ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた   作:アジアの大提督

18 / 60
今回は詰めこんだ部分があるな〜
それにしてもキャラが多いから大変だ…


sky17

川瀬「間宮と明石は晴風の両舷に就けて、浜風と舞風は周辺の警戒に当たって。私と悠一郎君はこれから平賀監察官と一緒に晴風に乗るから内火艇用意してくれない?」

浜風艦長「わかりました。達すーる内火艇よーい!」

浜風艦長が伝声管でそう言うと浜風の航海科要員が今回スキッパーと別に搭載されてる内火艇を準備する。

川瀬「じゃあ私達は内火艇で晴風に乗るから来て。」

悠一郎「了解。」

悠一郎と川瀬は浜風航海科要員が用意した内火艇に乗り航海科要員の操船のもと晴風に向かう。

川瀬「先に平賀監察官が艦長と副長と話してるから私たちも合流するわよ。」

悠一郎「俺は何をすればいいのか?」

川瀬「とりあえず私と平賀監察官が話すから一緒にいてくればいいわよ。」

悠一郎「了解。」

内火艇が晴風に接舷し悠一郎と川瀬は晴風に乗艦すると2匹の猫に追いかけられてる金モールを着けてる女子生徒がいたがまぁいいか。

平賀「こちらが私と同じ横須賀からの派遣艦隊に乗船してきた川瀬監察官と佐藤特別監察官よ。」

川瀬「佐世保所属で今回横須賀からの派遣艦隊に乗ってきた川瀬よ。」

悠一郎「同じ特別監察官な佐藤悠一郎だ。」

悠一郎と川瀬が挨拶をすると

明乃「私が晴風艦長の岬 明乃です。」

明乃が自己紹介すると先程2匹のネコに追いかけられてた金モールを着けた女子生徒が来た。

真白「私が副長の宗谷 真白です。」

悠一郎「ん?宗谷ってあの宗谷監督官の?」

川瀬「そうよ、宗谷真霜監督官の妹さんよ。あと前にも言ったけど私と同期の真冬って言う妹もいるのよ。」

悠一郎「どうりで似てるわけだな。」

特に目の辺りがな。

平賀「では間宮と明石による補給と修理が終わったら発砲してきた生徒に対する事情聴取をしますので。」

明乃「わかりました。」

平賀と川瀬は一旦明石に戻り横須賀女子海洋学校と海上安全整備局とブルーマーメイド統合管制艦に報告しに行った。

悠一郎は晴風を回り損害の状況を確認してる。

悠一郎「主砲が3基中2基が調整しなければ撃てない状況だから明石から新主砲に換装中で後部甲板が教員艦の57ミリ砲の砲撃により損傷かこれがもし一等巡洋艦ぐらいの砲撃だったら轟沈だな。」

やっぱり横須賀で兵器とか艦艇についての説明を受けた時も思ったが砲戦による撃沈はこの時代にはないんだなと。

悠一郎「一応後部甲板の方見とくか。」

悠一郎は後部甲板の方に向かうと明石の工作要員が修理してた。

悠一郎「損傷はどんな感じなんだ?」

悠一郎は工作要員に聞くと工作要員は

「損傷はそこまで酷くないに加えしっかり応急措置がとられていたんですぐにこっちは治りますよ〜」

悠一郎「そうか、わかった。」

悠一郎も確認ため損傷部分を見ると確かにしっかりとした応急措置がとられていた。

悠一郎は周りを見ると晴風の応急員らしき二人がいたので話を聞こうとする。

悠一郎「これはお前たちが応急措置をやったのか?」

和住「え、はい。そうです。」

青木「私たちがやったッス。」

一人は制服じゃない動きやすい格好した生徒とベレー帽を被った生徒が答えた。

悠一郎「そうか。とてもいい応急措置だったぞ。」と

悠一郎はいい別の場所行ってしまった。

和住「今の人なんだろうね?」

青木「さぁ、ブルーマーメイド関係の人じゃないッスか?」

和住「男性でもブルーマーメイドになれたっけ?」

青木「私にはここのところ色々ありすぎてわからないッス〜」

悠一郎は次に前部甲板の主砲換装作業中の所に来た。

悠一郎「現在の状況は?」

「今は前の12.7センチ連装砲から明石にストックしてあった長10センチ連装高角砲に換装中でこのあと射撃管制システムとのリンクを行います。」

悠一郎「りんく?まぁいいや作業が順調ならいい。」

相変わらずまだ全然この時代の言葉についてけてないな。

悠一郎はまた甲板を歩いてると明石から戻ってきた川瀬と平賀が戻ってきた。

悠一郎「おっ、報告は終わったのか?」

川瀬「一応、報告は終わったんだけど…:

悠一郎「けど?」

平賀「海上安全整備局の方がまだ晴風に反乱分子が乗船してる可能性があると完全に疑いを取らないのよ。」

悠一郎「まだそこは完全に疑いを取らないのか。」

平賀「一応私がこの後横須賀に行って直接報告するけどそれでも疑いを取るかわからないわ。」

川瀬と平賀はどうやって疑いを晴らすかで悩んでいた。

まぁ、普通に考えれば教官の艦に魚雷を打ち込み潜水艦を中破させドイツからの留学艦にも砲撃戦をしたんだ簡単には疑いは晴れんだろ。

悠一郎「なら俺が晴風が横須賀に入るまで一緒に乗艦して俺がその事を報告すれば疑いは晴れんじゃないか?」

悠一郎は平賀と川瀬に自分が証人になるためそう提案する。

平賀「確かにブルーマーメイドの特別監察官が帰港まで一緒に乗ってそれを報告すれば疑いは完全に晴れるわ。」

川瀬「でも悠一郎君いいの?まだこの時代に慣れてないのに一人で艦に乗っても?」

悠一郎「生憎、時代の事はあまり知らないが戦いと艦の知識はあるぜ。」

悠一郎がそう言うと川瀬は

川瀬「じゃあ、一応宗谷監督官と横須賀女子の宗谷校長に相談してくるわ。」

悠一郎「わかった。」

川瀬と平賀はもう一度明石に戻り通信をする。

川瀬「って悠一郎君はそう言ってますがどうします?」

真霜「確かにそれが海上安全整備局の疑いを晴らすのには一番いいかもね。」

川瀬「では悠一郎君を晴風に残していいですか?」

真霜「おかあ…宗谷校長も疑いを晴らすなら私に一任してるからいいわよ。」

川瀬「わかりました。」

川瀬は真霜との通信を終え悠一郎に晴風に残る事を許可された事を言う。

悠一郎「そうか、わかった。」

川瀬「一応最低限の物は持ってきてるから平気よね?」

悠一郎「それは平気だ。なかったらあるもので代用するから。」

川瀬「わかったわ。」

平賀「ではこの事を晴風の艦長と副長に言いましょうか。」

川瀬「そうですね。」

川瀬と平賀はもう一度艦長と副長を呼び出し悠一郎が帰港まで一緒に乗艦する事になった事を言う。

明乃「そうなんですか。私は別にいいと思うけどシロちゃんはどう思う?」

ましろ「私も特に異存はありません。むしろ疑いが取れるなら。」

平賀「ならいいわね?」

艦長と副長の合意のもと悠一郎は帰港までの間晴風に乗艦する事になった。

そしてちょうど明石による修理と主砲の換装が終わり間宮による補給も終わり明石と間宮、浜風と舞風は武蔵を捜索のためまた出航する。

それに伴い川瀬も浜風にまた乗艦する。

川瀬「じゃあそっちは頼んだわよ。」

悠一郎「おう、任しときな。」

川瀬は浜風の内火艇に乗り浜風に戻っていく。

平賀「ではこれから発砲した生徒に対する事情聴取をしましょうか。」

悠一郎「そうだな。」

平賀は通信で乗ってきた巡視艇から平賀の同僚である福内が来た。

福内「どうも、福内です。」

福内は悠一郎に挨拶すると悠一郎は

悠一郎「たぬきか?」

福内「あっ、これはカチューシャよ。」

タヌキ耳のカチューシャを外す。

悠一郎「随分とおもしろい物もあるんだな。」

その後平賀と福内と悠一郎は発砲した生徒が拘束してる倉庫に行った。

倉庫に入ると中には発砲さ生徒と付き添いらしき生徒がいた。

平賀「では聴取を始めけど名前に確認するわよ。砲術長の立石 志摩さんでよろしいよね?」

タマ「ウィ。」

小さく頷いて答える。

悠一郎(本当にこんな奴が発砲なんかしてきたのか?信じられないな。)

平賀「で、貴方は付き添いで水雷長の西崎 芽衣さんですよね?」

芽衣「そうですーよ。」

平賀「では確認を取ったのでこれより聴取に入りますね。」

その後平賀と福内はタマに何度か質問し芽衣にその時の状況などを聴き話を進めた。

外からはキャッキャッウフフの声が聞こえてくる。

平賀「では聴取は終了です。お疲れ様でした。」

気づけば聴取は終わっていた。

まぁ完全に気が動転しての事だと結論づけられたからである。

悠一郎(それにしても撃った事に関しての記憶はあるのにそれに至るまでの記憶がないのはやはりひっかかるな。)

悠一郎はそう思ったが終了した事には口を出さなかった。

その後平賀と福内は巡視艇に乗り海上安全整備局への報告するため悠一郎と別れた。

平賀「じゃあそっちは任せたわよ。後の事は私達に任せて。」

悠一郎「了解した。」

そして晴風から巡視艇が離れて行った。

悠一郎「さぁーてここからは一人か。」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。