クウガとアギトと龍騎と剣(ブレイド)が幻想入り 東方仮面英雄伝 平成仮面ライダー×東方 作:名無しのライダー
紅魔館 図書館
ドラグレッダーを召喚出来ない真司は、パチュリーと小悪魔の弾幕により、苦戦を強いられていた。
「これは不味いぜ………」
魔理沙も防護壁のせいで攻撃が通らず少しずつダメージが蓄積されていった。
[ソードベント]
「オ…リャァ!」
龍騎は、ドラグセイバーを召喚し自分の周りの弾幕を消滅させようとしたが……
「……グウァァァ!!」
全ては弾けず、龍騎に向って大量の弾幕が被弾……そして変身が解けてしまった。
「呆気なかったわね………」
そう言うとパチュリーは真司に向って少し強めの弾幕を放とうとする。
「真司……オリァァァ!」
魔理沙がマスタースパークを後ろに構え放出した。その反動で一気に真司の近くに移動しようとした。
しかし………
「残念ですが、そう簡単に行けませんよ。」
小悪魔が前に出て来た。
「何!?」
小悪魔は魔理沙の進路方向へ弾幕をばら撒く、いつもの自分なら簡単に避ける事が出来るのだが、マスタースパークの反動に身を任せているため、避ける事が出来ない。
「…ッ…嘘だろ……」
魔理沙は膝から崩れ落ちた。
「これで終わりよ」
パチュリーが倒れている真司に向って弾幕を放とうとする。
しかしパチュリーは弾幕を放つのを辞めた。
別の方向から何かが飛んできたからだ。
「真司ー!オーイ!!」
「………チルノ!?」
それは自分が紅魔館に来る前、出会った妖精だった……
「チルノ……一体……どうして」
真司の頭が困惑している
「そりゃ着いて来たんだよーって………アレ?」
チルノは周りを見る、友達の魔理沙、真司がボロボロになってその近くには、2人の人物………チルノの⑨な頭でも理解出来た。
「オマエ!よくもアタイの親友を!」
チルノは怒りパチュリーに向って行く
「よせ……チルノ……お前じゃ……」
魔理沙が声を振り絞って言う。
「大丈夫!アタイは最強だから!」
チルノはそう言うと、パチュリーに向って弾幕を放つ……しかしそのほとんどは当たらず、辺りに氷が張られる。
「お願いだから……私の本を汚さないで……」
パチュリーはチルノに向って弾幕を放つ
「チルノ!?危ない!」
真司の忠告を聞く前に、チルノは弾幕に当たり消滅する。
「…………そんな……」
真司は幻想郷の妖精は直ぐに復活する事を前に文から聞いていた、しかし目の前で誰かが死んだ為か昔の事を思い出してしまった。
命はそんなに軽い物じゃない……それは龍騎として戦った自分が一番良く知っている。
処刑用 BGM 果てなき希望
「お前だけは……許さない……変身!!」
真司はもう一度龍騎に変身する。
「もう一度変身した所で貴方が私の防護壁を破れると思ってるの?」
パチュリーが龍騎に向って言う。
「確かに……俺の力だけじゃ……オマエの防護壁は破れない……でも、俺以外の力なら簡単に破れる!」
龍騎はアドベントのカードを取り出す。
【ファイナルベント】
チルノが生み出した氷からドラグレッダーが出現する。
「何!?」
「何ですか!アレ!?」
「何だぜ!?」
パチュリー、小悪魔、魔理沙が一斉に言う。
龍騎は高く飛び、ドラグレッダーと共にパチュリーに向って行く。
「ダァァァァァァ!!!!」
龍騎はパチュリーに向って突撃し、防護壁を破った
「そんな……私の防護壁が………破られた……そうか……最初、弾幕を防御されたのは……防護壁の効果が私に影響していたんじゃない………相手の攻撃が凄すぎたんだ………」
「今だぜ!」
パチュリーが戦意喪失している間に魔理沙がマスタースパークの出力を上げて向かってくる。
「喰らえぇぇ!」
そして激突、魔理沙は起き上がり、パチュリーは伸びていた。
「……ムキュュュ……ウ………」
「パチュリー様ァァァ!!」
伸びたパチュリーを連れて小悪魔はその場から姿を消した。
その後、真司は溶けた氷を少しの間見た後、魔理沙と共に奥へと進んで行った。
後書きコーナーは都合によりありません。
次回は多くするから。