DRAGONBALL D(沈黙)   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじじゃ…

アーシアを助けたイッセーは
単身協会に残り堕天使レイナーレとの戦いに臨む
だが運悪く満月を見てしまい大猿になってしまい
レイナーレは無惨に殺される
その後祐斗の活躍でイッセーは元の姿に戻りアーシアは無事に転生するのだった。


番外編
遂に卒業?使い魔の森の使い魔マスター


sideイッセー

 

オッス!オライッセー

 

堕天使の一件があってから一月ほど経ってからの事だ

 

ある日部長が

 

 

「そろそろ二人にも使い魔を持たせてみようかしら…」

 

って話をしてくれたんだ

 

 

「使い魔ってどういう奴なんだ?」

 

オラ頭よくねえからよく分かんねえぞ…

 

 

「使い魔と言うのは悪魔にとって基本的なものよ主の手伝いや情報伝達、追跡にも使えるわ」

 

そう言って部長は一匹の小さな蝙蝠をだした

 

それに会わせて他のみんなも使い魔をだしてくれた

 

 

「これが私の使い魔よ」

 

 

「私のはこの子ですわ」

 

 

「………シロです」

 

 

「僕のはこの子だよ」

 

上から部長【蝙蝠】副部長【小鬼】

 

小猫【白子猫】木場【小鳥】といったものだ

 

 

「へぇー使い魔っちゅうんは色々いるんだなぁ!」

 

 

「みんな可愛いです」

 

オラ達も今からこんな奴らを捕まえに行くんか

 

オラちょっとだけワクワクしてきたぞ!

 

すぐにいくのかと思っていたら不意に部室の戸が叩かれた

 

 

「はーいどうぞ」

 

朱乃先輩が返事をすっと戸が開き

 

中に数名入ってきた。

 

 

「あ!おめえ…」

 

 

「あの…どちら様ですか?」

 

 

「………あの方はこの学園の生徒会長であり

シトリー家次期当主の支取蒼那様こと

ソーナ・シトリー様です。それとイッセー先輩は歳上の方にそのような呼び方はいけません」 

 

 

「へぇ、部長の他にも悪魔っていたんかぁ」

 

 

「………と言うか、イッセー先輩なら

気づいていると思ってました」

 

流石のオラでも気だけでそこまで詳しく分かんねえよ

 

 

「気も万能じゃねえかんな」

 

 

「………そうですか」

 

にしても、生徒会メンバー揃い踏みじゃねえか

 

オラ達何かやったか?あ…会長も悪魔っていってたな

 

そんじゃ悪魔関連か

 

 

「お揃いでどうかしたの?」

 

 

「お互い下僕が増えたことですしご挨拶をと思いまして」

 

なるほどなっちゅうことは新人の顔合わせってとこか

 

 

「そう言うことね、じゃあ紹介するわ、兵士の兵藤一誠と

僧侶のアーシア・アルジェントよ、ほら二人とも挨拶して」

 

 

「では、こちらも…兵士の匙元士郎です…。

サジ、あなたも挨拶なさい」

 

部長達に言われオラ達は匙に向き合う

 

 

「よっ!オラ兵藤一誠だ同じ兵士同士よろしくな!」

 

 

「学年二のモテ男によろしくされても嬉しくないんだけどな」

 

なんかすっげえこと言われたぞ、オラそんなにモテてたっけか?

 

 

「おめえオラに恨みでもあるんか?喧嘩売るってんなら相手になっぞ」

 

 

「お?やんのか?言っとくがな俺は駒四つ消費したんだぜ?」

 

なんだ、オラより少ねえじゃねえか

 

 

「お止めなさい、サジ…あなたでは兵藤くんには勝てませんこの方は一度は駒八つを消費したのですから」

 

 

「駒八つって全部じゃないすかこんな奴が…」

 

まあ訳あって今は四個なんだけどな?

 

すると小猫が割り込んできて言った。

 

 

「………それ以前に実力的に先輩では勝てません、

私や祐斗先輩でも勝てないんですから」

 

 

「なん…だと!?」

 

その言葉を聞いて匙は崩れ落ちるのだった。

 

………………………………………………………………………

 

 

その日の夜オラ達はある森のなかに来ていた。

 

 

「ここが使い魔の森かぁワクワクすんなぁ!」

 

 

「はい、でも少し怖いです…」

 

まあ結構雰囲気あるもんな何か出そうだし…ん!?

 

 

「部長、誰かいる…気を付けてくれ」

 

オラは気を感じ部長に声をかけた。すると?

 

 

「ゲットだぜい!」

 

そんな声と共にランニングに短パン、

 

バックパックを背負ったおかしな格好の奴が出てきた

 

 

「…誰だ?おめえ…」

 

 

「俺は使い魔マスターのザトゥージ!

使い魔のことなら俺に知らないことはないぜい」

 

 

「彼は使い魔に関してのプロフェッショナルなんですのよ」

 

へぇ、プロなんかすげえなぁ

 

 

「んー、今日は絶好の使い魔日和だぜい!

使い魔ゲットき最高だぜい!

俺にかかればどんな使い魔でも 即日ゲットだぜい!

さぁーてどんな使い魔をご所望だぜい?強いの?早いの?それとも毒持ちとか」

 

 

「そおだな…オラ修行もしてえから強えのがいいな」

 

 

「ほほぅ?面白いガキだぜい!お前に合った使い魔を探してやるぜい!」

 

そうしてオラ達は使い魔を探し始めるのだった。

 

先ず最初に来たのは大きな湖だった

 

 

「この湖にはウンディーネという水の精霊が住み着いているんだぜい 」

 

 

「水の精霊か、強いんか?そいつ」

 

 

「見て見れば分かるぜい、お?ウンディーネが姿を現わすぜい」

 

その言葉にオラは湖面を見る

 

すると湖面から後ろを向いた女が出てきたんだ

 

 

「あいつがウンディーネなんか強いんかな?」

 

そうしてしばらく見ているとその女が振り向きながら

 

 

「フン!ガァァァ!」

 

いいっ⁉︎凄えガチムチじゃねえか強そうではあっけど…なんかなぁ…

 

 

「……契約しにいかないんですか?」

 

 

「ん〜…あいつは止めとくかな」

 

出来ればもっと強そうなんがいいしな

 

そこから更に歩いていると

 

 

「ん?待て…見ろ」

 

不意にザトゥージに止められ上を見ると

 

小さなドラゴンがいた。

 

 

「あれドラゴンなんか?ちっせえなあ〜」

 

 

「はぁっ!可愛いです!」

 

 

「蒼雷龍…青い雷撃を使うドラゴンの子供だぜい」

 

雷を使う龍っちゅうことか

 

 

「これはかなりの上位クラスですね」

 

 

「私も見るのは初めてだわ」

 

 

「ゲットするなら今だぜい?成熟したらゲットするのは無理だからな」

 

ドラゴンって大人になっと捕まえられねえんか

 

 

「イッセーくんは赤龍帝の力を宿していますし相性はいいんじゃないかしら」

 

 

「オラが?でもアーシアが欲しいんじゃねえんか?さっき可愛いって言ってただろ?」

 

 

「へ?い、いえ!イッセーさんがゲットするなら私は何も言いません!」

 

 

「でもオラもっと強そうな奴がいいかんな…あいつ子どもだろ?修行になんねえよ」

 

 

「………どこまでも修行バカですね」

 

「はははっ!」

 

はははっ!まあ、修行ばっかじゃねえけどな

 

チラッと小猫の胸を見ていると

 

 

「きゃあ!」

 

悲鳴が聞こえそちらを見ると

 

アーシアにスライムのようなものが降ってきていた。

 

 

「あらあら…まぁ…」

 

 

「え?あ、え?」

 

見ればオラ達の真上に大量のスライムが落ちてきてやがる

 

 

「仕方ねえ、ちっと荒療治になっちまうけど、

皆んな!ちっと痛えかもしれねえ我慢してくれよ!

はぁぁぁぁぁぁ!」

 

俺は気を爆発させ周りに大爆発を起こした

 

『きゃあぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

爆煙と気の光が治るとスライムは跡形もなく消し飛んでいた。

 

 

「ふぃ〜、これでいいな!」

 

 

『どこも良くない!』

 

はははっ!勢い良く突っ込まれちまった

 

その後一緒巻き込まれた蒼雷龍がオラにビビって

 

アーシアに懐きアーシアが

 

使い魔をゲットしてオラ達は戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 




オッス!オライッセー!

お?なんか感じたことのある気を感じっぞ?

って、いいっ!?部長!?なにやってんだよ!

次回!ドラゴンボールD!

リアスの許嫁登場!?再会の娘グレイフィア

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