クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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エグゼイドが楽しみでしょうが無い………


第十四話 人間のレベル

「結構やるわね……博麗の巫女」

 

咲夜は紅魔館の廊下の中央に立ったまま言う。

 

「ハァ……ハァ…アンタも……人のこと言えないでしょうが……時を操るって無茶苦茶じゃない……」

 

霊夢は少し疲れながら言う。

 

紅魔館の廊下では、十六夜 咲夜と博麗 霊夢が対立している。しかし霊夢は咲夜の能力に圧倒され、手間取っていた。

 

「……マズイ!?」

 

霊夢は咄嗟に前方から飛んできた大量のナイフを避ける

 

「……あなたもさっきの翔一さんのようにナイフを避ける事が出来るんですか……?」

 

「何言ってんの?……私のはただの勘よ……翔一君みたいにナイフが出現してから体に当たる前に弾くって言う芸当……人間に出来るわけ無いでしょう?」

 

霊夢が冷静に答える。

 

それと勘で避ける芸当も人間を超えてる気がするが……

 

「…なら…………本気であなたを潰しに行きますよ……」

 

咲夜がスペルカードを手に持つ

 

メイド秘技〖殺人ドール〗

 

霊夢の全方向からナイフが飛んでくる

 

しかし、ナイフのスピードが遅かったため、冷静にかわす。

 

しかし……次の瞬間…霊夢が足に違和感を感じる。

 

ザシュ

 

自分の視界に入っていなかったナイフが足に刺さった。

 

「!…?…」 バッ

 

急いで自分の足に刺さったナイフを抜き、怪我を確かめる。

 

「ハァ……ハァ……」

 

貫通はしていないようだが、思ったより傷は深い……

 

すると咲夜が霊夢に近づく。

 

「攻撃もスピードも人間クラス……あなたよりあの、仮面ライダーのほうが潰しがいがあったんじゃないですかねぇ。」

 

咲夜は笑いながら言う。

 

「あの仮面ライダー?言っとくけど翔一君はわざと貴方に攻撃してたのよ?」

 

「え?」

 

「翔一君は人には絶対に攻撃しない……多分最初は貴方に仮面ライダーの力を見せるだけだったけど…でも次第に、貴方がやる気になってしまったから、どうすれば良いか分からなくなったのよ。だから私は翔一君じゃ倒せないと言った…………」

 

咲夜はただ唖然としていた。

 

「そして……アンタにはもう一つ、誤算があった……」

 

霊夢が微笑む。

 

「誤算?………まさか!?」

 

咲夜は足元を見る。

 

「コレは……結界!?」

 

咲夜に結界が貼られる。

 

霊夢が足にナイフを刺された時、咄嗟に貼った結界だ。

 

「そういえば……アンタの力が無茶苦茶だとか言ったけど……人間のクラスで考えたらの話………幻想郷じゃアンタみたいに自分の力に溺れている奴って珍しくないのよ……」

 

咲夜は霊夢の話は聞かず、必死に結界を壊そうとする。

 

「それと足1本無くなっても私は別に空を飛ぶから問題無いのよ……凄く痛いけど」

 

すると霊夢は咲夜から離れる。

 

「これで形勢逆転ね…………」

 

次の瞬間、咲夜に大量の弾幕が被弾する。

 

「…………」 バタッ

 

咲夜は気絶し、霊夢は先に進む。

 

「アレ?傷が……治ってる?」

 

霊夢は少し不思議に思いながら、先へと進んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社

台所

 

「そういえば霊夢ちゃんと紅魔館で合った時……何かアギト見たいな感じがしたけど気のせいだよね………多分あれが霊力って言うのかな?……今度聞いてみようかな」

 

 

 

幻想郷で何かが始まろうとしていた。

 

 

 

 




後書きは今回もありません。

すいませんでした。

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