クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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椿さん退院おめでとうございます!早く完治して欲しい所です。

それと、アメトークで仮面ライダー芸人の第2弾がありましたね。ネクロムって二号ライダーだったんだね。初めて知ったよ(棒)


第十七話 集結

紅魔館 レミリアの部屋

 

 

 

「………あら?…やっとお目当ての人物の登場ね。……博麗の巫女……」

 

「……別に吸血鬼なんかに歓迎されたくないわね………さぁこの霧を元に戻すか、退治されるか、選びなさい!」

 

霊夢がそう言うと、レミリアはニヤリと笑った。

 

 

 

「うるさいわね……本気で殺すわよ?」

 

レミリアから凄まじい程の殺気が溢れるが、霊夢は動じない。

 

「…………ならこっちも……本気で行くわよ?」

 

ビュンッ

 

次の瞬間、霊夢、レミリア、互いの周りに弾幕が貼られる。

 

互いの弾幕同士は相手を被弾させようと近づいて行く。

 

「所詮人間程度が………遅い!」

 

レミリアは天井付近まで飛び、弾幕を簡単に避けていく。避けた弾幕は天井へ当たり消えていく。

 

一方霊夢は弾幕をギリギリで避ける。

 

「……そこら辺の妖怪とは比べ物にならないわね……………だけど……人間を甘く見てると痛い目見るわよ?」

 

「何!…………後ろか!?」

 

レミリアが背後を見る。その先には弾幕があった。

 

霊夢はあらかじめ、最初の弾幕のときホーミング性の弾をいくつか出していた。その弾は、レミリアが通常の弾幕を回避している間に、隙を突いて後ろに回っていた。

 

「駄目……避けられな…… 」

 

レミリアは咄嗟に腕を前に出し、弾幕同士をぶつけようとするが、速さが足りず、自分の脚に被弾する。

 

「くっ…………こんな初歩的な攻撃で………」

 

レミリアは霊夢を睨み付ける。

 

「だから言ったでしょ?人間を舐めるなって」

(とは言ったもの………さっきの攻撃で、アイツは私の弾幕を警戒してしまった……)

 

 

「何、余所見してるの?殺すわよ?」

 

レミリアは霊夢に向かって弾幕を放つ。

 

霊夢は咄嗟の判断でかわそうとするが、このままずっと避けているのでは拉致があかない。

 

 

 

すると、突然霊夢は本能的な何かを察知し、レミリアの方向にジャンプした。

 

「何!?」

 

霊夢は自分の能力で速さを上げ、レミリアに近づいて行く。

 

「バカかお前は……そんな事をすれば私が張り巡らせた弾幕に被弾して終わり………………っえ?」

 

 

レミリアは目を疑った。

霊夢の周りに張り巡らせた弾幕は確かに霊夢に向かって行ったが…………

 

霊夢の体に当たった瞬間、光の壁のような物が出現し、爆散した。

 

「一体何が起きてるの!?なんでアイツに弾幕が届かないの!?」

 

レミリアは霊夢のほうを見た。

霊夢自身も驚いていたが、逆にチャンスだと思い、弾幕をレミリアに向け、放った。

 

「!?」ヒュン!

 

レミリアは咄嗟に避けた。弾幕は天井に当たり消滅したが……………………

 

「「!?」」

 

2人は上を見上げたすると、天井に大きな亀裂が入っており、今にも崩れてきそうだった。

 

しかし、気づくのが遅すぎた。

 

 

 

瓦礫の雨が2人を襲う。

 

 

 

すると霊夢は後ろに倒れている人間が居ることを思い出したが、判断が遅すぎたのか瓦礫はもうすぐ上まで来ていた。

 

レミリアも咄嗟のことで瓦礫の対処が出来ないでいた。もしかしたら、霊夢の罠かもしれないと思っていたのだろう。

 

2人の頭上に瓦礫が来た瞬間、何処からか声が聞こえた 。

 

「マスター…………」

 

「きゅっとして………」

 

 

「スパーク!」

 

「ドカーン!」

 

霊夢の頭上の瓦礫は、レーザーの様なものでかき消され

 

レミリアの頭上の瓦礫は、突如爆発し、粉々になった

 

 

「ギリギリセーフだなぁ…霊夢」

 

レーザーを打ったとみられる人物が霊夢に近づいて行く。

 

「………魔理沙…呼んでないんだけど」

 

「助けてやったのにその反応は酷いぜ…………それに、ギリギリなのはお前じゃ無くてあっちの方だぜ」

 

「え?」

 

魔理沙が指を指した方を見ると、先程瓦礫から助けようとした人間が、赤い盾のような物を持った人物に守られていた。

 

「魔理沙さん………無事護りましたよ…てかいきなり守れって言われて守った俺も凄いけど………」

 

するとそいつの体からベルトが無くなり、人間の姿になった。

 

 

「おー真司!流石なんだぜ!」

 

「もしかしてアイツ…………仮面ライダー!?」

 

 

 

 

一方レミリアの方では

 

「フラン………アンタ……勝手に地下から出てきたのね……」

 

「お姉さま………何?その言い方………せっかく助けてあげたのに………あーあこれじゃあ助けなきゃ良かったなぁ…」

 

「誰が助けろって言ったの?………というか剣崎!居るんでしょ?出て来なさい!」

 

 

「……………ウェイ?」

 

壊れた天井の上から、剣崎がひょっこり顔を出してきた。多分だが、フランを勝手に出した挙句、異変解決に来てる為、前に出にくいのだろう。

 

「…何も思ってないから降りてきなさい……」

 

「ホント?」

 

すると剣崎は天井から、レミリアの部屋に入った。服はアンデット特有の緑色の血で汚れていた。フランの仕業だろう。

 

しかし、フランは狂気には操られ無くなっていた。その証拠に、剣崎と笑顔で話している。

自分の予想遥かに超える結果となっていた。

 

「剣崎………今回の事は流石にかんしゃ…」

 

「あー!!五代さーん!?大丈夫ですかー!?」ダッダッダッダッ

 

「」

 

レミリアの目の前から剣崎は消え、霊夢側にいる五代の方に向かって行った。

 

「……………」

 

「お姉さま………人生色々あると思う……」

 

「うるさい!フォローになってない!」

 

「カリスマも無くなってきてる………あ、もとかr」

 

「うるさい!」

 

 

 

 

 

「ねぇ?お喋りは済んだの?」

霊夢がレミリアに話しかける

 

「済んでないことは沢山あるけど………それは後にするわ……」

 

霊「あらそうなの?じゃぁ………」

 

レ「…再開しましょう…………」

 

 

 

「「弾幕ごっこ再開よ!!」」

 


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