DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ...

アーシアを責められ怒る一誠

木場とペアを組み聖剣使い二人相手に戦うが

木場をあっさりと退け、一人で戦う一誠

そしてあっさりと勝ってしまうのであった。



共同戦線⁉聖剣を破壊しろ!

sideイッセー

 

オッス!オライッセー!

 

今オラはあの二人組を探す為に街に来てんだ!けどな?

 

 

「......どこに行くんですか?先輩」

 

 

「誰かをお探しですか?一誠様」

 

小猫とグレイフィアに見つかっちまったんだ。

 

仕方ねえ、正直に話すとすっか!

 

オラがその理由を話すと二人は

 

 

「......私も協力します」

 

 

「一誠様の身に何かあってはいけません、私も同行いたします」

 

ん?なんか協力的だな、ま、いっか!

 

しっかしすぐ見つかっかなぁ?

 

オラ達はあの二人組を探す為行動を開始するのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

探し始めて数分...二人はすぐに見つかったんだ...けどな?

 

 

「えー、迷える子羊にお恵みを~」

 

 

「どうか天の父に代わって哀れな私達にお慈悲をぉぉぉ!!」

 

何やってんだ?アイツらあんなことしたって金はもらえないのによ

 

あ、なんか口喧嘩はじめたぞ、止めてやるか

 

 

「おーい、おめえ達オラ達今から飯食いに行くんだけんど一緒に来るか?」

 

そう言ってオラは二人に声をかけたのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「美味い!日本の料理は、美味いぞ!!」

 

 

「ああ、やっぱりファミレスのメニューこそ私のソウルフード!!」

 

おぉ、スゲエ勢いで食ってる...かくいうオラも負けないくらい食ってんだけどな!

 

 

「......先輩もあの二人も食べすぎです。」

 

 

「あれが一誠様の良いところですよ?塔城様」

 

二人は食わねえんかな?うめえのによ...

 

 

「すいませーん!このメニューのここからここまで頼むぞ!」

 

 

『は、はい!ただいま!』

 

オラは再度注文し、料理をがっつくのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「それで?私達に接触してきた理由は?」

 

ようやく落ち着いたゼノヴィアがそう問いかけてきた。

 

オラは食べる手を止めて答える

 

 

「まどっこしい事は抜きで単刀直入に言う、聖剣の破壊をオラ達にも手伝わせてくれ」

 

その言葉にゼノヴィアは少しだけ考え込み

 

 

「ふむ、一本くらいならばいいだろう」

 

 

「ほんとか!」

 

 

「ちょっと!ゼノヴィア!本気なの!悪魔の手を借りるなんて」

 

これに反応したのがイリナだった。

 

 

「いや、私が借りるのは赤龍帝の力さ、それに君は悪魔ではないんだろう?」

 

お?オラの正体に気づき始めたか?

 

 

「ん?なんでそう思うんだ?」

 

 

「君からは悪魔によく似た気配は感じるがよく感じ取ってみれば根本が違うんだ

君はいったい何者だ?」

 

 

「オラか?オラ、悪魔の力を持ったサイヤ人っちゅう種族だ」

 

「......宇宙に生息する宇宙人です。戦闘民族と言われているようです」

 

オラの説明を小猫がやってくれる助かるぞ!

 

 

「なるほどな、それで悪魔に似た気配が感じられるのか、ではそのサイヤ人と赤龍帝の力を借りることにしよう」

 

 

「おぉ!任せてくれ!」

 

 

「ゼノヴィア、前々から思っていたけれどあなたって時々おかしいわ」

 

 

「信仰に柔軟なだけさ、君達みたいに頭は固くないからね」

 

 

「なによ!異教徒にくせに!」

 

 

「それはこっちの台詞だ、異教徒」

 

おいおいまた喧嘩始めやがったぞ...

 

 

「まあまあ落ち着けって、とにかく今回の作戦に協力する仲間をもう一人呼ぶぞ」

 

そう言って二人を宥めつつオラは木場へ連絡を入れた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

あの後、無事木場も合流して作戦の話をしたんだ!

 

だけど木場の奴不満そうに顔を顰めててよ...

 

 

「なるほど、でも正直聖剣使いに破壊を承認されるのは遺憾だね」

 

 

「ずいぶんな物言いだね、君はグレモリー眷属を離れたそうじゃないか…

はぐれとみなしてこの場で切り捨ててもいいんだぞ」

 

さっきから木場とゼノヴィアの間で一触即発な空気が漂ってるし...

 

勘弁してくんねえかな...

 

 

「そう言う考えもあるね...」

 

そろそろ止めっか、じゃねえとやべえことになりそうだ

 

 

「そこまでにしといてくれよ二人とも、これから共同戦線が始まんだからさ!」

 

 

「...君が聖剣計画を憎む気持ちは理解できるつもりだ、

あの計画は私達の間でも最大級に嫌悪されている…

だから、計画の責任者は異端の烙印を押され追放された」

 

その言葉に続いてイリナが話し始めた。

 

 

「バルパー・ガリレイ、皆殺しの大司教と呼ばれた男よ」

 

 

「バルパー…その男が僕の同志を…

情報を提示されたのならこちらも情報を提示しないとね…

昨夜、フリードにあったよ、あの男の手にはエクスカリバーの一本が握られていたよ」

 

フリードってあの白髪神父だよな?あいつまだ生きてたんか

 

 

「なるほど、奴か」

 

 

「ん?おめえたち知ってんのか?」

 

 

 

「ええ。フリード・セルゼンは十三才でエクソシストになった天才よ。多くの悪魔や魔獣を滅して功績を残していったわ」

 

 

「だが、奴はやり過ぎた。同胞すらも次々に手をかけていったのだからね。その結果、奴は異端として追放された。・・・・・なるほど、教会から追放された者同士が結託することはそう珍しいことでもない。もしかしたらーーー」

 

なんだかややこしいことになってるってことだけは分かったぞ

 

 

「とりあえず今は作戦に集中しようぜ!」

 

 

「あぁ、そうだな」

 

オラ達はこれから起こる作戦に備えるのだった。

 

 

 




オッス!オラ悟空!

フリードの奴ほんとに生きてやがった!

木場の奴が一人で戦い始めようとしやがるし...もうしっちゃかめっちゃかだ!

こうなったら一気にカタをつけるか?

次回!ドラゴンボールD!

聖剣対赤龍帝!強いのはどちらだ‼

ぜってえ見てくれよな!

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