禍終素学園の混沌な日常   作:有頂天皇帝

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数日遅れですが今回はクリスマス回です


クリスマスはいい文明

クリスマス。

それは昔はキリスト教の人達がキリストの誕生を祝う日。

昨今では家族とパーティーを楽しんだり、友達と集まって楽しんだり、カップルがイチャイチャしたり、ゲーマーが期間限定イベントを楽しんだり、子供たちがサンタクロースからプレゼントを貰ったりなど多くの人々が笑顔になる日である。

それは嵐獄島もまた例外ではなかった。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

北風が吹きはじめた今日この頃、零斗は今夜友人達と行う予定のクリスマスパーティーの料理の準備をしていた。

 

ネロ「マスターよ。ツリーの飾り付けはこれで良いのか?」

 

零斗「それで大丈夫だよネロ。そのまま箱に入ってるの全部飾っといて」

 

ネロ「うむ!余に任せるが良い!!」

 

クリスマスツリーの飾りが入っている箱を抱えている赤いドレスの金髪少女、ネロ・クラウディウスは零斗にそう言うと外にあるツリーへと走っていった。

 

玉藻「ご主人様。部屋の飾り付け終わりましたよ」

 

零斗「じゃあネロの手伝い頼める?」

 

玉藻「了解しました~♪」

 

ネロの次に声をかけてきた狐耳に巫女装束の女性、玉藻の前にそう言うと玉藻はネロのいるツリーへと向かった。

ネロと玉藻はこの間零斗がたまたま見つけた『英霊召還』で遊び半分で召還した二人で、ネロは零斗のことを『マスター』、玉藻は『ご主人様』と呼んでいる。

そして零斗は二人を『女子を部屋に連れ込むのは禁止』という規則があるにもかかわらず、寮の自分の部屋で召還したため寮から追い出され、実家であるこの家に紫音を含めた四人で暮らしているのだった。

 

紫音「兄さん、こっちの料理は作り終えました」

 

零斗「そうか、こっちもあと少しで終わるよ」

 

紫音は出来た料理を皿に盛り付けながら言ったので、零斗はそう言いながら最後の仕上げであるケーキに苺を乗せながら答えた。

 

零斗「よし。完成だな」

 

零斗は出来上がったケーキを冷蔵庫にしまいながら、テーブルに並んでいる大量の料理を見ながらそういうのであった。

 

紫音「たくさん作りましたけど足りますかね?」

 

零斗「まぁ明久とか今日参加する奴らも色々持ってくるって言ってたから大丈夫だろ」

 

ネロ「余はマスターの料理が食べられるなら問題は無いぞ!」

 

玉藻「まぁ私もネロさんと同じですね」

 

ツリーの飾り付けが終わった二人も零斗と紫音の会話に参加してきた。

 

零斗「二人ともお疲れ様」

 

ネロ「うむ!余は頑張ったのだ。故にマスターに褒美を求めるのだ!!」

 

玉藻「あ、ネロさんずるいです!なら玉藻さんもお願いしますよ!!」

 

紫音「兄さん私も」

 

零斗「はいはい、少し待ってて」

 

零斗はそう言うと台所のテーブルの上に置かれているクッキーの入ってる小さな袋を三つ取るとそれを三人にそれぞれ渡した。

 

零斗「元から手伝ってくれたお礼にあげる用にみんなに配るやつとは別に作っといたんだ」

 

ネロ「うむ、流石は余のマスター!」

 

玉藻「ありがとうございますご主人様!!」

 

紫音「兄さんありがとう」

 

三人は零斗にお礼を言い、他のみんなが来るまで紫音たちは零斗から貰ったクッキーを食べるのだった。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

パーティーの準備を終えた零斗たちは他のみんなが来るまでの間、居間にあるコタツでのんびりと過ごしていると玄関のチャイムが鳴った。

 

零斗「来たみたいだな。じゃあ俺が出るよ」

 

ネロ「うむ、わかったのだ」

 

零斗はネロにそう言うと玄関のドアの前まで行き、ドアを開けるとそこには予想通り明久たち男性陣が荷物を持って立っていた。

 

明久「おはよう零斗。これ作ってきたパエリア」

 

雄二「コンビニで買ってきた飲み物だ」

 

秀吉「隣の和菓子屋で買ってきた大福じゃ」

 

康太「ピザー⚫のピザ」

 

鍵「俺はバイト先から貰ったフライドチキン」

 

守「姉貴のファンから貰ったお菓子の余り物」

 

中目黒「ポッキー」

 

アラタ「リリスたちと作った手巻き寿司」

 

一誠「おっぱいプリン」

 

どうやら男性陣たちは基本的におかずになりそうなものを買ってきたようだ。

 

零斗「いらっしゃい。料理は出来てるからみんなのも居間に運んで」

 

男性陣『お邪魔します』

 

明久たちはそう言って家の中へと入ってきた。

 

明久「にしても零斗の家って結構大きいよね」

 

康太「普通の家の二、三倍くらいの大きさはある………………」

 

守「もしかしなくても零斗の家って金持ちなのか?」

 

零斗「いや、別に俺の家は金持ちとかじゃない。この家は両親がタダで貰ったいわく付きの屋敷なだけだ」

 

雄二「いわく付きって例えばどんなだ?」

 

零斗「いや別に大したもんじゃねえよ」

 

鍵「いやいや、そこは教えてくれよ」

 

零斗「まぁ別にいいけどさ」

 

零斗は頭をかきながらこの家のことについて話した。

 

零斗「この土地は江戸時代の頃に処刑の場として使われ、明治に犯罪者用の独房ができて、大正に軍の兵器の実験施設ができ、昭和には軍の人体実験施設ができたからこの家の下には大量の死体があって悪霊がこの家には潜んでいたってだけのごくありふれた家だから」

 

男性陣『どこがありふれた家!?』

 

まさかの零斗の家の秘密に全員顔を青くして驚いていた。

 

零斗「心配するな。既に母さんがこの家の悪霊たちは除霊しているから問題は無い」

 

一誠「いや不安しか感じないんだけど!?」

 

康太「リアル幽霊屋敷………………」

 

零斗「大丈夫だって、こんなクリスマスの夜に悪霊が出てくるわけないだろ」

 

そう言って零斗は明久たちを居間に連れていき、持ってきた料理をテーブルに並べ、その後に女性陣もやってきたので女性陣のものもテーブルに並べているうちに夜になったのでパーティーを始めるのであった。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

零斗「みんな、グラス持ったな?」

全員『もちろん!』

零斗「それじゃあメリークリスマス!!」

 

全員『メリークリスマス!!』

 

零斗の掛け声を切っ掛けとして乾杯を始めると皆料理を食べたり、⚫witchのマ⚫カで真冬が無双したり、桃鉄で団結して一誠を破産に追い込んだり、大食い対決が始まったり、姫路作クッキーを食べて三途の川一歩手前まで旅立つ者が現れたり、近藤がお妙に襲いかかって撃退されて吹っ飛ばされたり、新八(メガネ(本体))が死んだり、銀時がケーキを食べたり、東城が九兵衛にミニスカサンタコスさせようとしてぶっ飛ばされたり、ギルガメッシュがキャスト・オフしようとしてアルトリアにカリバられたり、士郎がエミヤと料理対決したり、春虎が夏目と一緒に料理を食べたり、明久が革命したり、クーフーリンが死んだりなど皆思い思いに楽しんでいた。

 

そしてもちろんクリスマスを楽しんでいるのは零斗の家だけではない。例えば近くのバイキングの店では

 

トリコ・ルフィ・インデックス「「「おかわり!!」」」

 

ゼブラ・ゾロ・ナミ「「「酒樽ごと持ってこい!!」」」

 

元春・ピアス「「とある魔術の禁書目録三期決定おめでとう!」」

 

店長「もうやめてぇぇぇぇぇぇ!!?(泣)」

 

店にある食料と酒を全て食い尽くそうとする勢いの麦わらの一味、美食四天王とその仲間たち、とあるシリーズメンバーがどんちゃん騒ぎをし、店長が悲しみの悲鳴をあげている。

 

浅間神社では境界線上のホライゾンメンバー、禍終素学園教師陣、地獄の獄卒たちや白澤に桃太郎、ソレスタルビーイング、鉄華団が大量の酒や料理でどんちゃん騒ぎしていた。

 

オルガ「お前ら、止まるんじゃねぇぞ…………………」(『フリージア』が流れる)

 

三日月「こんだけでかいほうが食ってる感じがして美味い」

 

刹那「俺がガンダムだ!」

 

トーリ「俺の全てをさらけ出してやるぜ☆」

 

鬼灯「死ね淫獣」

 

白澤「お前が死ね鬼畜」

 

ジェレミア「私はオレンジではない!」

 

洋「キューティクル体操始めるぜ!」

 

オルガ、三日月、刹那が自分の名言を言ったり、トーリが全裸になったり、鬼灯と白澤がいつも通り仲が悪かったり、ジェレミアがオレンジとからかわれたり、洋がキューティクル体操を他の一部の酔っぱらいどもと踊ったりなどして楽しんでいた。

 

他にもハマトラメンバーと武装探偵社職員が酒場で一緒に飲み会したり、緋弾のアリア、最弱無敗の神装機竜、インフィニット・ストラトス、第35試験小隊の主人公達が女の子たちと一緒に出かけたり、松野兄弟とイヤミがデカパン作の惚れ薬を飲んでしまいトト子を襲おうとして吹っ飛ばされたり、ジャンヌとジークがデートしているのを剣ジルとアストルフォが尾行していたり、キリトとアスナがホテル街へと向かったり、エリアスとチセが家でささやかなクリスマスパーティーしてたり、玄奘三蔵一行がサンタコスとトナカイコスしてケーキを売ったり、アスタリスクメンバーがクリスマスパーティーしてたりなどみんな思い思いにクリスマスを楽しんでいた。

 

それでは皆さん、メリークリスマス!!




ネロ「待たせたな日本ローマ市民たちよ!余はこの作品にやってきた!」

玉藻「貴方の良妻、玉藻の前参上です♪」

有頂天「はいというわけで今回のゲストはFateエクストラ、Fate/Grand Orderでも人気のネロ・クラウディウスと玉藻の前です」

玉藻「それにしても作者さん。どうして私たちが選ばれたのですか?」

有頂天「それは私がFateキャラの中であなたたちが好きなキャラだからです!」

ネロ「なるほどそれならば仕方ないな」

玉藻「え、いいんですか?まぁ私もご主人様と出会えたので特に問題は無いですけど」

有頂天「さてここで読書の皆さんに謝罪します。すいません!!笑ってはいけないやると言ってましたが完成しなかったので投稿できません!!」

ネロ「まぁわかりきっておったことだがな」

有頂天「そしてこれが今年最期の投稿になります。また来年もよろしくお願いします!!」

ネロ・玉藻「「そしてアニメFateエクストラもよろしく!!」」

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