クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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帰ってきてしまった……いつの間にかエグゼイド終わってるし……本当に申し訳ない…だが私は(ry


第十九話 彼の戦う理由

紅魔館 大図書館

 

 

 

「パチュリー様………起きて下さいよ…」

周りに沢山の本が散らばっている中で小悪魔が倒れているパチュリーに声をかける。

 

「…………ッ……小悪魔………無事だったのね……」

 

「パチュリー様があの黒い魔法使いと龍を操る騎士にやられて、抱えて逃げたんですよ…………本当…大丈夫ですか?」

 

パチュリーは魔理沙の突進を受けた腹部を確かめる。傷などは無いがまだ少し痛む。

 

「…ケホッ………ハァハァ……」

 

それより、自分が患っている喘息の方が今は辛かった。

 

異変が始まる少し前、即効性の喘息の薬を、剣崎に薬屋から買ってくるよう頼んでいたが、異変が始まるのが早かったのか、剣崎が買って来るのをサボったのかは知らないが未だに届いていない。

 

そんな事を考えていると………

 

 

ガサッ

 

 

後方から何か物音が聞こえた

 

(おかしい……この後ろは本棚しか無いはず………………ッ!?)

 

「小悪魔避けなさい!!」

 

後ろから十字架方の巨大な手裏剣が飛んできた

 

パチュリーは弾幕を放ち手裏剣の軌道を変える。手裏剣が飛んできた方向を見ると、イモリの様な不気味な妖怪が姿を現した。

 

「幻想郷でもこんな不気味なの見たことないわよ…」

 

その妖怪は高くジャンプし、パチュリーに近づく

 

パチュリーはスペルを唱えようとしたが、喘息の影響か、詠唱が出来ないでいた。

 

妖怪が手裏剣でパチュリーを、攻撃しようとしたその瞬間…………

 

[ガードベント]

 

電子音の様な音声が聞こえた。

 

パチュリーが前の方向を見ると

 

「あなたは…………」

 

先程自分が倒された、龍の騎士、仮面ライダー龍騎が居た。

 

 

「大丈夫?怪我は無い?」

 

 

パチュリーは最初、目の前の人物が何を言っているのか分からなかった。

 

「なんで……助けたの?…何か理由でも……」

 

理由は元々こちら側が異変を起こし、そして戦う時もこちら側から襲った。私達が助けてもらう理由などある訳が無い……

 

「う〜ん………突発的に助けたから理由も何も無いんだけど…………………一番の理由は……」

 

「……助けなきゃダメだって思ったから」

 

「俺は、人を守る為に仮面ライダーになったから!」

 

 

[ソードベント]

 

 

そう言うと、龍騎はカードをベントし、剣を手に持つ。そして目の前のミラーモンスターに向かって行った。

 

 

「………レミィが言ってたわね………仮面ライダーってのは、バカ正直な正義感で行動する生き物だって…………小悪魔!一時休戦よ!私達はあの仮面ライダーと共に………ケホッ……ハァ………」

 

「パチュリー様!?大丈夫ですか?……薬もありませんし…そんなに無茶しては………」

 

「うるさいわね!ねぇあなた!私達に何か出来ることは無いの?」

 

 

パチュリーは龍騎に向かって話しかける

 

 

「なら……どこかにチルノが出した氷があるはず!それを溶かして来て!こいつら………ミラーモンスターは鏡面を通じて出てくるんだ!」

 

「分かったわ!行くわよ小悪魔!」

 

 

 

 




(OHO) 遂に帰ってきましたね…

(OMO)サボってる間に1周年迎えてエグゼイドも終わってるし、作者もめちゃくちゃ焦っただろうな

(OHO)投稿再開という事は、きちんと完結まで行くんですかね?

(OMO)いや、未だに紅魔館編が終わって無くて内心めちゃくちゃ焦ってるぞ

(OHO)まぁ…ゆっくりきちんと投稿して行きましょう…

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