こんにちは。書くのをさぼってたにもかかわらず、いっちょ前にあとがきを投稿する作者です。
『魔法の世界にこんにちは』、無事かどうかはともかく、完結出来てほっとしております。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これ、去年のクリスマスには終わってる予定だったんですよねえ……。全てはさぼっていた作者の責任ですが。
さて、あとがき書いてみたいとは思ってましたが、いざ書くとなると何を書いたらいいのか迷っております。
とりあえずは、書くことになったきっかけから。
有り体に言えば自分の好みのなのは二次が読みたかったからです。自家発電です。あとは単純に『二次小説を書いてみたい』と思ったのもあります。
自分の場合、なのはのアニメはstsすらリアルタイムで見てませんでした。なのはを見るきっかけは二次創作、それも『魔法少女リリカルなのは』ではなく『とらいあんぐるハート』です。リリなのとの関係を知って、二次小説を読み漁っているうちに、書きたい欲がこうムクムクと膨らみまして、衝動のままに書き始めておりました。
次に、テーマについて。
テーマと呼べるものはぶっちゃけありませんでした。ただ、何を書きたかったか、というのははっきりしてます。『かっこいい主人公』を書きたかったのです。俗にいうオリ主、原作沿いに進む話の中では圧倒的なオリジナルの要素です。『このキャラかっこいい』と思ってもらえれば、それがこの作品の魅力につながると思いました。古夜君に少しでも魅力を感じていただけたら幸いです。
そうして書き進めていく内に『転生者の悩み』がテーマとして浮かんできたのでした
次は、オリキャラについて。古夜晃一と、相良透の二人ですね。
相良君はもっと書きたかったなあ。進行上の都合で彼の話は結構削られていたりします。設定としては『ギャルゲ主人公の親友』ですかね。今考えましたが。あと古夜君はギャルゲ主人公ではないです。
古夜晃一はまず名前から。二次元らしい名前にしたいとは思ったのですが、いい感じのが思い浮かばず、普通にある名前を漢字だけ変えるという形にしました。作者にネーミングセンスはないようです。
主人公のキャラについては、上でも書いているようにかっこよくしたかったので、『かっこいいキャラとは』をまず考えました。一番最初に思い浮かんだのは『ハードボイルド』でしたね。子供からやり直させんのにこれはねえなと思いました。ただ、若干ですが意識はしてます。女性陣とあまり距離を詰めなかった(作者側の)理由の一つだったりします。
あと、主人公にいろんなキャラの技や名言を使わせたのもかっこよくするためですね。いわば強化パーツです。
あとは、ヒロインでしょうか。
実は、書こうと思った当初は、ヒロインはなのはの予定でした。ただ、それでちょっと書いてみたら、読み直したときになんだか鳥肌が立ちまして。アニメを見直して、やっぱユーなのだなあと思った後、なのははヒロイン枠から外れました。
そうしてヒロイン枠に上がったのが二期一番のキーキャラであるはやてちゃん。絡ませやすく、使いやすかったです。訛りについては別の話ですが。それと、結局最後まで明確に結ばれた描写は書きませんでした。これは作者の実力不足が大きいです。恋ってよくわかんない!
問題はサブヒロイン? のすずかです。彼女との絡みは、魔法世界関係ない生活を示す為にももっと書きたかったのですが書けませんでした。?を取るかどうかで最後まで悩んだことが大きいです。取ってしまうと恋愛要素が強くなり、そうなると主人公を動かしづらくなってしまったんですよね。
ハーレムは主人公のキャラ的に無いです。ただ作者はハーレムもの好きですよ? いいじゃないですか、夢があって。
さて、拙作についての話はこの辺で。
ここまで沢山の方に読んでいただけるとは思ってもみませんでした。物語を書くのは初めてのことで、拙い部分も多々あったとは思いますが、評価に感想、すごくうれしかったです。少しはましな文を書けるようになったでしょうか。
ランキングに載っていたのを初めて見た時の、あの誰かに報告したいけど秘密にしてて誰にも言えず悶々とした感覚、今でも覚えております。皆様の評価や感想が作者の背中を蹴り飛ばしてくれました。次回作も書けたらいいですね。その時はまたお付き合いしていただけらばと思います。
改めて、皆様本当にありがとうございました。
いつの日か……また会おう!