禍終素学園の混沌な日常   作:有頂天皇帝

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GATE編二話始まりです

OP『GATE~それは暁のように』


GATE編二話 東京観光しようじゃないか

紫の発表により学園全員による東京旅行。今は東京に向けて船が出航して1時間。深夜なので明日に備えてみんなそれぞれの寝室で寝ている─────

 

零斗「よっしゃぁ、一上がり!」

 

アラタ「くそ、あと少しだったのに!?」

 

鍵「そして俺も上がりだ」

 

十六夜「ヤハハ、俺もだ」

 

明久「3人とも早くない!?」

 

当麻「不幸だー!?」

 

 

────などということは無い!!

 

 

旅行の前日とはテンションが上がるもので寝付けることができないので生徒達はこうしてトランプをやったり、どこをまわるのか友人と話していたり、酒盛りしていたりなど生徒も教師も好き勝手に過ごしていた。

 

エルネスティ「あぁ……東京の自衛隊基地にあるロボットたちを見れると思うとワクワクが止まりません」

 

アディ「うぅ……エルくんが冷たくて硬いものばっかり愛でてるよぅ…………」

 

キッド「ハァ………………」

 

セイバー「士郎、東京に行くなら秋葉原に行きましょう。今なら映画記念で私たちのコラボしてるカフェがあるそうです」

 

士郎「セイバー、そのカフェもう終わってるよ」

 

セイバー「なん、ですって......」

 

しかし真面目な人達というのはどこにでもいるもので、彼らを注意する者達はいるのだった。

 

リリス「みなさん!明日は朝から回るんですからいい加減寝てください!!」

 

奏「みんな、明日大変になるから寝た方がいいわ」

 

千冬「貴様ら寝ろ」

 

『はーい』

 

流石に眠いのか注意されるとみんな大人しく自分たちの寝室へと移動していった。

この客船は学園の全員が入れるほどの大きな客船であるが元は攘夷戦争で使われた戦艦で格納庫には学園の生徒達が所有しているMSやKMF、幻晶騎士、カタクラフトなどのロボットたちが収納されている。

また寝室は学年男女別に別れ、寝室は畳で1人1枚ずつ布団が敷かれていた。

そして全員大人しく布団に寝るのだった。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

冬の風の冷たさが身にしみる今日この頃、禍終素学園の教師生徒たちは朝に到着して早々クラスごとに今日の予定をそれぞれの担任から聞いていた。

 

銀時「今日の予定はというか基本今回の旅行は指定された場所を班ごとで自由行動が基本だ。問題さえ起こさなきゃ特に言うことはねぇ」

 

新八「適当すぎだろ!?」

 

銀時「いいんだよ。旅行なんてもんは自分たちが楽しめりゃ」

 

そんなこんなで教師からの話もあっさり終わって生徒達はそれぞれ事前に決めておいた班で東京を満喫するのだった。

零斗の班は鍵、深夏、華扇、霊夢、早苗の6人で秋葉原に来ていた。

ちなみにネロたちも零斗についてこようとしたが他のサーヴァントたちと一緒に浅草に行くことになったので今はいなかった。

 

零斗「ところでみんなはどこに行きたいとかあるのか?」

 

鍵「俺はゲーム買うぐらいしかないな」

 

深夏「私はゲーセンで少し遊びたいな」

 

早苗「私はプラモが欲しいので模型店に」

 

霊夢「何でもいいから何か食べたい」

 

鍵「そういう零斗はどこか行きたいとこないのか?」

 

零斗「俺?俺はちょうど今開催されてるらしい地下の裏市場に行きたい」

 

『思ったより危険そうな場所行こうとしてる!?』

 

零斗の行こうとしてる場所が危険そうで鍵たちは驚いていた。

 

零斗「いや裏市場って言っても危険じゃないよ。ただ魔獣やら妖刀やら魔剣やらちょっと表じゃ出せないようなものが売ってるだけだから」

 

鍵「充分危険じゃねぇかよ!?」

 

零斗「他にも勝手に動くガンプラやら一ヶ月で育つ米とか組手ができる人形とか面白そうな道具が売ってるんだぜ?」

 

『よし行こう』

 

鍵「うちの女性陣は行動力溢れてるなぁ!!」

 

裏市場に売ってるものに興味を惹かれたのか霊夢たちもそちらに早速行こうとしていた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

場所は移動して秋葉原の地下にある裏市場。天人やら異世界人といった人間以外の人も珍しいもの見たさなどで来ていた。

檻に入った狼などといった小型のものから翼竜などの大型のものがおり、魔剣やら魔銃などといった武器が並べられていたりなど色々なものがあった。

 

零斗「おじさん。これください」

 

店員「あいよ。毎度あり」

 

零斗は店に売ってる特殊弾丸を色々買っていた。武器も弾丸も零斗自身の力で作れるが、こういったところのものは特別製なので一般的な性能のものしか造れないから買う必要がある。

 

零斗「さて、次は何買おうかな」

 

零斗は市場で売ってるもので興味が引かれるものがないか探しているとイャンクックやボルボロスなどといったモンスターによる競馬のようなものが行われているのが目に入った。

 

銀時「いけぇーイャンクック!!お前に全て賭けてんだ!!」

 

長谷川「負けんなイャンガルルガ!!」

 

イヤミ「チミに全財産賭けたザンスよクルペッコ!!」

 

六つ子『こいこいこいこいこい!!』

 

零斗「・・・・・・別の場所見よ」

 

大人達の汚い姿を見てしまった零斗はそれを見なかった事にして別の場所へと向かった。

そして少し歩いていると零斗の前に謎の女性が近づいてきた。その女性は片手にクーフーリンと同じ赤い槍を持って紫色のタイツを着ており、口元は布で隠されていた。

 

零斗「えっと、何か?」

 

謎の女性「何、ただお前に渡したい物があるだけだ」

 

零斗「それってなんですか?」

 

謎の女性「既に渡してる」

 

零斗「え!?」

 

女性が指さした方を見ると零斗の手元に一本の剣があった。驚いて手元にある刀を凝視する零斗だが説明を求めようと顔を上げるとそこには既に女性の姿はなかった。

 

零斗「何だったんだろう今の女の人?まぁタダで剣を手に入れられたんだからいいか」

 

心残りはあるが別に怪しいセールスとかではなさそうだから一応後で士郎に見てもらってこの剣が危険かどうか確認してもらえばいいと考えた零斗は剣を腰に差してそのまま市場を見ることにした。

 

クーフーリン「くたばれ弓兵!!」

 

エミヤ「貴様に負ける私ではないこの狗が!!」

 

凛「アンタらこんな所で喧嘩するな!!」

 

クーフーリン・エミヤ「「グホォッ!?」」

 

新八「ぶはぁっ!?」

 

鍵・雄二「「どうした新八!?」」

 

守「なんかR18禁に加工された寺門通のフィギュア見たらいきなり鼻血出して気絶したんだが」

 

銀時「しょうがねぇよ。新八は童貞なんだからこういった刺激には弱ぇんだよ」

 

殺せんせー「おぉ、これは素晴らしい。ぜひ買っておかなくては・・・」

 

松平「おい、買ったらおじさんにもちょっと見せてくれよ」

 

タツミ「マインの方が世界一可愛いにきまってんだろ!!」

 

ウェイブ「バカ野郎!クロメの方が宇宙一可愛いに決まってんだよ!!」

 

マイン・クロメ「「恥ずかしいからヤメなさいよこのバカァァァ!!」」

 

タツミ・ウェイブ「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!?」」

 

道中クーフーリンとエミヤが喧嘩をしてそれを凛によるガンドで止められたり、新八がアダルトに加工された寺門通のフィギュアを見つけて鼻血を出して気絶したり、殺せんせーが普通では出回っていない好みのエロ本を生徒に見つからないようにこっそりと買ってたり、タツミがウェイブとどっちの彼女の方が可愛いか口論しているのを赤面したマインとクロメにとめられたりなどと市場関係なしで楽しんでいた。

 

霊夢「みんな市場関係なしに楽しんでるわね」

 

零斗「ってかなんでみんなここに来てるんだよ」

 

合流した霊夢と零斗は屋台で買った焼き鳥を食べながら話した。

 

零斗「霊夢は何かいいもの買えた?」

 

霊夢「育ちが早くて簡単に育てられる野菜とか買ったわ。あとは今みたいに買い食いしてるぐらいよ」

 

霊夢はどうやらいいものを買えたようだ。これで旅行から帰ってきたあとに飯をたかりに来るということはないだろうと零斗は安心したが、霊夢は霊夢で今回の旅行で稼いだお金を使い切ったらしばらくの間は零斗のとこでご馳走になる気でいた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

市場を見終えたあとに零斗は鍵たちと合流して昼飯を食べたあとは秋葉の街を観光していた。

 

霊夢「にしても美味しいわねこのガンダム焼き」

 

零斗「そうだな。やっぱ東京には美味いものが多いな」

 

早苗「 甘いものはすばらしいですよね」

 

鍵「お前ら食いすぎじゃね?」

 

零斗、霊夢、早苗の3人が食後のデザートということで駅前のガンダムショップで買ったガンダム焼きを食べていた。それを見た鍵は呆れていた。

 

霊夢「よく言うじゃない。女の子は普通の胃袋だけじゃなくて甘いもの専用として別腹を持ってるって」

 

早苗「そうですよ杉崎さん。そういった女の子のことがわからないとハーレムなんて一生つくれませんよ」

 

鍵「マジか!?それじゃあ女の子のことを理解すればハーレム王になる夢も叶うってことか!!」

 

深夏「そんなわけないだろ」

 

華扇「そんなので出来たら殆どの人がハーレム王になっちゃいますよ」

 

鍵「だよな」

 

鍵も本気にしてなかったようであっさりと退いた。

そして秋葉の街には2ーZの生徒以外の学年の生徒達も来ていた。

 

トーリ「よーしお前ら!!さっそくエロゲショップで今日発売の『お姉さんが快楽天国にイかせてア・ゲ・ル♡』を買いにいくぜ!!」

 

境界線上のホライゾン男メンバー+学園の変態たち『おぉーーー!!』

 

武市「青少年権限育成条例改正案反対ィィィィ!!表現を律する暇があるなら己の心を律する術を覚えよ!!漫画もネットもアニメもない時代からロリコンは存在しているんだ!!そこに蓋をするではない。向き合い律する心を育むのが大切じゃないのか!!ちなみに私はロリコンじゃないフェミニストです」

 

また子「マジで死んでくださいよロリコン」

 

武市「だからおめぇー、ロリコンじゃねぇって言ってるだろうが」

 

松野兄弟『ま、負けた・・・』

 

リーシャ「ルクス、アレはなんだ?」

 

ルクス「リーシャ様。アレは見てはいけないものです」

 

クルルシファー「アレはただの敗者よ」

 

箒・セシリア・鈴「「「一夏ぁぁ!!逃げるなぁぁぁ!!」」」

 

一夏「あぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ラウラ「シャルロット、クラリッサに聞いたのだが男はコスプレとやらが好きらしいぞ」

 

シャルロット「えぇとラウラ?その人の言ってる事って本当なのかな?前もそれで酷い目に──」

 

ラウラ「実際零斗先輩もそういうものに興味を示していると聞いたことがあるぞ?」

 

シャルロット「ラウラ?僕ちょっとそこの服屋に行ってくるね」

 

姫路「明久くん。良かったらお昼にこれをどうぞ♪」

 

明久「あ、ありがとうね姫路さん・・・」

 

白雪「キンちゃん退いて!ソイツ殺せない!!」

 

アリア「退きなさいよバカキンジ!ソイツに風穴開けられないじゃない!!」

 

キンジ「頼むからお前ら喧嘩するなよ!?」

 

トーリが点蔵たち境界線上のホライゾンメンバーと一誠たち学園の変態たちを連れてエロゲショップで新作エロゲを買いに行ったり、武市が駅前で青少年権限育成条例改正案反対の演説をやってまた子に呆れられたり、賭けで惨敗した松野兄弟をみたリーシャが気になってルクスにたずねたがルクスとクルルシファーはリーシャにそれを見ないようにしたり、一夏が好きな箒、セシリア、鈴がデートするために一夏を捕まえようとしていたり、ラウラがコスプレ専門の服屋で服を買おうとするのをシャルロットが反対しようとしたが零斗がコスプレに興味があると聞くと真っ先に店の中に入ったり、姫路が明久に手作り料理を渡して明久が冷や汗をかいたり、白雪とアリアが道の真ん中で喧嘩しそうになるのをキンジが止めようとしたりなどとどこいってもこの学園の生徒たちはバカなようである。

 

零斗「どこいってもうちの奴らって問題しか起こさないよな」

 

霊夢「すっごい今更よねそれ」

 

ガンダム焼きを食べ終わった零斗たちは街を歩いていると禍終素学園の生徒たちが騒いでいる姿があちこちで見られていた。

 

零斗「まぁどこに言っても変わらないってのはいいことなのかもな」

 

鍵「はは、そうかもな」

 

深夏「そのおかげで街が酷い目にあってるけどな」

 

華扇「まぁ学園長が何とかするでしょうから大丈夫だと思いますが」

 

早苗「そうですね。ところで霊夢何持ってるんですか?」

 

霊夢「コレ?何かそこに落ちてたから拾ったのよ」

 

早苗が霊夢の持ってる物が何か聞いてきた。それは黒光りに光る鉄で出来た球体だった。

 

零斗「おい、それってどう見ても爆だ─────」

 

ドォーーーーン!!

 

霊夢の持っていた爆弾が爆発し、それは零斗たちを巻き込んだ。

ちなみにこの爆弾は相良宗介がパン屋の店主を拳銃で脅している時にかなめにハリセンで叩かれ懐から落とした爆弾の一つであった。

その爆弾は一つ目の爆発をきっかけに至る所で爆発し、少し騒動になったのはまた別の話である。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

あのあとも色々とあり、時間は夜となった。無事に全員が紫学園長が予約していたホテルに戻って夕食をとり、今は風呂の時間となっていた。

 

一誠「よし、覗くか!!」

 

零斗「死に急ぎたいみたいだなあのバカは」

 

露天風呂につくなり一誠が覗きを決行することを高らかに宣言したのを零斗はバカを見るような目で見ていた。

 

一誠「バカとはなんだ!!そこに楽園があるなら突撃するのが男のサガってもんだろっ!!」

 

アラタ「女体の神秘にはそれほどの価値があるんだぜ」

 

松田「お前らだって見たいだろ!!女子達の豊かな胸部!!瑞々しい尻!!」

 

元浜「それを拝まないなんて男として廃れるってもんだぜ!!」

 

零斗「そうか、まぁ好きにすればいいさ」

 

女湯を覗きに向かいにいった一誠たちを止めることもせず零斗はゆっくりと湯に浸かっていた。

 

鍵「いやぁ、あいつらも命知らずだよな」

 

明久「まぁ気持ちもわからなくもないけどね」

 

雄二「なんだ明久?お前も覗きに行きたかったのか?」

 

明久「イヤイヤ!そんなことしたら命がいくつあっても足りなくなるから!!」

 

そんな感じで話していると上から何かが降ってきて、それが露天風呂に落下すると四つの水柱ができ水柱が消えた時にはボコボコにされた一誠たちが浮かび上がってきた。

 

零斗「予想通りだけど早かったな」

 

一誠「クソっ!!あと少しだったのによ!!」

 

アラタ「もう一度チャレンジするぜ!!」

 

そう言って一誠たちは今度はムッツリーニ、近藤、東城、土御門元春、青髪ピアスらを連れて覗きに再度挑戦するのだった。

 

零斗「ところでお前らなんか買い物した?」

 

雄二「俺は頑丈な錠前を大量に買っといた」

 

明久「僕は限定版のゲームソフトが安く買えたよ」

 

鍵「俺も限定版のエロゲとギャルゲ買えたな」

 

零斗「明久と鍵のは予想出来たけど雄二は何でだ?」

 

雄二「・・・・・・翔子の奴がまた俺の部屋に侵入してきたんだよ」

 

鍵「なんだ惚気かよ」

 

明久「くたばれ雄二」

 

零斗「彼女の惚気がしたいなら他所でやれ」

 

雄二「今の話でどうして惚気になるんだよ!?」

 

雄二が彼女の惚気?を言ってきたので零斗たちは舌打ちするのを雄二はツッコミした。

 

雄二「つうか、そういうお前はどうなんだよ零斗?」

 

零斗「俺?」

 

明久「そうだよ。零斗って今女の子7人と一緒に同じ屋根の下で一緒に暮らしてるよね?」

 

鍵「何も無いってことないだろ?」

 

零斗「いやいや、紫音たちには好きな人がいるんだから俺のことなんて思ってるわけな──」

 

カコーン!!(零斗に大量の風呂桶が当たった音)

 

零斗「げぼらっ!?」

 

風呂にいた男子達が投げた風呂桶が見事に全て零斗の顔に当たりそのまま湯の中へと沈んでいった。がすぐに浮かび上がった。

 

零斗「って何すんだテメェら!?」

 

銀時「うっせぇんだよこのクソガキ!!銀さんはなぁ、お前みたいな鈍感系を見てるとイラつくんだよ!!」

 

新八「あんた少しは女心とか理解しろよ!!」

 

零斗「黙れ腐れ天パにメガネ掛け機!!一生彼女できそうにないテメェらにアレコレ言われたくねぇんだよ!!」

 

銀時「あ、言ったな?銀さんが気にしてること言ったなこの野郎」

 

須川「おい!この裏切り者をこの場で処刑するぞ!!」

 

『おうよ!!』

 

零斗「上等だオラァ!!かかってこいや!!」

 

こうして男湯が風呂桶が飛び交う戦場へと変貌するのだった。

 

銀時「くたばれこのクソガキがぁぁぁ!!」

 

新八「オラァァァ!!」

 

零斗「当たらなければどうということはない!!」

 

当麻「ドムっ!?」

 

春虎「ギャンっ!?」

 

沖田「土方シールド!!」

 

土方「がはっ!?ってめぇ総悟!俺を盾にすんじゃねぇよゴラァ!!」

 

沖田「土方さんが盾に向いてるV字分けしてるからいけないんでさぁ」

 

土方「そうかなるほど。ならてめぇもV字に分けてやらぁぁぁぁ!!」

 

クーフーリン「坊主、お前もマシュの嬢ちゃんたちの裸が見たいんだろ?」

 

ヘクトール「おじさん達がちょちょいと向こうにマスターを投げてやるよ」

 

立香「いやいや!?そんなことしたら俺邪ンヌたちに殺されるよね!?」

 

エミヤ「ええいやめないか君たち!!」

 

トーリ「なら女装すりゃいけるよな!!」(武蔵アリアダスト教導院の女制服姿)

 

東城「なるほどそれは名案ですね」(胸を隠すようにタオルを体に巻いたソープ嬢の姿)

 

近藤「よし、もう1度再挑戦しようじゃないか!!」

 

ホライゾン「Jud.トーリ様はお帰りください」

 

九兵衛「うがぁぁぁぁ!!」

 

お妙「死ねゴリラぁぁぁぁぁ!!」

 

『ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?』

 

当麻や春虎のように戦いに巻き込まれて風呂桶が顔面に当たって気絶したり、土方を盾にして風呂桶から身を守った沖田を怒った土方が沖田と風呂桶を投げあったり、クーフーリンとヘクトールが藤丸立香(FGO男主人公)を女湯に投げ込もうとするのをエミヤが止めたり、トーリが女装したらいけるんじゃね?と馬鹿な考えをして女湯に飛び込んでホライゾンたちにぶっ飛ばされたりなどと色々騒いでいるがそれも終わろうとしていた。

 

零斗「くたばれこのカス共がぁ!!」

 

零斗は自分が創り出したバズーカで覗きする馬鹿たちと銀時たちに向かって放った。これによって馬鹿どもは黒焦げになったが同時に男女の湯を隔てている壁が壊れたのだった。

 

男性一同『あ』

 

女性一同『キャー!!////////////』

 

これによって男性陣は女性陣の裸を見ることが出来てしまった。これには覗きを実行していた男達もガッツポーズである。女性陣たちも最初は恥ずかしさでその裸体をタオルや手で隠していたが、徐々に見られたことに怒りを感じ攻撃態勢をとっていた。

 

零斗「あ、待って。これは決してわざとじゃ────」

 

霊夢「問答無用よ!夢想封印!!」

 

魔理沙「マスタースパーク!!」

 

幽香「花符『幻想郷の開花』!!」

 

華扇「龍符『ドラゴンズグロウル』!!」

 

妹紅「炎符『フェニックスの羽』!!」

 

早苗「奇跡『神の風』!!」

 

鈴仙「 波符『月面波紋(ルナウェーブ)』!! 」

 

輝夜「 神宝『ブリリアントドラゴンバレッタ』!! 」

 

文「風符『風神一扇』!!」

 

神楽「くたばれオラァ!!」

 

夏目・京子「「急急如律令(オーダー)!!」」

 

リリス「みなさんのバカー!!」

 

アリン「難しいのね」

 

ミラ「変態っ!!」

 

飛鳥「燃えなさいっ!!」

 

耀「えい」

 

遠坂「このっ!!」

 

アルトリア「カリバー!!」

 

邪ンヌ「 『吼え立てよ、我が憤怒( ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』!!」

 

立花(FGO女主人公)「ガンド!!」

 

女性陣による弾幕やら魔術やら岩、宝具など様々な攻撃が男性陣へと放たれるのだった。

 

男性一同『ぎゃああああああああっ!?』

 

その後、騒ぎを聞きつけた紫によって喧嘩両成敗ということで騒ぎは終わり、壊れた温泉は錬金術師と東方仗助の幽波紋『クレイジー・ダイヤモンド』によって修理された。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

零斗「あぁー酷い目にあった」

 

温泉の騒動の後、あの場にいた全員が鉄人こと西村教諭に一、二時間ほど説教されて先程ようやく開放されたところだった。

 

明久「元の原因は零斗だと思うけどね」

 

零斗「ぐっ、それを言われたら何も言えなくなっちまう」

 

鍵「まぁ結局今回も笑い話で終わっちまったけどな」

 

今回のこともそうだがこれまでの騒動も色々と問題があるものばかりだったがそれでも結局最後には笑い話になっているものばかりだった。

 

零斗「今回の旅行もこのあと色々あるだろうけど最後にはいい思い出になってるだろうしな」

 

新八「確かにそうですよね」

 

アラタ「あと二日もあるんだから面白おかしい旅行にしようぜ」

 

一誠「そしてエロもだ!!」

 

当麻「それは相変わらずなんだな」

 

春虎「どうしようもないな」

 

十六夜「ヤハハハ、全くだな」

 

零斗たちはそうやって談笑しながら男女ごとに別れた部屋へと歩いていった。

 

 

───────この時、このありふれた楽しい日常が終わってしまうなどと誰も思いもしなかったのだった。




有頂天「転スラアニメ化決まったヤッター!!」

リムル「いきなりだなオイ」

ハジメ「そうですね」

冬夜「というかあらすじは?」

サトゥー「このあとじゃないかな」

有頂天「今回は記念ということで同じなろう作品である『転生したらスライムだった件』リムル・テンペスト『ありふれた職業で世界最強』南雲ハジメ『異世界はスマートフォンとともに』望月冬夜『デスマーチから始まる異世界狂想曲』サトゥー・ペンドラゴンにゲストとして参加していただきます」

リムル「というか俺以外がハーレム作ってるんだけど何コレイジメ?」

有頂天「いやいやリムル様だってハーレムじゃないですか。少なくとも私はそう思っています」

ハジメ「ところで俺たちってこの長編から出番だっけか」

有頂天「はい一応その方向で行く予定です」

サトゥー「でもそれじゃあ色々困るんじゃないのか?レベルとかスキルとか」

有頂天「ご都合主義って便利ですよね」

冬夜「あ、汚い流石作者汚い」

有頂天「そんなことより次回は!」

ハジメ「深夜テンションで盛り上がる男子たち!」

冬夜「そこに現れるゴスロリ少女!」

サトゥー「そして門が現れるのはいつなのか!」

リムル「次回GATE編第三話もお楽しみに!!」

ED『ぷりずむコミュニュケート』


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