ハイスクール・フリート 世界に翼が舞い降りた 作:アジアの大提督
みなさんこんな小説をお気に入りにしてもらってありがとうございます!
当初は全然無視されて感想ではボコボコに言われてこの小説を消すのかな〜って思ってたらむしろ応援の感想も多くお気に入りとUAも徐々に伸びてきて驚きでした!
たまに感想で指摘されますがこれからも小説投稿していきます!
あと海上自衛隊一般曹候補生の一次試験通過しました!
アドミラル・シュペーと東舞鶴の潜水艦と戦闘が発生して12時間ほど経過した頃ブルーマーメイド特別本部にある一報が入った。
「宗谷室長、横須賀女子海洋学校の宗谷校長が今出航してる横須賀女子海洋学校所属の艦艇に対し帰港命令が出しました。」
真霜「お母さんが?」
「どうやら生徒の安全を第一にし晴風を厳重に学校の方で処理する事で通達されました。」
真霜「そうなのね。でもその前にこちらで接触はしたいわ。」
「それに晴風は3度も戦闘を行っており各種消耗品がなくなってる事と船体の損傷もあると思われますのでここらで補給艦と工作船による補給と整備が必要かと思われます。」
真霜「ちょうど横須賀女子海洋学校には出港前だった明石と間宮がいるわね。あとで私が連絡を取ってみるわ。」
「わかりました。」
真霜「そういえば九州支部からきてる川瀬さんと佐藤悠一郎君はどうしてるの?」
「川瀬は別室でこちらの隊員と作業をしており、佐藤悠一郎は反乱行為の報が入ってから聴取が止まっており現在ホテルで待機中です。」
真霜「じゃあ一度川瀬さんを呼んでくれないかしら。」
「了解しました。」
その後真霜の部下が川瀬を呼び出し真霜が呼んでる事を伝え真霜のところに向かう。
川瀬「川瀬です。ご用件はなんでしょうか。」
川瀬は入ってくると目の下にはクマができており随分と寝てない様子が伝わってくる。
真霜「あなたは現在の晴風の状況をご存知?」
川瀬「一応話は聞いてますので。」
真霜「なら、話は早いわ。これからブルーマーメイドは横須賀女子海洋学校に帰港する途中の晴風に対して接触をしようと思うのだけどこれが現在の晴風がいると思われるポイントよ。」
真霜は川瀬に地図を出したタブレットを渡した。
川瀬「これは佐世保と呉の共同監視エリアにいますね。」
真霜「そこであなたはそこの海域を知ってるからこれから横須賀女子海洋学校の補給艦間宮と工作船明石と護衛の教育艦2隻と一緒に艦に乗り接触して貰いたいの。」
それは真霜から川瀬への協力要請だった。
川瀬「わかりました。すぐに準備に入ります。」
真霜「頼んだわよ。あと佐藤悠一郎君はどうしてるかな?」
川瀬「彼はいまホテルの方で待機させていて暇を持て余してる模様です。あと彼が言いたい事があるそうです。」
真霜「何かしら?」
川瀬「何かしらブルーマーメイドへの恩返しか手伝いをしたいと。」
真霜「協力ね…そういえば彼の資料に駆逐艦に乗ってた資料があったけど彼は今でも艦の事はわかるのかしら?」
川瀬「おそらく分かると思いますよ。この前横須賀に連れて行った時もかなり艦艇の事も熟知してましたし。」
真霜「なら彼もあなたと一緒に晴風と接触し晴風に反乱がないと分かったら彼は晴風に乗船しその後晴風クルーの手助けするのはどうかしら?」
川瀬「本人がいいなら私は何も言う事はありませんし、あとで聞いてみます。」
真霜「頼んだわよ。」
その後川瀬は部屋を出て一度ホテルに戻った。
川瀬「って話があるんだけどどうかしら?」
悠一郎「喜んで受けるぜ。こんな生活をしてたら身体が腐っちまうぜ。」
川瀬「じゃあ、明後日出航だから準備に入るわよ。」
悠一郎「じゃあさっさと準備しようぜ。」
川瀬「その前に少しだけ寝かせ〜て。」
川瀬はそのまま川瀬はベットにダイブし爆睡してしまった。
悠一郎「よっほど寝てないんだな。」
悠一郎は川瀬に毛布を掛けていい時間になるまで寝かせた。
4月12日の夕方 横須賀ブルーマーメイド基地
悠一郎「これが間宮と明石か〜」
悠一郎の前の埠頭には補給艦間宮と工作船明石がいた。
悠一郎「間宮の羊羹は天下一品って昔上官が言ってたな。」
「後で食べてみる?」
悠一郎「あんたは?」
藤田「私は間宮艦長の藤田 優衣よ。あなたが今回一緒に乗船するブルーマーメイドの特別監察官ね。」
悠一郎「あぁそうだ。」
悠一郎はまだ機密かつこの世界での身元が不明なため今回特別にブルーマーメイドの特別監察官として川瀬と艦に乗る。
藤田「でも珍しいわね。ブルーマーメイドの男性って言ったら事務職ぐらいしかないのにね。」
悠一郎「事が事だからな。俺みたいな奴の意見も必要だと言われたから乗ってるんだ。」
藤田「そうね頼りにしてるよ。」
悠一郎「おうよ。」
「おーい間宮の方は準備できたのか?」
大きいなフードを着用し藤田と同じ制服をきた女子生徒が来た。
悠一郎「彼女は?」
藤田「彼女は工作船明石の艦長の杉本 珊瑚よ。」
杉本「杉本 珊瑚だ。よろしく。」
悠一郎「ブルーマーメイド特別監察官の佐藤悠一郎だ。よろしく。」
杉本と悠一郎は握手する。
杉本「随分と立派な手だな。」
悠一郎「そうか?」
悠一郎の手は何度も皮を剥いて治しまた剥いてを繰り返し厚くなった手の皮に何度も訓練で鍛えられた手のマメなどがあった。
悠一郎「今回の間宮と明石の命令は確か横須賀女子海洋学校の校長からの指示で動いてるよな?」
藤田「そうよ。我々はまず晴風と接触し補給及び修理を終え次第護衛の教育艦と武蔵の捜索に入るのよ。」
杉本「武蔵を発見次第保護するようにと言われてる。」
悠一郎「そういえば武蔵もまだ連絡が取れてなかったんだよな。」
藤田「ええ、ブルーマーメイドの方には何か情報は入ってないのかしら?」
悠一郎「今の所何も聞いてないな。」
藤田「そう。」
悠一郎と藤田と杉本が話してると
川瀬「ここにいたのね。もう全艦出航準備完了したから全員乗って出航するわよ。」
藤田 杉本「「わかりました。」」
藤田と杉本は自分の艦に戻る。
悠一郎「俺たちはどの艦に乗るんだ?」
川瀬「私たちは教育艦浜風に乗るわよ。」
悠一郎「陽炎型か。」
悠一郎と川瀬は今回出航する教育艦浜風、舞風、間宮、明石の旗艦を務める浜風に乗る。
川瀬「この度は急に乗艦する事になってすいませんね。」
浜風艦長「いえいえ、そんな事はないですよ。私たちの後輩が大変な事になってるんで協力してあたりまえですよ。」
聞いたところこの浜風と舞風は横須賀女子海洋学校の2年生が運用してるみたいで道理で動きが様になってるはずだ。
浜風艦長「では出航しますね。」
徐々に機関が出力を上げタグボートに手助けしないながら4隻の艦は横須賀を出航する。
次もなるべく早く投稿しますのでよろしくお願いします!