呉鎮守府より   作:流星彗

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相談

 

 日常が帰ってきた。

 工廠に篭り、思うがままに物を弄りまわす。いつもなら妖精や夕張と一緒にそうして時間を潰していたが、最近はここにもう一人顔ぶれが増えた。工作艦明石である。彼女もどうやら装備を扱う心得があるようで、凪と夕張の作業を共にしていた。

 朝から、あるいは昼から工廠に篭り、それぞれの艦娘の装備を調整していた。それぞれの艦娘のクセに合わせ、微調整あるいは大きく調整を施し、それぞれの艦娘がより装備を上手く使いこなせるようにしていく。

 以前まではそうだったが、ここに明石が加わることで、より改良が進むこととなった。どうにも使いやすくなるだけでなく、より性能が向上しているように感じられる。これが明石が持ちうる能力の影響なのだろう。彼女が携わった装備だけが、その傾向が見られる。

 砲なら以前は命中率が向上するような調整結果だったが、火力も同時に向上。魚雷もまた同様に命中した際の爆発の力が上昇している。

 素直に艦隊の更なる強化に繋がるのならと、調整できる装備はとりあえず全部手を付けていく勢いで、この数日凪は着手すべき仕事を終えてから、ずっとここに篭り続けていた。

 

「それにしても提督、ここ数日見ていて思うけれど、そうしているのが自然体って感じがしますね」

「そうかい? 俺としてはやっぱりこっちが性に合っているって、自分でも思っているからね。そう言ってもらえるなら、嬉しく思うよ」

 

 いつもの作業着姿に加え、汗をぬぐうために首元にはタオルを巻いている。夏が近くなってきているため、これも必需品になっている。

 調整を終えた装備には、改めて誰の装備かを判別するために、名前を書いた付箋を貼る。それぞれの傍らには艦娘たちの意見をまとめたメモ書きの手帳があり、終えたものには横に印をつけていく。

 これだけ装備調整に熱中しているのは、もちろん艦隊を強化するためということもあるが、やはりこの先のことに備えるためということが大きい。推測の域は出ないが、しかし中部提督は何かをしようとしており、それが近いうちに起きるのではないかという懸念は拭えなかった。

 ウェーク島での戦いにより、こちら側の戦力は推し測られており、ある程度の目途は付けられているだろう。それに対抗するためには、敵側の推測をも上回るものを用意しなければならない。

 元より深海棲艦の拠点はわからないし、わかったところでそこが深海ならば、こちら側に手出しはできない。全ての戦いが先手を打たれ、それに対抗するために戦場に赴いているのだから、できることは限られている状態だ。

 だからこそできうることをやり切るしかない。凪にとってそれが装備の調整だった。明石が加わることでより高い成果を得られるのであれば、それに全力を出さずして何になるというのか。

 そうして進められた装備の調整、改修。成果は上々で、訓練で使用された感想としては、より使いやすくなったと好評だ。火力の上昇については、近海などの警邏で遭遇した深海棲艦相手との戦いにより、計測されているが、近海ではそこまではっきりとしたデータは出ない。

 確かなデータを求めるのであれば、やはりエリート、またはフラグシップ、そして鬼や姫級といった強力な敵が望ましい。

 兵器の性能比較はやはり標的もそれに見合うものが求められる。そんな風に考えてしまう凪は、少しずつこの状況によって変化しつつあった。以前までならばただ弄り回すだけで満足していたのに、結果を求めてしまうほどになっている。

 それだけ敵が脅威ということもあるが、敵――いや、中部提督がデータを求めるために色々と手を回しているかもしれないと推測し、それに共感の念を抱いていることが影響しているだろう。

 兵器の進化は倒すべき敵がいてこそ。そのために戦場を作り上げ、敵を呼び寄せる。実際に戦場に出すことでどれだけ以前のものより優れたものになったのか。それを計測する。

 そうした開発者ならではの思考を、凪は理解を示す。だが、

 

(理解はするし、どことなく共感もする。が、全てを認められない)

 

 自分も敵に勝つためにこうして装備を改修しているが、必要に駆られてのことだ。何よりこうして強化させて艦娘たちの戦力を向上させることで、彼女たちを守るためというのが一番の理由である。

 敵を倒すため、というのも理由に含んでいるが、それが第一理由ではない。そこを間違えてはならない。そして、そこが恐らく中部提督との違いだろう、と考える。

 

(中部提督……お前は誰だ? ここまで色々と手を回し、深海棲艦を強化させ続けるお前は、どこの誰だったんだ?)

 

 装備の調整をしながら同時に考えていたこと。それは中部提督が人間だった頃は誰だったのかということだ。

 大和曰く、元は南方提督で、現在は中部提督として行動する者。戦うよりも鬼や姫級を作り上げ、深海棲艦の強化に力を注いでいる深海提督の変わり種。しかしその行動が、今や人類に対して大きな脅威になるほどにまで影響を及ぼしている。

 確かなのは自分と同類なのだろうということ。工廠に篭り、作業を黙々と進めるような人間が死んだのだろう。だが自分以外にそんな人物が、海に出て死んだのか? という疑念がある。

 

(いや、最近なら考えられないけど、昔ならあり得るか)

 

 今でこそ各地の提督とそこで鍛えられた艦娘たちが戦いに出ているが、昔はそうではない。艦娘の種類や数が少ない時代は、まだ船が運用されていた。指揮艦だけではなく護衛艦も出撃していたため、そこに整備員もまた乗船していた。

 当然ながら護衛艦の攻撃も深海棲艦にはあまり効果を発揮しないため、無情にも撃沈されたケースも多く、乗船していた整備員の誰かが深海提督になったとしてもおかしくはない。

 その中の誰かが中部提督の正体だろう。

 そこまでは至っても、では一体誰なのかとなると話は別だ。護衛艦に乗船する整備員も一人や二人ではないし、昔はそれこそ少ない艦娘に代わって護衛艦もいくつか運用されていた。ならば、海に出た整備員もまた増大する。その中の一人を当てるのは難しい。

 推測は推測の域を出ず、結局はどん詰まる。

 もう少し推測ができるような情報があればいいのだが、と考える。何かあったかと思い出してみるが、あるとするならば恐らくあの猫ではないだろうか。

 呉鎮守府に潜り込んできたと思われる妖精猫とセーラー少女妖精。まんまと逃げ去ったあの白猫が中部提督から送られてきたスパイなのだとすると、それが中部提督の正体を探る鍵になるかもしれない。

 でも白猫から何を推察しろというのだろう。深海的な要素を含んだ猫がいたからなんなのだろうか。中部提督の趣味だとするなら、中部提督は猫好きということがわかるが、それだけだろう。猫が好きな人はたくさんいそうなものだ。

 ぼんやりと考えていると、開け放たれている入り口から、そっとこちらを覗いている人がいることに気づいた。

 

「おや、どうかしたかい? 神通」

「佐世保の淵上さんから通信です」

「ありがとう。すぐに向かおう」

 

 湊から連絡とは珍しい。汗を拭きつつ、作業着の胸元を少し開けながら工廠を後にし、執務室へと向かった。その際、神通の横を通り過ぎたが、突然胸元を開けられたことに少し驚き、頬を赤らめたが、凪はそんな彼女の様子に気づかず、駆け足で走り去ってしまった。

 

「ん? どうしたの、神通さん?」

 

 夕張が何の気なしに声をかけるが、「い、いえ……何でも」と首を振るが、それにしては妙に落ち着きがないように思える。首を傾げつつ夕張はそっと神通に近づくと、やはり頬が赤いことに気づく。

 そっと頬に手を当てると、小さな悲鳴を漏らして神通が離れてしまうが、きょとんとした顔で「提督と何かありました?」と問いかけてしまう。

 

「い、いえ、そんな何も。私が少し意識してしまっただけです」

「意識?」

「……急に服をはだけてしまうものですから……」

「ああ……そりゃあそうしますよ。まだ6月とはいえ、じめっとした暑さですからね。作業していたら熱も篭りますし、汗もかきます。ああ、それで胸の所を開けたとか?」

「…………それで」

 

 と、納得したように呟くが、ただ胸元がはだけただけではそうはならないだろう。夕張は気づいていなかったが、凪はそうしつつ神通のすぐそばを通り過ぎた。熱が篭り、解放されれば、自然と匂いも立ち上る。

 急に至近距離で汗とともに匂いも感じ取ってしまえば、それが意識している相手ともなれば、こういう反応になってしまうのも無理らしからぬことだった。

 しかし、それでもと神通は自制する。抑えれば抑えるほどに、想いは肥大するものだが、それでも彼女は自制し続ける。

 

「…………」

 

 これは、少しまずいのでは?

 何となくではあるが、これまでの事情を見続けていた夕張も、そう感じ取らざるを得ないほどに、神通は変わっている気がしていた。

 

 

「はいはい、お待たせしてすまないね」

 

 と、軽くシャワーを浴びて汗を落としつつ、タオルで髪を拭きながら凪は席に着く。作業着も新しいものを着たが、それでも上は留めないラフなスタイルだ。画面に映る湊も、これには渋い表情を浮かべてしまう。

 

「……あんた、気を遣わなくなってきたわね。ええけどさ」

「これでも連絡を受けて急いできたからね……少々だらしがないのは目を瞑ってくれると嬉しい。申し訳ない」

「はいはい、どうせまた工廠に引きこもっていたんでしょ? 不本意ながら、そろそろ付き合いが長くなってきたから、そういうのは察するわよ。でも、こちとらこれでも女なわけで、それは忘れずに」

 

 凪という人物を理解し始めている湊も、ため息こそつくものの、それ以上に責めはしない。そんな彼女にもう一度謝罪すると、「それで、用件はなにかな?」と本題を促す。

 

「演習を。そして可能ならばあたしの艦隊の装備も調整していただけます?」

「ああ、それくらいならお安い御用さ」

 

 お互いの艦隊の強化を図る。それはウェーク島での一件の後で、東地たちとも共通の目的として確立されている。断る理由はない。「もしかすると凪先輩の装備を後回しにするかも、と思っていましたが」と、少し懸念を口にするが、

 

「いやなに、こっちのはいつでもできるからね。そちらとは、実際に顔を合わせないとできないことや。なら、湊の方を優先させてもらうよ。それに俺としても色々やれるっていうのは喜ばしいこと。そうした機会を増やしてくれるってんなら、これ以上ないほどにありがたいことでもある。ありがとう、弄らせてくれて」

「……妙な誤解を生むような発言、やめてくれる? 傍から見たら危ないから、あんた」

 

 そして湊の言葉も以前に比べて遠慮がなくなってきている。それだけ凪に対して気を許している証であり、二人の距離が縮まっていることでもあった。

 だからこそ、画面越しではあるが何となく凪の様子が少し違うことに湊は気づく。

 

「……ねえ、なんかあったん?」

「ん? なんかとは?」

「どうにもいつもと違った顔に見える。……そう、何かに悩んでいるかのような、そんな違いを感じる。いつものあれ? 腹痛とか?」

「いやはや、他人が嫌いな君にそう指摘されるとはね。素直に驚くよ。それとも俺がわかりやすかったりするのかな?」

「まあわかりやすいところはあるかもしれないけど、なんだかんだであんたは色々と隠し通すでしょうね。のらりくらりと。でもわかる人にはわかる違いは覗かせる。たぶん、あんたの艦娘の一部は気づいてくれるかもしれないけど、まさかあたしもなんとなく察するくらいには、あんたのことをわかってきてしまったみたい」

 

 傍らに置いてあった飲み物が満たされたカップを傾ける。喉を潤しつつ、どこか素っ気なさそうに視線を逸らす湊だが、それだけ凪に気を許してくれていると、言外に語る。「ほら、言ってみなさいよ。あんたの悩み事を」とカップを置きながら促してくる中、凪は逡巡する。

 この悩みを言っていいのだろうか、それも年下の異性に相談するようなことなのだろうかと。

 あの湊がこうも促しているのだ。気が変わらない内に相談した方がいいだろう、眉間を少し揉みつつ、「実はね」と前置きをし、

 

「美空大将が打ち出した新しいものが、だね……」

 

 と、歯切れ悪く話し出す。美空大将が新しいシステムとして運用するケッコンカッコカリ。これに対して悩んでいることは、言いづらいことではあったが、何とか説明した。とはいえ神通のことについては話さず、単にこのシステムをどうしようかと悩んでいるのだという体で打ち明けた。

 

「要はあれ? 単なるシステムと捉えず、感情が絡んだことだから悩んでいるってやつ?」

「まあ、そうやね」

「見てくれは人の女やからなぁ。伯母様もケッコンなんて名称を付けるから、そんな風に悩む要因にもなったってことでしょ?」

「まさしく」

「でも、結局はシステムでしょ?」

 

 と、ばっさりと切り捨てる。驚くくらいに淡々と、彼女は言い切った。

 

「システム的に二人の絆とやらの結果を打ち出すだけで、実際にするわけじゃない。だから女のあたしでも使えるシステム。そう聞いている。なら、そこまで深く悩む必要はないでしょ? でもあんたがそこまで悩んでいるということは、候補がいる。そうでしょ?」

「…………」

「あー、いるのね。誰? ……まさか、神通?」

 

 なんでバレるんだ? と凪は冷や汗をかいてしまう。そんなに傍から見てわかりやすかったのだろうか。これは自分じゃなくて神通の感情がわかりやすいパターンだったのかもしれない。

 

「何かとあんたの世話をしていたし、気にしていたし、話にも聞いているのよね。うちの那珂から」

「……あー」

 

 姉妹艦でもある那珂なら鎮守府は違えども、たびたび連絡を取り合っていることは容易に想像できる。そうでなくても那珂のあの性格だ。神通でなくとも川内から聞いているかもしれないし、他の艦娘とも仲がよさそうだ。そこから湊に伝わったのだろう。

 多くの艦娘を擁する提督だからこそ、色々と耳に入ってくるのは凪にもわかることだ。

 

「人のように愛情を向けられることで、それに真摯に応えるべきかどうか悩んでいるわけだ」

「……そんなところだね」

「クソ真面目ね、あんた。人嫌いが恋愛関係に悩むとは。でもやっぱりあたし的にはそこまで深刻に悩むことではないと思うけど。結局はシステム的なものなのだし」

「当事者になると割り切れないんだよ」

「……ま、そうね。あたしは当事者にはならないから、そういうのはよくわからないわ」

「告白されまくっとるのに?」

「思い出させんといてくれる? クソったれな野郎どもに言い寄られたってのは、忘れ去りたい記憶なんだけど」

 

 それは失礼、と軽く両手を上げて謝罪する。そんな凪に湊はふと「でも実際にあんたが、誰かに告白されたらどうすんの? そんなんで」と何気なく問いかけた。

 

「告白?」

「そう、艦娘じゃなくて人に」

「なに? それは湊が俺にって話?」

「は? しばくぞコラ」

「冗談だよ冗談。そんな、視線だけで殺れそうな目をしないで」

 

 冷え冷えの視線を向けられ、モニター越しだというのに背筋が凍ったような気持ちにさせられる凪。冗談で少しでも和ませようとしたが、やはり湊には通用しないようだった。

 手を振りつつ「別に俺の恋愛事情はええやん」と終わらせようとするも、

 

「ケッコンカッコカリの話題を出すんなら、凪先輩の恋愛事情にも当然触れるでしょ。縁がないってのはわかりきっとるからええとして、実際にそういう場面になったらどうすんのってイメージくらいはしときぃな」

「……波長が合う相手でもなけりゃあ、断るかな」

「そう。そういう気持ちはあるわけだ。じゃあ神通はどうなのよ? 合うの?」

「まあ、合っているとは思う」

「じゃあ断る理由はないやん? システム的なケッコンカッコカリをしておしまい。それでええやろ? 問題解決やん。感情論を振りかざそうとするからこじれるし、悩みを深くすんのよ。悩むのは、それだけ神通のことが大事なんだっていうんは、何となくあたしでも理解できるし、それだけ想われてるってのは神通も喜ばしいことやろうな」

 

 でも、と両手でそれはそれ、これはこれ、と分けるようにする。

 

「あの神通は、感情を殺すでしょう。そうして溜め込んでしまうタイプと見た。だからこそ早々に答え出す時やとあたしは見る。大事だからこそ、しっかりやっときなさいな。あんたのその悩みや気持ちを打ち明けつつも、割り切って成就させなさい。うじうじ悩み続けるのもみっともないことよ。何なら今すぐでもやってきなさいな」

「さっぱりしてるなあ……さすがあの大将殿の親戚だ。わかったよ、うん、君にもそこまで言われるのであれば、答えを出してくる」

「そうしなさい。他に悩み事は?」

「あるにはあるけど、今はとりあえず動くだけ動くよ。相談に乗ってくれて、そして背中を押してくれてありがとう」

 

 自分が推察する中部提督についても意見を聞いてみたかったが、凪は神通に会いに行くことを優先した。湊も「そう、じゃあもう一つの悩みとやらは、演習ん時にでも聞くわ」と了承してくれた。

 

「すまないね、こんな情けない相談事をして」

「別に、凪先輩には色々世話になっているから、それくらいの礼は返すわよ」

 

 あの不愛想な人嫌いの湊がこうまで付き合ってくれたのだ。本当に、変われば変わるものだが、それを指摘すればまた素直じゃない反応を返すだろう。礼を改めて述べて通信を切り、凪は意を決して歩き出す。

 一方湊も大きく息をついてカップの中身を飲み干すと、天井を仰ぎ見た。

 

(なにやってんだかな……あたしは)

 

 自分でも困惑がある。確かに色々お世話になった。

 初めて会った時からどうにも気に食わない男だとは思っていたが、自分と同じく他人が嫌いであり、親しい関係を築くのはごくわずか。提督業にも熱が入ることはないと言われていたのに、実際にはここ最近だけでも目覚ましい成果を挙げている。

 やる気がないように見えて、興味の対象には熱中し、それが道を拓く成果に繋げている。あれでもアカデミーの卒業生という肩書に偽りはなく、積み重ねた実績は伯母である美空大将も満足している。

 後は自分と同じ大阪出身だからか、そういう意味でもどことなく気が合うのは間違いない。湊自身は認めてはいないが、しかしなんだかんだと馬が合うし、彼と過ごした時間は、振り返ってみれば悪くはないものだったかもしれない。こんな性分でなければ、彼もあんな性分でなければ。いうなれば普通の男女であれば、間違いなく自然とくっつくような間柄だろう。

 

(何を考えているんだ? あたしは。恋愛脳に侵された?)

 

 これでは那珂のことを笑えない、と頭を振って切り替える。こんな調子では、できることもつまらないことで失敗しそうだ、と頭を冷やすべくシャワーを浴びることにするのだった。

 頭を切り替えれば、こんな年頃の少女のような想いは消えるだろう。そう信じて。

 

 


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