DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ…

聖剣を破壊するべくフリードと接触する

だが、木場が出者張ってきたためにフリードを

みすみす逃してしまう、逃げたフリードを追って木場、

イリナ、ゼノヴィアは夜の闇に消えていく…。

取り残された一誠と小猫は勘づいた

リアスに説教を喰らうのだった





見せろ龍帝の底力!赤龍帝の本領発揮だ!

side一誠

 

オッス!オライッセー!

 

今はあの一件から数時間経ってオラは家に帰ってきてんだ

 

 

「イッセー兄様!またあの話を聞かせてください!」

 

 

「おぉ、そんじゃ今日はフリーザと戦った奴のことを話し手やっぞ!」

 

オラは今ミリキャスの部屋でオラの生前の話をしてる

 

なんでオラがこんなことをしてんのかって言うとな?

 

あの後、オラ達は家に帰ってきてたんだ。

 

そんで、もう寝ようと思ったらよ…

 

部長がいきなりオラの部屋で服を脱ぎ出しやがったんだ

 

それを見たアーシアが同じことし始めるし…

 

挙げ句の果てにグレイフィアがタイミング悪く入ってきて

 

 

『私の義息子に迫ろうなんていい度胸ですね…』

 

なんて言いだして部屋のなかが修羅場になっちまったもんだから…

 

オラはミリキャスのとこまで瞬間移動してきたって訳さ

 

んで、以前話していた生前の話の続きを

 

子守唄変わりに聞かせてやってるって訳だ

 

 

「んで、ソイツはフリーザをぶっ飛ばして…

ってもう寝ちまったか…」

 

見ると、ミリキャスはすやすやと寝息をたてていた。

 

オラはミリキャスを起こさないように

 

部屋を出ていこうとしたその時だった。

 

 

「っ…!?この気は!」

 

感じた事のある気を感じオラはすぐに外に出る

 

そこにいたのは紛れもないフリードだった。

 

 

「おやおやぁ~?お早いお気づきで」

 

 

「フリード…なにしに来やがった…」

 

 

オラの問いかけにフリードは首を降りながら答える

 

 

「俺達のボスが挨拶しに来てるんだよ、ほら、上みてみな?」

 

そう言われて上を見るとそこにはバカデカイ気を纏った男が浮いていた。

 

 

「始めましてだな、今代の赤龍帝…俺は堕天使のコカビエルだ」

 

コカビエル?それって確か、聖剣を盗んだ奴の名じゃねえか

 

 

「おめえがコカビエルか!なにしに来た!オラに、戦いでも挑もうって言うんか?」

 

そう言うとコカビエルはフンッと鼻で笑い

 

 

「貴様などに興味はない…俺がしたいのは戦争なんだ、

これはその余興みたいなものだ…」

 

 

「戦争だと…?そんなこと出きると本気で思うんか!」

 

 

「出きるな…お前の主はあの紅髪の魔王…サーゼクス・ルシファーだ、その妹であるリアス・グレモリーを殺せば

奴は怒り、自然と戦争は起こる」

 

部長を殺してサーゼクスに戦争を起こさせるだと…?

 

 

「んなことオラがさせねえぞ!おめえをぶっ倒す!」

 

オラは鋭くコカビエルを睨み付ける

 

 

「ほう…この俺を倒すか、だが俺はお前などに構っている暇などないんだ…それと、コイツはお前達の連れだろう?返すぞ」

 

そう言ってコカビエルが投げ渡してきたのは

 

ボロボロになったイリナだった。

 

 

「!?イリナ!おめえ!イリナに何しやがった!」

 

 

「なにもしていない…ただ俺達に挑んできたから返り討ちに遭わせただけだ…

もう二匹ほどコバエがいたが逃げられてしまったがな…」

 

二匹のコバエ?木場とゼノヴィアのことか…

 

 

「それではな、赤龍帝…俺を止めるものなら止めてみるがいい、フハハハハハ!!」

 

そう言うとフリードとコカビエルは夜の闇へと消えていった。

 

 




オッス!オラ悟空!

コカビエルの奴、バルパーを使って聖剣を一本に戻しやがった

サーゼクスの増援が来るまで1時間もある…

ここはオラがアイツを倒すしかねえ!

次回!ドラゴンボールD!

赤龍帝vsコカビエル!駒王を守れ兵藤一誠!

ぜってえ見てくれよな!

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