クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方 作:名無しのライダー
それと、アメトークで仮面ライダー芸人の第2弾がありましたね。ネクロムって二号ライダーだったんだね。初めて知ったよ(棒)
紅魔館 レミリアの部屋
「………あら?…やっとお目当ての人物の登場ね。……博麗の巫女……」
「……別に吸血鬼なんかに歓迎されたくないわね………さぁこの霧を元に戻すか、退治されるか、選びなさい!」
霊夢がそう言うと、レミリアはニヤリと笑った。
「うるさいわね……本気で殺すわよ?」
レミリアから凄まじい程の殺気が溢れるが、霊夢は動じない。
「…………ならこっちも……本気で行くわよ?」
ビュンッ
次の瞬間、霊夢、レミリア、互いの周りに弾幕が貼られる。
互いの弾幕同士は相手を被弾させようと近づいて行く。
「所詮人間程度が………遅い!」
レミリアは天井付近まで飛び、弾幕を簡単に避けていく。避けた弾幕は天井へ当たり消えていく。
一方霊夢は弾幕をギリギリで避ける。
「……そこら辺の妖怪とは比べ物にならないわね……………だけど……人間を甘く見てると痛い目見るわよ?」
「何!…………後ろか!?」
レミリアが背後を見る。その先には弾幕があった。
霊夢はあらかじめ、最初の弾幕のときホーミング性の弾をいくつか出していた。その弾は、レミリアが通常の弾幕を回避している間に、隙を突いて後ろに回っていた。
「駄目……避けられな…… 」
レミリアは咄嗟に腕を前に出し、弾幕同士をぶつけようとするが、速さが足りず、自分の脚に被弾する。
「くっ…………こんな初歩的な攻撃で………」
レミリアは霊夢を睨み付ける。
「だから言ったでしょ?人間を舐めるなって」
(とは言ったもの………さっきの攻撃で、アイツは私の弾幕を警戒してしまった……)
「何、余所見してるの?殺すわよ?」
レミリアは霊夢に向かって弾幕を放つ。
霊夢は咄嗟の判断でかわそうとするが、このままずっと避けているのでは拉致があかない。
すると、突然霊夢は本能的な何かを察知し、レミリアの方向にジャンプした。
「何!?」
霊夢は自分の能力で速さを上げ、レミリアに近づいて行く。
「バカかお前は……そんな事をすれば私が張り巡らせた弾幕に被弾して終わり………………っえ?」
レミリアは目を疑った。
霊夢の周りに張り巡らせた弾幕は確かに霊夢に向かって行ったが…………
霊夢の体に当たった瞬間、光の壁のような物が出現し、爆散した。
「一体何が起きてるの!?なんでアイツに弾幕が届かないの!?」
レミリアは霊夢のほうを見た。
霊夢自身も驚いていたが、逆にチャンスだと思い、弾幕をレミリアに向け、放った。
「!?」ヒュン!
レミリアは咄嗟に避けた。弾幕は天井に当たり消滅したが……………………
「「!?」」
2人は上を見上げたすると、天井に大きな亀裂が入っており、今にも崩れてきそうだった。
しかし、気づくのが遅すぎた。
瓦礫の雨が2人を襲う。
すると霊夢は後ろに倒れている人間が居ることを思い出したが、判断が遅すぎたのか瓦礫はもうすぐ上まで来ていた。
レミリアも咄嗟のことで瓦礫の対処が出来ないでいた。もしかしたら、霊夢の罠かもしれないと思っていたのだろう。
2人の頭上に瓦礫が来た瞬間、何処からか声が聞こえた 。
「マスター…………」
「きゅっとして………」
「スパーク!」
「ドカーン!」
霊夢の頭上の瓦礫は、レーザーの様なものでかき消され
レミリアの頭上の瓦礫は、突如爆発し、粉々になった
「ギリギリセーフだなぁ…霊夢」
レーザーを打ったとみられる人物が霊夢に近づいて行く。
「………魔理沙…呼んでないんだけど」
「助けてやったのにその反応は酷いぜ…………それに、ギリギリなのはお前じゃ無くてあっちの方だぜ」
「え?」
魔理沙が指を指した方を見ると、先程瓦礫から助けようとした人間が、赤い盾のような物を持った人物に守られていた。
「魔理沙さん………無事護りましたよ…てかいきなり守れって言われて守った俺も凄いけど………」
するとそいつの体からベルトが無くなり、人間の姿になった。
「おー真司!流石なんだぜ!」
「もしかしてアイツ…………仮面ライダー!?」
一方レミリアの方では
「フラン………アンタ……勝手に地下から出てきたのね……」
「お姉さま………何?その言い方………せっかく助けてあげたのに………あーあこれじゃあ助けなきゃ良かったなぁ…」
「誰が助けろって言ったの?………というか剣崎!居るんでしょ?出て来なさい!」
「……………ウェイ?」
壊れた天井の上から、剣崎がひょっこり顔を出してきた。多分だが、フランを勝手に出した挙句、異変解決に来てる為、前に出にくいのだろう。
「…何も思ってないから降りてきなさい……」
「ホント?」
すると剣崎は天井から、レミリアの部屋に入った。服はアンデット特有の緑色の血で汚れていた。フランの仕業だろう。
しかし、フランは狂気には操られ無くなっていた。その証拠に、剣崎と笑顔で話している。
自分の予想遥かに超える結果となっていた。
「剣崎………今回の事は流石にかんしゃ…」
「あー!!五代さーん!?大丈夫ですかー!?」ダッダッダッダッ
「」
レミリアの目の前から剣崎は消え、霊夢側にいる五代の方に向かって行った。
「……………」
「お姉さま………人生色々あると思う……」
「うるさい!フォローになってない!」
「カリスマも無くなってきてる………あ、もとかr」
「うるさい!」
「ねぇ?お喋りは済んだの?」
霊夢がレミリアに話しかける
「済んでないことは沢山あるけど………それは後にするわ……」
霊「あらそうなの?じゃぁ………」
レ「…再開しましょう…………」
「「弾幕ごっこ再開よ!!」」