クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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投稿また遅れてすみませんでした!


第十六話 自分の意思

紅魔館 レミリアの部屋

 

「人間…?………何の用かしら?」

 

紅魔館のレミリアの部屋の扉の前には、体中傷だらけの青年が立っていた。

 

「具体的には………君を止めに来た………だけど、俺にはどうしたらいいか分からない………俺の好きな物を護ったら、君の大切な人が悲しむから…………」

 

「…………?」

 

青年はいきなり喋り出す、レミリアは自分の予想では異変を止めに来たと思っていたのだが、何か様子がおかしい………

 

「全然話が見えてこないんだけど…………あなたは一体誰なの?何の為に此処に来たの?」

 

レミリアは青年に質問する。

 

「さっきも言ったろ………俺は………只の人間だよ……」

 

「!?」 バッ

 

しかしレミリアは一瞬、青年から出た殺気に似た何かに警戒した。

 

レミリアはその殺気に似た何かには少し見覚えがある。

 

「アイツと一緒…………!?」

 

アイツ…………………………剣崎が誰かを守ったり、誰かを助けたりする時にも同じ様な感覚があったのは覚えていた。

 

言い表せば、仮面ライダーとしての決意に似ていた。

 

すると、青年は腰に手を近づける。

 

「まさか!?」

 

青年の腰には謎のベルトがあった。

 

 

しかし剣崎とは何かが違う…………わかり易く言えば、やる気がない。

 

次の瞬間、青年は小さな声で

 

「……………変身」

 

と言った。

 

次の瞬間、青年の姿が変わり、仮面ライダーの姿になる。

 

しかし、その体は、いつもとは違う。

 

いつもの赤い姿は無く、そこにいたのは

 

 

白い姿の戦士だった。

 

その姿は、クウガの未完成の姿だった。

 

この姿になってしまった原因は、美鈴から受けた傷と、彼の精神が関係している。

 

彼は美鈴からこの異変の本当の真実を知ってしまっていた。

 

「……やっぱり仮面ライダー!?」

 

もちろんレミリアはそんな事は知らない。

 

「………」

 

青年は、変身した場所から動かない。まるでレミリアの攻撃を待ってるみたいだ。

 

「そっちから来ないならこっちから攻撃するわよ!」

 

レミリアはその手から大量の弾幕を出す

 

「…………!?……」 ビュン

 

青年は美鈴より多い弾幕に驚きながらも、弾幕を回避していく。

 

しかし、体中の怪我で体が上手く動かない為、上手く弾幕を回避出来ず、弾幕が被弾する。

 

「………ヴワァッ!」 バァン

 

青年は弾幕に当たってしまい、壁に激突してしまった。

 

青年はその場から動かなくなってしまった。

 

しかし、変身は解けていないため、レミリアは少し警戒しながら彼に近づきながらスペカを出す。

 

「スペルカード……………「スピア・ザ・グングニル」」

 

赤い槍の様な物がレミリアの手に握られる。そしてそれを青年の首元に近づける。

 

「あなた……一体何がしたいの?………自分からは攻撃してこない、自分が攻撃してないからまるで………時間稼ぎをしているみたい………まさか…!?…………………ハッ!」ドーン

 

次の瞬間、自分の部屋の壁が吹き飛んだ。

 

そこから出て来たのは

 

 

 

 

「ふぁ〜ぁ。全くここは結構迷いやすい所ね。」

 

 

 

 

博麗の巫女だった。

 

 




次回 レミリアVS霊夢

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