クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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今回のクウガは五代さん要素が薄くなってるから注意。

こんなの五代さんじゃない事は作者も十分分かっています。

マジで注意。うん

それと一ヶ月も空いてしまいました。

だが、私は謝らない(キリッ)

後、龍騎の配信見るのとゴーストの映画行くので更新はまた遅くなります。


第八話 雷の力を加えて邪悪を鎮めよ

紅魔館 廊下

 

先に紅魔館へ侵入した剣崎は一人、寂しげに歩いていた。

 

「裏切られたの………かな?……いや、何か理由があるんだ……きっと」

 

思えば思う程、そう思ってしまう自分がいる。

 

 

そして、その剣崎を遠くから見る、紅魔館のメイド長 十六夜 咲夜がいた。

 

咲夜は剣崎に向かってナイフ構え、時間を止める。

 

ビュンッ

 

誰も入って来れない世界で、ナイフの風を切る音だけが聞こえる。

 

ナイフは剣崎に向かって突き刺さる………はずだった。

 

ガキンッ

 

ナイフは折られた……突然現れた、何かによって。

 

「!?」

 

咲夜は最初、訳が分からなかった。時間を止めた自分だけが動ける世界で、別の何かが剣崎を守った。

 

そして、その剣崎を守ったその何かは、剣崎が変身するジョーカーアンデッドという物に似ていた。違うのは色だけだった。

 

剣崎のジョーカーの色は青に対して目の前にいるジョーカーの目の周りの色は……………緑だった。

 

「一体お前は……何者なんだ!」

 

咲夜が時が止まった世界で叫ぶ。目の前にいるジョーカーは咲夜の質問には答えず、話し始める。

 

「剣崎に………近づくな………それだけだ」

 

咲夜がふと気づくと、緑色のジョーカーは消えていた。

 

「一体……どうなってるの……」

 

停止している世界の中で咲夜は呆然としていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館の前では門番である 紅 美鈴 とクウガに変身した 五代 雄介が奮闘していた。

 

美鈴の素早い攻撃に対抗しようとしたクウガは体を身軽にする為にドラゴンフォームになり、最初は両者互角に見えた。しかし……それは美鈴の素早い一撃により崩される。

 

「何!?」

 

クウガは攻撃を回避しようとしたが、いつの間にか攻撃を喰らっていた。

 

「何だ……今の攻撃は……見えなかった…」

 

混乱している五代に美鈴が話しかける。

 

「当たり前ですよ。だって本気で攻撃しましたから。」

 

美鈴は少し顔をニヤリとさせ、答えた。

 

「そうなんだ…でもまだ勝負は終わってないよね。」

 

クウガはそう言うと立ち上がり、体勢を立て直す。

 

(とは言ったもの、一体どうすればいいんだろう……)

 

五代は少し焦っていた。何故かというと、青のクウガ(ドラゴンフォーム)は相手の攻撃を受け流し、相手のスキを突く事が主な戦い方だ。

 

しかし、美鈴と戦って分かってしまった。美鈴が得意とする戦い方にそれが当てはまっているのだ。

 

そして五代はもう一つ大きなミスをしてしまった。それは、早い段階で青のクウガになってしまった事だ。

 

五代は最初に受けた数発で勝手に想像してしまった。美鈴は普通の妖怪より、少しだけ素早いくらいだと……。

 

青のクウガによる戦いをしている間に、美鈴は自分の速さを見極めたのだ。そして、自分がついてこれない、スピードで一撃を喰らわせたんだ…………。

 

「どうしたんですか?来ないならこちらから行きますよ!」

 

五代が美鈴に対抗する術を考えてるその瞬間、美鈴がまた強烈な一撃を喰らわせようとする。

 

「……!!」

 

クウガは攻撃を先読みし、空高くジャンプした。しかし…

……

 

「遅いですよ!!」

 

美鈴がピッタリと着いてきていた。そして、クウガに向かって蹴りを放つ。

 

「何!?」

 

クウガは驚くが、素早くドラゴンロッドを体の前に構え、美鈴の蹴りを止める。

 

しかし、美鈴の蹴りにより、後ろに飛ばされてしまった。

 

そして勢いよく地面と激突した。

 

ドガッ

 

今のクウガは完全に押されていた。

 

最初は、剣崎君の代わりに戦う事を決意したのに、今はただ、時間稼ぎにしかならない戦いしかしてない…………

 

 

 

 

それじゃダメなんだ……俺は誰かの為に戦わなくちゃいけないんだ…………。

 

 

 

 

 

 

 

あの時みたいに………自分を犠牲にしてでも…………

 

 

 

 

 

 

 

クウガはボロボロになりながらもまた立ち上がる

 

 

「まだ、体力が残ってるんですか!?なら次で勝負を決めますよ!」

 

美鈴がクウガに近づき、攻撃しようとする。

 

処刑用BGM BIue Higher

「…………超変身!!」

 

掛け声と共にクウガは雷を帯びた。ライジングパワーで俊敏性が強化された青の金のクウガ、ライジングドラゴンへと姿をかえ、美鈴の攻撃を避けた。

 

「何!?」

 

美鈴が驚く、攻撃のスピードは最高だったはずだ。

 

しかし、ライジングドラゴンになったクウガのスピードには届かない。

 

また、攻撃を加えるが、避けられてしまった。

 

「こんな差があるわけない……ハァァァ!!」

 

美鈴が蹴りと、拳を合わせた合わせた攻撃をしてきた。

 

クウガはドラゴンロッドが強化され金色の矛が付いた、ライジングドラゴンロッドを使い、相手の力を受け流す、ドラゴンフォーム得意の柔の戦いをする。

 

「私が……スペルを使わない一対一の戦いで…遅れを取るなんて………」

 

美鈴は突然の出来事についていけなくなる。そして疲れと焦りからか、一瞬の隙が生まれた。

 

クウガは美鈴の足を崩し、ライジングドラゴンロッドに付いた、金色の矛を美鈴の目の前に向け、この戦いは終わった。

 

 

 

 

 

 

邪悪なる者あらば

 

その技を無に帰し

 

 

 

流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




( 0M0)と(0H0 )の後書きコーナー!!

( 0M0)今回も後書きを担当する橘と
( 0H0)睦月ですよろしくお願いします。

( 0M0)今回思ったが……五代さんの覚醒の理由無理やりな気が……

( 0H0)確かに、そうですよね……それと一ヶ月も空いちゃったせいで、作者、この作品の五代さんの性格忘れちゃったらしいんですよ。

( 0M0)まぁいい、今回はこれくらいにするぞ。

( 0H0)はい!閲覧ありがとうございました!!

( 0M0)お前が締めるのか…………

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