雪の軌跡・リメイク   作:玻璃

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今話は旧10話半ば~12話までのリメイクとなります。
展開が旧作とは変わりますので、ご注意。

では、どうぞ。


パーゼル農園での魔獣退治と兵士の訓練

 アルシェムは昼食を取った後、パーゼル農園の主フランツ・パーゼルと別れてメルダース工房を訪れていた。先ほど手配魔獣を狩っていた際、故障しかけた街道灯――魔獣除けのためのもので、故障していると逆に魔獣が寄ってくる危険なシロモノである――を見つけたからである。

「……とゆーわけで、フライディさん。交換するためのオーブメント灯と整備パネルのコードの情報を下さいな」

「そう言えばそんな時期だったね……うん、お願いするよ。開錠コードは『544818』だからね」

「りょーかいです。報告は明日でもいーですか?」

「ああ、構わないよ」

 そうして、アルシェムはフライディから街道灯を受け取ると、遊撃士協会へと向かった。手配魔獣の討伐の報告と今夜の身の振り方に関することである。本来ならば今夜の身の振り方をアイナに伝える必要性は全くないのだが、事情が事情であるためだ。

「……というわけでですね、アイナさん。夕食にお呼ばれしちゃったわけですけど……」

「まだエステル達の魔獣退治は終わっていないってことね。……分かりました。アルシェム、出来れば魔獣が農作物等に被害が出ないように気を付けておいてもらえるかしら?」

「因みに、その過程で魔獣を狩ってしまってもいーですか?」

 満面の笑みでアルシェムがそう告げると、アイナは怯んだ。普通、魔獣を狩ることに喜びを覚える人種はそういないからである。と、そこでアイナはツァイス支部からの申し送りにあったある異名を思い出した。

 アルシェムの非公式な二つ名、《氷刹》。氷のように冷たく、刹那の間に魔獣を狩る。遊撃士協会の協力員だった時の彼女は、まさにその二つ名通りに慈悲もなく魔獣を狩り殺していっていたらしい。その実力は一流の遊撃士も認める程のモノ。それをZCF(Zeiss Central Factory)の導力銃開発部門のテスターとして動きながらこなしていたというのだから恐れ入る。

 アイナは顔をひきつらせながらアルシェムにこう告げた。

「……で、出来ればエステル達に経験を積ませてあげて欲しいけど……もし、手に負えなさそうだったらお願いするわ」

「りょーかいです。じゃー、行ってきますね」

 アルシェムはピッ、と敬礼するとアイナの言葉を聞かずに遊撃士協会を飛び出した。その足でリノン総合商店に向かい、フランツを拾ってパーゼル農園へと急ぐ。

 フランツが一緒にも拘らず急ぐのは、日が暮れてしまうと魔獣が活発化してしまう為である。アルシェム単独ならば何も問題はないのだが、一緒にいる人物を危険に晒すわけにはいかない。それで、出来得る限り速足で歩いて貰ってパーゼル農園へと向かったのだ。その結果、丁度日が暮れたころには無事にパーゼル農園へとたどり着くことが出来た。

 パーゼル農園でアルシェムを待ち受けていたのは――大量の食事だった。さあ喰え! と言わんばかりに並べられた料理にアルシェムは苦笑を禁じ得ない。フランツの妻ハンナは、明らかにこの場にいる人間の食事量をはるかに超える料理を出してくれたのである。大皿で饗されているためにアルシェムの取り分は少々少なくてもそれが露見しそうにないのは不幸中の幸いではあったが。

「じゃあ、ありがたくいただきます」

「どうぞ、たんと召し上がれ」

 ともあれ、食事が頂けるのは家計的にも有り難いことではあったので大人しくご馳走になるアルシェム。途中、おせっかいなティオに明らかに少ない食事量を指摘されて冷や汗をかきながらも楽しい食事は終わった。

 食事が終われば次は休憩である。エステルは何故かティオの部屋に引っ張り込まれていった。休憩のため、と言いながら静かにしている気はないらしい。アルシェムは内心で溜息を吐きながら外に出た。ガールズトークを聞いているほど余裕があるわけではないのである。主に胃が。要するに、食べ過ぎで胃が重いのである。外の空気を吸いながら、アルシェムは魔獣の気配を探った。まだ、近くにはいないようだ。

 いないならいないで好都合である。いつもは遊びに連れられているのでパーゼル農園の構造を全て把握しているわけではない。故に、アルシェムはパーゼル農園内を散策し始めた。魔獣が潜むならどこか。魔獣が狙うとすればどこなのか。ぐるりと一周したところで、アルシェムは1つの結論を出した。

 もしも狙うのならば、やはり畑の野菜であろう。何故食べ物に困る事態になっているのかは皆目見当もつかないが、魔獣が意味もなく農作物を荒らすことはない。つまりは、何らかの理由で住処を追われ、ロレントで見つけられる雑草では食事にならないから農作物を荒らす。

 と、そこでアルシェムはあまりにも自分の考えが飛躍していることに気付いて総毛だった。ロレントで、とはどういう意味だ。つまり、ロレント以外の別の地方から魔獣が流入してきているのではないかと無意識のうちに考えてしまっているということだ。恐らくはあの悪夢に関係しているのであろう。あの悪夢に出て来た魔獣は主にツァイスに生息する魔獣。その魔獣が犯人であると無意識のうちに断定してしまっているのだ。

 アルシェムは頭を振ってその考えを頭から追い出した。たかが夢なのだ。そんな夢を盲信するわけにはいかない。たとえその悪夢が何度も的中していたのだとしても、今回もそうだとは限らないのだ。アルシェムはエステル達が出て来るのを待ちながら、思いついた策に必要な材料を集めた。

 一時間ほどそうしていただろうか。ヨシュアがエステルを伴ってパーゼル家から出て来た時には、アルシェムの身体は冷え切っていた。何と言っても今の季節は秋。後で温かい布団にでもくるまらせて貰おう、とアルシェムが考えたのは言うまでもない。

ヨシュアは外にいたアルシェムを見て意外そうに眼を見開いた。エステルにしていた説明を中断し、アルシェムに声を掛ける。

「あれ? どうしてアルが外に出てるんだい? というか、それは……?」

「あー、その、アイナさんからの依頼でね。農作物に被害が出ないよーにだけ見張りに行って欲しいってさ」

「ああ、なるほど……それについても考えなくちゃいけなかったね」

 そう言ってヨシュアが黙り込む。何か策を考えているのだろうが、この場に限ってはアルシェムの方が策を出すのが早かった。何せ待ち時間が長かったのである。アルシェムの主観では、この待ち時間の間に策の1つや2つ、思い浮かんでいない方がおかしいと考えていた。アルシェムはヨシュアに提案した。

「ヨシュア、わたし今、セピスを大量に持ってるんだけど……それを囮にして引き寄せるってのはどー?」

「何で一杯持ってるのかは聞かないことにするけど、どうやって囮にするつもりだい?」

「これだよ。これを使って一番農作物に被害が行かない場所に設置する」

 そう言ってアルシェムがヨシュアに見せたのは、全長2アージュ程の加工された材木だった。今は布を被せられているので見えないが、ヨシュアがその布の中に入って確認するとそこには大量のセピスが埋め込まれていた。他の魔獣が集まってきたらどうするのか、とヨシュアは問うたが、アルシェムはそこについても対策を施していた。パーゼル農園の柵を、魔獣が入り込める隙間――正面の門である――を残して勝手に一夜限りの魔獣除けの街灯に変えていたのである。その場所以外からは侵入できないため、侵入経路の絞り込みも出来る。また、周囲の魔獣は先ほどアルシェムが殲滅しているので入り込んできても少数になる。

 ヨシュアはそれを聞いて複雑な顔をし、アルシェムに告げた。

「ねえ、アル。……農作物に被害が行かないように見張りに来たんだよね、君」

「農作物に被害が行きそーな気がするからこーやって対策したんだけど?」

 アルシェムとヨシュアはエステルに分からないレベルでにらみ合い、そして先に折れたのはヨシュアだった。ヨシュア達に依頼されたことは、魔獣退治。アルシェムに依頼されたのは農作物への被害の軽減。それらを合理的に達成するにはその策が有効であると判断したためだ。

「……分かったよ。じゃあ、早速設置してしまおうか」

「りょーかい」

 そうして、魔獣退治は始まった。まずはエステルが侵入してきた魔獣を気絶させる。ヨシュアがその魔獣を見て草食かどうかを判断、ついでに見たことのない魔獣は魔獣手帳に記載する。アルシェムは後詰でエステルとヨシュアから逃れた魔獣を殲滅――といっても、ほぼ来なかったが――する。普通に撃退すれば魔獣は逃げて行ったため、農作物に執着する様子はない。しかし、とある魔獣の群れは違った。

 連携を組んで襲い掛かってきた魔獣――畑荒らし、という文字通り農作物を狙う魔獣らしい――は、何度エステル達が撃退してもしつこく迫ってきたのだ。それを見てヨシュアはこの魔獣がパーゼル農園を荒らしていたのではないかと判断し、エステルが気絶させた隙にロープで縛り上げた。

 その後、事前にフランツ達から言われていた農作物襲撃の時間帯が終わって1時間ほど経過するまで魔獣の撃退は続けられた。その間、先ほどの畑荒らし達のようにしつこい魔獣は現れなかったため、魔獣の撃退を終わらせてフランツ達に報告へと向かった。無論、アルシェムは正面の門に魔獣除けを設置し、材木からセピスをはがして回収したが。

 フランツ達はまだ起きていてくれたようだ。娘の友人たちが魔獣退治をしているのに眠れるわけがない、と言うハンナにエステルは満面の笑みで感謝の意を告げる。そこでエステルがハンナに告げた。

「ところでコイツら、どうしよう?」

 その言葉に最初に反応したのはヨシュアだった。

「魔獣に情けをかけてどうするのさ、エステル。僕達は魔獣退治に来たんだよ?」

「そもそもここに出るはずのない魔獣のはずだから、出来れば生態系を壊さないためにも確実に駆除しといたほーがいーと思うけどね……」

 次いで、アルシェムも追い打ちをかける。そもそもがロレントに出る魔獣ではないので、生態系を守るためにも駆除は必要であるとアルシェムは考えている。そもそも魔獣を殲滅して回っている――つまり、生態系を全力で破壊している――アルシェムにその言葉を言う資格はないのだが、アルシェムはそれを口に出すことはしなかった。それを聞いてフランツは考え込んだ。

 そんなヨシュア達に更に抗弁するエステル。エステルはすっかり畑荒らしに絆されてしまったようだ。

「でも、食べ物がないから出て来てるんだよね?」

「うーん、どっちかというと多分元の住処から離れすぎて帰れなくなったってのが一番の理由だろーだけど……リベール国内で見たことあるの、ツァイスでだし」

「ツァイスか……遠すぎるね。どちらにせよ元の場所に返すわけにもいかないし……」

 ヨシュアは出来ることなら畑荒らしを殺害したくないと思うエステルを説得しようとしているようだ。アルシェムも畑荒らしを殺す以外の選択肢を狭めにかかっている。その説得に、最終的にエステルは折れた。

 結局、結論としてはパーゼル農園の外で畑荒らしを駆除することと相成った。エステルは自身がそれを止めそうだと思ったのでパーゼル農園内で待機し、アルシェムは魔獣除けを施していた柵からセピスを回収していった。

 その後、フランツ達の勧めでエステル達は泊まっていくことになった。その際に寝る部屋についていろいろ問答があったりしたのだが、ここでは割愛する。この日もヨシュアは未明にパーゼル家を抜けだして何処かへと向かって行ったのだが、アルシェムは敢えて追うことはしなかった。再びアルシェムは悪夢を見たため、追う気力もなかったのだが。

 次の日、朝食まで美味しくいただいてしまったエステル達はパーゼル農園の前で振り返った。農園の中からはフランツやハンナ、そしてティオやその双子の弟たちが手を振って見送ってくれている。

「また来るね、おじさん、おばさん、ティオ! ウィルにチェルも元気でね!」

 エステルも負けじと手を振りかえしてパーゼル農園を去る。少し出たところでアルシェムは立ち止まった。それに気付いたエステルがアルシェムに向きなおる。

「どうしたの、アル?」

「そーいや、昨日故障した街道灯見つけちゃっててさ、換えに行かなくちゃなんないんだ。だから先帰っててよ」

「そうなんだ……うん、分かった。何か掲示板の依頼を押し付けるみたいになっちゃってるけど、お互い頑張りましょ!」

 エステルの激励に手を振って応えたアルシェムは、エステル達に背を向けて街道灯の修理へと向かった。修理する前に周囲の気配を探り、魔獣がいないかどうかだけ確認する。先日の乱獲でほぼ魔獣はいなくなっていたようなので、アルシェムは手早く修理を終わらせた。ロレント方面へと戻りながら他の街道灯のメンテナンスも行い、小さな故障はその場で直していった。

 アルシェムはロレントに帰り着くと、交換した後の壊れたオーブメント灯をフライディに渡して遊撃士協会へと急いだ。先日の報告が終わっていないためだ。アルシェムが遊撃士協会に入った時、エステル達は先日の報告を終えていざ次の依頼の説明を聞こうとしているところだった。

「……あ、アル。お帰りなさい!」

「ただいまエステル。アイナさん、報告だけいーですか?」

「ええ、今なら大丈夫よ。エステル達からも聞いたけど、貴女の口からも聞かせて頂戴」

 アイナはエステル達から聞き取った内容を書いた依頼用紙を取り出し、アルシェムの報告を書きとめはじめた。アルシェムも誇張することなく説明を終わらせる。すると、アイナは困惑したように口を開いた。

「そうそう、アルシェム。貴女昨日もう1つ依頼を受けていたでしょう? 手配魔獣以外に」

「え、何のことです?」

「街道灯の交換よ」

 その言葉を聞いてアルシェムは首を傾げた。というのも、いつもの手伝い感覚でやっていたため、フライディからの依頼になっているとは思ってもみなかったのである。

「え、いつもの手伝い扱いじゃないんですか?」

「いえ、フライディさんが正式な依頼として持ち込んできたのよ。……多分、ご祝儀代わりじゃないかしら?」

「そ、そーですか……じゃー、報告しておきますね」

 そうして、アルシェムは追加で報告を行った。アイナもその内容を書き留め、依頼の内容に齟齬がないかを確認していく。そして、報告が終わるとアイナはアルシェムに掲示板の依頼に戻るよう要請した。

「ありがとう。じゃあ、今日も掲示板の依頼をお願いね?」

「分かりました」

 アルシェムは掲示板を見た。すると、今日はミルヒ街道の奥のヴェルデ橋に駐屯する兵士から依頼が来ているようである。他にも依頼があるにはあるが、1つずつ確実にこなすしかなさそうなので報告がてら一度ずつ戻ってくるつもりである。必要事項を書き留め、アルシェムは魔獣が減り過ぎて快適なミルヒ街道を進んだ。これ以上魔獣を狩る必要もないので一般人の全速力でアルシェムはヴェルデ橋まで駆けた。

 ヴェルデ橋に辿り着き、詰所に入ると、ヴェルデ橋警護隊長――アストンという名で、やんちゃなルックの父である――が待ち受けていた。アルシェムがアストンに依頼を果たしに来た旨を告げると、アストンは心配そうにアルシェムに告げた。

「アルシェム君1人で大丈夫かね?」

「大丈夫ですけど……いつもの導力銃じゃなくて棒術具でも構いませんよね?」

「ああ、是非そうしてくれ」

 アストンは不安そうな顔をしながらも訓練をするために新兵を呼んできた。そして、ヴェルデ橋の前で新兵と向かい合う。その新兵を見てアルシェムは内心、落胆していた。このレベルの新兵ならば手加減どころか片手間に訓練してやらねばなるまい。と、そう思った。

 アストンの合図とともに、訓練が始まった。まずは1人目。おっかなびっくり斬りかかってくる兵士の銃剣を受け止め、足を払ってみる。すると、あっけなく彼はこけた。

「えっ」

 アルシェムがその事実に困惑していると、横から2人目が斬りかかってきた。しかし、アルシェムはそれを無意識のうちに棒術具の石突きで受け止める。すると、兵士は銃剣を押し込もうとして力を入れた。アルシェムはそれを見て思いっきり棒術具を兵士とは反対側に引いた。

「うわっ!?」

「ええー……」

 アルシェムは困惑しながら2人目の戦闘不能を確認した。彼は勢い余って前のめりにこけてしまったのである。これにはアストンも困ったようで、一応は終わりの合図を出していた。アルシェムはアストンに提案した。

「アストンさーん……基礎体力から付けてもらったほーがいーんじゃないですか? この体たらくじゃ夜盗どころか飛び猫に殺されかねませんよ?」

「……ああ、そうだな。取り敢えず、ありがとう、アルシェム君。いい経験になった……と思う」

「これで訓練を終わりにするのはもったいないですし、アドバイスだけしてもかまいませんか?」

「ああ」

 アルシェムは立ち上がった兵士達に何事かを書きつけた紙を渡した。そして、笑顔でこう告げる。

「まずは他人の動きを見るところから始めたほーがいーのかもね。あ、その内容はアストンさんと相談してやってね?」

「え……これ、を?」

「うん。それを。では、アストンさん。また何かあれば遊撃士協会まで!」

 アルシェムはそう告げてヴェルデ橋を後にした。その後、ミルヒ街道を全力疾走しつつ魔獣を狩る新兵さん達が見られるようになったという。

 それはさておき、アルシェムは遊撃士協会に戻ってアイナに報告した後、薬の材料として魔獣の羽とベアズクローという植物を求める依頼をこなすべくミストヴァルトに向かった。そして、比較的近くにあったベアズクローを採取して以前から持ち合わせていた魔獣の羽と合わせて依頼主――七耀教会所属のデバイン教区長である――に届けるのだった。

 なお、余談ではあるがこのデバインという人物はティアの薬やティアラの薬、更にはキュリアの薬といった人々の暮らしに欠かせない治療薬を発明して一躍有名となった人物でもある。今後もその恩恵にあやかる気がしているアルシェムは多めに材料を渡しておき、流通量を増やして貰うことで値段が下がることを願っていた。……もっとも、七耀教会に定められた値段であるために値下がりすることなど有り得ないのだが。

 アルシェムはアイナに報告した後、次の依頼へと赴くべく動き始めた。




カットカットカットォ!
ってのは冗談で、長さ的な問題でキリの良いところで切るとえらい短くなったので統合。

では、また。

あ、夏休み最終日も近い諸君、宿題は早いこと終わらせておくのが吉ですぞ。
始業式当日に6つも宿題残してたわたしが言うことじゃないが。

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