前回までのあらすじ
ゲーマー星人によって体の一部をドライバーに改造されてしまった零斗たちはゲーマー星人を捕まえてフルボッコしてもとの体に戻るためにゲーマー星人がやっているというオンラインのドラハンをやるのだった。
そしていざドラハンをやってみたのだが当麻、一誠、アラタが大量のドラゴンたちに追われてしまったのだ。
そこに助けに現れたのはリトルバスターズの最年長組である恭介と来ヶ谷だった。
そして何と二人も体がドライバーに改造されてしまっていたのだった!
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ZERO『しかしまさか二人もドライバーに改造されてるなんてな』
デュラハン『もしかしたら僕たちや銀さんたちみたいに他のみんなも改造されてたりするのかな』
悪鬼羅刹『可能性としては十分あり得るな』
アンノウン『黒ウサギとか因幡先生とかの頭の耳がドライバーになってたりしてな』
叢雲『ありそうで怖いですね』
零斗たちは一旦狩り場から移動して集会所の酒場に集まって話していた。
(21)『あぁ俺たちも驚いた』
最弱無敗『そうですよね。普通こんなことってーーー』
唯にゃん『まさか君たちも源外先生が実験で作った魂入れ替え装置によってドライバーと融合するなんてな』
ZERO『違うんですけど⁉あんたたち二人だけ俺たちとは別件に巻き込まれてるんですけど⁉』
魔王『ってかあのじいさん生徒相手になにしてんだよ』
(21)『いやな、源外のじいさんがバイト代くれるっていうから実験台になったんだがな』
唯にゃん『実験に失敗して数日はこの姿のままなんだ』
恭介と来ヶ谷からドライバーになった原因を聞いて零斗たちはゲーマー星人とは無関係で残念に思った。
一応自分たちはゲーマー星人によって体をドライバーに改造されてしまったことを教えて、何かゲーマー星人について知らないか訪ねると恭介が興味深い情報を教えてくれた。
(21)『俺たちはそのゲーマー星人とやらのことは知らないが知ってそうな奴なら知ってるぞ』
唯にゃん『恭介、奴とはまさか』
(21)『そうだ。このドラハンの世界の全てを知り尽くしている伝説のハンターOのことだ』
最弱無敗『伝説のハンター』
叢雲『O、ですか』
唯にゃん『その姿を実際に見たものはいないようだが噂ではその伝説のハンターが通ったあとにはいつもドラゴンの死体の山ができてるそうだ』
(21)『奴ならもしかするとそのゲーマー星人について何か知ってるかもしれない』
ZERO『なるほど、それは会ってみる価値はあるな』
デュラハン『でも誰も会ったことない人間をどうやって探すの?』
ニンジャサン『町で伝説のハンターの情報を集めるしかない・・・』
キャット『噂を集めれば場所も特定できるかもしれんしのう』
悪鬼羅刹『それじゃ一旦町に戻るぞ』
とゆうことで零斗たちは恭介と来ヶ谷と共にOの情報を集めるために町に戻るのであった。
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町に戻ってきた零斗たちはそれぞれ別れてOについての情報を探した。
しかしどれも確かな情報と言えるようなものではなくデタラメのようなものばかりだった。
零斗たちは一度それぞれが手に入れた情報を整理するために一度酒場に集合することになったが酒場に集まった零斗たちの顔は沈んでいた。
ZERO『お前らどうだった?・・・・』
デュラハン『何もなかったよ・・・』
魔王『つか俺男にセクハラされかけたんだが』
最弱無敗『それはアラタさんが今女だからでしょ』
キャット『しかし本当におるのかのうその伝説のハンターは?』
悪鬼羅刹『それは確かだ。実際にそのOによるものだと思われる上級ドラゴンたちの屍の山を見たハンターがいるそうだ』
叢雲『でもその屍の山があった場所もバラバラすぎてとても特定できませんよ?』
乳龍帝『でもある程度の場所なら特定できるんだろ?』
アンノウン『その中で一番怪しい場所って言ったら』
(21)『Z級のハンターたちだけが入れることのできるエリア24だろうな』
エリア24とは最高ランクであるZ級のハンターのみが入ることのできる狩場でそこは上級ドラゴンが大量に巣くう危険地帯でZ級のハンターといえど油断できないのである。
ちなみにランクは一番上からZ、S、A、B、C、Dである
唯にゃん『しかし私たちのランクは一番高いので恭介と吉井のS級、Z級に上がるのもまだ先だからエリア24に入ることは出来ないぞ』
悪鬼羅刹『ならとる手段はZ級の人に頼んで一緒に同行するしかないな』
魔王『だけど俺たちの知り合いにはいないよな』
ZERO『いや一人だけいる』
乳龍帝『え、心当たりあるのか?』
ZERO『まぁな、ちょっと呼んでくるから待っててくれ』
零斗はそう言うとその相手を呼びに行くのか一旦ログアウトした。
デュラハン『心当たりあるって言ってたけど誰のことだろうね?』
叢雲『僕たちの知ってる人ですかね?』
不幸さん『でも俺たちの知り合いでこのゲームやってる人って誰だ?』
唯にゃん『わからない。だがここは零斗くんを信じて待とうじゃないか』
ということで零斗のことを信じて待つことにした明久たちは酒場で時間を潰すことにした。すると
???『あのーすいません。同席いいですか?』
不幸さん「あ、大丈夫でーー」
後ろから声をかけられたので当麻が振り返るがその人の姿を見ると固まってしまった。そして恭介と来ヶ谷以外のメンバーも開いた口が塞がらないでいた。
???『あ、大丈夫みたいですよ先輩』
???『いやー、いきなりすみません』
その二人の姿ははっきり言って変わっており、全身黄色いタイツにオモチャの銃の形をした銃を腰につけ、頭部から二本の触角が生えていた。
そう、その姿はまさしく
『『『『『『『『『『『ゲーマー星人じゃねぇかよ⁉』』』』』』』』』』』
明久たちが探しているゲーマー星人その人であった。
なぜ彼らがここにいるのか?そして零斗が呼びに言った助っ人とはいったい⁉
次回に続く‼
まだまだ続きます