「私の歌声、聴きたいのね! サーヴァント界最大のヒットナンバーを、聴かせてあげる! 鮮血魔 嬢《バートリ・エルジェーベト》!!」
「道を開け!皇帝の花道なるぞ! 春の陽射し、花の乱舞、皐月の風は頬を撫で、祝福はステラの彼方まで。開け! ヌプティアエ・ドムス・アウレアよ! 謳え! 星馳せる終幕の薔薇 《ファクス・カエレスティス》!!」
神話大戦と言っても過言ではない程の戦いがあったアメリカ 中でも特に名高いブロードウェイに数名のサーヴァントと共にきていた。
「ブロードウェイと来れば余の見せ場だな。 奏者よ惚れ直すが良い!!」
「ブタども~!ありがと~っ!!」
ネロとエリザというある意味地獄のタッグが戦っていたのは特異点が修復された際に取り残されてしまったバイコーンやゲイザー ソウルイーターなどといった異形の怪物討伐に来ていたのだ。 鬼ヶ島? 頼光のボイン大将? いえ しりませんね。
とまぁ アメリカ各地を回っていたのだが最後のエネミーがいたのが ここ ブロードウェイなのだった。
そしてここにきたとたん一気にテンションを上げたサーヴァントが二名。 勿論ネロとエリザだ。
「ねぇ子犬、今とてもいい気分なのよ。特別に、本当に特別に私の名曲中の名曲『恋はドラクル』を聴かせてあげるわよ!?」
「奏者は余の優雅にして可憐なる美声を聴きたいに決まっておろう。」
「あの…先輩?あのお二人はどうするのですか?」
いがみ合っているネロとエリザを不安そうに見ながらこちらによって来るマシュ。
大丈夫、心配は無用だ。 既に手はうってある。
「流石です先輩!! それで、その手というのは?」
さぁみんな、出番だ。
♪~♪~ どこからともなく音楽が流れ出しどこらともなく9人のサーヴァントが現れる。
「私達!」
「カルデアアイドル」
「「「「「「「サバーズです!!」」」」」」」
「先輩!! これはアウトです!! 何がアウトかは分かりませんが本能がアウトと叫んでいます。 後、語呂も悪いです!!」
現れたのは全員がヒラヒラの服装に身を包んだ、
ジャンヌ 牛若丸 マタハリ セイバーリリィ ハサン ハサン ハサン ハサン ハサン
「って先輩 ハサンさんがたくさんいますが?」
それは仕方ない、スカサハ師匠とかメディアとか メデューサにも声をかけたんだけどみんな断られてね… そうだマシュもどうだ?
「すいませんが丁重にお断りします…」
そいつは残念だ…
「それはそうと先輩…ハサンじゃなくて…あれ、怪腕のゴズールさん…ですよね?」
確かに一人ういているどそれも個性だ。
「余と戦う気か 良いぞ。 奏者よ、余の活躍をとく見るが良い!!」
「真のアイドルが誰なのか教えてあげるわ!!」
さて栄光のサバライブ優勝の名誉は誰の手に 続く!!
「先輩!?変なナレーションは止めましょう!!」