フフフッ♪面白くなってきたね、これからどうするか...注目だよね♪
『.....』
分かってるって、君が言いたいこと...さてっと!新しい歯車は動き出した、これで彼らがどうするのか見ものだよね
『......』
ふ〜ん、君はそう考えるのか、でもさ♪ファースト・コンタクトは上手くいったんだからこの先もやれるよ、君と僕ならね♪そうでしょ?グラファ♪
藍side
「「デュエル!」」
拓磨 [先攻]
藍 [後攻]
「俺の先攻!ドローだ!」
拓磨 LP 4000
手札 5→6枚
「俺はテラ・フォーミングを発動!」
<テラ・フォーミング>
通常魔法
「デッキからフィールド魔法を一枚加える、俺は
<混沌の場>
フィールド魔法
「混沌の場の発動処理として俺はデッキからカオス・ソルジャーと名のついた儀式モンスター、または暗黒騎士ガイアと名のついたモンスターを手札に加える、俺は超戦士カオス・ソルジャーを手札に加え、超戦士の儀式を発動!」
<超戦士の儀式>
儀式魔法
「手札の宵闇の騎士と開闢の騎士を生贄に捧げ、儀式召喚する!戦士を超えた超戦士よ、絆の鎖砕きし俺にその力を見せよ!儀式召喚!降誕せよ、超戦士カオス・ソルジャー!」
「も、もう来た!?」
「そして、手札からモンスターが2体墓地へ送られたことにより混沌の場に魔力カウンターを2つ乗せる!」
混沌の場
魔力カウンター 0→2
<超戦士カオス・ソルジャー>
Level 8 戦士族 地
ATK 3000/DEF 2500
「さらに宵闇の騎士、開闢の騎士を素材としたことにより超戦士カオス・ソルジャーは1ターンに2度度相手のモンスターを除外できる。そして1ターンに1度相手の手札1枚を次の相手のエンドフェイズまでランダムに裏側で除外する!さらに戦闘で相手モンスターを破壊した時もう一度だけ攻撃ができる!」
「効果長いよ〜!」
「ではまず超戦士カオス・ソルジャーの効果で藍の手札を1枚除外させてもらう!」
「その瞬間、手札の幽鬼うさぎを墓地へ送り効果発動!超戦士カオス・ソルジャーを破壊!」
「ちっ!」
私を守って!幽鬼ちゃん!
『任せて!幽鬼札、サイキックシャイン!』
幽鬼の投げた札は超戦士カオス・ソルジャーを包むと爆発した
「だが、破壊をされただけ、効果は持続する」
そう言うと藍の手札が一枚消えた。
あっ!ヴァルハラが!
「その様子だとキーカードを当てたか?そして!幽鬼うさぎと超戦士カオス・ソルジャーが墓地へ送られたことにより、混沌の場に魔力カウンターが2つ乗る!」
混沌の場
魔力カウンター 2→4個
『落ち着いて藍ちゃん!まだ勝機はあるよ!』
うん、大丈夫だよ、幽鬼ちゃん
「俺は墓地に存在する宵闇の騎士と開闢の騎士をゲームから除外し、現れよ!カオス・ソルジャーー開闢の使者ー!」
<カオス・ソルジャーー開闢の使者ー>
Level 8 戦士族 地
ATK 3000/DEF 2500
「そして除外された開闢の騎士、宵闇の騎士の効果発動、デッキから儀式魔法と儀式モンスターを手札に加える、俺は超戦士の萌芽とカオス・ソルジャーを手札に加え、ターンエンドだ」
拓磨 LP 4000
手札 2枚
モンスター
カオス・ソルジャーー開闢の使者ー (ATK 3000)
魔法・罠
フィールド魔法
混沌の場 (魔力カウンター 4個)
『藍さん、大丈夫ですか!』
うん、大丈夫だよ!
【勝利こそ全てだ】
【これは夢を叶えるための】
【俺は孤独でいいんだ】
【誰も俺を構ったりはしない】
な、何なよあれは...拓磨?
『アレは拓磨さんの心の闇、言わば弱音の部分です』
あれが拓磨の弱音、でも何で美咲ちゃんや他のみんなは気づいてないの?
『きっとこのデュエルの参加者、そして魔力の強い者だけが見える幻覚のようなものだと思います。』
「どうした、藍!早くカードを引け!」
『藍さん、デュエルに戻る前にひとつ伝えたいことがあります』
伝えたいこと?
『今、マスターは拓磨さんの心の中に意識だけをダイブさせてます』
意識を?ダイブ?
『簡単にいうなら心の闇を消そうとしているんです完全に消す方法はないとは思います、ですが多少消すことはできると思います、その方法を見つけるまで時間稼ぎをお願いします。』
...分かった、でもそれでいいのかな?
『え?』
ううん、何でもない!
「私のターン!ドロー!」
藍 LP 4000
手札 4→5枚
「私はモンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンド!エンドフェイズ時、超戦士カオス・ソルジャーの効果で除外されていたカードは手札に戻ってくる!」
藍 LP 4000
手札 3枚
モンスター
伏せ1枚
魔法・罠
伏せ 2枚
「俺のターン、ドロー!」
拓磨 LP 4000
手札 2→3枚
「俺は超戦士の萌芽を発動」
<超戦士の萌芽>
儀式魔法
「手札のレベル4光属性のカイザー・シーホースとデッキのレベル4闇属性のダーク・グレファーを墓地へ送り墓地より現れよ!超戦士カオス・ソルジャー!」
<超戦士カオス・ソルジャー>
Level 8 戦士族 地
ATK 3000/DEF 2500
混沌の場
魔力カウンター 4→5個
【どうせ俺は...】
また増えた!?
「バトルだ!カオス・ソルジャーー開闢の使者ーで伏せモンスターを攻撃!開闢双破斬!」
「うっ!」
「破壊したのは創造の代行者ヴィーナスか、まぁいい、モンスターが墓地へ送られたことにより混沌の場に魔力カウンターが貯まる!」
混沌の場
魔力カウンター 5→6(最大)
【俺は藍...お前をデュエリストとして認めない】
今のも闇の一つ?私をデュエリストとして認めないって...?
「そして、カオス・ソルジャーー開闢の使者ーは相手モンスターを破壊した時、もう一度攻撃できる!次空突刃・開闢双破斬!」
「リバースカードオープン!ガード・ブロック!」
<ガード・ブロック>
通常罠
「ちっ!」
「この攻撃による私へのダメージは0にして、その後デッキからカードを1枚ドロー!」
藍 LP 4000
手札 3→4枚
「姑息な手をっ!超戦士カオス・ソルジャーでダイレクトアタック!」
「はぅぅっ!」
藍
LP 4000→1000
「俺はこれでターンエンドだ」
拓磨 LP 4000
手札 1枚
モンスター
超戦士カオス・ソルジャー (ATK 3000)
カオス・ソルジャーー開闢の使者ー (ATK 3000)
魔法・罠
フィールド魔法
混沌の場 (魔力カウンター 6個)
ねぇ、幽鬼ちゃんもしかしてあの混沌の場の魔力カウンターが拓磨の闇に関係してるのかな?
『可能性はありますね、でも今はマスターを』
ううん、真二だけが拓磨を救うんじゃない、私も拓磨を救わなきゃ!
「拓磨!私一つ聞きたいことがあるの」
「なんだ?」
「拓磨にとってデュエルって、なに?」
「デュエルとは勝利!勝利のために俺は戦う!」
「違うよ!デュエルは楽しむものでしょ!忘れたの?」
「そうだ、だから俺は楽しんでいる、勝利をな!」
「そうじゃないよ!デュエルは人を笑顔にすることそして、デュエルは人を熱くさせること、そう教えてくれたのは拓磨でしょ!」
「俺が...ぐっ!」
拓磨は胸を手で抑えて蹲った。
「拓磨、大丈夫!?」
「なっ、なんだ...心が...痛い!」
「き、貴様ら!何をした!」
「そんなっ!私に言われても...」
「はぁ...はぁ...だ、大丈夫です、先生」
そう言い拓磨は立ち上がった。
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真二side
これが...拓磨の心の中
周りには黒い球が浮いていた。
『マスター!急いでください!』
「わかったよ、こっちは目的地に着いた、そう焦るなって、幽鬼」
『そうじゃないんですよ!藍さんが!』
「ん?藍がどうかしたのか?ってこれは!」
なるほど心の闇を消すにはそれを分かち合うことが一番か
『藍さんが説得をしようと!』
「幽鬼、意外とそれ、正解だ」
『えっ!?』
「心の闇を消す、今藍が説得をしようとしてるからか知らんが一つが消えかかってる、藍が説得をする事によって分かち合い、拓磨の心が安らいでるのかもな」
そう言うと真二の目の前に拓磨が現れた。
「幽鬼、俺の心配はもういい、藍のサポートを頼む」
『え、でも』
「いいから行け!」
『は、はい!』
こいつが闇の本体か?
「よぉ、真二...どうしてお前がこんなところに居る!」
「そんなの簡単だ、お前を救いに来たんだよ」
「そうじゃない、何でお前らはここまでする!こんな俺のために何で「そんなの決まってんだろ?友達だからだよ」」
----------------------------------------------------------------------------------------
藍side
『藍さん!デュエルを続けてください!』
えっ!?
『マスターによると拓磨さんを救うには説得しかないそうです!』
私が...拓磨を
「私のターン!ドロー!」
私は拓磨を救ってみせる!
藍の引いたカードは光り輝きながら手札に加わった。
藍 LP 4000
手札 4→5枚
こ、このカードは!?
「私は神の居城ーヴァルハラを発動!」
<神の居城ーヴァルハラ>
永続魔法
「ちっ!」
「ヴァルハラの効果で自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から天使族モンスターを特殊召喚できる!私は勝利の導き手フレイヤを守備表示で特殊召喚!」
<勝利の導き手フレイヤ>
Level 1 天使族 光
ATK 100/DEF 100
「さらにゼラの戦士を召喚!」
<ゼラの戦士>
Level 4 戦士族 地
ATK 1600/DEF 1600
「そして私は永続魔法コート・オブ・ジャスティスを発動!」
<コート・オブ・ジャスティス>
永続魔法
「コート・オブ・ジャスティスだと!?」
「そしてコート・オブ・ジャスティスの効果発動!自分フィールドにレベル1の天使族モンスターが存在する時、手札から天使族モンスターを特殊召喚する!私は手札からチューナーモンスター死の代行者ウラヌスを特殊召喚!」
<死の代行者ウラヌス>
Level 5 天使族 闇 (チューナー)
ATK 2200/DEF 1200
「チューナーモンスターだと!?何故だ!何故お前が!」
『藍さんは元から魔力を持っていた、だからチューナーモンスターを作ったのかな?そうなると藍さんの魔力はマスターと同じ...いや、それ以上ってこと!?』
「ねぇ拓磨、何で私をデュエリストとして認めないの?」
「...」
【俺は認めない】
【ここで藍を認めてしまったら】
【俺の...俺の3年間が無駄になる】
【そんなことしたくない!】
黙ってても本音は影が喋る...か
「ごめんね拓磨、何にも分かってやれなくて」
「やめろ...俺をそんな目で見るんじゃない!」
「私はレベル4のゼラの戦士にレベル4になった死の代行者ウラヌスをチューニング!奇跡の力を帯びた戦士よ、友を助けるために力を貸して!」
4 + 4 = 8
「シンクロ召喚!降臨せよ!ゼラの天使!」
<ゼラの天使>
Level 8 天使族 光
ATK 2800/DEF 2300
「あ”っ!」
うっ!腕が...熱い!
藍の左手の甲に球の紋章が刻まれた
な、何これ!?
『その紋章...藍さんも!?』
幽鬼ちゃん何か知ってるの?
『は、はい...ですがこの事に関してはマスターの方が知っていると思います!』
そうだ!真二は今どうしてるの?
『マスターはそろそろ目を覚ますかと』
「藍!何をしている!早くしろ!」
「ご、ごめんごめん、ゼラの天使は除外されている相手のカードの数×100ポイント攻撃力をアップするよ!」
「俺が除外しているのは宵闇の騎士と開闢の騎士の2枚だ」
ゼラの天使
ATK 2800→3000
「さらにフレイヤの効果発動!このカードがフィールドに存在する限り自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力を400ポイントアップする!」
ゼラの天使
ATK 3000→3400
「バトル!ゼラの天使で超戦士カオス・ソルジャーを攻撃!スペルマ・ゼラ!」
「くっ!」
拓磨
LP 4000→3600
「私はこれでターンエンド!」
藍 LP 1000
手札 0枚
モンスター
ゼラの天使 (ATK 3400)
勝利の導き手フレイヤ (DEF 100)
魔法・罠
伏せ1枚
神の居城ーヴァルハラ
「俺のターン!」
拓磨 LP 3600
手札 1→2枚
カードを引くと拓磨はニヤリと笑った
「藍、お前今、プレイミスしたろ?普通は除外効果を持っているカオス・ソルジャーー開闢の使者ーを攻撃するのが得策だ、勝ちを焦りすぎたな、俺はカオス・ソルジャーー開闢の使者ーの効果発動!ゼラの天使を除外する!次元混沌斬!」
カオス・ソルジャーー開闢の使者ーは剣を突き出すとブラックホールのような穴が現れゼラの天使はのみ込まれていった。
でも、これで拓磨は攻撃ができないはず
「さらに俺はカオスの儀式を発動!」
<カオスの儀式>
儀式魔法
「俺の場にいるカオス・ソルジャーー開闢の使者ーを生贄に下げ、現れろ!最強の戦士!カオス・ソルジャー!」
<カオス・ソルジャー>
ATK 3000/DEF 2500
「バトル!カオス・ソルジャーで勝利の導き手フレイヤを攻撃!カオス・ブレード!」
「うわっ!」
「俺はこれでターンエンド」
拓磨 LP 3600
手札 0枚
モンスター
カオス・ソルジャー (ATK 3000)
魔法・罠
フィールド魔法
混沌の場(魔力カウンター 6個)
「私のターン!ドロー!」
藍 LP 1000
手札 0→1枚
「拓磨、勝ちを焦りすぎてるのはそっちだよ」
「何だと?」
「私はゼラの天使の効果発動!このカードがゲームから除外された次のターンのスタンバイフェイズ、このカードを特殊召喚する!」
<ゼラの天使>
Level 8 天使族 光
ATK 2800/DEF 2300
「ちっ!そんな効果があったのか!」
「魔法カード発動!強欲な壺!」
<強欲な壺>
通常魔法
「デッキから2枚ドロー!」
藍
手札 0→2枚
「そして手札から死者蘇生を発動!墓地に存在する勝利の導き手フレイヤを特殊召喚!」
<勝利の導き手フレイヤ>
Level 1 天使族 光
ATK 100/DEF 100
ゼラの天使
ATK 3000→3400
「そして戦士の生還を発動!」
<戦士の生還>
通常魔法
「墓地に存在する戦士族モンスターを手札に加える!私はゼラの戦士を手札に加え、リバースカードオープン!リビングデッドの呼び声」
<リビングデッドの呼び声>
永続罠
「私は幽鬼うさぎを特殊召喚!」
<幽鬼うさぎ>
Level 3 サイキック族 (チューナー)
ATK 0/DEF 1800
幽鬼うさぎがフィールドに出ると白く光り出した。
「な、なんなの!?この光?」
『こ、この光は!藍さん!私の力、使ってください』
「ほえっ!?」
そう言うと幽鬼の光は藍の方へと移っていった。
な、なに?この感覚...ポカポカする〜
『藍、目を覚ましなさい』
どこからか声がする
誰!?
『私はエンシェント・フェアリー・ドラゴン、あなたは遊坂 藍ですね?』
そうだけど、どうしたの?
『貴女は今、覚醒しようとしています。シグナー補佐としての力を』
シグナー補佐?それってなに?
「何をしている!」
『説明は後です、今は彼を救うことを考えましょう』
「...うん、わかった!私はゼラの戦士を召喚!」
<ゼラの戦士>
Level 4 戦士族 地
ATK 1600/DEF 1600
「私はゼラの戦士に幽鬼うさぎをチューニング!」
行くよ!幽鬼ちゃん!
『はい!』
「『聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる!』」
3 + 4 = 7
「『シンクロ召喚!降誕せよ!エンシェント・フェアリー・ドラゴン!』」
<エンシェント・フェアリー・ドラゴン>
Level 7 ドラゴン族 光
ATK 2100/DEF 3000
ズキッ!
うっ!さっきからなんなの!?この痛みは!それに痣が変わってる!?
『その痛みはシグナー補佐の末裔として覚醒した証、安心してください、これからは痛みは起こりません。貴女は力を得ました、全てを包み込む光の鎧を』
そう言われ手の甲を見ると球から鎧の形へと変化していった。
全てを包み込む光...
「私はエンシェント・フェアリー・ドラゴンの効果発動!フィールド魔法が存在する時、そのカードを破壊し私はライフポイントを1000ポイント回復する!お願い、エンシェント・フェアリー・ドラゴン!プレイン・バック!」
「くっ!」
エンシェント・フェアリー・ドラゴンが光を発すると、混沌の場はヒビが入り割れた。
藍
LP 1000→2000
「そして私はフィールド魔法、天空の聖域を手札に加える!そしてバトルフェイズ!ゼラの天使でカオス・ソルジャーを攻撃!スペルマ・ゼラ!」
「くっ!」
拓磨
LP 3600→3200
「私はこれでターンエンド!」
藍 LP 2000
手札 1枚
モンスター
ゼラの天使(ATK 3400)
勝利の導き手フレイヤ(DEF 100)
エンシェント・フェアリー・ドラゴン(DEF 3000)
魔法・罠
神の居城ーヴァルハラ
「くっ!俺の...ターン!」
拓磨 LP 1100
手札 0→1枚
「俺は強欲で謙虚な壺を発動!」
<強欲で謙虚な壺>
通常魔法
「俺はデッキトップ10枚をゲームから除外し、2枚ドロー!」
拓磨
手札 0→2枚
「さらにカオス・エンドを発動!」
<カオス・エンド>
通常魔法
「俺のカードが7枚以上除外されている時、フィールド全てのカードを破壊する!」
そう言うと藍の場に大きな雷が起こりカード達は破壊されていった。
「さらに俺は超戦士の魂を召喚!」
<超戦士の魂>
Level 1 戦士族 地
ATK 0/DEF 0
「俺はこれでターンエンド」
拓磨 LP 3200
手札 0枚
モンスター
超戦士の魂(ATK 0)
魔法・罠
なし
『藍さん!』
幽鬼ちゃんどうしたの?
『あの超戦士の魂ってカード、強い闇を感じます!きっとあれを破壊すれば』
拓磨を救うってこと?
『多分ですが』
わかったやってみる!
「私のターン!ドロー!」
藍 LP 2000
手札 1→2枚
スマイル・ワールド...このカードなら拓磨を救えないかな?
「私はこれでターンエンド!」
藍 LP 2000
手札 2枚
モンスター
なし
魔法・罠
なし
「良いカードを引けなかったか?」
「ううん!私は引いたよ、拓磨を救えるカードを!」
「...俺のターン、ドロー!」
拓磨 LP 3200
手札 0→1枚
「俺はソウル・チャージを発動!」
<ソウル・チャージ>
通常魔法
「俺は墓地に存在するモンスターを任意の数だけ特殊召喚し、特殊召喚したモンスターの数×1000ポイントのライフを失う、俺のライフは3200、だがお前を倒すには1体で充分!来い!超戦士カオス・ソルジャー!」
<超戦士カオス・ソルジャー>
Level 8 戦士族 地
ATK 3000/DEF 2500
拓磨
LP 3200→2200
「だがこのカードを発動したターン、俺はバトルフェイズを行うことはできない」
ま、またカオス・ソルジャーが!
「どうだ?絶望的だろ?俺は超戦士の魂を守備表示にしてターンエンド」
拓磨 LP 2200
手札 0枚
モンスター
超戦士の魂(DEF 0)
超戦士カオス・ソルジャー(ATK 3000)
魔法・罠
なし
「私のターン、ドロー!」
藍 LP 2000
手札 2→3枚
「私は天空の聖域を発動!」
<天空の聖域>
フィールド魔法
「そして私はシャインエンジェルを召喚!」
<シャインエンジェル>
Level 4 天使族 光
ATK 1400/DEF 800
「私はこれでターンエンド!」
藍 LP 2000
手札 1枚
モンスター
シャインエンジェル(ATK 1400)
魔法・罠
フィールド魔法
天空の聖域
「俺のターン、ドロー!」
拓磨 LP 2200
手札 0→1枚
「バトル!行け!超戦士カオス・ソルジャーでシャインエンジェルを攻撃!カオス・ブレード改!」
超戦士カオス・ソルジャーはシャインエンジェルを切りつけると藍に向かって波動を出した。
「超戦士カオス・ソルジャーが戦闘で破壊したシャインエンジェルの攻撃力分のダメージを相手に与える!カオス・インパクト!」
「きゃっ!」
藍
LP 2000→600
「はっ!藍!大丈夫か!」
真二が目を覚ました。
「だ、大丈夫だよ真二!戦闘破壊されたシャインエンジェルの効果発動!デッキから光属性攻撃力1500以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する!私はコーリング・ノヴァを特殊召喚!」
<コーリング・ノヴァ>
Level 4 天使族 光
ATK 1400/DEF 800
「俺はこれでターンエンドだ!」
拓磨 LP 2200
手札 1枚
モンスター
超戦士の魂(DEF 0)
超戦士カオス・ソルジャー(ATK 3000)
魔法・罠
なし
私のライフは500フィールドにはリクルーターがいるけど次の拓磨の攻撃で負ける、手札にはスマイル・ワールドが1枚だけ...この状況、真二ならどうやって切り抜けるんだろ?
『どうしたんですか?急に』
真二っていっつもこういう状況に置かれてるでしょ?だからどうやってこの緊張感を乗り越えてるのかな?って思って
『そうですね、マスターはこんな時自分の気持ち正直に楽しむんです』
自分の気持ち正直に...か〜
「どうした?なぜカードを引かない?まぁ、この絶望的状況に置かれたら無理もないか、サレンダーでもしたらどうだ?」
私の気持ち...うん!
「どんなに絶望的でも私は諦めない!きっと拓磨を助けてみせる!私のターンドロー!」
藍 LP 500
手札 1→2枚
来た!
「私はコーリング・ノヴァを生贄に捧げ、天空騎士パーシアスを召喚!」
<天空騎士パーシアス>
Level 5 天使族 光
ATK 1900/DEF 1408
「パーシアスの貫通効果で超戦士の魂を狙っても俺のライフは削りきれない、俺の勝ちだ!」
拓磨は笑いながらそう言った!
「やっと笑ったね♪拓磨〜でもそれはどうかな?私は魔法カード発動!スマイル・ワールド!」
<スマイル・ワールド>
通常魔法
「スマイル・ワールドだと!?」
「スマイル・ワールドはフィールドのモンスター全てに発動時のモンスターの数×100ポイント攻撃力をアップさせる!」
「フィールドにはモンスターが3体!」
「そう、全てのモンスターに攻撃力を300ポイントアップ!」
超戦士の魂 (守備表示)
ATK 0→300
超戦士カオス・ソルジャー
ATK 3000→3300
天空騎士パーシアス
ATK 1900→2200
「これで終わりだよ!天空騎士パーシアスで超戦士の魂を攻撃!エンジェル・スマイル・スラッシュ!」
「ぐぁぁぁぁぁっ!」
拓磨
LP 2200→0
「...なぜだ!」
「え?」
「なぜお前らはそこまでする!こんな俺を何で!「だって私は拓磨のことが好きだから!」」
『えっ!』
「なっ!遊坂藍!貴女何を言って!」
その場にいた全員はその言葉を聞くとポカーンとした。
わ、私変なこと言った?
『い、今のってまさか告白ですか!?』
えっ!?だって自分の気持ち正直にって!
『私が言ったのはそういう意味じゃなくて...いや、いいです!』
な、何よ〜その言い方!
「藍が...お、俺のこと...///」
「なっ!デュエルエナジー収集マシーンがオーバーヒートしてるだと!?」
バァン!
拓磨の装備していたヘルメットは小さな爆発をして壊れた。
「くっ!こんな事!」
「さてと、失敗したんだ、ここから出て行ってもらおうか、先生?」
「くそっ!拓磨!お前も帰るぞ」
「...残念だったな、俺はもうあんたのオモチャじゃない」
拓磨はヘルメットを外しそう言った。
「貴様!私の恩を仇で返すつもりか!」
「やっと思い出せたんだよ、ずっと大事にしてた物がな、俺は1人じゃない、真二や藍、美咲や準、全員が俺の敵じゃない、みんな大事な仲間だってな!」
「そういう事だ、どうする?俺たちとやるか?」
そう言うと真二はデュエルディスクを構えた。
「くっ!」
「全く、失敗してどうするんだよ」
発電機の影からフードを深く被った少年が現れた。
「あ、貴女様は!」
「「ヤミ!」」
「やぁ、久しぶり、真二くんそれに拓磨くん♪」
「えっ!?あの人知り合いなの〜?」
「まぁ、ちょっとな」
「おっと、そっちは直接会うのは初めてだね、久しぶり、遊坂藍ちゃん♪それと本当に初めましてだね、遊蔵 美咲ちゃん」
「な、なぜ私のことを!?」
わ、私の名前を知ってる!?それに久しぶり?それってどういうこと?
「何しに来た!」
「残念ながら今日は君たちとデュエルをしに来たんじゃないんだよ♪」
そういうとヤミの足元から黒い渦が発生し先生と呼ばれる人物を巻き込んだ
「な、なにをっ!」
「安心しなよ、ただの転送装置さ♪いつものあの部屋へね」
「そ、そうですか」
そう言うと渦の中に消えていった。
「な、なんだったんだ?あいつ」
「さぁな、それよりも迷惑かけて悪かった!」
「気にすんなって!困った時はお互い様だろ?なっ!藍!」
私...なんであんなこと言ってしまったんだろ〜///
「遊闇真二!なんなのですの!今の方は!説明してください!」
「あいつはな...え〜っとなんて説明したらいいんだ?」
「簡単に言うなら俺たちの敵ってことでいい」
ヤミside
まさか藍ちゃんに負けるとはね〜、拓磨くんの力もその程度ってことかな?いや、真二くんを倒すほどの力を持っていたから藍ちゃんが急に強くなったって思った方が得策かな?
「す、すみません!作戦を失敗してしまって!」
「ん?あぁ、作戦ね♪いいよ、藍ちゃんに負けたことは気にしてないよ♪それに作戦は成功したよ」
僕の元々の作戦は真二くんのデュエルエナジーを計ること、それに関しては大成功だしね♪
「それじゃ、頑張ってくれたお礼に君の息子さんを目覚めさせる手伝いをさせてもらうよ♪足りないんでしょ?デュエルエナジー」
「は、はい!ありがとうございます!」
ヤミは眠っている少年の方に手を向けると黒いオーラを注いだ
「...父...さん?」
「遊一!」
少年が目を覚ました。
「それじゃあ代価を払ってもらおうか」
「えっ!?」
「あれ?言ってなかったかい?」
「で、でも!さっきは礼だと」
「僕はお礼に助けるとは言ったよ、でもさ僕が力を使った以上どこかでそれを補給しなければならないんだ、真二くんとの補給ラインも消えちゃったことだしね♪だから」
ガシッ!
ヤミは先生の首を掴んだ
「ぐっがっ!」
「代償は払ってもらうよ?」
...なんだ、この程度か
「う〜ん、まぁいいや、これで帳消しってのも嫌だけど、命の代価はもらったし、仕方ないね♪」