えー、今回は趣味探しということで。
皆さんは趣味はありますでしょうか?
趣味は大切ですよね、高校でも何でも初対面の人には大体趣味を聞かれますし、そこでつまづくと色々気まずくなりますしね!
え、僕?察して下さいよHAHAHA!......はぁ。
と、とにかくどうぞー!
「––––お兄ちゃんと詩音ちゃんって、休日は毎日本読んでるよね。凄く静かだけど......楽しいの?」
ある休日の朝、飛鳥がそんなことを言ってきた。
俺と詩音はそれぞれ読んでいたラノベとミステリー小説から軽く視線を外し、同時に応えた。
「「まぁ。趣味だからな(ですからね)」」
「ふーん」
そして飛鳥も俺が貸してやっていたデー◯・ア・ライブのコミカライズ版を手に取り、読み始めた。
しかし時折沈黙がむず痒くなるのか、身体をぴくりと震わせつつ本のページをめくっている。
俺はそんな飛鳥の様子に苦笑しながらも、自分のラノベの文字列に目を通す作業を再開させた。
「––––お兄ちゃんと詩音ちゃんって、休日は毎日音楽聴いてるよね。それも凄く長い時間それだけで......楽しいの?手持ち無沙汰にならない?」
しばらくすると、飛鳥がそんなことを言ってきた。
俺はイヤホン越しからでも微かに聞こえてきたその声に反応し、アニソンを流し続けるウォークマンを一時停止させ、イヤホンを外した。
「まぁ。趣味だからな」
ちらと横を見ると、詩音がヘッドホンを装着し、幸せそうな表情で目を閉じている。また彼女の好きなクラシックでも聴いているのだろうか。
「手持ち無沙汰になることは特にねーな」
「本当?でも、何もやらずに音楽だけ聴くって少し退屈にならない?飛鳥は長距離の移動中とかに聴いてるから......何もせずに、っていうのは」
「あー、そういう奴もいるな」
俺は活発な飛鳥らしい意見に同意を示しつつ、片耳のみにイヤホンを再装着し、音楽を流させる。
––––心がぴょんぴょんしてくるような歌声が今日も今日とて優しく鼓膜を震わせた。
「––––お兄ちゃんって、毎日隙あらば飛鳥と詩音ちゃんを抱き寄せて頬を擦り寄せてくるよね......嫌じゃないんだけど、楽しいの?」
またしばらくすると、飛鳥が言ってきた。
俺は両脇に抱き寄せていた妹二人の頭を慈しむように優しく一撫でし、飛鳥の問いに答えた。
「まぁ。趣味だからな」
「飛鳥は結構特殊な趣味だと思うんだ、それ」
俺の答えに真顔で返す飛鳥。......ふむ。
「特殊ねぇ。......じゃあ、詩音の趣味も特殊なモノに分類されんのかね。俺は気にしてないけど」
俺はそう言い、胸元に抱き寄せたままの詩音に視線を向けた。そう......、
「..................ふにゅ」
俺の胸元に顔を埋めつつ、恍惚とした表情で俺のシャツの内部に手を忍ばせてきている詩音の姿に。
「何してんの詩音ちゃんッ⁉︎」
「––––はっ。......趣味の世界に没頭してました」
「『趣味』って言葉はあらゆる事象を正当化させることが出来る魔法の言葉じゃないからね⁉︎」
飛鳥が狼狽しつつ詩音を俺から引き剥がす。あぁ、俺の妹抱き枕(自立可動式)が......しょぼん。
俺がこの世の終わりのような表情で凹み出したのにも構わず、飛鳥は頬を真っ赤に染めつつ詩音に問うていた。妹に無視されるのは寂しいです。
「趣味って何⁉︎お兄ちゃんの服の中を弄る趣味って何なの⁉︎そんな変態さんみたいな趣味駄目だよ!」
「ブラコンの私にそんなこと言われましても」
「ブラコンでもだよ⁉︎何かアレだよ、詩音ちゃんの場合、並のブラコンを越えてる感じがするもん、ブラコン(改)だもん!」
「だって私、趣味が“お兄ちゃん”ですから。趣味の対象たるお兄ちゃんに抱き寄せられたりしたら......もう、衝動を抑えることが出来ませんよ」
その衝動は多分
「それに、お兄ちゃんも私が大好きですし、私もお兄ちゃんが大好きです。まさに
「法的に問題があるんだよ!」
「大丈夫です、その辺りは弁えてますから。最悪でも限りなく黒に近いグレーといったところで」
「せめて白に近いグレーにして⁉︎」
さしもの飛鳥も、俺のように頭を撫でるだけならともかく、詩音のようにちょっとエロチックな絡みは許容出来ない様子。俺的には大歓迎ですが。
と、叫び疲れたのか飛鳥がふぅ、と息を吐き。
「......二人共、多趣味なのは良いけどちょいちょい特殊なのが混じってるんだから......」
「「全部普通じゃない(ですか)?」」
「しかも自覚が無いんだからね......」
それにしても、多趣味か。確かに俺は趣味として嗜むモノが割と多めにある気がしないでもない。読書に音楽鑑賞にゲームにチェスに妹......全てにおいてインドア系なのは仕方ないよね。インドアだもん。ちなみに“妹”は外でも出来るが、飛鳥が何故か恥ずかしがって逃げてしまうので家の中で行うのが常。
と、突如飛鳥がうー、と難しげな顔をしながら静かに唸り出した。何だろう、柴犬のモノマネかな。
「え、何。どしたの」
「むー......ねぇお兄ちゃん、詩音ちゃん。少し外に出てみない?なるべく動きやすい服装で」
「「?」」
突然飛鳥がそう言い出したものだから、俺と詩音は首を傾げてしまう。いきなりなにを言い出すのだろうこの天使は。外出かぁ......面倒だなぁ......。
◆ ◆ ◆
まぁ、妹のお願いなら何だって聞いちゃうんだけどね。やだ、祐介くんったら激甘!超スウィート‼︎
何やかんやで俺と詩音は共に学校指定のジャージに身を包み、つい昨日までは近所に無かったはずの、謎の建設物へと訪れていた。内部にはサッカーコートやテニスコート、さらにはプールやスケートリンクなど、季節限定的なモノも含め、あらゆる種類のスポーツを行う為の設備が用意されており、奇異なことに俺たち以外の人の気配が感じられなかった。これだけ大きい施設ならば、かなりの数の従業員がいてもおかしくないと思うのだが......。
「飛鳥のヤツ、どこでこんな所のことを知ったんだよ?そもそも、こんな施設無かったよな?」
「は、はい......この大きさなら、かなり以前から工事が行う必要があったはずなのですが。数多のスポーツ用設備に、質の良いイスや完璧な耐震対策。五年あっても完成するか怪しい規模です」
五年。東京ドームが確か三年前後の期間で起工から開場までを済ませたというのだから、少なくともアレよりかは遥かに大規模な施設なのだろう。というか、もう考えていても面倒臭いので思考を放棄。
さて、ここに来いと俺たちに言ってきた張本人、飛鳥さんであるのだが......。
「......お姉ちゃんがいませんね」
「だな。アイツ、この場所を俺たちに教えたと思ったら自分だけ別行動を取るって言い出して、すぐどっか行っちまったからな」
「しかもその前には複数人に電話してましたよね」
「俺、急に飛鳥が分からなくなってきたわ」
「私もです......」
そう、今この場に飛鳥はいない。
招集を掛けた人物がいない時の人間というものは絶対とまではいかずともそれなりに力を抜くなり何なりするモノである。故に俺たちはこの施設を見学するがてら散歩することにした。
「......あっ、お兄ちゃん見て下さい。アルティメットやカバディのコートまでありますよ」
「マイナーなスポーツも完備ってか。いよいよ分からなくなってきたな、この施設」
回っていく内に分かったこと。ソレは、ココには少なくとも俺たちが
あと、やたらに広い。そもそもこんな広さの施設を収められる程の広大な土地を見たことが無い気がするのだが、その辺りの思考は既に放棄済みだ。
「............ん?」
「......誰かいますね。テニスコートですか?」
「だな。行ってみようぜ」
と、ここで俺たち以外にいないと思っていた他の人の姿を発見した。シルエットからして女性。背丈から鑑みるに高校生くらいだと思われる。
というか、あの髪型や佇まいには見覚えがある。
「......八雲?何でこんなところに」
「......あ、楠くん。おはよ......」
「今は真昼だ」
そう、テニスコートでラケットを握り佇んでいたその少女は、俺のクラスメイトである巨乳ゲーマー、八雲千秋だった。紹介が雑?知りませんよそんなこと。一から十を知る理解力を身につけなさいよ。
ちなみに、俺にはそんな能力は無いので素直に八雲に聞くことにした。時には諦めも大切なのだ。
「それより、何で八雲がココに?柊や笠原とも一緒に居ずに単独で行動してるのは珍しいな」
「まぁね......私もよく分かんないよ。飛鳥ちゃんに呼ばれたから来ただけなんだもん」
「飛鳥に......?」
ますます分からん。何故俺と詩音だけならともかく八雲まで呼ぶ必要があったのだろうか。俺たちの共通点が何かあるのか?......共通点といえば。
––––異性にモテる、だな(俺以外)!
あれ、何か変なカッコが出現した気がする。
「それは世界の意志だよ」
「え?八雲、何か言ったか?」
「何でもないよ」
「......それにしても、本当にお姉ちゃんはどこにいるのでしょう。捜索でもしてみますか?」
「どうすっかな。アイツが示した場所なんだし、迷子になったりしてる可能性は低いと思うが」
そんなこんなで俺たちが集まり、いい加減飛鳥を捜そうかという話になってきた時、突如俺たちの背後にそびえ立っていた大きな鉄製の扉が開いた。
そこから出てきたのは見覚えのあるポニーテール。
「ご、ごめんお兄ちゃん、詩音ちゃん、千秋さん!待たせちゃった迷っちゃってた!」
迷子になったりしてた。
「......まぁ、いいや。で、俺たちをココに集めた理由を教えて貰えるよな?」
「あ、うん。皆を集めた理由なんだけどね......」
「––––スポーツ系統の趣味、見つけてみない?」
「「「解散ッッッ‼︎」」」
呪言ともとれる飛鳥の言葉を聞いた俺たちは、途端に三方向に散開する。一人でも多く逃げ切れるように、固まらず、速やかに
そして、俺たちは。
「こーらっ。すぐにそうやって逃げちゃ駄目」
「ぐっ」
「にゃっ」
「きゅぅ」
運動能力においてはあの笠原を掌底で吹き飛ばす程のレベルを誇る飛鳥に、一瞬で捕獲された。コイツ速すぎんだろ。あまりに一瞬のことだったんで、時間が飛んだかと思ったわ。何、スタン○使いなの?キン○クリムゾンとか使っちゃうの?
俺が詩音の背後に何か幽霊的なモノが見えないだろうかと目を凝らしていると、俺たちの服を掴んでいた飛鳥がふっ、と息を吐きつつ言い出した。
「お兄ちゃん、飛鳥は思ったよ。このままじゃいけないんだって。矯正しなきゃいけないって」
「な、何を......」
「だから、お兄ちゃんの趣味だよ。読書云々はまぁ良いとするよ。だけど、“妹”とかはもう趣味と認定して良いのかどうかも怪しいと思うの!」
「「ナ、ナンダッテー⁉︎」」
俺と詩音が飛鳥の言葉に衝撃を受ける。
馬鹿な......妹が趣味ではない、だと?じゃあ全国のお兄ちゃんは無趣味のつまらない人間ということになるじゃないか(超理論)......!!
「待ってくれ飛鳥。だからって俺がスポーツやら何やらを趣味にする必要は無いはずだぞ。趣味として駄目なら生きていく為に必要な栄養素であるイモウトニウムを摂取するためとか言ってお前らと触れ合うから。寧ろ一方的に触れるから」
「根本的に何も解決していないよ⁉︎あとイモウトニウムって何⁉︎初めて聞くんだけど!」
イモウトニウム。お兄ちゃんに分類される男性が日々を生きていくのに必要とする栄養素の名称。タンパク質よりも何よりもお兄ちゃんに必要なモノであり、これが不足した場合、衰弱痙攣倦怠感に襲われ、最悪の場合死に至る(適当)。
と、俺がどうにかしてイモウトニウムの重要性を飛鳥に説こうとしていると、飛鳥が少し照れたように横目でこちらを見ながら言ってきた。
「スポーツをやろうとしてたのは......その。確かにお兄ちゃんたちに他の趣味を見つけて欲しいのもあるけど......折角だしお兄ちゃんたちと一緒の趣味で楽しめたら良いなー、なんて思ったから......」
「っしゃあやるぞお前ら‼︎今日は皆でスポーツ三昧だ!飛鳥のためにレッツプレイ!」
「分かりましたお兄ちゃん!私は“お兄ちゃん”を止める気など毛頭ありませんが、とりあえずお姉ちゃんの頼みとあらば聞くしかないでしょう!」
止める気は無いのかよ。
まぁ、詩音的にもこのままスポーツに流れを移行させ、自身の趣味の話題に移させないようにしようとかいう考えがあるのだろう。しかし、第一の行動理由は姉のため。飛鳥のためである。
さて、このままスポーツ系の趣味を見つけるに当たって重要になってくるのは俺の運動神経。まぁ、悪くは無いはずだ。永きに渡る帰宅部インドア生活が祟り、肉体の耐久力及びパワーの絶対量は低いが、テクニック的な部分で補える程度。まぁアレだ、帰宅部の癖に運動はやたら出来るラノベ主人公の典型的な都合の良い設定だな。ラノベじゃないけど。
「......アレ?“妹”とか“お兄ちゃん”とか変な趣味を持ってる二人はともかく、私が呼ばれた理由って何?私の趣味と言ったらゲームくらいしか無いけど」
「えっと......千秋さんの趣味もインドア系だけだから、どうせなら一緒にスポーツに目覚めて貰って一緒に遊びたいなー......なんて」
「......あぁ......」
「ご、ごめんなさいっ。趣味なんて人それぞれなのに......自分勝手ですよね」
「んー......正直、スポーツとか疲れるのは苦手だけど......挑戦くらいはしてみるよ。邪魔になるかもだけど、それでも良いかな?」
「は、はいっ!」
◆ ◆ ◆
「––––では、“お兄ちゃんと詩音ちゃんの変な趣味に変わる、スポーツ系趣味を見つけよう”のテーマの元行われる、多種多様スポーツ体験を只今からを始めたいと思います」
「「変な趣味?」」
何か納得いかないテーマではあるが、そこは今大した問題ではないので堪える。でも酷いと思います。
「それにあたりまして、伊織さんに頼んでみたところ、この施設を建設してくれました。感謝ですー」
「「「建設した?」」」
テーマより更に納得いかない説明を受けた気がするし、大した問題とかいう次元でもない気がする。アイツ本当にただの女子高生なの?軽く世界も動かせそうな気がするんですけど。
とりあえず、このやたら広い施設はヤツの手によって建設されたものだそうだ。多分一日で。
「......やっぱり、柊さんは人を辞めているんですね」
「......楠くん。私、伊織ちゃんって多分創造神とか、その辺りの存在じゃないかと思うんだ」
「俺はただの性悪な大魔王だと思う」
とにかく、そんなことはどうでもいい。
飛鳥の発言を噛み砕くと、ここで皆で趣味になり得そうなスポーツを体験しつつ見つけていこう、そういう話である。では早速......。
「折角テニスコートにいるんだ。最初はテニスやろうぜ。丁度四人だしダブルスで」
俺はそう言い、テニスコートの隅にあったラケットを人数分取る。他の三人も異存は無いようで、俺がそのまま差し出したラケットを受け取った。
「で、ルールとかはどうすんの?」
「んー、まぁ、これはただの体験だし......結構緩めにしちゃおっか?サービスとかそういうのもカット、ただポコポコ打ち合って決められた点数を先に稼いだ方の勝ち......っていうのはどうかな?」
「オーケー」
飛鳥の提案に賛同し、適当にチーム分けをする。
組み合わせは以下の通りである。
俺、八雲のインドア高校生チーム。
飛鳥、詩音のエンジェルシスターズ。
「くっ、ビジュアルからして勝てる気がしない......」
「......それ、私に対して失礼だとは思わないかな」
天使二人が相手とはキツいなんてモンじゃないぞ。
お兄ちゃんは余程のことが無い限り、妹をマジで打ち負かすなどという
......アレ?この形式だとどうやっても妹の内誰か一人は敵になるわけだから、俺一生勝てなくね?
「じゃ、こっちのサーブからねー」
「お姉ちゃん、ラケットが重くて持てません」
「非力!詩音ちゃん非力過ぎだよ⁉︎......仕方ないなぁ、このフレームがプラスチック製のラケットなら大丈夫?結構軽いよ?」
「これなら持てますけど、使用中に割れません?」
そしていよいよ試合開始。サーブは飛鳥と詩音チームからである。自然とラケットを握る手に力が入り、サーブを打つ飛鳥の挙動に視線が固定される。と、ここで俺の前に立っていた八雲が前を見据えたまま俺に話しかけてきた。
「楠くん」
「んぁ?何だ八雲」
「私、ゲームでは結構負けず嫌いなんだよね」
「まぁ、そうだな。他の物事にはそこまで積極的にならない割にはゲームだけはやたらな」
「......何となくその評価は気に食わないけど。とりあえず、言いたいのは......」
そこで飛鳥がラケットを振り下ろし、テニスボールをこちら側へと打ち込んできた。初めは手加減をしてくれているのか、比較的緩やかな速度でテニスボールが飛んでくる。しかし、八雲は大きくテールバックを取り、不敵に笑いながら。
「––––この
......えげつない勢いでテニスボールを打ち返した。
元々飛鳥が手加減していたため、八雲のラケットに対してロクな抵抗も出来なかったテニスボールは、先程までとはうって変わり、凄まじい速度でコートの向こう側へと吹き飛んでいく。そして、
「わきゃぅ⁉︎」
詩音が握るラケットを粉々に破壊した。マジか。
「......本気ってこと?」
「本気ってこと。詩音さんたちが相手だからって手を抜いたりしたら、少し怒っちゃうかもだよ?」
「......分かりました......」
仕方ないな。今回はお兄ちゃんのハイスペック具合を妹たちに見せつけるお話としようじゃないか!
それに八雲もやる気十分なのだ、俺だけサボるってのは気が引けるしね。頑張ります、多分。
「よっし!八雲、次からも頼むぜ!」
「あ、ゴメン。MP切れたからもうあんな感じのスーパーショットは打てないや」
「MP⁉︎」
......いきなり前途多難のようだ。
かくして、俺たち楠兄妹と八雲による、テニス対決が開幕したのである。......ちなみに、これは趣味を探すための体験だからな?決してテニス回というわけではないからな?そこのとこ、忘れるなよ。
はい、いかがでしたか?
ちなみに、八雲のMP総量は160、テニスラケット破壊ショットの消費MPは150程度です。尚、この設定は今テッキトーに考えたモノであり、今後作品に活きることは一切ありません。
では!次回はテニ◯リのパロ登場確率100%の回であります!ありがとうございました!感想待ってます!