クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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真司君さ記者に向いてないと思うんだ。

脱獄事件でいつの間にか犯人と戦ってる。

誘拐事件で犯人扱いされて、ゾルダに騙されそうになる。

最終的には子供を庇い死ぬ…………等

第三話始まるよ。戦わなくても生き残りたい!!


第三話 OREジャーナルと文々。新聞

「俺さ…昨日から…ずっと、考えてて…それでも、わかんなくて……でも…さっき思った…やっぱりミラーワールドなんか閉じたい…戦いを止めたいって…きっと、すげぇ辛い思いしたり…させたりすると思うけど…それでも止めたい……それが正しいかどうかじゃなくて…俺のライダーの一人として、叶えたい願いが、それなんだ………」

 

血反吐を吐きながらも一人の男がもう一人の男に願いを伝える。

 

「だったら生きてその願いを叶えろよ!死んだら……終わりだそ!!」

 

黒いコートを着た男が水色のウインドブレーカーを着た男に言う。

 

「そうなんだよなぁ……………蓮……お前はなるべく…生きろ…」

 

「お前こそ生きろ! 城戸…死ぬな…死ぬな!!」

 

「お前が、俺に…そんな風に言ってくれるなんてな……ちょっと……………………」

 

城戸 真司は最期の言葉をいう前に力尽きる。

 

「城戸……おい城戸! 城戸ーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、あの時死んだはずだった……なのに……何故生きているんだ?

 

城戸 真司は森の中で目が覚める。一瞬、あの世だと思ったが、多分違うだろう。身体全体に太陽の暖かさが感じられる。

 

真司は体を起こし、辺りを見渡す。死因だった、背中の傷は消えており、痛みも感じない。

 

ふとポケットの中に手を伸ばす。

 

「やっぱり、あった……。」

 

それは、ドラゴンの頭部のような物が描かれた小さな箱のような物。中にはカードが入っている。

 

「でも、どうしてこれが……」

 

真司はもう一度、地面に座り考えることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ〜、何かいいネタでも落ちてないですかね〜。」

射命丸 文 は悩んでいた。最近は異変も起こらないし、幻想入りする人間も多くな…………!?

 

(いた!幻想郷では余り見かけない、服装!そして辺りを見回す動作!どう見てもビンゴ!!)

 

射命丸はそう思うと一直線にその男に向かって行こうと思ったが、途中でやめた。その場所が妖怪の山だったから。

 

「もう少し観察してみましょうか。」

 

文は笑いながら言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜さっぱり、分からない!!」

 

真司は頭を抱える。

 

「取り敢えず行動してみよう。人が居れば話が聞ける。」

 

真司は行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青年は動き出した。

 

本来なら今すぐにでも取材したいが、警備に見つかっても困る。なので空から青年を観察する。

 

文はカメラを持ち追跡していく……

 

「!?」

 

しかし突然、現れた巨大な蜘蛛のような化物により行く手を阻まれる。

 

「なんですか!?この化物は!?」

 

そういっている間に、化物の口から出た糸が文の腕を掴む。

 

その糸は頑丈でしかも粘着性がある為か弾幕を何度もぶつけてもビクともしない。

 

「嘘でしょ……」

 

ジリジリと化物と文の間が近づいていく。

 

「嫌だ、嫌だ、だれか助けて……」

 

いつもは騒げばすぐ飛んでくる警備の天狗も、来ない。

 

「あぁそうか……皆この化物に……」

 

いくら白狼天狗でもコイツにはかなわなかったんだ……

 

文が諦めかけた、その時………

 

「ADVENT」

 

電子音の様な声が聞こえた瞬間、蜘蛛のような化物が、何処からともなく来た龍のような化物の攻撃により、吹き飛んだ。

 

そして龍のような化物は文の腕に着いていた糸を火で燃やす。

 

糸は消え、龍の化物は飛ばされてきた方向へと戻っていく。

 

その方向を文が見ると、一人の赤い騎士の様な鎧をきた人物がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真司が人を探しに山を歩いていると。

 

キィィィィィィン キィィィィィィン

 

耳鳴りのような音が聞こえる。

 

「ミラーモンスター!?あっちだ!!」

 

真司は走っている途中、鏡面の様な物が無いか探す。

 

しかし探しても見つからず、そのままミラーモンスターがいる場所まで来てしまった。

 

「どうしよう…………」

 

真司は考えたが、わからずそのままデッキを前にかざした。

 

すると何処からか半透明の二つのベルトの姿が現れ、そのまま回転し、真司の腰に巻かれる。

 

「なんでベルトが………まぁいい、これで戦える!!」

 

真司は右手を左斜め上に伸ばし、ポーズを取る

 

「変身!!」

 

何処からか半透明な鎧の様な物を着ている二つの姿が現れ回転し、真司に重なり、仮面ライダー龍騎の姿になる。

 

「っしゃあ!」

 

胸の前で拳を握り、気合いを入れる。

 

「まずはあの襲われている人を助けないとな。」

 

龍騎はベルトのデッキから契約の証である「ADVENT」のカードを取り出し「龍召機甲ドラグバイザー」にベントインする。

 

「ADVENT」

 

電子音が鳴り、契約モンスターであるドラグレッダーがミラーモンスターに向かっていく。

 

そしてミラーモンスターを遠くへぶっ飛ばしその後を追う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蜘蛛の化物と赤い戦士が交戦している。その戦闘は激しく、スペルカードルール完全無視の戦いである。

 

「グゥ”ゥ”ゥ”!!」

 

蜘蛛の化物は威嚇をする。

 

そして赤い戦士の周りに糸を張り巡らせる。

 

「厄介だな、この糸……なら…コレだ!!」

 

赤い戦士はデッキに手を伸ばし、一枚のカードをベントインする。

 

「SWORDVENT」

電子音が響き、一本の剣が手に収まる。

 

「ウォォォォォ!!」

 

赤い戦士は蜘蛛の化物が吐いた糸を、一本一本素早く切り裂いていく。

 

「最後はお前だ!オリャ!」

 

赤い戦士が蜘蛛の化物に向って剣を降るが………

 

「今度は弾かれた!?」

 

「今ここに蓮がいたら成長してないって言われそうだな…まぁいい、最後はコレだ!!」

 

デッキからカードを出し、ベントインする。それは彼の必殺のカード。

 

「FINALVENT」

 

赤い戦士は空中に飛び、ドラグレッダーが赤い戦士の周りを廻り出す。そして火炎を纏った300tの蹴りが蜘蛛の化物に直撃、そして爆散し消滅。

 

 

 

 

 

 

 

 

蜘蛛の化物を倒した後、彼は変身を解く。

 

「いったい何だったんだ…?鏡面が無くても変身できるし、しかも現実世界で戦う事ができるなんて……」

 

真司は疑問に思ったが、先程助けた人を思い出し、助けた場所に向かう。

 

「アレ?君はさっきの……」

 

その後、真司は新聞記者を名乗る、射命丸 文 という人に質問攻めにあっていた。あの姿は何なのか、あの化物は一体何か等

 

「待って、一回頭を整理させて!!」

 

真司が混乱する。

 

「ダメですよ!まだ聞きたい事が沢山あるんですから!」

 

真司は文に引きずられ、森の中へと消えた。

 

 

 

 

 

 

 




最後まで見てくれてありがとうございます。
次回はクウガ!!誰と組ませようかな。
(まだ、決まって無いなんて言えない。)
次回も頑張るぞ。

コメントで言われたため次回から 化物→妖怪に替えようと思います。

後さすがに無理があった為、「折れた!?」を「弾かれた!?」に変更しました。

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