東方神殺伝~八雲紫の師~   作:十六夜やと

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前々から催促されてたキャラ設定です。
しかし、ただ書くのも華がない……というわけで、幻想郷縁起風に執筆してみました!
ネタ満載ですが、これで満足していただけると幸いですm(__)m


閑話 幻想郷縁起(キャラ設定)

人物紹介(幻想郷縁起より抜粋)

 

 

〔障害を打ち破る人類最強 夜刀神紫苑(やとがみしおん)/櫻木桜華(さくらぎおうか)

 

職業 香霖堂の店員

 

住居 博麗神社下の家

 

能力 あらゆる障害を打ち破る程度の能力

 

危険度 極高

 

人間友好度 高

 

活動範囲 幻想郷全域

 

 

幻想郷の創設者・八雲紫と四季のフラワーマスター・風見幽香の師にして、現在は当代の博麗の巫女の師をしている元外来人。八雲紫が外界から運んできた自分の家に住んでいる。

 

香霖堂の店員をしているようだが、人里での活動も多々見られる。力仕事や細々とした些細な仕事など多岐にわたり引き受ける。知識においては外見からは想像できないほど博識で、特に哲学・宗教学・経済学などが好きなようである。料理の腕前は幻想郷一とも言われている。

 

 

【性格】

 

非常に友好的。人里などから危険視されている紅魔館、あまり交流を行わない永遠亭などにも顔が利く。物腰は柔らかで人間友好度最悪とも呼ばれる大妖怪ですら知己である言われている。冥界の管理人の義兄でもあるとか。

 

しかし、己の敵となる存在には冷徹で残酷な対応をする。決して『ただ優しいだけの人間』とは思わないことである。戦闘理由を見つけると、それを心の底から楽しもうと考える性格のようである。加えて、自分の命を顧みようとしない。

 

他の外来人から『神殺』と呼ばれている。

 

 

【戦闘能力】

 

八雲紫の師ということもあり、人という種族にありながら幻想郷の実力者ですら赤子の手をひねるように軽くあしらうほどの実力を持つ。『妖刀村正(ようとうむらまさ)』と『天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)』という刀を持っている。

 

魔法関係にも携わっており、しかし本人は特定の状況下の中ではないと行使できないため、ただ『知識として知っている』という節がある。だからといって魔力を使わずとも行使できるものもあるため、侮るのは愚行といえるだろう。

 

能力は拝火教の中級神・ウルスラグナという神と酷似しており、『風』『雄牛』『白馬』『駱駝』『野猪』『少年』『大鴉』『雄羊』『山羊』『戦士』の計十の化身を使用して己の敵を打ち破る。その化身一つ一つの効力は凄まじく、人間には荷が重すぎる力だろうと推測できる。

 

戦闘を始めるときは「さぁ――喜劇(ころしあい)と洒落込もうか」と口にする。

 

 

【過去】

 

かつて外の世界にて3万人の人間を虐殺したとされている。そのことから『人類最悪の殺人鬼』とも呼ばれていた時期があるとされている。彼の本名は櫻木桜華。しかし幻想郷の住人は彼を『夜刀神紫苑』と呼ぶ。

 

 

【目撃報告例】

 

・私の最愛の師です(幻想郷の賢者)

べた褒めである。

 

・人間と名乗っていい強さじゃない(月のリーダー)

月の軍勢を軽くあしらうほどの強さだから頷ける。

 

・婿(冥界の管理人&フラワーマスター)

一言で済まされた。

 

・カレー希望(博麗の巫女)

私も。

 

 

【対策】

 

取るだけ無駄。〔あらゆる障害を打ち破る程度の能力〕のため、どのような対処を行おうとも彼には意味を成さないものである。敵対しないことが一番であろう。

 

 

 

 

 

〔白髪の剣王 九頭竜未来(くずりゅうみらい)

 

職業 冥界の庭師

 

住居 白玉楼

 

能力 全てを切り裂く程度の能力

 

危険度 極高

 

人間友好度 高

 

活動範囲 白玉楼・人里・博麗神社周辺

 

 

覚妖怪と人間のハーフ。妖怪の血の方が濃いらしい。白玉楼の庭師・魂魄妖夢の師匠である。現在は白玉楼に滞在中。

 

異変解決に乗り出したり、または異変傍観を決め込んだりと行動に一貫性がない人物。知識はかなりある方だが、他者にそれを教えることが苦手だとされている。特に戦闘面の説明などは擬音の羅列で、解読できるのは魂魄妖夢だけとも言われている。裁縫関係の天性の才能を持つ。

 

他の外来人から『切裂き魔』と呼ばれている。

 

 

【性格】

 

驚くほどにマイペース。妖怪人間問わず比較的友好的な態度を見せ、他者にあだ名のような呼び方で接する。雲のようにつかめないような性格をしており、普段はニコニコ笑っているが心の内を読むことは容易ではない。外来人の中では一番好戦的な人物である。

 

 

【戦闘能力】

 

剣の腕は一流。さらに覚妖怪としての『ある程度心が読める』能力を持つため、刃物を持っているときの彼は最強といっても過言ではない。自分に斬れないものなど存在しないと自負している。

 

〔全てを切り裂く程度の能力〕は文字通り、形あるものからないものまでを悉く切り裂く能力なため、彼の剣士としての才能と非常に相性が良い。八雲紫と同じように次元の裂け目を斬撃一つで作りだすことも可能であり、斬れないものが存在しないのはあながち誇張ではないだろう。

 

 

【過去】

 

ほとんど明かされていない。

 

 

【目撃報告例】

 

・早くお師匠様に追いつきたいです(庭師)

頑張って欲しい。

 

・いつか倒す(紅魔館の破壊神)

どうやら紅魔館メンバーとは不仲のようである。

 

・ファッション特集よろしいでしょうか!?(新聞記者)

妖怪の山とは交流関係があるとか。

 

・いつか死んでくれないかなー(神殺)

挨拶のようなものとか。

 

 

【対策】

 

妖怪に近いので月の民とは相性が悪いらしい。だからと言って弱いわけでもなく、むしろ敵対したら細切れに分解されるだろう。近づかないことが第一である。

 

 

 

 

 

〔寺子屋勤務の殺人鬼 獅子王兼定(ししおうかねさだ)

 

職業 寺子屋教師

 

住居 人里

 

能力 森羅万象を破壊する程度の能力

 

危険度 極高

 

人間友好度 中

 

活動範囲 人里周辺

 

 

不老不死の殺人鬼。野蛮で粗悪、相手を見下し馬鹿にするようなしゃべり方をしているので誤解されがちだが、人里民は『九頭竜殿曰くツンデレというものらしい』と、生暖かい目で見守られている。

 

人と関わりを持とうとしない人物なのだが、寺子屋勤務ということもあり子供から好かれている。彼の教育を受けた子供は、妖怪の山に身一つで入っても無傷で帰還するくらい逞しく育つと言われており、近所のおばちゃんから人気が高い。魔法の森を開墾して農作物を育てている。

 

他の外来人からは『壊神』と呼ばれている。

 

 

【性格】

 

もう一度言う。粗悪で野蛮、人を挑発するような会話をする。そのため初対面の人物からの第一印象はかなり悪くなるが、義理堅く子供には優しい。女性が苦手。上白沢慧音に恋心を抱いているようだが、相思相愛かつ、永遠亭の兎からも好意を持たれておりハーレム状態である。

 

人を殺すことに何の抵抗もない人物なことは確かである。しかし他の外来人曰はく「これでも随分と丸くなった」と述べているため、外の世界では多くの生命を奪ってきたことが推測される。まぁ、幻想郷は全てを受け入れるのだが。

 

 

【戦闘能力】

 

非常に危険。フランドール・スカーレットの上位互換のような能力のため、受ければ簡単に死に至ることも想像に難くない。さらに、彼は不老不死なため致命傷を負わせても彼には何の損害を与えることが出来ない。体術もある程度かじっているらしい。

 

補足であるが、彼の変色している左腕には『アンラ・マンユの左腕』という、生気や命を容易く奪う腕を持っているため、彼の左腕に触れることは絶対にしないほうが賢明である。

 

 

【過去】

 

どうやら女性問題があったらしいが詳しいことは分からない。妹がいるらしい。

 

 

【目撃報告例】

 

・よ、良き同僚だ。た、他意はない(寺子屋教師)

隠せていない。

 

・もうちょっと私の好意に気付いてほしいです(兎)

鈍感なのか奥手なのか。

 

・優しい奴だよ(元竹林の案内人)

付き合ってみないと分からないこともあるらしい。

 

・相対性理論のとこ詳しく知りたい(氷の妖精)

異変である。

 

 

【対策】

 

んな化物どないせーっちゅうねん。

 

 

 

 

 

〔史上最高の吸血鬼 ヴラド・ツェペシュ〕

 

職業 画家

 

住居 紅魔館

 

能力 創造する程度の能力

 

危険度 極高

 

人間友好度 低

 

活動範囲 紅魔館・博麗神社周辺

 

 

齢2000を超える吸血鬼の亡霊。孫娘であるレミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットの住む紅魔館に居候しているらしい。外の世界では数千の同胞を従えるほどのカリスマ性を持ち、他種族との交流は活発ではない。

 

高慢なせいもあってか人間と関わりをほとんど持たず、現在確認されているのは博麗霊夢・夜刀神紫苑の2名だけである。イラストレーター(画家の類義語?)としてのペンネームは『てい☆おう』で、孫娘同様のカリスマブレイクを見せる。

 

他の外来人からは『帝王』と呼ばれている。

 

 

【性格】

 

傲慢で高飛車。吸血鬼こそが至高の種族で、他は有象無象にすぎないと明言する。しかし、実力を持つ物には敬意を払い、彼に名前を呼ばれることは光栄なことであると言われている。圧倒的カリスマ性は、他者を無意識に跪かせるほどである。

 

カリスマのオンオフは可能らしく、オフの時のカリスマのなさはレミリア・スカーレット以上とも言われている。彼の書いた絵は高値で取引されており、彼の同人誌は次元の壁をぶち破ってまで買いに来るファンもいるとかいないとか。

 

 

【戦闘能力】

 

吸血鬼としての弱点は全て克服しており、加えて亡霊なので死なない。身体能力においては鬼と同等かそれ以上なため、肉弾戦を挑むことは止めておいたほうが良い。

 

〔創造する程度の能力〕は神話生物という妖怪とも神とも違う生命をも編み出すことが可能。それらの生物の各々の能力は下級神ほどの強さなため、それを量産できる彼に辿り着くことさえも容易ではないだろう。接近戦を挑むことも愚行なため、実質最強と言っても過言ではないだろう。

 

 

【過去】

 

そんな彼を倒した吸血鬼がいるらしく、日々精進しているとか。

 

 

【目撃報告例】

 

・自慢の祖父よ(紅魔館の主)

あのような好々爺がいれば自慢したくもなる。

 

・いつか認めさせてやるぜ!(白黒魔法使い)

頑張ってほしい。

 

・成仏しろ(壊神)

長生きしてほしいという意。

 

・新刊まだか?(魔帝)

どっから来たこの目撃報告。

 

 

【対策】

 

こっちが聞きたいわ。

 

 

 

 

 

〔影歩む奇術師 霊龍慧(みたまりゅうけい)

 

職業 無職

 

住居 不明

 

能力 万物を欺く程度の能力

 

危険度 極高

 

人間友好度 低

 

活動範囲 不明

 

 

幻影異変の首謀者にして、外でも幻想郷でも珍しい『竜神族』の一人。他者を欺くことにおいて他の追随を許さない稀代の奇術師。八雲紫が霞んで見えるほどに胡散臭い人物で、人里で見かけたら即通報されている要注意人物でもある。そのせいもあってから彼は他人に化けることが多く、幻想郷の実力者ぐらいしか彼の姿を見るものはいないという。

 

生息場所も住居も不明。いきなり現れては去る時も相手に気取らせないため、意思を持って探そうとするならば幻想郷全土を巡らないと見つからないだろう。巡って見つかるわけでもないので、用があるのならば夜刀神紫苑に言伝を頼むと良い。

 

 

【性格】

 

物腰が柔らかく紳士的である。が、胡散臭い。やること成すこと全て胡散臭く、人里で立っているだけで警備隊を呼ばれたこともあるため、本人は心を痛めているという。

 

仲間には優しく、敵には一切の慈悲すらも見せない人物。戦闘能力は底まで高くはないのを自分でも理解しているので、非常に逃げ腰な態度を取ることもある。ゲームが大の好物で、弾幕ごっこを率先的に行う節が見られる。

 

 

【戦闘能力】

 

能力はほとんど使わず、竜神特有の神器を使った戦い方をする。そのため、戦闘能力はそこまで高くはない。高くないと言うが、風見幽香のフルパワーと同じくらいの実力であることは確か。能力も『他人を欺く』ことに特化しているため実戦向きではない。

 

神器は確認されたものでも『アイギス』『クラウ・ソラス』『グングニル』『ケリュケイオン』『天羽々斬(あめのはばきり)』『八咫鏡』。しかもこれは彼の所有する神器の一部で、所有数は3桁を超えると言われている。

 

 

【過去】

 

不明。

 

 

【目撃報告例】

 

・胡散臭い(博麗の巫女)

ストレートである。

 

・いい人なんだろうけど……(人形遣い)

貴女がいい人です。

 

・胡散臭い(幻想郷の賢者)

貴女が言いますか。

 

・胡散臭い(神殺)

もはやイジメである。

 

 

【対策】

 

知らんがな。

 

 

 

 

編集 ○○代 稗田阿求

 

 

 

 




紫苑「次章から宴会パートやな」
紫「師匠の過去にも触れるそうですよ」
紫苑「そりゃ、あの終わり方ならそうだろうよ」
紫「とても気になります」
紫苑「できれば知られたくないんだけどなぁ」

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