雪の軌跡・リメイク   作:玻璃

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お待たせしました。
エタってないよ~、というアピール。

本日6/30より、10日、20日、30日の十日間隔で更新しようかなと思います。

ただし、今現在のストックは約30話。
ルーアンからまだ出られてません。
すぐに増えれば更新間隔が短くなるかもしれませんが、増えなければお察し。

今話はリメイク前の旧2~3話の半ばまでのリメイクとなります。

では、どうぞ。


FC編・序章~父、旅立つ~
特別な日


 七耀暦(しちようれき)1202年の秋のことである。リベール王国の地方都市・ロレントの市街より少し離れた場所に、ブライトという姓をもつ一家が暮らしていた。母は亡く、父は現役の遊撃士(ブレイサー/ゆうげきし)であるブライト家には、三人の子供達がいた。

 ブライト家の子供達のうちの一人、養女にして長女アルシェムは、早朝から自らに訓練を課すのが日課となっている。今日も今日とてアルシェムは、肩口で切りそろえられた白銀の髪と黒いリボンで首元にまかれた雪のチョーカーを揺らし、強そうな意志の浮かぶ蒼穹の瞳で木偶を見据えながら棒術具を振るっていた。少し息は切れるものの、アルシェムにとってこのくらいの訓練は文字通り朝飯前である。ひらひらと紺色のキュロットが揺れるものの、その中身が見えることはない。因みに、女ではあるがキュロットと同じく紺色のブラウスに包まれた胸はまっ平らなので揺れない。

 やがて一通りの型を終えると、アルシェムはプリーツに隠されたスリットから二丁の導力銃を取り出した。黒く塗られたその導力銃は、市販のものではない。アルシェム自身が作成した導力銃である。アルシェムは導力銃を構えて木偶を見据えた。そして、一気に撃ち抜く。何かが破裂するような音が断続的に続いた。小さな金属片が木偶に突き刺さる。しかし、出来上がる穴は1つだけで他の場所に空くことはなかった。

 それをしばらく続けていたアルシェムだが、不意に気配を感じた。ブライト家における最強の気配。彼は玄関を開けるなり口を開いた。

「精が出るな、アルシェム」

「おはよーございます、カシウスさん。もー少しで終わるのでもーちょっと待って下さいね」

 アルシェムは導力銃で木偶を打ち抜くのを中断してそう答えた。そこに立っていたのは壮年の男性――ブライト家の大黒柱にしてアルシェムの義父、カシウス・ブライトだった。こうして戸口にもたれかかっているのを見ると不良中年にみえるが、彼はれっきとしたS級遊撃士である。遊撃士のランクにはSからFまでの階級があり、無論Sが最高クラスである。S級は遊撃士協会に所属する遊撃士の中でも4人しかいない。

 そんなS級遊撃士が苦笑しながら言うのは何とも所帯じみた言葉だった。

「相変わらずだな……父と呼んでくれても良いんだぞ?」

「や、一応居候の身ですし、流石に申し訳ないですから」

 カシウスは善意で言っているのだが、アルシェムはそれを受け入れるつもりはなかった。何故ならば、彼女はとある事情でブライト家の居候になったからである。その事情がある限り、アルシェムはカシウス達と家族になることはない。いずれ別離の時が来ると分かっているからこそ、アルシェムはその誘いを断るのだ。

 カシウスはアルシェムに向けて頑固だ、と評するとそのまま戸口でアルシェムを見守ろうとした。しかし、アルシェムは見られながら訓練するのは気恥ずかしいものがあるのでカシウスに向けてこう告げた。

「……そろそろ朝ごはんを用意したほーがよさそーですね」

「……全く、気を使う必要はないってのにねえ……」

 そう言いながらもカシウスは隣をすり抜ける義娘を通してやった。いつまでもアルシェムが家族になってくれないのには何か原因があるのではないか、と一瞬考えたものの頭を振る。カシウスがアルシェムを保護した時、確かに色々と不味い状況ではあった。しかし、逆に言うならばそれだけなのである。事情が事情だけにしり込みしているのかもしれないが、カシウスとしては別に気にしなくても良いと思っていた。

 そんなカシウスの内心もいざ知らず、アルシェムは朝食の作成にかかった。準備するものはベーコンととれたて卵にレタス。それに食パンである。完全に手抜き料理ではあるが、今日に限っては赦してくれるだろう。何せ、今日は特別な日なのだ。アルシェムはフライパンにベーコンを敷き、カリカリになるまで焼いていく。焼けたらそこにとれたて卵を人数分落として半熟気味になるまで火を通す。

 と、そこでアルシェムは階上で誰かが起き出す気配を感じた。場所的には左上。ということは、何でもそつなくこなす黒髪の少年が起きたのだろう。アルシェムにとっては戸籍上義兄にあたるその少年は、名をヨシュアといった。ヨシュアの気配はそのまま数分間とどまり、次いでベランダに出た。

 そうして流れ出すのは昔リベール王国の隣国・エレボニア帝国で流行った名曲『星の在り処』である。ヨシュアの日課は朝からハーモニカでこの曲を吹くことだった。アルシェムにとっても馴染み深いその曲は、とどまることを知らずにその美しい音色を響かせていた。思わず聞きほれてしまうほどの腕前に、アルシェムはベーコンエッグを焦がしてしまいそうになった。

「うわっと……危ないなー、もー……」

 その曲に聞き惚れる資格は、アルシェムにはない。自嘲気味に笑ってアルシェムは食パンをトースターに突っ込んだ。ベーコンエッグは既に火を止め、蓋をしてある。食パンに火を通している間に、アルシェムはレタスをちぎり終えた。そこで曲が終わり、拍手が聞こえる。その拍手を聞きながら、アルシェムはまだまだ修行不足だ、とひとりごちた。何せ、その少女の気配に気づけなかったのだから。本来ならば気付けたはずだったにもかかわらず、考え事をしていたせいで気付けなかった。彼女が目指す境地が何処なのかは分からないが、そもそもが常人の考えではない。

 それはさておき、ハーモニカを吹き終えたヨシュアとそれに拍手を送った栗色の髪の少女――ブライト家長女にしてカシウス唯一の実の娘、エステルが階下へと降りてきた。アルシェムは焼けた食パンにレタスとベーコンエッグを挟みながらエステル達に声を掛ける。

「おはよー、エステル、ヨシュア。元気そうで何よりだよ」

「モチのロンでしょ! おはよ、アル」

「おはようアル、今日も美味しそうな朝ごはんだね」

 エステルとヨシュアはアル――アルシェムの愛称である――と呼ぶほどにアルシェムという少女になついていた。エステル達は順に顔と手を洗い、食卓につく。アルシェムは急いで朝食を並べ、全員に飲み物を配った。エステルには友人ティオ・パーゼルの農園から分けて貰ったミルクを、ヨシュアとカシウスにはカシウスが手ずから引いていたコーヒーを、そしてアルシェム自身には適当に入れた紅茶を。カシウスも遅れて食卓につき、食事が始まった。

「いただきます」

 ちなみに、アルシェムの料理の腕はあまり良くない(と本人は思っている)。カシウスがエステル達を連れて呑みにつれて行ってくれるエステルの友人エリッサの両親が経営する居酒屋《アーベント》の料理を食べてまだまだ敵わない、と勝手にアルシェムが思っているだけであるが、普通に何も知らない人が食べれば、感想はどこかの店でありそう、というくらいにはなる。とにかく、アルシェムは自分の料理の腕に全く満足していないのである。

「アル、お代わり頂戴!」

「はいはい、お腹いっぱいになって動けなくならないよーにね」

 それはさておき、ホットサンドイッチを食べ終えたエステルがお代わりを催促するのでアルシェムは手早く作って渡した。何度も言うが、今日は特別な日なのである。ただし、エステルの誕生日ではない。カシウスは元気いっぱいの娘に苦笑しながらこう告げた。

「まあ、しっかり喰って気合を入れるんだな。今日は遊撃士協会(ブレイサーギルド/ギルド)で研修の仕上げがあるんだろう?」

「うん、今までのおさらいだけどね」

「それが終わっちゃえば、あたし達も父さんと同じ遊撃士になれるんだからね! もう子ども扱いなんてさせないんだから!」

 鼻息も荒くエステルはそう宣言する。そう、今日はエステルとヨシュア、それにアルシェムが遊撃士になるための最終テストの日なのである。エステルはいつまでも子ども扱いしてくる父に認めて貰いたかったのだ。単なる不良中年の癖に偉そうな、とエステルは内心思っているのだが、事実は全く違う。カシウス・ブライトがエステルを一人前だと思える日が来るのは少し先の未来であろう。

 それでも、カシウスは夢想せずにはいられなかった。才能の塊と言って良いほどの可愛い娘。身内びいきもあるが、それを抜きにしてもエステルという少女は実に遊撃士向きの娘であった。すぐに準遊撃士から正遊撃士へと昇格するのではないかと思えるほどに。カシウスは道のりを教えるかのようにエステルに告げた。

「フフン、まだまだ青いな。最初になれるのは準遊撃士。つまり見習いにすぎん。一人前になりたかったら早く正遊撃士になることだな」

「むむっ、上等じゃない。見てなさいよ~、いっぱい功績を上げまくって父さんを追い越してやるんだから!」

ぐぬぬ、と言いながらそう宣言するエステルが、アルシェムには眩しく見えた。未だ見えぬカシウスの実力を決めつけて、それでも超えると宣言する様は無謀でもあった。しかし、エステルならばやり遂げるだろう。アルシェムには何故かそう思えた。

「はっはっはっ。やれるもんならやってみろ」

 からからと笑いながらカシウスはエステルにそう告げた。簡単にぬかされるつもりは毛頭ない。ただ、自分を目標にして進むのであればしるべになってやらなければ、とカシウスは思っていた。

 カシウスを超えるべく燃えるエステル。しかし、そんなエステルに冷水をぶっかけたものがいた。無論、いつも冷静沈着なエステルの義兄――エステルの中では弟である――ヨシュアである。

「エステル、言っておくけど油断は禁物だよ? 今日は最後の試験があるんだから」

「そーそー。今日行けば遊撃士になれるってわけじゃないからね?」

「え゛……? そ、そうだっけ……?」

 どうやら、エステルはボケてしまっているらしかった。もしくは嫌なことは脳内から消し去るタイプなのか。先日、エステル達担当の先輩遊撃士から言われたことをすっかり忘れている様子である。アルシェムは呆れながらエステルに言った。

「そーだよ?研修の確認テストして、及第点もらえなかったら補修だってシェラさん言ってたじゃん」

「……やっば~…カンペキに忘れてたわ…まぁでも、何とかなるって☆」

 エステルは明るくそう言った。忘れていてどうにかなるものでもない気はするのだが、エステルは難なくクリアしてしまうだろうという予感がアルシェムにはあった。理由を述べるとするならば、エステルだから。その一言に尽きる。

 因みにアルシェムが告げたシェラという人物こそが先輩遊撃士であり、カシウスの弟子でありエステルの姉貴分でもある凄腕遊撃士、《銀閃》のシェラザード・ハーヴェイである。銀髪で男の眼に悪い露出狂な格好をしている遊撃士は恐らく彼女以外にはいないだろう。

 呑気なエステルの様子を見てカシウスは溜息を吐いてのたまった。

「まったくもって嘆かわしい。この楽天的な性格はいったい誰に似たんだろうな」

「間違いなくカシウスさんです」

「……ま、まあ、それはさておきだ。そろそろ時間なんじゃないか?」

 カシウスは冷たい目で見て来る義娘から目を逸らし、時計を見てそう言った。完全に誤魔化そうとしているのがバレバレである。それで誤魔化されるのは、エステルしかいない。

「あ、ほんとだ。そろそろ行かなくちゃ」

「シェラさんを待たせると怖いからね……主に呑まされるって意味で」

「そーだね……」

 アルシェムは手早く食器を片づけにかかる。エステル達は自室まで得物を取りに上がっていた。アルシェムが食器を片づけるのとほぼ同時にエステル達は降りてきたため、アルシェムは急いで自室である屋根裏部屋に小さな鞄を取りに上がる。鞄の中にいつもの装備が入っていることを確認してアルシェムは階下に降りた。

 すると、丁度エステルがカシウスに晩御飯を聞いていたところのようだ。本日の晩御飯の当番はエステルである。それで聞いていたのだろうが……

「ふむ…ルーアン風、サモーナの蒸し焼きバルサミコ酢風味なんてどうだ?」

 カシウスはにやにや笑いながらそう告げた。この親父、確信犯である。エステルにはそんな料理が作れないと分かった上でそういう提案をしたのだ。エステルはジト目で無理であることを宣言すると、カシウスはいつものように魚フライかオムレツで良いと笑って返した。そして、市街地に行くのならばついでにリベール通信という情報誌を買ってきてほしいとエステルに要請した。エステルは快諾し、そして家を出た。

 ブライト家からロレントへと向かうには、エリーズ街道という道を通る必要がある。この街道、ロレント側からブライト家を過ぎると魔獣が出て来るために少し危険な場所ではあるが、今日向かう先は逆方向なので問題ない。ふとアルシェムは背後に気配を感じたが、見知った気配だったために見逃した。見知らぬ気配で強者であれば何かと理由をつけて尋問しに行くのだが、それは余談である。

 ロレントにつくと、いい感じの時間になっていた。遅すぎもせず、早過ぎもせずというところか。エステルは遊撃士協会の紋章を見るなり身震いしてこう言った。

「う~っ、日曜学校を卒業したばっかりなのに……遊撃士になるためにこんなに勉強させられるなんて夢にも思わなかったよ~……」

「それも今日が最後でしょー? 好きでやってるんだし、勉強なんて当然じゃん。遊撃士が簡単になれる職業じゃないのくらいわかってたでしょーに」

「それもそっか。……よし! 最後くらい気合いを入れてシェラ姉のシゴキに耐えるぞっ!」

 エステルは本人が聞いていれば笑顔で鞭打たれるようなことをのたまった。因みに拷問ではなく、シェラザードの得物が単純に鞭だからこういう言い方になるだけである。無論アッチの意味でもない。

 決意を秘めた表情でエステルが遊撃士協会の壁を睨みつけていると、そこに1人のシスターが通りがかった。強い意志の煌めく碧眼を揺らし、金色の髪を長く伸ばして後ろでお下げにしている若いシスター。そのシスターをアルシェムはよく知っていた。

「日曜学校でもその意気でいてくれれば安心できたんですけどね、エステル?」

「げっ……メル先生!?」

 エステルは声を掛けて来たシスター――メル・コルティアという名である――に向けて珍妙な声を発した。エステルがメルのことを先生と呼んだのには理由がある。というのも、メルは日曜学校でエステル達の先生役を務めていた女性だからだ。実はそれほど年齢が離れているわけではないことを知っているのは、この場ではメル本人とアルシェムだけである。メルはエステルに声を掛けた。

「おはようございます、エステル、ヨシュア、アルシェム。この時間にこんな場所にいるということは、今日が研修の最後ということですか?」

「うん、今日が最後の研修だよ」

「目上の人間には敬語を使いなさいと何度言えば……ああ、エステルですから仕方ないのでしょうが、それもまあ持ち味と思えば良いでしょう」

 メルは淡々とエステルにそう告げた。するとエステルが複雑な顔をする。恐らくは褒められたのかけなされたのか分かっていないからだろう。因みにメルはどちらの意味でとってもいいように言っている。

「それって褒められてるの? それとも……」

「好きに取りなさい……月並みなことしか言いませんが、頑張ってくださいね?」

「……はい!」

 エステルは思わぬ人物からの激励に顔を輝かせた。まさかメルから激励がもらえるとは思ってもみなかったのだろう。いつも日曜学校で怒られていただけに、嬉しさも格別である。余談ではあるが、エステルはよく宿題をさぼって怒られていたのだった。

「さ、行ってらっしゃい。きっとシェラザードさんが待ちわびているでしょうから」

「げ、忘れてた……行ってきます、メル先生!」

「行ってきます」

「行ってきます、メルせんせー……程々にね」

 エステルは元気よく、ヨシュアとアルシェムは苦笑しながらそう言った。特にアルシェムは最後の言葉をメル以外の誰にも聞かれないように小声で言ったのだが、メルはそれを聞こえなかったことにしたようだった。そのままメルは七耀教会へと向かい、エステル達は遊撃士協会へと入った。

 遊撃士協会に入ると、受付にいる金髪で妙齢の美女が声を掛けて来た。

「あら、おはよう、エステルにヨシュア、アルシェム。もうシェラザードは来てるわよ」

「アイナさん、おはよう! もうシェラ姉来てるんだ……」

 エステルは前半は元気な声、後半はげんなりした声で金髪美女――アイナ・ホールデン――に挨拶する。ヨシュアとアルシェムもそれに追随して挨拶した。アイナは苦笑しながら言葉を続ける。

「あんまり待ちぼうけを食らわしちゃうと減点されてしまうかもしれないわよ? 折角の新しい遊撃士の誕生を見れなくなるのは嫌だわ」

「あはは、安心してよアイナさん! ちゃんと合格してみせるから」

「そのためにはさっさと行かないとねー?」

「うぐっ……分かってるわよ!」

 じゃあ行ってきます、とエステルはアイナに言葉を掛け、ヨシュアとアルシェムも苦笑しながら追従した。大体エステルがやることにヨシュア達が苦笑しながら追従するのがいつものパターンである。もっとも、その内心は全く違うものだが。

 それはさておき、階上へと向かおうとするとやけに真剣な女性の声が漏れ聞こえてきた。

「……『星』と『吊し人』……『隠者』と『魔術師』に、『塔』……そして逆位置の『運命の輪』……」

 どうやら、二階にいる女性――シェラザード・ハーヴェイはタロットで占い中のようだ。とても意味深なカードに、アルシェムは内心眉をひそめた。『星』はエステル。『吊し人』と『隠者』は分からないが、『魔術師』は恐らくアルシェムの知る最悪の人物だろう。そして、『塔』はアルシェムのことである。その流れ出た声は、とどまることを知らなかった。

「これは難しいわね。どう読み解けば良いのかしら……」

 深刻な顔で黙り込むシェラザード。しかし、その空気をぶち壊しにしたものがいた。

「シェラ姉、おっはよー!」

 エステルである。エステルは元気よくシェラザードに挨拶すると、シェラザードは苦笑して立ち上がった。

「あら、3人とも珍しいわね。こんなに早いだなんて……ハッ、まさか天変地異の前触れ!?」

「シェラ姉ってば失礼ねー、最後の研修くらい早起きしますーだ!」

 べーっ、と舌を出してシェラザードを威嚇するエステル。それを微笑ましいものでも見るかのような目で見たシェラザードは、最後の研修の開始を宣言した。




一話あたりの目安はこのくらいの長さです。
あくまでも長さであって文字数ではありません。

では、また。

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