ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた   作:アジアの大提督

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友人からTwitterをやってみないかと言われ結構周りの投稿者もTwitterで宣伝したり意見など聞いたりする事をTwitterでやってたので今回アジアの大提督もTwitterを始めました!
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sky19

横須賀女子海洋学校 会議室

真雪「東舞鶴教官艦艦隊16隻が航行不能⁉︎」

会議室で晴風と戦闘から離脱した東舞鶴教官艦艦隊からの報告は横須賀女子海洋学校の宗谷 真雪に伝わった。

真雪「何故…教官艦は国防海軍も使ってる最新鋭艦なのに。」

「電子機器が機能不全を起こしミサイルの誘導と主砲の管制ができなくなった模様です。」

真雪「東舞鶴教官艦艦隊の乗り組み員と教官艦の今は?」

「乗り組み員は三重の安全システムにより死者が0軽傷者が数名で教官艦は呉のブルーマーメイドと国防海軍により曳航されドック入りしました。」

真雪「良かったわ。武蔵の燃料と弾薬は?」

「出航時に満載なので推定でも8割以上は残ってますね。」

真雪「何故そんなに搭載を」

「洋上補給はかなりの練度を必要とし大和型の砲弾は他の戦艦と違いかなりの困難を極めますからね。」

その時会議室のドア勢いよく開いた。

横女教頭「校長!比叡、鳥海との連絡が途絶しました!」

真雪「なんですって!」

横女教頭「モニターに出します。」

モニターに映されたのは現在行方不明の教育艦と捜索及び連絡が取れる教育艦の現在位置が示されてる。

真雪「武蔵以外に現在の所在不明艦は?」

横女教頭「比叡、鳥海、摩耶、五十鈴、名取、天津風、磯風、時津風並びにドイツから留学演習参加予定だったアドミラル・グラーフ・シュぺーです。」

真雪「そんなに…いま動かせる艦は?」

「補給活動中の間宮、明石と護衛の浜風、舞風この後合流予定の風早と護衛の秋風と偵察任務中の長良、晴風、浦風、萩風、谷風のみです。」

横女教頭「山城、伊吹、生駒は2ヵ月前から10年に一度の大規模ドック入りでこの前定期ドック入りした赤城と加賀がドックに入っていて。山城、伊吹、生駒は後半年ほど海に出られず赤城と加賀なら1ヵ月ほどで万全ではないですけど出られます。」

真雪「武蔵の遭遇地点に迎えるのは?」

「晴風以外は他の任務中でありまして直ぐには行けず。数日はかかります。」

真雪「一体どうすれば…」

 

 

武蔵と晴風

岬「モカちゃん…」

その時武蔵の三番主砲の一門が仰角を上げ発泡した。

岬「はっ!」

岬は発泡した方向を見ると晴風が接近してた。

悠一郎「あんな化け物戦艦とこんなに近づくなんて生きてる気がしねぇ。」

もう後ろの知床なんて泣きながら操艦してる。

ましろ「艦長が離脱し始めたら晴風も離脱する!」

その時左舷ウィングの航海管制官の山下が

山下「艦長スキッパーに乗り離脱始めました!」

ましろ「取り舵一杯!180度ヨーソロー!」

艦長の離脱と同時に晴風も武蔵から回頭し離脱しその後武蔵の射程圏外に出て艦長とスキッパーを回収する。

知床が艦長にタオルを渡しに行き代わりに艦の操艦を勝田がとる。

勝田「武蔵〜凄かったぞな!」

悠一郎の中では(よくこんな奴が航海科をやってやれるな)と思ってる。

ましろ「勝田さん現在位置は?」

勝田「わからんぞな。」

ましろ「えっ。」

悠一郎「はい?」

立石 西崎「「ぞな?」」

悠一郎(確かこの言葉使い海兵団の同期で愛媛出身の奴が使って方言だったな。)

勝田「逃げるので精一杯で位置を把握する余裕もかけらもありませんでしたぞ。」

ましろは今度は呆れながら伝声管に通達する。

ましろ「被害報告と周辺状況の確認。」

野間「前方何も見えません。」

山下「左弦何も見えません。」

内田「右弦もです。」

宇田「電探真っ白です!」

八木「通信もダメでーす。」

万里小路「水測も聞こえません。」

ましろ「一斉に言うな!」

悠一郎「この艦しっかりしてるのか?」

納沙「何か電子機器が全滅ぽいです。」

ましろ「壊れたのか?」

納沙「原因不明のノイズばっかりで…」

その時

野間「星が見えまーす。」

ましろ「天測急いで!」

山下 内田「「了解」」

二人は天測儀を持って天測する。

山下「現在位置でましたー。」

内田「北緯29度15分29秒、東経136度4分35秒!」

天測された数値を納沙のタブレットに打ち込んでいく。

納沙「現在地はえっーと⁉︎」

ましろ「どこだ!」

納沙「あのーそのー」

ましろ「報告は素早く正確に!」

納沙「琵琶湖中心です。」

山下「そっかー琵琶湖か!」

内田「そうだよね。今入れるもんね。」

勝田「道理で波が静かだと思ったぞな!」

ましろ 納沙 西崎「「「そんなわけないだろ!」」」

山下 内田「「スイマセーンもう一回調べまーす。」」

悠一郎も天測儀を手に取り天測をするが

悠一郎「さっき言った数値と全然違う数値が出たな本当にこの艦の装備品は大丈夫か?」

そしてその後30分も天測を続けたが出る数値の場所は山中湖、相模湖、阿寒湖、中禅寺湖、猪苗代湖。

悠一郎「なんで湖ばっかなんだよ!」

その時岬と知床が風呂から帰ってきた。

悠一郎(どうもこの二人息が合ってないな〜)

八木「艦長。」

岬「どうしたの?」

八木「さっきから通信がダメでどうも艦内から微弱な電波を拾ってて。」

西崎「携帯じゃないの?」

八木「違うんだよね〜」

岬「確認する必要があるね。案内して。」

八木「はーい。」

岬「シロちゃ…副長後は頼んでもいい?」

ましろ「は、はぁ。」

そう言って岬と立石と艦橋にいたデブ猫(後から聞いたところ五十六と名前がある模様でそんな名前じゃ頭が上がらねぇ!)と一緒に八木に付いて行った。

悠一郎「さっきの武蔵から逃げる時の指示を聞く限り確かにお前は艦長向きだと思った。」

悠一郎はましろに話しかける。

ましろ「そ、そうか。」

悠一郎「でも一つ思ったのはお前は何か教科書通りの指示をしてるみたいだった。」

ましろ「何を根拠でそれを言ってるんだ。」

悠一郎「恐らくお前は宗谷家って言う何か取り憑かれてんだよ。だから柔軟な指示が出来ないとダメだぞ。」

ましろ「くっ!」

確かにましろは小さい頃から宗谷家の娘として将来はブルーマーメイドの幹部になる事を期待されてきたが教育艦の中でも低ランクの駆逐艦に配属されしかも艦長ではなく副長という立場になった事で自分の中でも焦りが出て柔軟な発想の指示が出来ない事は自覚してた。

悠一郎「柔軟なとこは艦長から少しは見習った方がいいと思うぜ。」

悠一郎はましろの肩を軽く叩きウィングに出てまた天測をする。

ましろ(私は宗谷家の娘なんだ。だからもっと上を目指してお母さんや姉さん達に追いつかなくては!)

その時下の方から断末魔の叫びが聞こえた直後色んな物が落ちる音がした。

ましろ「なんだ!」

数分後

岬と立石が艦橋に上がり五十六が口にネズミを加えてきた。

岬「五十六凄いね!ネズミ捕まえたんだ。あれ?色が違う。」

岬が五十六が捕まえたネズミを触ろうとすると

鏑木「触るな!それはネズミではない。」

その時

八木「通信回復しました!」

宇田「電探復活!これでなんでも見えます。」

万里小路「周辺の音がよく聞こえてます。」

電子機器の回復の報告が続々と上がり始めた。

悠一郎「こっちもやっとまともな天測値を出せたぜ。」

納沙「まだやってたんですね…」

もう航海科員でもやってない事をずっとやってた悠一郎に軽く呆れてた。

岬「え?もしかして。」

鏑木「どうやらコイツが原因だったようだな。」

岬「これなんなの?」

鏑木「遺伝子構造がわずかにネズミとは異なり更に変なウィルスに感染してる。そのウィルスは砲術長の血液からも出てる。」

岬「ウィルス…」

立石「うぃ…」

立石は恐ろしくなったのか岬にしがみつく。

鏑木「砲術長が暴れてたのも電子機器が故障したのもそいつが原因の可能性がある。」

岬「じゃあそれを調べられはみんなを救えるかも?」

鏑木「可能性はある。」

岬は五十六を高い高いする。

岬「五十六すごーい!今日から提督って呼ぼうね。」

立石「大!」

岬「大提督だね!」

悠一郎(むしろその名前には大提督が普通なんですよ!)

悠一郎「それにしてもお前凄いな名簿でも見たけど年の割には。」

納沙「勝手に提督なんかつけちゃていいんですか?美波さんの事を年の割にって酷くないですか?」

悠一郎「なんだお前らこいつの年知らないのか?こいつの年は…」

ましろ「それより学校に報告だ!」

野間「前方の浮遊物!機雷です!」

機雷は晴風の右舷方向で爆発した。

 

 

 




とりあえずこんな感じでセリフ前の名前は苗字統一で呼び合いはアニメ通りにいきますのでよろしくお願いします。
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