ご報告
皆さまIS二次創作【一角獣を駆る少年の物語】をここまで読んでくださりありがとうございます。
さて、かなり中途半端なところで話が切れましたがこれはミスではありません。ということとこれからの予定についてお話しさせていただきます。
現在私は以後の展開について二通り考えております。
一つは今まで通り原作に沿って話を進める。そしてもう一つがオリジナルで進行するものです。
束のあの質問に主人公である翼がなんと答えるかでルート分岐をするのであそこで切らせていただきました。
オリジナル√ですが本来なら束と主人公が問答をするところから書きたかったのですが各キャラの関係、周りの状況を軽く説明するのにちょうどよかったので原作沿いに進めさせていただきました。
予定では先にオリジナル、その次に原作沿いの話を書いていきたいと思っています。
オリジナル√は原作と世界観が変わるため、一角獣を駆る少年の物語とは別で投稿することになると思います。
しかし、四月から生活環境が変わり、また私がオリジナルで書いている別作品も進めなくてはならないためしばらく更新が止ることをお許し下さい。
それでは、皆さま一角獣を駆る少年の物語√R(仮題)でまたお会いできることをお待ちしております。
と、ここで終わる予定でしたが最低文字数の関係上、これを投稿することができませんでしたのでオリジナルの冒頭辺りを載せておきます。
※質問等はTwitter(@naito0710)、ハーメルの方へ連絡していただければ幸いです。
2018/03/09
◇◇◇
臨海学校で起こった2機のISの暴走事件が起きてから1年という時間が経過していた。
「レーダーに反応あり!熱紋照合……メサイアです!数12!!」
ここは国連極東第14支部。
元々はIS学園と呼ばれていた場所だ。
ここを落とされては極東、日本は首都まですぐさま制圧されるだけではなく、戦力を大きく失うことになる。
理由はただ一つ。日本に残された数少ないIS配備基地であり、巨大な研究施設でもあるためだ。
「いつもの散発的な襲撃だろう。
報告を受けた織斑千冬はすぐさま指示を出す。
それを受けてすぐさま通信士である女性は報告を上げた。
「現在輸送機で移動中との事です。到着まで……300秒!」
千冬は静かに唇を噛みしめる。
確かにあるもののおかげで昔からEOSの性能も比較的に向上してはいるが相手がメサイア、【無人擬似IS】では相手が悪い。
時間稼ぎが精々だ。
だが、世界は彼の攻勢が始まってからのこの約1年をそうして耐え続けている。
一夏が戻ってくるまでなんとしてでも耐えなくてはならない。