この素晴らしい世界にフォースの導きを!   作:つむじヶ丘

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二章のプロローグです。

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モンスターの出現場所を改め、誤字修正しました。


二章
プロローグ


 

 魔王幹部のベルディアを討伐してから一ヶ月と数日が過ぎた。

 

 冬が近付いたのか、瞬く間に防寒具が必要な程に寒くなり、平原や林の木々には霜が降り、枯れ葉が地面を覆った。

 

 私が吹く風の冷たさに哀愁を感じながら焚き火に当たっていると、隣に座るめぐみんが大きく息を吐いた。白い息がふわりと流れていく。

 私も続けて息を吐くと、めぐみんの息より大きくて白いモヤが風に流れていった。

 それを見ためぐみんがまた息を吐くと、更に大きな白いモヤが流れていく。

 そうしてしばらく、二人で競うようにふーふー息を吐いていると、頭の上からバサリと風を煽られてモヤが消えてしまった。

 

 見上げるとカズマさんがマントを手に持ち、呆れ顔で見下ろしていた。

 

「カズマ、いきなり何をするのですか?」

 

「お前が何してんだよ。遊んでないで集中しろ」

 

「遊んでいた訳ではないのですよ。フーコの吐いた息が輪っかになったので私も輪っかを作ろうとしていたのです」

 

「なにそれすごい。……じゃねーよ。少しは周りを警戒しろ。それくらいは出来るだろ?」

 

 めぐみんにカズマさんが突っ込みを入れつつ周囲を見渡す。私も感知スキルを発動しているが、周囲に反応はない。

 現在、私達が居る場所はアクセルの街から南東、霊峰の麓の森の手前なのだが、辺りには動物やモンスターの気配はなく、ただ森の木々の色褪せた落ち葉が絨毯のように広がっており、それを集めて作った落ち葉の山がポツンとあるだけだ。

 

 もちろん、森へはクエストの為にやって来たのだが、ここまで何もないと少しだけ不安になってくる。

 

「今更こんな事を言うのも難ですが、本当に『一撃熊』は出てくるのですよね?気配の欠片もないのですが」

 

 めぐみんもそう思ったのか、カズマさんを見上げて問いかけると、カズマさんは森の方を見つめた。

 

「……上手く作戦通りにいけばな。どっちにせよ、そろそろアクアとダクネスが戻ってくる筈だから準備しとけ」

 

「はあ……。早く全力で爆裂魔法を撃ってギルドに帰って暖まりたいのですよ」

 

 私達は現在『一撃熊』というモンスターの討伐クエストを請けている最中だ。

 冬が近付き、多くのモンスターが冬眠の準備を始める中のクエストなのだが、難易度が高く冬眠の為の食料を求めて出没するので、かなり危険なクエストだとギルドの職員さんが説明していた。

 

 この冬眠前のモンスターが活発になる時期、本来なら絶対に請けないようなクエストなのだが、今の私達には請けざるおえない事情があった。

 

「我慢しろよ。借金の為なんだから」

 

 カズマさんが呟いた言葉に全てが集約されていた。

 私達が本来請けないクエストを請けているのは、全ては借金返済の為だ。

 ベルディアを倒す際にアクア様が呼び出した水で門と外壁に被害が出てしまい、その修繕費を請求されて以来、借金返済の為に日々奔走していた。

 

 ちなみに、私が請求された壺代は全て返した。といっても、その返済方法はあまりにも……。

 

 ――――!

 

「……来ました!」

 

「カズマーッ! カズマさぁああああんっ!!!」

 

 フォースが感知した直後に悲鳴が聞こえ、その方向を見ると森から飛び出すアクア様とダクネスさんが見えた。それを見たカズマさんが私とめぐみんを振り返る。

 

「よし来た! お前ら戦闘準備だ。めぐみんは爆裂魔法を撃てるように準備してくれ! フーコはアクアとダクネスを追いかけてくる熊を足止めしろ!」

 

「「了解です!」」

 

 カズマさんの指示でめぐみんが杖を構え、私が両手を突き出す。

 泣きじゃくるアクア様に続き、ダクネスさんが背後をチラチラと気にしながら走っている。カズマさんの作戦通り、アクア様とダクネスさんを追いかけて一撃熊が追いかけて来ている筈だ。あとは私が足止めして、めぐみんが爆裂魔法を撃ち込めば……。

 

「……ん?」

 

 気配が一匹じゃないような……。あれ?反応が複数?

 

「おーい! アクア―! ダクネスー!」

 

「カズマさぁあああああん! なんか熊だけじゃないんですけど! 別のモンスターまで見つけちゃったんですけど! っていうかこっちが見つかって追いかけられてるんですけどっ!?」

 

「アクアが枯れ枝を踏んだおかげでな! カズマー! 凄いぞ! 大量だっ!!」

 

「……え?」

 

 泣き叫ぶアクア様と興奮したようなダクネスさんの叫びにカズマさんが困惑する中、森の中から現れたのは、巨大な熊と白い狼の群れだった。

 流石のカズマさんもそれを見るなり焦ったように叫ぶ。

 

「あの馬鹿っ! 余計なヤツまで連れて来やがった……!」

 

「あれって狼……?」

 

「……あれは白狼の群れですね」

 

 私が首を傾げていると、めぐみんが険しい目付きで森を見据えながらそう言うと、杖を高く掲げた。魔法を放つ準備は万端のようだ。

 

「白狼は冬に活発になる狼のモンスターで、群れで狩りを行います。頭がよく、統率力もあるのでハンターとしてはかなり優秀です」

 

「賢いんだね……」

 

「ええ。しかし、本来ならば北東の森に生息している筈なのです。その群れが南東に現れるとは……」

 

「どういう事だ?」

 

「おそらく、冬が近付き獲物が獲れなくなったので、獲物を探してここまで来たのでしょう。そこに運悪くアクアが居合わせたのかもしれません」

 

「いや運悪くのレベルを超えてるぞ!? 仕掛けた俺が言うのも変な話だが、アクアの運の悪さはどうなってんだ……?」

 

 カズマさんが考えた今回の作戦。

 それは、アクア様の運の悪さを逆手に取った偵察という名の囮作戦だった。

 ステータスは最高だが運の数値が最低のアクア様と、堅い守りのダクネスさんを一撃熊が現れるという森の中に向かわせ、私達は離れた場所で待機しアクア様達は何かを発見、または三十分程して何も無ければ戻ってくる。というものなのだが……おそらく運の悪さが影響して追いかけられて戻ってくるまでをカズマさんは想定し、いつでも戦えるように準備していた。

 

 ……筈だったのだが、白狼まで連れて来てしまう辺り、アクア様の運は折紙付きかもしれない。

 そもそもこんな運任せの無茶な作戦自体がどうかと思われるのだが、一生掛かっても返せるかどうかの借金を抱えているので討伐方法に手段は選べず、かつ数をこなしている最中なので多少の無茶をする必要に迫られていた。

 アクア様もそれは理解しているので偵察に渋々同意し、ダクネスさんは真っ先に名乗りを上げた。

 

「どうしますかカズマ、私はいつでも撃てますよ」

 

「……どうするも、予定通りやるしかないだろ。アクアー! ダクネス! 今そこから引き離すからなー!」

 

「アクア様! ダクネスさん! ちょっとだけ我慢してください!!」

 

 私が両手を突き出しながら言うと、アクア様が首を勢い良く横に振る。

 

「ちょっと待ってっ!! あれするならそっとね! そうっとよ! そっわぁああああああっ!!?」

 

「うおおおっ!?」

 

 私が二人をフォースで引き寄せると、そのまま事前に用意したクッション代わりの落ち葉の山に突っ込ませ、ライトセーバーを起動する。

 スイッチを固定すると、そのまま上段に振りかぶり、狙いをつけ、タイミングを見計らう。目標までの距離、約五十メートル。

 

「……当たって!」

 

 迫りくる一撃熊に向けて、セーバーを投げ放った。

 放たれたセーバーはブーメランのように回転しながら真っ直ぐに一撃熊に肉薄する。

 

 一撃熊は飛んでくるセーバーに気が付いたのか、咆哮を上げて巨大な腕をセーバーに振り下ろし……。

 

『グォ!?』

 

 ……空振ると、曲がりくねった軌道を描いたセーバーに腕を両断された。

 

『ギャアアアッ!!!』

 

 片腕を飛ばされた一撃熊がひっくり返り、後ろを追ってきた白狼の群れの何匹かを巻き込んで転がった。

 残りの白狼もそれに気を取られたのか、脚を緩め、群れの速度が一気に落ちる。

 私はフォースでセーバーのスイッチを切り、手に引き寄せた。

 

「よし! めぐみん、今だ!!」

 

「荒ぶる獣を焔で鎮めよ! 『エクスプロージョン』ッッ!!!」

 

 

 

 

「死ぬかと思ったんですけど! 本気で死ぬかと思ったんですけど! 色々追いかけられた上に落ち葉に突っ込んであちこち痛いんですけどー!!」

 

 めぐみんが一撃熊もろとも白狼の群れを退治した後、アクア様が泣きじゃくりながら叫んだ。落ち葉の山から這い出た為、身体のあちこちに落ち葉がくっついている。

 

「ごめんなさい。でも、ああするしかなかったんです」

 

「というか、白狼にまで追いかけられたのはお前の運が悪いせいだろ。助けてやったんだから感謝しろよ」

 

 私が座り込むアクア様の髪に付いた落ち葉を払い、カズマさんが焚き火の薪を追加しながら言うと、アクア様がキッとカズマさんを睨んだ。

 

「私を餌にした癖に何言ってんの!? そろそろ本当に罰が当たるわよっ!」

 

「同意したのはお前だろ! それも酒と引き換えにな! その時も言ったけど、こんなアホな事しなきゃならなくなったのは元はお前のせいだからな? お前が借金さえ作らなきゃ俺達はこんな事しなくて済むんだからな?」

 

「そ、それとこれとは話は別でしょ!? 私だって好きで借金作ったんじゃないんだし、そもそも私の活躍がなかったら街が滅んでたかもしれないのよ? なのにこんな扱いされるなんてあんまりじゃないの? 普通は敬われて崇められて然るべきでしょう? ねえ、何で私を称えないの? 私を尊敬しないの? 私をチヤホヤしないの!?」

 

「しねえよこのクソバカ! なんでお前みたいな餌女神をチヤホヤしなきゃいけないんだよ! この前の賭けだって、今だってお前のせいで全部パーになるとこだったんだからな!? この疫病神がっ!!」

 

「い、今疫病神って言った! 一番言っちゃいけない事を言ったああああっ!!」

 

 カズマさんが言った、この前の賭けとアクア様のせい。

 それは、私が請求された五百万エリスを返済する為に、請求の翌日にカズマさんがギルドの冒険者全員を巻き込んで行ったゲームの賭けだ。

 

 最終的にカズマさんが大金をもぎ取り、全額返済するという荒業をやってのけた。

 それ以来、アクセルの冒険者の間でカズマさんの強運は語り草になっているのだが、私としては非常に後ろめたい思いがあった。なぜなら、後ろでゲームを眺めていた私にカズマさんがゲームで使うサイコロの目の操作を依頼し、カズマさんがサイコロを転がす度にフォースで操作して狙い通りの目を出し続けたのだ。

 

「ジェダイマスターもやってたからセーフ」

 

 と言ったのはカズマさんだ。

 だが、どう見てもアウトな行為に罪悪感を覚えつつも、サイコロの操作をしていた私だったが、ふいに隣で眺めていたアクア様の「何故フーコは手をひらひらさせているの?もしかしてフォースを使っているの?」という何気ない一言で他の冒険者から怪しまれ、危うくゲームが中止になりそうな一幕があった。カズマさんが言ったアクア様のせいとはこの事だ。

 

 だが、幸いにも他の冒険者がフォースを知らなかった事、そして私に対してあまり警戒心を抱かなかったのが救いとなり、何とかカズマさんの全勝で終わらせる事が出来た。

 

「しかし、あれは凄かったですね。カズマの運も中々捨てがたいものです」

 

「うむ。冒険者に運は必要ないという認識を改めねばならない出来事だったな」

 

 めぐみんが焚き火の傍に横たわりながらしみじみと言うと、ダクネスさんが落ち葉の山から頭を出して頷いた。

 めぐみんとダクネスさんはカズマさんの運の数値を知っているので、純粋にカズマさんの運だけで起こった事だと思っているようだ。

 

 自分で言うのも変だが、私がイカサマをする筈がないと信じてくれているように思える。そんな二人には真実を話したかったのだが、カズマさんに誰にも話すなと口止めされていた。

 

 何でも、フォースの利便性が外に漏れたら他の誰かに利用されかねないという事らしい。確かに、私は騙されやすいという自覚があるので文句は言えない。それに、弁償代に困っていた所に手を差し伸べてくれたカズマさんを悪くも言えないので、この事は他言無用の秘密にしている。

 

 私が賭けの事を思い出しながらぼんやりとしていると、カズマさんが焚き火に息を吹きかけながら落ち葉の山に埋まっているダクネスさんを見やった。

 

「ところでダクネスは何してるんだ? 寒くないのか?」

 

「私なら平気だ。落ち葉の山も中々温かいぞ。チクチクするのがまた良い、カズマもどうだ?」

 

「何の苦行だよ。俺は焚き火で十分だ」

 

 落ち葉が気に入ったのか、ご満悦のダクネスさんにカズマさんがジト目を送る。

すると、傍でしくしく泣いていたアクア様が大きな溜め息を吐いた。

 

「ぐすっ……皆してカズマカズマって、私の事はどうでもいいの? やっぱり疫病神って思われてるの?」

 

 いけない。泣いているアクア様を放ってしまうとは。

 私はこちらをチラチラ見ながらクスンと鼻を啜るアクア様の前にしゃがみ込み、ハンカチでその頬を拭った。

 

「誰も疫病神だなんて思ってませんよ。カズマさんだって本気で言った訳ではないと思います。ベルディアの時だってアクア様が居ないとどうなっていたかわかりませんし、言わないだけでアクア様を慕う人も多いと思いますよ。私だってそうです」

 

「フーコ……」

 

 水色の瞳からポロポロと溢れる涙を拭うと、アクア様は小さく頭を振り、何かを期待するような目で私を見つめた。

 

「でも、でもね? 最初の頃と比べると、最近のフーコは私への対応が雑になってると思うの。だからね、それを思い出した上で、夕食にお酒を一杯だけでも良いから捧げて貰えると嬉しいんですけど」

 

「おい慰めてくれた相手に言う台詞かよ。そうやってがめついてると慕う人間が居なくなるぞ」

 

「何よ! 私は女神なんだからね!? このくらいの事は許されても良いでしょ!」

 

「ん? またアクアの夢の話ですか?」

 

「違うわよ!」

 

 私は頬を膨らませるアクア様を見ながら首を傾げる。

 はて?恐れ多くもアクア様を雑に扱った覚えはないのだけど、アクア様はそう感じていたのだろうか。

もし、そうなら申し訳ないのでギルドに帰ったらお酒を……。

 

 ―――!

 

 反射的にセーバーを起動すると、アクア様を押し退けて思い切りセーバーを突き出した。

 

『ギャウンッ!!!』

 

 飛び込んできた白狼が断末魔の叫びを上げ、地面を転がった。

 私はセーバーを収めながらほっと息を吐く。

 

「おい! 今のは何だ!?」

 

 カズマさんが叫ぶとダクネスさんが落ち葉の山から飛び出し、動かなくなった白狼に近付く。

 

「……群れの生き残りか。接近に気付かなかったとは不覚だ」

 

「私としては爆裂魔法で撃ち漏らした方が不覚ですよ……」

 

 めぐみんが寝転びながら悔しそうに呟くとカズマさんが白狼を枝で突つきながら、呆れたような、ほっとしたような表情を私に向ける。

 

「フォースでもここまで気付かなかったって事は、ギリギリまで気配を消してたのか? 狼のくせにちょっと感心しちまったぞ」

 

「気配もですが、落ち葉の山に遮られて向こう側が見えなかったせいもあるかと……」

 

「優秀なハンターにも程があるのですよ。……爆裂魔法から逃れるとは」

 

「お前の驚く所はそこかよ」

 

 あと少し反応が遅れればアクア様が…………あっ。

 アクア様を見ると、ダクネスさんがアクア様を落ち葉の山から引っ張り出していた。

 

「……アクア、無事か?」

 

 ダクネスさんが恐る恐る尋ねると、アクア様が俯きながら肩を震わせた。

 

「うっ……ひぐっ……ぐすっフーコが……」

 

 咄嗟に飛ばしてしまったとはいえ、あの流れでこれは不味かった。

 啜り泣きながらチラチラと私を見るアクア様に何も言えずにいると、カズマさんがめぐみんを背負って焚き火を消した。

 

「よし、お前ら撤収するぞ。報酬は一撃熊で二百万エリス、おまけの白狼の群れで百万エリス入るからな。早く報告に行くぞ」

 

「え? あの、カズマさん?」

 

 私が啜り泣くアクア様を気にも留めずに歩き出したカズマさんに声を掛けるが、カズマさんはさっさと先に進んでしまった。

 

「泣いている仲間をそのまま放置か……カズマの冷たさは冬の冷気以上だな」

 

 そんな事を言いながら頬を赤く染めたダクネスさんの隣で、私はアクア様に手を差し出す。

 

「……行きましょうアクア様。その、お詫びに今夜は私が奢りますから」

 

「いいの……?」

 

「もちろんですよ」

 

 私が頷くと、アクア様はピタッと泣き止んで立ち上がり、颯爽と歩き出した。

 

「流石フーコ! そうと決まれば早く行くわよ! ほら早くっ!!」

 

「あ、はい、わかりました」

 

「たちまち元気になる所を見ると、やはりアクアもタフだな」

 

 そう言って感心しながら歩くダクネスさんの隣を私も歩いていると、上から小さな白いモノがヒラヒラと落ちてきたのが目に止まった。

 

「む? ……雪か」

 

 ダクネスさんの呟きに立ち止まって空を見上げると、ちらちらと雪が舞っていた。

雲の隙間から差し込む太陽の光を雪が反射している。

 

「見て! 雪よ! 雪が降ってきたわよ!」

 

「え、マジかよ……。さっさと帰るぞ」

 

「早く帰って暖まりたいのです……」

 

「ちょっと、何よそのドライな反応。あなた達には情緒ってものがないの?」

 

「情緒より金が欲しい」

 

「爆裂魔法を撃ったので満足です」

 

「このまま雪が積もればトレーニングに使えそうだな……」

 

 雪が降る帰り道、仲間達の声を聞きながら空を見上げて歩く。

 日々のクエストも暮らしも大変だけど、初めて経験する異世界の冬。

 どんな事が起こるのだろう。

 

 私は高鳴る胸を抑えながら皆の背中を追いかけた。




・壺代を返済しました。
・一撃熊を討伐しました。
・白狼の群れを討伐しました。
・季節が冬になりました。

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