ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた 作:アジアの大提督
なんか色々な部隊がある事を小説を書いてて分かりました
とりあえず今回はちょっといつもとは違う感じで書いてみました
あと先月に大阪であったComiConで出した作品を8月にハーメルンの方に載っけるので楽しみにしてて下さい
久しぶりにTwitterの方も乗っけて起きます
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海洋学校大観艦式の前段である横須賀女子海洋学校の文化祭は1日目が終わり、悠一郎は生徒(菅野を除く)を引き連れて伊豆半島飛行場に帰ってきてた。
悠一郎「1日目はご苦労だった! みんなおかげでそんな大きな事故もなく無事に1日目を終わった! 宗谷校長もお前たちの事を褒めてたぞ! 友永と江草は除くが」
友永「やっぱり俺たちは除かれるか」
江草「そりゃそうだろ」
前回悠一郎にこっ酷く怒られた友永と江草の頭にでっかいたんこぶができていた。
悠一郎「そして明日からは飛行展示がある。だから更に気を引き締めて明日の準備に取り掛かってほしい」
『はい!』
悠一郎「航空整備科は機体の整備、航空管制科は明日のタイムスケジュールの再確認、航空科は俺の所で明日の確認だ。以上かかれ」
『了解!』
そう言うと航空整備科の生徒は自分が担当する機体の整備にかかり、航空管制科は明日の段取りのタイムスケジュールを再確認にし、航空科は悠一郎の所に集合して明日の飛行展示の確認をする。
岩本「そういえば佐藤教官、菅野はどうしました?」
悠一郎「菅野…あっ忘れてた」
悠一郎は完全に菅野の存在を忘れていたその時
菅野「きょ〜か〜ん!」
その時菅野がブレスト校関係者の車に乗せられて帰ってきた。服が乱れていたが。
悠一郎「おっ、帰ってきたか」
菅野「帰ってきたかじゃない! 何ですかあのフランス艦の艦長は⁉︎ 頭おかしいですよ!」
岩本「いや、お前も十分頭はおかしい」
菅野「岩本さんまで!」
悠一郎「まぁ帰ってきた事には変わりはない。確認を始めるぞ」
菅野「俺への謝罪は⁉︎」
悠一郎「あぁ、悪かったな」
菅野「それだけ⁉︎」
悠一郎「そんないちいち気にするな。それに明日はお前の見せ場もあるんだからしっかり確認するぞ」
菅野「…わかりました」
菅野は渋々席に座り、明日の確認をする。実際明日の飛行展示には菅野の見せ場となる場面もある。
悠一郎「では最初に祝賀飛行について…」
香取「おい、悠一郎」
確認を始めた直後香取が悠一郎の後ろから声をかける。
悠一郎「何ですか?」
香取「今国防省から連絡あってよ。お客様の登場だってよ」
悠一郎「! そうですか。生徒に気づかれないようにそっちも手筈通りにお願いします」
香取「了解」
そう言って香取は離れていく。
坂井「教官何かあったんですか?」
悠一郎「いや、何でもない。確認を続けるぞ」
悠一郎がそう言って確認を再開するを
日本航空学校のある国防陸軍の基地の裏手の方に広大に広がる山があり、そしてその広大に広がる山でお客様が登場した。
アメリカ1「ジョニー隊長。我々CIA以外にもロシアのFSBや中国のMSSなど先進各国の諜報機関員や特殊部隊がこの山で展開しております」
ジョニー「やはりどこの国も考える事は同じか。動きはどうなってる?」
アメリカ1「今の所どこも様子見ですね」
ジョニー「様子見か、我々も様子を見つつ基地に接近し、目標である航空機の機体図を持ち帰るミッションをするぞ」
アメリカ1「了解」
そしてジョニー達はゆっくり様子見見ながら山を降りていく。
その頃中国のMSSは
中国1「チャン隊長我々はどうしますか?」
チャン「アメリカとロシアに先を越されたらますます三大国間での差が広がる。ならば我々はMSSが先を越さね行くぞ!」
中国1「了解!」
そう言って中国のMSSは前進を始める。
チャン「気をつけろ、何か罠を仕掛けてる可能性があるぞ」
中国1「そんか事はありません。日本の軍隊にそんな知識なん…!」
チャン「おい、どうした!」
チャンが後ろを向くとさっきまで話してた隊員の姿が消えてる。
チャン「どこへ行った!」
チャンと他の隊員が周りを見回すが人の気配がない。
チャン「おい、お前暗視装置付けてそっち見てこい」
中国2「りょ、了解!」
チャンの指示で1人の隊員が暗視装置を付けて捜索しに行き、暗闇に消えると突如鈍い音して何が落ちる音がする。
チャン「な、なんだ!」
チャンと他の隊員全員で確認しに行くとそこにはさっきの隊員の姿はない
中国3「た、隊員! さっきの奴の暗視装置です!」
チャン「な、何が起きてるんだ!」
チャンが混乱しつつ指示を出す。
チャン「総員暗視装置を装着せよ!」
『了解!』
チャンの指示で全員が暗視装置を装着するがチャンは暗視装置を取り付けるのに時間が掛かってる。
チャン「クソ! なんでこういう時に付かないんだよ!」
その時
「うわぁ!」「な、なんだお前!」「グエッ!」
チャン「ど、どうした!」
チャンが急いで暗視装置を付けて暗視装置を展開させるとチャンの目の前にいたのは
チャン「何故いるんだ…日本陸軍よ!」
目の前にいたのは夜間特殊戦闘迷彩を着た国防陸軍特殊夜間戦闘部隊『ナイトリーパーズ』日本語で『夜の死神達』だ。
山中「こちらリーパーα中国の諜報員全ての無力化を確認」
永井「了解。リーパーβもイスラエルの諜報員全員の無力化した」
駒岡「リーパーcもこれよりドイツの諜報員の無力化を開始する」
現在山の中にはナイトリーパーズの3分隊が展開しており、その様子は山の下にある国防陸軍の基地でナイトリーパーズを指揮してるナイトリーパーズ隊長の王屋の所にも報告されてくる。
香取「さすが国防陸軍が誇る特殊部隊ですな」
香取が王屋に話しかける。
王屋「彼らは日頃暗視装置もつけずに光ひとつない障害物に囲まれ所で訓練をしてます。なので夜間の戦闘力なら世界一と自負できます」
香取「それにしてもさっきからモニターで隊員の位置を見てますが移動がやけに速いですね。何か乗り物でも乗ってるんですか?」
王屋「いえ、彼らは全て移動は音を立てずに走ってます。なので装備品も最低限の小型暗視装置とサイレンサー付きのハンドガンとナイフだけです。なので装備品も軽いので走るのも速いと思いますよ」
香取「なるほど、でもそれだけの装備で心配じゃないんですか?」
王屋「大丈夫です。我々は基本近接戦闘を主体としてますので近接戦闘となると取り回しのいいハンドガンとナイフが有利になります。それに彼が着てる戦闘服は近距離にならなきゃ熱源反応が探知されない特殊なものですのでヘマをしない限り接近は容易です」
香取「なるほど凄い部隊ですね」
王屋「しかも今回あなた方から借りた高性能赤外線探知カメラのお陰で敵の発見も容易になってます」
王屋の言う赤外線探知カメラはいつもは監視機M-1に装備してる探索用カメラで今回香取が国防陸軍に協力するため貸しており、カメラは基地の一番高い電波タワーに設置して山全体を探索範囲にしてる。
王屋「もうじき全ての国の諜報員が無力化されるでしょう」
香取「随分な自信ですね。一応基地は戦闘体制になってるのに」
王屋「我々は有事の際には確実な成功を求められる部隊です。なのでこれぐらいのことで失敗してたらダメなのです」
王屋の顔は確実な勝利を求める戦士の顔をしてた。
ジョニー「クソ! まさかここで日本軍が出てくるか!」
アメリカ1「日本側に撤退を求める事はできないのですか?」
ジョニー「いやそれは無理だ。我々は非正規任務だからこの任務は存在しない事になってるから何も求める事はできない」
アメリカ2「隊長! 残ってる諜報機関が我々とあとはロシアとイギリスのみになりました!」
ジョニー「中国が無力化されてからまだ45分しか経ってないぞ! 奴らは忍者か!」
ジョニーはまさかの敵の登場で焦り始めてる。
ジョニー「とにかく暗視装置を付けて少しづつ前進を始めるぞ!」
『了解!』
そう言ってCIAの部隊は暗視装置を付けて、サイレンサーを付けたMP5を構えながら基地に向けて前進を始める。
ガサ!ガサ!
アメリカ3「だ、誰だ!」
隊員の1人が発砲する。
ジョニー「バカ撃つな! ただの風で草が揺れた音だ!」
ジョニーがそう言ってると突然周りが煙くなる。
アメリカ1「な、なんだ!」
ジョニー「くるぞ! 固まって構えろ!」
ジョニーは指示を出して、戦闘体制を整える。
アメリカ2「ぐぁ!」
アメリカ3「おいどうし…」
ジョニー「おい!」
それから立て続けにジョニーの周りで暗闇の中部下が無力化されていく声が聞こてえくる。
ジョニー「く、クソ! くるなら来い!」
ジョニーがそう言った瞬間煙の中からジョニーの喉元にナイフを当てたられる。
ジョニー「な!」
ジョニーが後ろを向くとそこにはナイトリーパーズのリーパーα隊長の山中がナイフをジョニーに構えていた。
ジョニー「流石だな日本軍の兵士よ」
山中「お前は1つ間違えてる」
ジョニー「え?」
山中「俺たちは国を守る。国防軍だ」
そう言うと山中はジョニーの首に腕をかけて無力化させる。
山中「こちらリーパーα山中。CIAの無力化を確認」
永井「リーパーβもSISの無力化を確認」
駒岡「こちらもロシアのFSBを無力化した」
王屋「ミッション完了だな」
香取は王屋の後ろで唖然としてた。
香取「これが日本の陸地を守る。国防陸軍の特殊部隊か」
香取がそう言ってると王屋の無線機がなる。
王屋「はい王屋です。…はいわかりました」
王屋が無線を切る。
王屋「猿島フロートにも泳ぐ猿が出たみたいですよ」
香取「やはりあっちの方でも出ましたか」
王屋「でも大丈夫でしょう。なにせあいつが率いる部隊ですから」
猿島フロート
猿島フロートから3キロ離れた浦賀水道で一隻の小型潜水艇が浮上してくる。
浮上した小型潜水艇から6人の武装した兵士が出てきて泳ぎ始める。
その武装した兵士てはアメリカ海軍特殊部隊『ネイビーシールズ』であり、先ほどの小型潜水艇はネイビーシールズ専用の小型潜水艇SDVであり、この小型潜水艇は在日米海軍横須賀基地から出てきたものである。
マッキャン「全員いるな」
今回の作戦の隊長のマッキャンが点呼を取る。
ネイビー1「全員います」
マッキャン「よし、我々の目標を確認する。我々の目標は横須賀女子海洋学校の校庭にある航空機の情報だ。内偵では内部に明日の飛行展示で万が一の事があった場合の航空機の図面があるそうだ。我々はそれを奪取しに行く」
ネイビー『了解』
ネイビー2「隊長しかし先ほど航空基地の方を狙ったCIAが無力化された情報が入りましたけどこちらの方は警戒されてませんかね?」
マッキャン「それは警戒度高い航空基地の方を狙ったCIAがバカだったわけだ。それに我々は水での作戦行動は世界最強と自負できる。さぁ行くぞ」
そう言うとネイビーシールズはフィンを足につけて、慎重に泳いで猿島フロートに接近する。
ネイビー1「それにしても我々以外の部隊はやはりいませんね」
マッキャン「ここは我が米海軍横須賀基地が近いからな他国の軍が接近するのは無理だろう。だから我々が必ず成功を成功させるぞ」
ネイビー1「了解」
そして猿島フロートに接近し、事前調べて警戒が少なかった学生寮側から侵入を開始する。
マッキャン「上陸開始だ」
『了解』
隊長のマッキャンを先頭に上陸を始め最後にしんがりを務めていた兵士が上陸しようと瞬間
「うわぁ!」
マッキャン「なんだ!」
最初に上陸したマッキャンが後ろを向くとそこには水面に波紋が立っており、しんがりを務めた兵士がいない。
ネイビー2「な、なんだ」
兵士の一人が銃を構えながら接近していくと急に海面から手が出てきて兵士の足を掴み海中にひきづりこまれる。
ネイビー2「ぐわぁ!」
マッキャン「おい!」
マッキャンが駆けつけるが間に合わず兵士は海中にひきづりこまれた。
マッキャン「総員海面を警戒!」
マッキャンの指示で他の隊員が銃を構え海面を警戒する。
そして海面を警戒して3分が経つ。
マッキャン「出てこないな…さすがに3分も経てば何かが浮かんでくるはずなのに」
そう言ってるマッキャンが油断したその瞬間海面からまた手が出てきて何かがマッキャン達に向けられて投げられる。
マッキャン「しまった! スタングレネードだ!」
スタングレネードは炸裂し、ネイビーシールズの隊員の視覚と聴覚を失う。
その瞬間海面から5人の程の人が上がってきて一気にネイビーシールズの隊員の首を絞め上げる。
マッキャン「な、何が起きてる!」
その瞬間マッキャンの首にも腕がかかる。
マッキャン「誰だ!」
「ふん、世界最強の特殊部隊と言われてるネイビーシールズもこんなざまか」
マッキャン「お前は一体」
市川「俺たちは国防海軍特殊警備隊『ディープシーモンスターズ』だ」
国防海軍特殊警備隊とは国防海軍が誇る唯一の特殊部隊であり、警備隊と名乗ってるが実際は強襲作戦や隠密作戦もできる特殊部隊であり、『ディープシーモンスターズ』つまり『深海の怪物達』の名の通り、深い水深から接近して酸素ボンベもなしで長い間潜水可能で水辺での戦闘を得意とする。
マッキャン「クソまさか日本にこんな部隊がいるとは侮れないな。目が見えないのが悔しいな」
市川「では名だけは名乗っておこう。俺は市川だ」
この市川は国防陸軍の特殊夜間戦闘部隊『ナイトリーパーズ』指揮官の王屋とは軍が違うとはいえ同期である。
マッキャン「市川か覚えておこう」
マッキャンがそう言うと市川はマッキャンの首を絞め上げて無力化する。
市川「ミッション完了だな」
市川は学生寮の方を見る。
市川「あっちにも気づかれていないようだな」
その時市川の無線機に通信が入る。
真雪「終わったようね」
市川「やはりあなたには気づかれていましたか」
真雪「まぁね。でも生徒達の事を考えてくれて感謝するわ。後で国防海軍の方にもあなた達の活躍を言っとくわ」
市川「ありがとうございます宗谷校長」
そう言うと市川は無線を切る。
こうしち文化祭と海洋学校大観艦式の運営は裏の人達の活躍があってなっていたのである。
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