DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ...

リアス・グレモリーの勧めで悪魔へと転生した兵藤一誠

しかし、一誠の中に眠っていたサイヤ人の力が悪魔としての力を押し退け

イッセーはちゃんとした転生に失敗するも眷属になることはできた

さて、これから悟空を待ち受ける運命はいかに!?


癒しのシスター追放の魔女アーシア・アルジェント

sideイッセー

 

オッス!オライッセー!

 

オラが悪魔?になってから数日がたったぞ!

 

オラは順調に悪魔稼業をこなしていったんだ!

 

そんなある日の夕方ごろオラは街を歩いたらよ

 

 

「はわうっ!うぅ...何故転んでしまうのでしょう...」【ドサッ!】

 

そんな声がしたのでそちらを見たら

 

この辺じゃ見ねえシスターが盛大に転んでたぞ

 

しかも足がオラの方向いてっからスカートの中が見えちまってるしよ

 

とりあえず声かけてみっかな、

 

オラはそのシスターの方に駆けていった。

 

 

 

「おーいおめえ大丈夫か?盛大に転んでっけど」

 

オラがそう声をかけるとそのシスターは慌てて立ち上がって

 

 

「はわわわ...!す、すみませんお見苦しいものをお見せしました...」

 

顔を真っ赤にしながら慌ててスカートを直すシスター

 

 

「はははっ!純白だったなオラいいと思うけどな?」

 

 

「純白?・・・!?///」【ボンッ!】

 

更に真っ赤になってスカートを抑えて俯いちまった。

 

流石にやりすぎちまったかな?

 

 

「わりいわりい、悪かったよもう言わねえよ」

 

 

「うぅ...///もうお嫁にいけません...」

 

尚も座り込んだまま俯いているシスター。うーん…しょうがねえなぁ

 

オラはシスターが持っていたトランクを持ち上げると

 

 

「おめえこんな大荷物持ってるってことは

何処か行くとこだったんじゃないんか?」

 

その言葉にようやく顔を上げたシスターは

 

ようやく思い出したように立ち上がって

 

 

「そうでした、私、教会に行く途中だったんでした!

あの…申し訳ないんですけど…教会の場所知りませんか?」

 

教会?そういや町外れに一個あったな

 

 

「教会の場所なら知ってっぞ案内するか?」

 

 

「いいんですか?ありがとうございます!

他の人に道を聞こうにも言葉が通じなくて困ってたんです」

 

ん?でもオラ日本語以外離せねえぞ?なんでだ?

 

うーん...ま、いっか!

 

 

「分かった、んじゃ行くか!」

 

 

「はい!お願いします」

 

そう言って歩き出し始めた時だった。

 

 

「うわぁぁぁぁんっ!!」

 

近くで子供鳴き声が聞こえてきた。

 

振り返ると、膝をすりむいたのか膝を抑えて大泣きしている子供がいた。

 

オラはその子供の方に行くと

 

 

「大丈夫か?おめえは男だろ?こんなことで泣いてちゃ駄目だぞ!」

 

 

「う..だってぇ...!」

 

そう言って声をかけているとシスターが子供の方に来て

 

 

「大丈夫?男の子ならこれくらいで泣いていてはいけませんよ?」

 

そう言って子供の膝に手を添えると

 

シスターの手が淡く光り出し子供の傷を治しちまったんだ。

 

(これもセイクリッドギアっちゅう奴か...)

 

オラはその光景を黙って見守っていた。

 

傷が完璧にふさがると子供は泣き止んだ

 

そのすぐ後に母親が来て子供を連れて行ってしまったが

 

その際に子供がシスターに

 

 

「ありがとう!お姉ちゃん!」

 

 

その声にシスターは顔を上げるが言葉が伝わっていない見てえだし

 

教えてやっかな

 

 

「ありがとうお姉ちゃんだってよ?良かったな」

 

 

「え?はい!」

 

とてもうれしそうな笑顔で笑っていた。

 

 

「そんじゃ行こうぜ!早くしないと暗くなっちまうしよ」

 

オラはそういうとシスターの鞄を持ち歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いて教会につくと

 

 

「あ!ここです!すいませんわざわざ荷物まで持ってもらっちゃって」

 

 

「いいってオラがやりたくてやったことだからな!」

 

 

「そうなのですか?あぁ、主よ今日この心優しき人に出会えたことを感謝します」

 

そう言って祈り出すシスター

 

 

「んじゃ、オラはもう帰っぞ」

 

そう言ってオラが帰ろうとすると

 

 

「あ、待ってください!せめてお礼を...」

 

お礼か...でもな

 

(ぐぅぅぅぅぅぅぅ.....!)

 

やべえなオラ腹減っちまった…早く帰んねえと

 

 

「わりいけどお礼はまた今度にしてくれオラ早く帰んねえとなんねえから」

 

 

「そうですか…あ、ならせめて名前だけでも教えてください

私はアーシア・アルジェントと言います」

 

 

「オラは兵藤一誠!呼びにくけりゃイッセーって呼んでくれ」

 

 

「イッセーさんですね!分かりました!イッセーさんまたお会いしましょう!」

 

こうしてオラは急いで家に帰って飯を平らげるのだった




オッス!オラ悟空!

いやぁ...あのあーしあっちゅうやつに神器はすっげえなぁ!

あれがあれば仙豆要らねえんじゃねえか?

んなわけで今回はここまで!

次回!ドラゴンボールD!
暗躍する影アーシアを救え兵藤一誠!
ぜってえ見てくれよな!

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