ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた   作:アジアの大提督

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新たな翼の誕生
sky33


月日は流れ1年が経ち、また桜が満開なる季節となった。

真雪「皆さん、進級おめでとうございます。昨年は大変な混乱がありましたが皆さんの一致団結し、協力して無事に混乱を乗り越える事ができました。これからも協力しあって立派なブルーマーメイドになるため頑張ってください」

真雪が新しく新3年生と新2年生となった横須賀女子海洋学校の生徒の前の壇上で話す。

新2年生の顔ぶれの中には1年前より大人っぽくなった晴風クラスのみんなもいた。

真雪「さて、いつもならこういう新年度のスタートは本校の大講堂でやりますが今日は特別な事がある為この横須賀修繕ドックでやりました」

今横須賀女子海洋学校の生徒と教員がいるのは横須賀技術艦船工廠の敷地内にある修繕ドックの前にいた。

それ以外にも各造船関係者や国防海軍の重鎮に真霜をはじめとするブルーマーメイドやマスコミまでがいた。

真雪「今日、本校に在籍する2つの艦艇が新たな姿となって進水します。香取さんお願いします」

香取「はい」

真雪が言うと横から香取が出てきて壇上の横にある鐘を鳴らす。

香取「除幕!」

香取が言うとドックを隠していた幕が取られるとドックから平たい全通甲板を持った巨艦が表す。

巨艦が現れると周りから騒めき声がする。

「あれって…」「なんか平らだね」「まな板みたい」「なんか弱そうな艦だね」と声がするが式は続く。

除幕されると今度は教頭が壇上に上がり、2つの書類が入った額縁を真雪に渡す。

真雪「本艦を巡洋戦艦赤城と戦艦加賀から航空母艦赤城と航空母艦加賀へ改名します!」

真雪が言うと2艦の艦首に新しい艦種して生まれ変わった航空母艦赤城と航空母艦加賀の名前が出る。

香取「進水作業用意!」

続いて香取が部下に指示を出す。指示を出すと鐘を鳴らし、香取の部下が赤城と加賀を支えてる最後の支柱を取り外す作業し、作業を終えると作業の代表が

「進水準備作業完了!」

香取「了解! 宗谷校長進水準備完了しました!」

真雪「わかりました。教頭先生」

教頭「はい」

真雪が今度は金属ケースに入った支綱切断斧を真雪に渡す。

そして真雪がそれを受け取ると壇上にある支綱を思いっきり切断する。

切断すると国防海軍の音楽隊による軍艦行進曲が流れ、赤城と加賀の艦首で艦艇の名前が書かれた日本酒の瓶が割られ大量の紙吹雪と風船が出て修繕ドック進水していく。

そして進水終えた2艦はタグボートによって最終艤装をする位置まで移動させられる。

改名、進水式を終え、真雪は壇上で話を続ける。

真雪「いま見たいように我が校に在籍した巡洋戦艦赤城と戦艦加賀が新たな姿航空母艦となって進水しました。そしてこの2艦が改名進水したということにより横須賀女子海洋学校はある学校と提携を結び、姉妹校となりました。では1つ挨拶を貰いましょう「日本航空学校」の主任航空教官の佐藤 悠一郎氏に」

その名が呼ばれと大量の拍手とマスコミのカメラのフラッシュが炊かれる壇上に士官服を来た悠一郎が上がってくる。

悠一郎「えーこの度日本航空学校の主任航空教官となりました。佐藤 悠一郎です。あまり自分はこういうのが慣れてないのですがよろしくお願いします」

悠一郎が最初にそういうとマスコミの方から大量のカメラのフラッシュがたかれる。

悠一郎「まず、空を飛ぶと言うのは人類の長年の夢でもあった。そしてそれは実現されたつまり人類は長年の夢を叶えた。それは新たな可能性を広げる事もできる。これからは飛行機が主役となっていく。みんなで時代の先見者として一緒に頑張っていこう」

悠一郎が話を終える。次の話を始める。

悠一郎「じゃあ簡単に日本航空学校の主要な人物を紹介する。まずは校長の斎藤さんだ」

斎藤「よろしくお願いします」

この斎藤って人は香取の知り合いの教育関係者で過去に高校の教頭の経験もある事香取に雇われて日本航空学校の校長となった。

さすがに学校を作る時に教育関係者を校長にしないとダメだと文部科学省から言われたためほぼ隠居中だったところを香取が連れて来た。

悠一郎「続いて航空機整備部門の主任香取さんと副主任田村さんだ」

香取「よろしくな!」

田村「よろしくお願いします」

現状零戦の整備ができる人間が少ないので香取と田村が兼業って形で整備士としてなった。

そして今回の赤城と加賀の改名進水を成功させた功労者である。

2人は何度も提案書を書き海上安全整備局に改装を提案し改装を決定させる事が出来たが予算不足になり改装できる予算がまとまるまで3年かかると言われたが突然アメリカと日本を拠点とする巨大財団から巨額の資金を無償提供してきたのだ。

赤城と加賀の改装は勿論悠一郎と香取が計画してた零戦の量産計画の資金もできて今回の日本航空学校の設立に繋がり、学校の土地も飛行場がある伊豆半島の国防陸軍の敷地を国防陸軍の大臣がそのまま土地を譲るとしてくれた。

香取「今現在航空機の調達の70%は済んでる横須賀女子海洋学校との提携授業が始まるのは半年後以降からだが我々が一丸となって君達のような優秀な生徒に負けないような生徒を育てるから半年後一緒に頑張ってくれ」

香取から最後の激励を言い悠一郎を始めとする日本航空学校の話が終わる。

真雪「ありがとうございました。我々も彼らが育てる生徒に負けないような頑張っていきましょう」

『はい!』

そして新学期の始まりの始業式が終わった。

 

 

伊豆半島 日本航空学校

日本航空学校の第1期生は航空機パイロットを育成する航空科30名と航空機の整備、運用を担当する航空整備科80名と国土交通省が定めた航空ルールを基に航空機の管制をする航空管制科15名が各学科のクラスに分かれての最初の授業が行われる。

航空科のクラス

坂井「なぁ、お前もやっぱりあの映像を見てこの学校への入学を決めたのか?」

岩本「あぁ、そうだ。あの映像を見れば誰もが憧れるだろ」

あの映像とは1年前の横須賀での悠一郎が武蔵へ攻撃する映像がニュースで流れ、その映像を見た人々が悠一郎の事を知った。

そして日本航空学校の入試の時には航空科の倍率がまさかの50倍を超える狭き門となった。

航空科以外の他の科も20倍を超えていた。

「お前らもあの映像を見たやつなのか?」

坂井「あんた最終試験の時にいたやつだよ確か名前が…」

西澤「西澤だ。これからよろしくな」

坂井「あぁ、よろしくな。俺は坂井だ。んでこっちが岩本だ」

岩本「よろしく」

3人が握手してると1人の男が寄ってきた。

「なんだなんだ俺も混ぜてくれよ」

坂井「あんたは?」

笹井「俺は笹井だ! これからこの名が世の中に響くから忘れんなよ」

坂井「おぉ、わかった。よろしくなこれから笹井」

後にこの4人が日本を代表する名パイロットとなるのだ

教室でワイワイしてると教室の扉が開い開くと悠一郎が入ってくると航空科の生徒は全員机に戻り着席する。

悠一郎「全員いるな?」

『います!』

悠一郎「ではお前らに航空機のイロハを教えるからな覚悟しとけよ」

『はい!」

悠一郎「よろしい。では授業を始めよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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