今年もあと少しで終わりですね
みなさんよいお年を
此処は禍終素学園の混沌寮。
そこの庭にパンツが吊らされている。
2ーZメンバーと他学年生徒たちが此処に集まってきてるのだ。
他の学年の生徒や教師もそれぞれ色んな場所に罠を仕掛けていた。
2ーZの担任兼被害者(?)である銀時が鎧を着て、木刀を持ちながら
2ーZの前に出る。
銀時「いいかー。奴はパンツの量より娘の質を求めてる真性の変態だ。だから必ず此処に忍び込んでくる。そこを叩く」
銀時は真剣な表情で演説を続ける。
銀時「フンドシ仮面だかパンティー仮面だか知らねぇが、乙女の純情と漢の誇りをふみにじったその所業、許し難し」
銀時が右手を高々と上げる。
銀時「白ブリーフを鮮血に染めてやるぞォォォォォ!!」
2ーZ全員『オオオオオォォォ!!!!』
銀時が叫ぶと何故か各々の武器と装備を身に着けた2ーZが銀時と同じように右手を上げる。零斗はそれを静かに見つめる。
神楽「わたァ!!」
アラタ「フン!!」
一誠「とらァァ!!」
小猫「やあ」
2ーZがそれぞれ特訓を始める。
瓦割りをやったり、武器の素振りなどをやったりしている。
そして近藤や山崎は何かを地面に仕掛けてる。
新八「スイマセーン。下着泥棒ぐらいで殺気立ちすぎじゃないですか?っつーかアンタ何で居んの?」
近藤「細かいことは気にするな新八君。それよりコレを頼む」
新八は近藤が仕掛けてる物を見る。
新八「何スか?それ」
山崎「地雷だよ。新八くん」
新八「・・・・・」
新八はまさかの物体に思わず黙る。
近藤「これを庭一面に仕掛ければどんなものでも立派な要塞になるぞ」
新八「アンタら戦争でも始める気かっ!?」
妙「新ちゃん。此処はもう戦場なのよ。遊び気分なら帰りなさい」
新八「姉上。僕たちの帰る家ってこの混沌寮なんですけど」
妙「戦場が帰る場所とは良く言ったわ。
それでこそ侍よ」
新八「いや・・・・。そういう意味じゃ・・・・・」
アラタ「戦場こそが我々の住処。共に戦おうじゃないか」
一誠「たかが一万の兵なんてちょちょいのちょいだ」
新八「いや、アンタら関係ないでしょ。後、一万って何だ一万って」
調子に乗るアラタと一誠にツッコミを入れる新八だった。
少し離れたところでは呪詛を唱えるようにブツブツ呟いている箒、セシリア、鈴音、ラウラ、シャルロットを近くにいた一夏たちが青ざめた顔で見てたり、処刑方法を考えている霊夢たち女子に雄二と鍵がツッコミしたり、零斗が武器を用意したりしていた。
零斗「ところでライカと志乃も下着盗まれたのか?」
志乃「いえ、盗られたのは私たちじゃなくてアリア先輩なんです」
ライカ「それを怒ったあかりの手伝いで私たちもきたんです」
零斗「そうなんだ二人とも友達思いなんだね」
零斗がそう誉めると二人とも顔を赤くしていた。
志乃「と、ところで先輩。もし盗まれたのが私たちのだったらどうしますか?」
零斗「ふんどし仮面の男の象徴をミンチにしてその後半殺しにしてトラウマをつくる」
ライカ「想像以上に恐ろしいですね!?」
零斗のふんどし仮面の処刑法を聞いた男たちが自分の男の象徴を押さえていた。
零斗「まぁ例え盗まれたのが霊夢やゼノヴィアとか知弦とか百代だとしても俺はやると思うよ。みんな大切な人だし」
大切な人と言われ、それを聞いてた霊夢や知弦が顔を赤くしたが、零斗は何で顔を赤くしているのかわからず頭に?マークをつけていた。それを見た他の人たちが呆れたように見た。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
色々あって夜になったので零斗たちはそれぞれパンツを見張れる位置に隠れていた。しかし既に隠れてから数時間がたっているが一向にふんどし仮面の姿は現れていなかった。
明久「本当に来るのかな。ふんどし仮面」
銀時「来るに決まってんだろ。あんなこれ見よがしにパンツが干されてるんだぞ?」
新八「いや、どう考えても罠丸出しでしょ」
雄二「あんなものにつられるとしたらふんどし仮面は相当な変態だな」
神楽「どうなんだよ変態」
一誠「俺は変態じゃない!仮に変態だとしても変態と言う名の紳士だ‼」
華扇「変態は認めるんですね」
霊夢「あんたたち煩いわよ!ふんどし仮面に気づかれちゃうでしょ‼」
土方「テメェーも煩えんだよ貧乏巫女が‼」
零斗「お前も煩えんだよマヨ方が‼」
新八「テメーら全員煩えんだよ‼バカ共‼」
新八の怒鳴り声をきっかけに泥棒が来ないことにイライラしていた2ーZの全員がそれぞれ取っ組み合いを始めた。
流石にこれは不味いと思った近藤が止めに入った。
近藤「あーもう、止めて止めて!喧嘩しない!!皆暑いからイライラしてんだ。よし、ちょっと休憩。何か食べよう」
そう言った瞬間、全員が一斉に近藤に注文する。
神楽「あずきアイス!」
銀時「何かパフェてきなもの!」
お妙「ハーゲンダッツ!」
新八「僕、お茶!」
山崎「アンパン!」
土方「土方スペシャル!」
沖田「やきそばパン!」
明久「パエリア!」
雄二「ハンバーガー!」
康太「なんか適当なパン」
秀吉「のり巻き!」
アラタ「サンドイッチ!」
アリン「旦那様と同じもの」
レヴィ「饅頭!」
ユイ「おにーさんと同じの!」
零斗「チャーシュー麺!」
霊夢「おにぎり!」
魔理紗「キノコ炒め!」
華扇「烏龍茶をお願いします」
百代「ピーチジュース!」
妹紅「やきとり!」
幽香「紅茶で」
鍵「カレーパン!」
深夏「肉!」
一誠「エロ本!」
ゼノヴィア「シュークリーム!」
アーシア「お、お茶で・・・・・」
小猫「甘いもので」
ライカ「私は先輩と同じものを」
志乃「リーフパイで」
近藤「ハイハイ。じゃあ買ってくるから大人しくしてなさいよ」
近藤は注文の品を買いに行く。
近藤「ったく、しょうがない奴ら----」
ピッ(近藤が何かを踏んだ音)
近藤「え?」
ドォォォォォォォン!!!!(近藤の足元が爆発する音)
突如爆発が起こる。煙が晴れてそこを見るとその中心で近藤が気絶していた。
お妙「あらあら。近藤さんが爆発しましたわ」
零斗「あ~、暑かったから」
銀時「んなわけねーだろ。自分で仕掛けた地雷に引っかかったんだよ。バカだね~」
すると新八があることに気付く。
新八「アレ?ちょっと待って。ひょっとして地雷何処に仕掛けたか皆知らないの?」
2ーZ全員『・・・・・・・・・』
新八の一言で皆が黙る。鍵がヤバイという顔をする。
鍵「大変だ。このままじゃ明日、新聞配達の人が爆発する」
新八「言ってる場合ですかァァァァァ!!」
新八がおもっきりシャウトする。
新八「僕等此処から動けなくなっちゃったんですよ!?もう泥棒とか言ってる場合じゃねーよ!!」
???「フハハハハ!滑稽だ!滑稽だよお前等!!」
突然知らない笑い声が聞こえる。見るとそこには口元を布で隠した赤フンの変態が屋根の上に立っていた。
アラタ「お、お前は・・・」
ふんどし仮面「パンツのゴムに導かれ、今宵も駆けよう漢・浪漫道!!怪盗・ふんどし仮面参上!!」
明久「回答・ふんどし仮面だって!?」
雄二「答えてどうすんだよ!最悪のタイミングで出たぞ!?ふんどし仮面が!!」
ふんどし仮面「アッハッハッハ!何だか俺のために色々用意したようだが全て無駄に終ったようだな!!」
ふんどし仮面が笑いながら叫ぶ。
ふんどし仮面「こんな子供だましに俺が騙せれると?天下の義賊、フンドシ仮面もなめられたものよ。そこで指をくわえて見てるがいい。己のパンツが変態に奪われる様を!!アッハッハッハッハッハ----」
ザシュッ‼(ふんどし仮面の頭に槍が刺さった音)
ふんどし仮面「・・・・・・・・は?」
いきなりのことにふんどし仮面は唖然とし、頭から血を流しながら屋根から転げ落ちた。
その光景に銀時たちも唖然とし、槍が飛んできた方を見た。
そこにはダーツを投げる状態の零斗がいた。
みんなの視線に気づいた零斗はそれはすごくいい笑顔でサムズアップした。
零斗「わざとじゃないんです‼」
明久「そんないい笑顔で言っても説得力皆無だよ!?」
零斗「変態死すべし慈悲はない」
鍵「いやだからって本当に殺すのはアウトだろ!?」
零斗「安心しろ。峰打ちだ」
銀時「頭に槍ぶっ指すのに峰打ちもくそもあるか‼」
零斗に明久たちが文句を言っていると地面に倒れていたふんどし仮面がよろよろとしながら立ち上がろうとした。
ふんどし仮面「ま、まだだ・・・・俺はまだ倒れない・・・・・全国の変態たちが俺の帰りと下着を待って・・・・・」
カチッ。チュドォォォォォォォォォォン(ふんどし仮面が隠れてた地雷を踏んで爆発した音)
運悪くふんどし仮面が落下した場所に地雷が隠されてたようで、地雷が爆発し、煙が晴れるとそこにはボロボロになったふんどし仮面が横たわっていた。
新八「えっと・・・・・これで一件落着ってことでいいんですかね?」
雄二「まぁ一応捕まえたことになるんじゃないか」
深夏「とりあえず縄で縛っとこうぜ」
百代「そのあとサンドバッグにして殴りまくるか」
小猫「楽しみです」
明久「ほどほどにね」
沖田「調教のしがいがあるってもんですぜ」
土方「マジでほどほどにしとけよ」
新八たちは気絶しているふんどし仮面を捕まえるために縄を持って近づいていった。
カチッ。(誰かが何かを踏んだ音)
『え?』
チュドォォォォォォォォォォン(地雷が爆発した音)
『ぎぃゃぁぁぁぁぁぁぁ!!?』
運悪く隠れてた地雷を踏んで2ーZ全員が爆発に巻き込まれて飛ばされ、さらにその飛ばされたさきに地雷があってそこから爆発が連鎖し、他の場所でふんどし仮面を待っていた因幡たちが戻ってきたときにはボロボロになった混沌寮と2ーZ全員の姿があるのであった。
~~~おまけ~~~
一夏「そういえば箒たちも下着盗まれてたのか?」
箒「いや盗まれたのはラウラとシャルロットだけなんだ」
ラウラ「あぁ全く許せんものだ!せっかくクラリッサから教えてもらった買ったばかりの下着だったのにな‼」
鈴音「あんたどんな下着買ったのよ」
ラウラ「なに、ただの嫁を夜這いする時に使う下着さ」
一夏「それただの下着じゃねぇよ!お前何てもの買ったんだよ!?」
ラウラ「シャルロットの盗まれたのなんて勝負用ーー」
シャルロット「い、言わないでーー!?」
そんな会話が零斗たちが見張っている場所とは違う場所にて行われたりしていたりいなかったりする。
有頂天「みなさんお日仕振りです」
零斗「今年は受験であまり投稿できなかったな」
有頂天「来年受験が終わったら投稿を頑張っていこうと思います」
明久「そのためにも勉強頑張らないとね」
銀時「それじゃあ、来年も禍終素学園の混沌な日常を」
『『『『よろしくお願いします!』』』』
有頂天「次回から長編、モンハン編を始めるので!」
零斗「皆!見てくれよな!」