサービスシーンとしてポロリもあったほうがいいしな」

 

松平の言葉に女子たちが避難の声が上がったが松平はそれを無視した。

零斗たちは心のなかで不安になっていた。

 

そしていざ騎馬戦が始まるときそれぞれ二人一組でくんだ。

それで雄二は土御門春虎と鍵は深夏の妹の真冬と明久は塔城小猫と零斗はライカとペアになった。

 

春虎「すいません先輩俺が上になっちゃって」

 

雄二「気にするな。俺の方が力あるからな」

 

真冬「杉崎先輩。私ゲームしたいんですぐにまけましょう」

 

鍵「弱気だね真冬ちゃん!?」

 

明久「何で僕たちは女子とペアになってるんだろ?」

 

零斗「さあな。人数が足りなかったんだろ」

 

塔城「気にしないでください先輩。私たちは問題ないので」

 

ライカ「ア、アタシも問題ないです」

 

春虎が申し訳なさそうに雄二に謝り、真冬は最初からやる気がないから負ける気でいた。何故か明久と零斗の上に乗ってる小猫とライカは顔を赤くしていた。

 

幽香「妹紅。まず明久たちを潰すわよ」

 

妹紅「いいぞ。互いに協力しようじゃないか」

 

霊夢「いい?零斗を倒せなかったらただじゃないすまないわよ」

 

夏目「は、春虎くん助けて」

 

幽香と妹紅が殺気丸出しで明久たちを見ていて、霊夢が土御門夏目を脅し、夏目は涙目になっていた。

 

松平「それでは・・・始めぇ‼」

 

松平の合図によって試合が始まった。

プールはすぐに戦場と化した。

土方と沖田が斬り合いをしたり、鍵が上でゲームをしてる真冬を落とさないようにしながら深夏と華扇から逃げたり、小猫が幽香と妹紅と戦ったり、零斗が霊夢たちから逃げたり、リリスとアリンが戦ったり、当麻が美琴のレールガンを防いだり、渚が上に乗ってる茅野と一緒に敵を倒したり、近藤と東條が妙と久兵衛に襲いかかって撃退されたり、ペアになったゾロとサンジが互いに足を引っ張りあったり等々色々なことがあった。

最終的には一誠の赤龍帝の力で倍加したアラタの魔術によって全員の水着が弾けとんで裸になって、怒った女子たちに二人がボコられて授業は終わった。

しかし、このあとあんなことが起こるとは誰も知るよしはなかった。




次回でプール編は終わります。

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