クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方   作:名無しのライダー

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え?小悪魔の扱いが酷いって?いつも道理じゃ(  '-' )ノ)`-' )




第十三話 思わぬ救世主

紅魔館 図書館

 

ドラグレッダーを召喚出来ない真司は、パチュリーと小悪魔の弾幕により、苦戦を強いられていた。

 

「これは不味いぜ………」

 

魔理沙も防護壁のせいで攻撃が通らず少しずつダメージが蓄積されていった。

 

[ソードベント]

 

「オ…リャァ!」

 

龍騎は、ドラグセイバーを召喚し自分の周りの弾幕を消滅させようとしたが……

 

「……グウァァァ!!」

 

全ては弾けず、龍騎に向って大量の弾幕が被弾……そして変身が解けてしまった。

 

「呆気なかったわね………」

 

そう言うとパチュリーは真司に向って少し強めの弾幕を放とうとする。

 

「真司……オリァァァ!」

 

魔理沙がマスタースパークを後ろに構え放出した。その反動で一気に真司の近くに移動しようとした。

 

しかし………

 

「残念ですが、そう簡単に行けませんよ。」

 

小悪魔が前に出て来た。

 

「何!?」

 

小悪魔は魔理沙の進路方向へ弾幕をばら撒く、いつもの自分なら簡単に避ける事が出来るのだが、マスタースパークの反動に身を任せているため、避ける事が出来ない。

 

「…ッ…嘘だろ……」

 

魔理沙は膝から崩れ落ちた。

 

「これで終わりよ」

 

パチュリーが倒れている真司に向って弾幕を放とうとする。

 

しかしパチュリーは弾幕を放つのを辞めた。

 

別の方向から何かが飛んできたからだ。

 

 

「真司ー!オーイ!!」

 

 

 

「………チルノ!?」

 

それは自分が紅魔館に来る前、出会った妖精だった……

 

 

「チルノ……一体……どうして」

 

真司の頭が困惑している

 

「そりゃ着いて来たんだよーって………アレ?」

 

チルノは周りを見る、友達の魔理沙、真司がボロボロになってその近くには、2人の人物………チルノの⑨な頭でも理解出来た。

 

「オマエ!よくもアタイの親友を!」

 

チルノは怒りパチュリーに向って行く

 

「よせ……チルノ……お前じゃ……」

 

魔理沙が声を振り絞って言う。

 

「大丈夫!アタイは最強だから!」

 

チルノはそう言うと、パチュリーに向って弾幕を放つ……しかしそのほとんどは当たらず、辺りに氷が張られる。

 

「お願いだから……私の本を汚さないで……」

 

パチュリーはチルノに向って弾幕を放つ

 

「チルノ!?危ない!」

 

真司の忠告を聞く前に、チルノは弾幕に当たり消滅する。

 

「…………そんな……」

 

真司は幻想郷の妖精は直ぐに復活する事を前に文から聞いていた、しかし目の前で誰かが死んだ為か昔の事を思い出してしまった。

 

 

命はそんなに軽い物じゃない……それは龍騎として戦った自分が一番良く知っている。

処刑用 BGM 果てなき希望

 

「お前だけは……許さない……変身!!」

 

真司はもう一度龍騎に変身する。

 

「もう一度変身した所で貴方が私の防護壁を破れると思ってるの?」

 

パチュリーが龍騎に向って言う。

 

「確かに……俺の力だけじゃ……オマエの防護壁は破れない……でも、俺以外の力なら簡単に破れる!」

 

龍騎はアドベントのカードを取り出す。

 

【ファイナルベント】

 

チルノが生み出した氷からドラグレッダーが出現する。

 

「何!?」

 

「何ですか!アレ!?」

 

「何だぜ!?」

 

パチュリー、小悪魔、魔理沙が一斉に言う。

 

龍騎は高く飛び、ドラグレッダーと共にパチュリーに向って行く。

 

「ダァァァァァァ!!!!」

 

龍騎はパチュリーに向って突撃し、防護壁を破った

 

「そんな……私の防護壁が………破られた……そうか……最初、弾幕を防御されたのは……防護壁の効果が私に影響していたんじゃない………相手の攻撃が凄すぎたんだ………」

 

「今だぜ!」

 

パチュリーが戦意喪失している間に魔理沙がマスタースパークの出力を上げて向かってくる。

 

「喰らえぇぇ!」

 

そして激突、魔理沙は起き上がり、パチュリーは伸びていた。

 

「……ムキュュュ……ウ………」

 

「パチュリー様ァァァ!!」

 

伸びたパチュリーを連れて小悪魔はその場から姿を消した。

 

その後、真司は溶けた氷を少しの間見た後、魔理沙と共に奥へと進んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




後書きコーナーは都合によりありません。

次回は多くするから。

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