好きな艦は大鳳です!うちの鎮守府に早く来て欲しいです…
僕は常に孤独だった、何時も何時も周りから優秀な姉と兄に比べられ、兄からは暴行を加えられ、姉からは何故!お前はあいつの用にはなれない‼︎と言われ続けた。
「……」
「〇〇…見ないで!」
「俺の弟に手を出すな!売人女が‼︎お前には相応しい相手がいるぞ!ジョン!やれ!」
ドサ…
「ワン!」
「いやだ!やめて!やめてぇぇぇぇ!」
その中で僕と仲良くしてくれた少女も兄の手によって犯された更に犬にも、しかも目の前で…
「……」
そして、僕は感情すら消え失せいつの間にか暗いところにいた、複数の男が話し合っていたのを聞いていたが何をしているのか分からなかった。
チャキ…
そして、銃を向けられていたのでこのまま死ぬと思っていたけど…
「……」
謎の人物が現れて僕にあるペンダントを掛けてこう言ってくれた。
「お前はここにいちゃダメだ、さぁ飛べ」
それを聞いた僕の意識は闇へと堕ちた、闇の中で僕の中で何かが抜けていくのを感じて…
ーーーー☆
これはある一人の提督の物語…
今から十数年前…この世界にある脅威が現れた。
「な、なんだ‼︎コイツら!こちらの攻撃が効いてないのか‼︎」
「何処のヒー〇ーマンのゴキ野郎だよ!クソッタレ‼︎、メーデ!メーデ!正体不明の敵!こちらに対し攻撃してきた指示を!指示を!」
ドォォン!
そいつらは当初、アンノウンと呼ばれていた…アンノウンは人間並みの大きさかつ戦艦並みの火力を有した物が多く、人類とアンノウンの最初の戦闘は人類側の敗退で終わった、だが…
「……」
ビュオン!
ダダダダダダ!
「うわぁ‼︎」
「こ、こいつらもアンノウンなのか?うわぁぁ‼︎」
それだけでは終わらなかった、アンノウンと戦い初めて数日後…突然原因不明のパワーアシストスーツを着た大群が在日米陸軍がいる沖縄を襲撃した、当初はこの敵もアンノウンかと思われたが違った、何故なら…
『我々はアクシズ、君達に宣戦布告する…君達にはここで死んでもらう、我がモビルスーツ部隊の生贄となれ‼︎』
奴らはそう言ってこちらに宣戦布告してきたからだ、それを聞いた首脳陣は核の発射を決め核を撃った。
ドォォォォォン‼︎
核ミサイルは偽情報を流し誘導したアクシズの
「……」
アクシズのMS部隊は壊滅したものの深海棲艦に対してはダメージが皆無であり、直ぐにこちらに向き直り侵攻を再開した。
「…キエロ!ニンゲンメ!」
ダァァァン!
ブゥゥゥン…ヒュュュ…ドォォン!
しかも、奴等の逆鱗に触れたのかそのまま奴らは侵攻を再開した、飛び交う敵の艦載機も増え、そのお陰でアメリカ、カナダ、ロシア、イギリスなどの作戦海域周辺の国家が大打撃を受け、再起不能となったまたアクシズは核兵器を無力化する装置ニュートロンジャマーを開発、これにより人類は切り札を失った…この出来事は開戦僅か一ヶ月ごの出来事である。
それから数ヶ月、人類はなす術も無く北アメリカ大陸を占領され、ヨーロッパ地方もまたヒトラー三世と名乗る人物が中心となりなんとか抗戦していた、それと同時期に日本はこの状況を打開すべくある計画が始動した。
その計画の名はV作戦…アクシズ及び深海棲艦に対抗すべくこちらもモビルスーツを作ろうという計画である、だが…事前にこの情報を察知したアクシズの部隊が日本の基地に襲撃してきた、だが民間人が乗った新型機の手により返り討ちにあって失敗に終わったのだ…その時、その新型を操縦していたのは今は海軍大将であり横須賀鎮守府の提督である
そして同時期に彼女達はやって来た、彼女達の名は艦娘…アンノウン、いや深海棲艦と戦う為に出てきた者達で第二次大戦で沈んだ戦艦達の魂が擬人化した存在らしい、そして彼等のお陰で戦況はアメリカ、カナダを含む北アメリカとヨーロッパを奪還し、政府は艦娘を海軍に加え鎮守府と呼ばれる基地を設立しただが…アフリカは未だに膠着状態でありコスタリカ、ニカラグアよりも下の地域は未だにアクシズの支配下であり今でも占領されていて制海権も未だに深海棲艦が握っている状況だった。
その状態となって既に十数年…今でも各地で小競り合いが展開し、無駄な犠牲が現れていた…その代名詞にブラック鎮守府と呼ばれる物がある。
ブラック鎮守府事件…艦娘が生まれてから数年後に起こった事件で今でも社会問題になっているくらいだ、捨て艦戦法を用いた犠牲者が出る前提の作戦や艦娘を兵器としか見ず大破進撃させたり、成績の悪い艦には補給や入渠を許さず、挙句の果ては艦娘に夜の相手をさせたりした事件のことだ、今でも似たような鎮守府が沢山ある為、海軍は少し頭を抱えているみたいだった。
もう一つはエリート意識、まぁ言うなれば若い世代の暴走だ、モビルスーツを纏える俺たちは艦娘よりも強いという姿勢のことだ、ここだけの話だが…今、量産されているジェガンの性能は確かに艦娘の軽巡クラスの機動性と火力を持っているだが…乗り手が悪かったらそれ以下の性能になる、因みにジムで戦艦級の深海棲艦に挑んで勝った人もいる。
この物語は…一人の提督とその仲間たちの物語である。
艦これ-世界を超えて見えるものは-
感想、アドバイス…待っています。
あと旧作は削除しました。