DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじ…は今回はないぞ

これからも一誠(悟空)の活躍をよろしく頼むぞ


戦闘校舎の超覚醒
リアスの許嫁登場!?再開の悪魔グレイフィア


sideイッセー

 

「…ん?なんだ?ここ」

 

気づくとオラは不思議な空間にいた

 

以前の空間(転生の際に出てきた空間)

 

とはまた違う雰囲気の空間だ

 

 

「あん時とは違う空間見てえだな」

 

辺りを見回していると聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

 

「ようやくここに来たか相棒…」

 

振り返るとそこには見上げる程の巨体を有する赤い龍がいた

 

 

「その声…おめえ、もしかしてドライグか?」

 

 

「ほう、見ただけで理解するとは流石だな…相棒

いや、『神龍』」

 

 

「…驚えたぞ、まさか神龍を知ってるやつがいるなんてよ…ドライグおめえ…只者じゃねえな?」

 

 

「その姿で違うと言われても信じられんだろう…

まさか相棒がお前だったとはな…

世の中何が起きるか分からないものだ」

 

 

「おめえいったい何言ってんだ?」

 

さっきからドライグがオラを見てなんか納得してっけど…

 

 

「気づいてなかったのか?自分の体を見てみろ」

 

 

「オラの体…?」

 

言われて自身の体を見てみる

 

するとそこには見覚えのある青い胴着に黄色いズボン

 

それにカンフーシューズが目に入った。

 

 

「!!なんで!この胴着が!いや、それにこの腕…」

 

自身の腕をみるとそこには見慣れた長い手はなく

 

短く子供のような小さな手だった。

 

 

「いいっ!?なんでオラ元の姿に戻ってんだ!?」

 

 

「どうやら精神世界では生前の姿に戻るようだな…

これで分かったか?俺が誰か」

 

 

「あぁ!まさかドライグがあん時

暴れてた龍だったなんてな」

 

 

「生前の決着をつけたいところだが

相棒とやりあっても意味はない…

それに今の相棒では話にならんからな」

 

 

「どういうことだ!」

 

 

「言葉通りだ…今の相棒の実力では俺には届かん

なので俺が相棒を鍛え上げてやろう」

 

と、ここで意外な提案を持ちかけられた

 

 

「え?いいんか?」

 

 

「あぁ、相棒が弱いままでは白い奴に勝てんからな」

 

 

「なら頼むよ!オラもっともっと強くなりてえんだ!」

 

 

「強くなりたい…か、面白い俺の修行は甘くないぞ?」

 

 

「あぁ!望むところだ!」

 

 

「それでこそやりがいがあるというものだ…

では早速…と言いたいところだが相棒を起こす者がいるようだな」

 

ドライグの言葉の直後フワリと意識が薄れる感覚があった

 

 

「また会おう…修行は明日お前がまた眠りについたときにでもするか」

 

その言葉を最後にオラの意識は浮上していった。

 

……………………………………………………………………

 

 

「…て…ッセー……イッセー!」

 

そんな声が聞こえオラが目を覚ました。

 

 

「ん…部長じゃねえか、どうしたんだ?」

 

 

「どうしたもこうしたもないわあなたにお願いがあるの

至急私の処女を貰ってちょうだい」

 

・・・・・ん?どういうことだ?

 

そうこうしている間に部長は服を脱ぎ始める

 

 

「部長!?なんでここでいきなり脱ぎだしてんだ!?

オラもう何がなんだかさっぱりだ!」

 

いきなり脱ぎだした部長をオラは慌てて止めに入る

 

すると、部屋の中に魔方陣が浮かび上がる

 

 

「?…グレモリー眷属の魔方陣?」

 

 

「……一足遅かったようね」

 

部長が悔しそうに顔を歪めるのを横目にオラは魔方陣を見る

 

魔方陣からあ銀髪のメイド服を着た女性だった。

 

 

「こんな下染な輩と…

旦那様とサーゼクス様が悲しまれますよ」

 

 

「私の貞操は私のものよ私が認めた者に

捧げることのどこが悪いのかしら

それと、私の下僕を下染呼ばわりすることは許さないわ」

 

 

「…なにはともあれ…

貴女はグレモリー家の次期当主なのです

ご自重くださいませ」

 

 

「………」

 

そう言ってメイドは脱いだ服を部長に羽織らせる

 

にしてもこいつどっかで感じた事のある気だな…

 

するとメイドがこちらに向くと少し驚いた様子を見せた

 

 

「っ!……始めまして、

私はグレモリー家に仕えるグレイフィアと申します…。

以後、お見知りおき」

 

 

「オラ兵藤一誠だ!

部長を止めに来てくれて助かったぞ!」

 

オラの返事にメイドは先程以上動揺していた。

 

 

「…っっ!あなたは…

いえ、何でもありません失礼致しました」

 

 

「?…そっか」

 

なんだか気になっけど言いたくなさそうだし

 

気にしないでおくか

 

その様子を見ていた部長が割って入るように声をかけた

 

 

「とりあえず話は私の根城で聞くわ

朱乃も同伴でいいわよね?」

 

 

「雷の巫女ですか、構いません上級悪魔たるもの

傍らに女王を置くのは常ですので…」

 

一通り会話がすんだのか部長がオラに向いて言った。

 

 

「ごめんなさい、イッセー私も冷静では無かったわ

寝ている所を起こしてしまってごめんなさいね」

 

 

「いや、気にしねえでくれ、

でもよ部長、無理だけはしねえようにな」

 

 

「っ!…えぇ、ありがとう…おやすみなさい」

 

そう言うと部長とグレイフィアは魔方陣の中に消えていった

 

 

「ふぁ~ぁ…さて、寝るかぁ」

 

そうしてからオラは今度こそ眠りと言う名だけの

 

修行を始めるのだった。

 

………………………………………………………………………………

 

 

 

 

翌日のこと

 

放課後になりオラ達が部室に向かっていると

 

旧校舎の方から微かに気を感じた

 

(!…この気は…)

 

それは昨夜オラの部屋に現れたメイドのものだった。

 

部室の扉の前まで来て木場が反応した

 

 

「ここまで来てようやく気がつくなんてね…」

 

お?木場もこの気配に気づいたみてえだな

 

それを見てからオラ達は部室へと入っていった。

 

 

「オッス!オライッセー!お!やっぱりいたんかぁ

グレイフィア」

 

 

「はい、昨夜ぶりでございますね一誠様…」

 

礼儀正しくお辞儀で返してくるグレイフィア

 

そんなかしこまんなくてもいいんだけどな…

 

 

「………イッセー先輩、

グレイフィア様とお知り合いなんですか?」

 

 

「おぉ、昨日の夜オラの部屋に来てたぞ!」

 

 

「え?イッセーさんのお部屋に…ですか?」

 

オラの言葉に不思議そうな顔をするアーシアと小猫

 

 

「一誠様、それでは語弊がございます…

それよりもお嬢様私からお話ししましょうか?」

 

 

「いいえ、私が話すわ…実はね…」

 

部長が話だした途端

 

部室に魔方陣と炎が浮かび上がった。

 

 

「…フェニックス」

 

その魔方陣の紋様を見て木場がボソリと呟いたのを

 

オラは聞き逃さなかった。

 

魔方陣から出てきたのはホスト崩れの青年だった。

 

 

「ふぅ、久しぶりの人間界だ…会いに来たぜ愛しのリアス」

 

ホスト崩れは開口一番にそう口にするのだった。

 

 

 

 

 




オッス!オライッセー!

なんだこいつ眷属にいるの女ばっかじゃねえか

こんな奴が部長の許嫁だなんて許せねえ!オラがぶっ飛ばしてやる!

ん?なんだこの女オラに攻撃してきやがった

次回!ドラゴンボールD!

一誠vsミラ!レーティングゲームの開催だ!

ぜってえ見てくれよな!

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