ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた 作:アジアの大提督
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これからも感想と評価お願いします。
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是非会場に足を運んで手にとってくれたら嬉しいです
内容は絵師さんによるイラストと作家陣による自分を含めた5人の短編小説です。
買って損は無い一冊なので是非買ってください!
あと宣伝もしてくれたらかなり嬉しいです!
よろしくお願いします!
Twitterもよろしく!
@grandadmirl0
日本に悠一郎が教官をする日本航空学校が設立され開校すると国内外から多数のマスコミが駆けつけ報道した。
報道は航空機の有人飛行を目指してた先進国に大きな衝撃を与えた。
特に航空機開発で世界に一歩リードしてたアメリカにはかなりのショックとなり、現アメリカの大統領もかなりのショックを受けていた。
キング「まさか航空機開発で世界に先を越してた我が国がまさかの殆ど領土がない国に先を越されるなんて…」
現アメリカの大統領キングはホワイトハウスで悔しがってた。
キング「しかもそれを量産まで成功して、航空学校まで作るなんて…完全に日本の事を油断してた!」
米秘書「それに今回の件であの方が多額の資金を無償提供したそうです」
キング「あの方ってまさかデニーか!」
米秘書「はい、CIAからそう報告されてます」
キング「まさかデニーまで絡んでるのか…我が国も同盟国って事からただちに日本に使者を送り無償技術提供をしてもらおう」
米秘書「すぐに手配します」
キング「アジアの島国ごときが航空機の利権を独り占めするな」
大統領が技術提供をして貰おうと考えてるとその大西洋の反対のヨーロッパでイギリスでは
クローバー首相「どうせアメリカは同盟国って事から無償で技術提供して貰おうと考えるんだろ」
英秘書「あの大統領ならそうやりかねませんね」
クローバー「さすがにアメリカの脅しに日本が技術の無償提供されても困るな。ますますアメリカの世界的権威が上がってしまうな。すぐに日本と親交があるフランス、イタリア、オーストラリアなど特に一番経済面で親交のあるドイツへ手紙を書く」
英秘書「分かりました。すぐに準備します」
クローバー「アメリカの独壇場にはさせんぞキングよ」
そしてクローバー首相は各国へ手紙を出した。
そしてその手紙の1つが経済面で日本と親交が深いドイツの首相バトラーにも届いた。
バトラー「なるほど確かにあの大統領ならこれはやりかねない。よしここはイギリスと手を組んでアメリカの独壇場を防ぐ事にする」
独秘書「わが国は日本からの技術提供はしないって事ですか?」
バトラー「いや流石に手土産なしで技術提供して貰うのもどうかしてるからなそれなりの手土産を持って技術提供して貰う。明日の閣議の内容は今の手土産の話にしとけ」
独秘書「了解しました」
各国の色々な思惑が混じる中日本では将来の海と空を守る学生達が勉学に励んでいた。
横須賀女子海洋学校
晴風クラスのみんなは今は佐世保の海洋学校で使われてなかった陽炎型の準同型の夕雲型の「秋霜」を使用しており普通なら秋霜クラスと呼ばるれるがみんなから晴風クラスでも話が通る。
そして今晴風クラスは教室で座学の授業をしてた。
古庄「はい。今の授業はここまで今日やったところは今度のテスト出ますからね」
そう言って古庄は教室を出て行く。
岬「2年生になってから一気に授業が難しくなったー!」
西崎「座学についていける気がしないー!」
艦橋組のこの2人が早速根を上げ始める。
ましろ「まだこんな序盤のところが分かんなかったらダメだぞ。特に岬さんは艦長なんだから」
岬「教えてシロちゃん〜」
ましろ「全くですね」
岬がましろに抱きつきながら授業で教えてもらおうして西崎も立石に抱きついて、他の科にそのような生徒が見えたが特に大変そうなのが…
黒木「ちょっとマロン! 起きて授業終わったよ!」
柳原「なんだよクロちゃんいい夢見てたのに…zzz」
黒木「寝るなー!」
若狭「黒木さんここ分かる?」
伊勢「私もここ分かんなくて」
駿河「ルナ全部分かんなーい!」
広田「黒木ここも…」
黒木「もう一度に聞かないで! マロンは起きて!」
柳原「次は上カルビをムニャムニャ」
黒木「ここは焼肉屋じゃなーい!」
ましろ「あっちよりはマシだな」
ましろがその光景を見てまだ自分は岬1人を見ればいいと思うと気が楽になる。
納沙「そういえば艦長、副長。こんなものがさっき学校の方からタブレットにメールで届いてました」
岬「見せて」
岬が納沙のタブレットを見る。
タブレットには「姉妹校である新しく設立された日本航空学校の見学を各クラスごとで行なう。これは横須賀女子海洋学校と日本航空学校が姉妹校であるため互いの信頼関係を築くため見学を行います。秋霜クラス(旧晴風クラス)は半年後に見学を実施します。詳細は見学日の一ヶ月前に通知します」
岬「見学の行事があるんだ」
納沙「でも半年後ですね」
ましろ「おそらく今日本航空学校が話題になっててマスコミや見学者が多いから一度に全員は見れないから各クラスごとの見学になったな」
ましろが言うと岬と納沙の2人は納得する。
岬「じゃあ後でこれをプリントしてみんなに配っておいてくれる?」
納沙「分かりました。任せてください」
納沙が先ほどのメールの文をプリントしてみんなに配り、プリントは伊良子の元にも行く。
伊良子「へー見学があるんだ」
あかね「やったじゃん久しぶりに会えるね」
伊良子「う、うん///」
ほまれ「ミカンちゃん。私みたいに後悔しないでね」
伊良子「まだそこまで進展はしてないよー」
横須賀女子海洋学校では今時の女子らしい会話がある中噂をされてる日本航空学校では
悠一郎「おら、走れ! 飛行機乗りにはまずは体力が必要だ! とりあえずあと2往復だ!」
悠一郎は今航空科の生徒と一緒に2キロもある滑走路を走っており、現時点でもう3往復はしてる。
坂井「一体いつの時代の訓練だよ!」
岩本「今は平成なんだからもう少しスマートにやろうぜ」
悠一郎「そこ話してる暇があったら走れ!」
坂井 岩本「「はい!」」
ちなみに悠一郎も学生と一緒に混じって一緒に走りながら声をだしてる。
西澤「やっぱりあの教官化け物じゃねえのか? 噂ではバイキングの食材を食い尽くした(*sky10参照)かあるが…」
笹井「げぇー!マジかよ」
悠一郎「喋ってると逆に呼吸が荒れて疲れるぞ喋らず走れ!」
『はい!』
坂井(そんな事言いつつ一番あんたが声をだしてるのに関わらず呼吸1つ変えずに走れんだよこの化け物教官!)
こうして悠一郎が古典的な肉体訓練をしてる中航空整備科は格納庫で香取が航空機のパーツひとつひとつの説明をしてる。
香取「だからこのパーツがこの部分の重要になるからここをミスったら航空機が空中で分解するからな。仮にそんな事あったら俺ら全員切腹ものだから心にして整備には取りかかれよ!」
『はい!』
香取が教えてると突然放送が入る。
「香取整備主任。応接室に来賓がいらっしゃいました」
香取「おっと、きたか。田村さんよ後は頼んだ」
田村「分かりました」
香取が授業を田村に任せて応接室に向かい応接室に入る。
香取「すいませんね。こんな格好で」
「いえいえ別にその格好でも構いません。むしろそっちの方があなた達の功労がよく分かります」
香取「ありがとうございます。堀越工学博士」
堀越「とんでもない。では今日は例の話を続けましょう」
香取「そうですね。始めましょうか」
そして2人は話を始める。