八幡の武偵生活   作:NowHunt

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踊れ踊れ

「――――オラッ!」

 

 緋緋との戦闘、その開戦。

 

 まず動くのは俺だ。先手必勝。戦いで流れを作るにはやはり先手で動くべきだろう。基本的に俺はカウンター主体の戦闘を得意とするが、格上も格上の相手だとそうは言ってられない。自分から動いて自分の形を作れ。

 

 神崎には申し訳ないけど、とりあえず緋緋をボコして戦闘不能に追い込む。どうすれば勝ちかは不明だが、動けなくなったらどうにかなるだろ。

 

 そのため、まず脚だ。脚に狙いを定めてヴァイスを振り回す。それこそ、完全に折る勢いで。

 

「おっと」

 

 しかし、緋緋は軽やかに、そして大きく跳躍しこれを避ける。至近距離からのかなり速いブン回しをそんなあっさりパスするとは末恐ろしい。

 

 ならば誰であろうと確実に生まれる着地隙を狙う。

 

 ――――しかし、当然ながら格上相手だと狙いどおりに進まない。

 

「ッ……」

 

 空中にいながらも神崎の長いツインテールを華麗に操り、緋緋は瞬時にヴァイスを掴み取る。空中でんな器用に……おっとマジか。

 

 手練れはやはり着地隙は見逃してくれないか。俺だって烈風や射撃で誤魔化すし。

 

 追撃をしようと振りかぶるため一瞬力を緩めたところを狙われ――――まぁ、これは偶然だろうが――――緋緋の着地と同時に引っ張られヴァイスを奪われる。

 

 クソッ、意識外のため油断していた。

 

「これは理子の……」

 

 髪を自在に操るサイコキネシス。香港のタンカーで見たことのある。まぁ、俺らの力の大元が緋緋だ。使えて当たり前か。

 

 ……と、少しは呆気に取られたが、そんな思考はしつつも身体は別だ。

 

 ヴァイスを取られたと分かってからノータイムで追撃を図る。棍棒であるヴァイスは武器としては長い。それをムリヤリ奪ったからか緋緋の体勢は地味に良くない。

 

 これなら当たる。そう判断し、一歩大きく踏み込み、その勢いで着地で姿勢の下がった緋緋の頭部へ回し蹴りを放つ。烈風で加速した、頭に当たれば誰であろうとすぐには立ち上がれないレベルの蹴りだ。

 

「むっ……」

 

 緋緋は咄嗟に腕と操った髪を間に挟み、それを防御する。しかし、その程度では完全には防げない。

 

「ふむ、なかなかに痛いな」

 

 防御と同時に後ろへ下がり威力の軽減を図ったみたいだ。独り言か手をプラプラとさせつつそんなことを言う。

 

「まぁ……」

 

 ……これでは決まらないよな、と内心ため息を吐く。

 

 素人相手だと不意討ち気味の棍棒で大抵決まるし、大げさに避けれたとしても追撃でどうとでもなる。けどまぁ、相手は神様。今まで以上に手練れだ。決まってくれれば楽なことこの上ないが、そんな上手くは進まない。

 

 あ、ヴァイスが変な方向へ転がっていった。距離が地味にあるし、あれを取るのは隙を晒すだけだな。

 

 と、立ち上がった緋緋はこちらを見据えつつ口を開く。

 

「しかし、意外だな」

「……何が」

 

 ここで話を? 随分と悠長に話しかけてくる。その余裕な態度に少しばかし苛立ちが募るが……。

 

 とはいえ、都合がいいことには変わりない。俺としては少しでもいいから時間は出来る限りは稼ぎたい。ここは緋緋の動きに警戒しつつ乗るか。

 

「いやなに、しっかりとアリアの体を痛め付けようとしたところかな。情が移って攻撃できないかと思ったぞ。あの蹴り……棍棒もそうだが、あれをマトモに喰らえばタダでは済まないだろ。いくらアリアの体でもな」

「んな生意気なこと言ってられる状況じゃないだろうが。つーか、この程度ならウチのアホたちは毎日しているからな。俺も神崎も同様に……いや改めてアホすぎるだろ……」

 

 死ななければ何やってもいいとか思ってるまであるからな。特に強襲科の教師とか……。教師がそれでどうすんだ。

 

「くくっ、お前もなかなか奇異な人生を送っているそうだな」

「……それほどでも。だからかな。別にお前が神崎を乗っ取ったと言ってもそこまで驚きはしなかったのは。もちろん多少は驚いたが……戦うとなったら誰でも変わらない。なんなら、お前相手に今までの憂さ晴らしがしたいくらいだ」

「その態度、実に好みだ。見くびられないように虚勢を張ろうと、本心から戦いを望もうと……どちらでも良い。そういう好戦的な奴をねじ伏せたいぞ」

 

 ……怖いな。別に虚勢じゃないけどね。ホントだよ?

 

「まぁいい。最悪神崎の骨折ってでも緋緋、お前を止めるよ。神崎がケガしても、お前を追い出したあとにでも星伽さんに治療頼めばいいだけだしな。それに現代医療は素晴らしいぞ」

「ふんっ。アリアの体を傷付けた程度ではあたしは消えないぞ。もうこの体は完全にあたしのモンだからな!」

「なら拷問してもう神崎の体にいるのか嫌になってもらおうかな!」

 

 再度互いに距離を詰めるため走り出す。ヴァイスはないから一先ず素手で。緋緋も同様。

 

 ナイフを使おうと思ったが、リーチはないし、いざってときに細かな動きが難しくなる。緋緋がどれほどの攻撃手段を要しているか分からないし、臨機応変に動きたい。ので、今は向いていないな。

 

「ハハッ!」

 

 緋緋の鋭い蹴りが俺の顎を的確に狙いを定め飛んでくる。

 

「――――ッ!」

 

 体勢を変えつつ急ブレーキからのサイドテップで回避するが、ほんの少しつま先が頬に掠った。……それだけで出血したんだが。さすが神崎の体か。強度が高い。鋭すぎる。

 

 だが、やられたら当然俺もやり返す。少しムリな体勢になっているとはいえ、センサーで緋緋の正確な位置は目を瞑っても分かる。俺は避けた直後すぐに足首を掴む。

 

 このまま足首を引っ張ってバランス崩したところを殴ろうかと行動に移そうとしたが――――

 

「舐めるなよ」

「なっ!?」

 

 緋緋のその一言と共に、まるで逆上がりの要領で地面を蹴り上げ、その勢いで俺の腹を水泳選手のように器用に蹴る。そこから反撃してくるとは思わず、いきなりの衝撃と痛みで緋緋の足首を手放してしまう。

 

 そして、同時に……。

 

 

 ゴォォ――――!! 

 

 

 と、まるで何匹もの獣が一斉に咆哮を重ねたような騒音がした。と思った瞬間――――何か強大な力が押し寄せてくる。まるで終わりのない波のように。

 

「……ッ!」

 

 腹部の痛みに加え、急な力に対応し切れず、ジリジリと後退しそうになる。不味い、踏み留まれない……! クソッ、これは押し戻される……!

 

「……チッ」

 

 そのまま成す術もなく、謎の力を諸に喰らった1秒後、俺は星伽神社の境内にある本殿までかなりの勢いで吹っ飛ばされた。その勢いは完全に殺しきれず障子にぶつかり、扉も壊れ室内まで転がる。

 

「いっつ……」

 

 受け身は取れたが……これがどうしてわりと痛い。空中を数メートルほど飛ぶなんて、超能力を除けばなかなかない体験だ。

 

 痛いだけでケガはなし……と。これはいつも通り。コートのお陰だな。まだまだ動ける。それより、蹴られた腹の方が痛いんだが?

 

 まぁ、ここまで色々と経験を積んできた。そこで得ることができた……なに、特性? として、俺は戦闘している間、余程のモノでなければ痛みを無視できる。痛覚は本来、命の危機を知らせる機能として必要なのであまり褒められたことではないが……。

 

「――――」

 

 しかしまぁ、咄嗟の烈風を放ったが、相殺し切れなかったな。風力が足りないとかそういう話ではなかった。それほどまでに強力だった。

 

 ……うわっ、室内がめちゃくちゃになってしまっているし、障子も破けている。ごめんなさい。

 

「んだその力……」

 

 それはそれとして、初めて喰らった力に自然と文句が垂れる。当然あれは超能力だな。その正体は何だ?

 

 銃弾も逸らせる烈風でも押し返せないとはあの能力は何なのか疑問に思う。思い返してみると、あれはどこか理不尽な……普通とは違う反則めいた力に感じた。純粋な力の塊に押されたような感覚に近い。

 

 ……髪を操ったサイコキネシスの応用? それとも何か斥力の類い?

 

 力の正体は直接緋緋に訊かないと超能力の知識が浅い俺では推測できない。それでも分かることはある。……まぁ、ぶっちゃけあれは防御できないな。それしか理解できないのは悲しいねバナージ。次来たら、範囲外に逃げるしかないか……?

 

 立ち上がりつつそのように結論付けて本殿から離れる。これ以上神社を壊すのは申し訳ない。

 

「…………はぁ」

 

 しかし、緋緋はジッとしているだけで追撃はしてこないな。あの斥力は連発できない? 消費する力が大きいのか? それとも射程外か……単純にそう思わせることが目的なのか……。

 

 真偽は不明だが、撃ってこないのならこちらとしては助かる。その方が圧倒的に都合がいい。とはいえ、緋緋の超能力はあれだけではない。他も警戒しつつ仕掛ける。

 

「行くぞ」

 

 その場から跳躍し、烈風と飛翔で加速して一気に緋緋との距離を詰める。

 

「――――ッ」

「む」

 

 俺のいきなりの行動に少し呆気を取られた反応を見せる緋緋。

 

 超能力者は近接に慣れていない傾向があるが、コイツはあの攻防で分かる限り神崎の体も相まってかなり近接も強い。だから、確実な有利は取れないだろうが、距離がゼロに近ければ近いほど――――超能力を使えば自分を巻き込む恐れがある。

 

 たしかに緋緋の力は強大。だが、必要以上に恐れるな。恐れは体を鈍らせる。どんどん詰めてけ。

 

 距離が近いまま俺は殴打や蹴りの連打を繰り返す。頭部腹部を中心に所々別の場所に狙いを変えて。

 

 緋緋が反撃しそうになったらその箇所を優先的に狙い、初動を封じる。センサーがあるからできる芸当だ。あと持ち前の眼を使った、わりと高確率で当たる相手の動きを予測で。

 

 そのお陰もあり、時折、緋緋の防御をすり抜けて俺の攻撃は命中する。

 

「やるなっ……!」

 

 緋緋は楽しそうに邪悪な笑みを浮かべ、俺の蹴りをクロスさせた腕で受け後ろに下がる。

 

 また数メートルほど距離を取られた。すぐに再度距離を詰め追撃したいが、さすがにさっきのラッシュで呼吸が乱れた。

 

「ふー……」

 

 1秒だけ呼吸を整えて攻撃を再開。同じ攻め方は通じないか? 次はどう攻めようか考え――――腰に納刀しているナイフを逆手で抜き、そのまま緋緋の頭へ狙いを付け投擲する。

 

「ちょまっ!」

 

 けっこうな勢いで飛んでいったナイフにビビったのか、俺がナイフを投げた瞬間、緋緋はギョッとした顔で屈んで避ける。

 

 まぁ、緋緋が避けなかったら普通に危険な攻撃だからね。驚くのは分かる。俺も俺で緋緋が避けるとある意味信頼しているからこそのこの攻撃なわけで。一般人にはしないよ?

 

 もし当たったとしても額か髪が多少切れる程度の高さの攻撃だが……。そんな判断、あの一瞬ではぶっちゃけ俺でもできない。あれは通常、誰だって反射的に避けてしまう攻撃だ。

 

 とはいえ、この攻撃はただの誘導。敢えて命を脅かす攻撃をすることで、どうあっても俺を見据えていた緋緋から、俺を視界から外すための動きだ。

 

「――――」

 

 緋緋が屈んで俯いた瞬間を見逃さず、俺は飛翔を使いつつ思い切り跳躍し、緋緋の真上まで移動する。その勢いを殺さず空中にいる状態で――――かかと落としを繰り出す。

 

「ガッ……!」

 

 追加で烈風を用いて加速したかかと落としは緋緋の頭頂部へクリーンヒット。脳天直撃。緋緋の呻く声が聞こえる。

 

 そのまま着地し、その流れで右腕と右足を引いて半身の構えを取り、殴打の構えを取る。まだダメージが抜けていないだろう緋緋へ羅刹――――殺人技を放とうとしたが、さすがにそれは不味いと判断し……。

 

「――――ッ!」

 

 腹部へ烈風で加速した羅刹に近い渾身の掌底を放つ。

 

 まだ防御も回避もできない緋緋はこの攻撃を諸に受け、大きく吹っ飛び転がりながら後退する。

 

 …………大丈夫、向こうの攻撃手段はかなり理不尽だが、俺の攻撃を受ける体は神崎そのもの。こんな俺の攻撃でも間違いなく通じる。

 

「調子に……乗るなよ!」

 

 甲高い苛ついた一言と共に緋緋の周囲は黒く染まる。

 

 

 そして――――そこから黒い立方体がざっと10個ほど浮かぶ。

 

 

「チッ……」

 

 追撃に走ろうとした脚を止めて、現状を把握する。

 

 あれは……影か。

 

 当然、向こうも使えるよな。

 

 ――――とはいえ、不味いな。あれは攻撃はもちろんとして、防御としても破格の性能。全てを呑み込むモノだ。あれに吸い込まれたらどんな攻撃も通じない。ソースは俺。ヒルダの雷もミサイルも吸い込めた。

 

 突破方法は使える俺も知らない。ならば、せめて短時間だろうが同じ土俵に立てせてもらう。

 

「……お前も出すか」

 

 とりあえず1つ俺も影を出現させる。力は少しでも温存させたいからまず1つで様子見。

 

 緋緋と影を見据えつつ後ろに下がり――――影を発射する。とりあえず緋緋目掛けて。

 

「…………」

 

 緋緋は微動だにせず、俺の影の軌道上に1つ、緋緋の影を差し出す。影同士がぶつかったらどうなるか不明だが……どうなる?

 

 そんな不安を抱くと同時に、互いの影はぶつかり――――バシュ! というどうも形容しがたい変な音が鳴り響き、どちらの影も跡形もなく消失する。

 

「これは……」

 

 ……俺の影の中に何か取り込まれた感覚はない。

 

 もし緋緋が取り込んだなら、まだそこに存在するはずだが、今はその感覚もない。完全に操れないし、反応もない。恐らく向こうも同様か? 

 

 つまり、それぞれ別の使用者の影同士がぶつかると互いに取り込まれずにただただ消えるということになる……のか。

 

 初めてのパターンに遭い、考察すると同時に困惑する。危険だと分かっていても少しの間硬直してしまう。

 

「ほう……」

 

 緋緋もこれは知らなかったのか、意外だったのか少し目を丸くする。と、まだ緋緋の周囲にあった複数の影はその場から消える。

 

「まぁ、使わないか」

 

 この超能力を使っても、同じ力を扱えるモノがいれば無駄になると思ったのだろう。

 

 たしかに、これでは影を使っても決定打にならない。……最も、俺は影を短時間しか使えないが、向こうはそれを知らない。もしかしたら、緋緋も同じかもしれないな。

 

 と、しばらくの間どちらも動かず膠着状態が続いていると、緋緋は攻撃の気配を見せずにゆっくりと歩き、神社にある……置物の岩? に「よっと」と言いながら腰かける。

 

「なぁ、イレギュラー」

 

 頬付きしながらまた神崎の体で優雅に語りかけてくる。似合わねぇな……。

 

「何だよ。続きやらないのか」

「一時中断だ。お前に訊きたいことができてな」

「こっちは別に一時と言わず、このまま終わりでいいが……で?」

 

 警戒は当然しつつ、俺は投げたナイフを拾いに緋緋の方へ歩く。敢えて隙を晒すように歩いているが……攻撃する気配はないな。センサーも反応なし。

 

 えっ、これマジで話するだけなの?

 

「お前はなぜ戦う?」

「……あ?」

「率直な感想を言うと、イレギュラー……お前は相当強い。妹の力をあれだけ使えるのはもちろん、他の超能力や体術も個人のレベルとしてはかなり練り上げられている。なにせ、アリアの体を使ってこれだけ攻撃を喰らうとは思わなかったぞ。……頭も痛いしな。候の体ならもう少しマシだったか……」

 

 随分と褒められるな。あまり嬉しくはないけど。

 

「だから気になった。あたしは楽しいから戦う。では、お前は? それだけ強いお前は何を理由に戦う? そこにいる巫女たちを守るため……などというその場限りの理由ではなくてな。お前の根底にあるモノだ」

 

 そんな言葉を訊きつつナイフを拾って納刀。

 

 ……ホントに攻撃してこないな、と内心呆れながも緋緋の言葉について思考を少し巡らせる。

 

 俺にとって戦うことは生活するため。武偵として生きるための手段に過ぎない。戦わずして稼げる場合はあるが、やはりどこかで戦う選択肢を強いられる。武偵は戦わなくては生き残れない。

 

 しかしまぁ、本音を言えば――――そりゃ当然戦わなくて済むなら戦いたくはない。こちとら神崎みたいに戦闘狂ではないし。痛い思いをするのも怖いと言えば怖い。

 

 では、なぜその都度で俺は戦う? もちろん生活のためだが、もちろんそれだけではない。そのときで理由は様々だが、大抵は戦ったあとの結果が重要だ。

 

 ――――何を得たか、何を守れたか、何を失わずに済んだか。

 

 まだ思考が纏まらないままも口を開く。

 

「……別に、戦いそのものに意味はない。緋緋、お前は戦いを楽しみたいそうだが、戦って何になる? 一時の快楽を得て……それが何だ? んな下らないことに命を懸ける必要なんてどこにもないんだよ。お前はどうせ今もゲーム感覚でいるから、この言葉も響かないんだろうけどな」

「…………」

「戦っている過程なんてクソ喰らえだ。俺が戦う理由は……そうだな、ざっくり言えば――――誰かに感謝されるため、かな。なんかあれだ、元ボッチかと疑う答えだな」

 

 まるでらしくない言葉に自嘲気味に笑ってしまう。

 

 その誰かは依頼主でも、身近にいる人たちでもいい。それこそ、自分で自分を褒めることでも充分だ。

 

 緋緋は俺のどの言葉に苛ついたのか分からないが、眉間に皺を作り、どこか不愉快な表情をしている。

 

「今回で言えば、神崎に恩でも売ったら高い飯にありつけるかもしれねぇしな。だから、緋緋。何度でもお前をボコボコにするぞ」

「面白くない回答だな。――――だが、それはそれだ。

あたしをボコボコにするか。やってみろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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