やはりあざとい後輩とひねくれた先輩の青春ラブコメはまちがっている。   作:鈴ー風

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どうも、最新話です。最近リアルが忙しいです、マジで。というわけで心が折れそうですが、何とか更新は続けていきたいと思います。いろはす、俺に力ををぉぉぉ……
今回は小話繋ぎのような感覚で、最後にシリアル入ります。病院編は次で最後です。
ではどうぞ( ゚д゚)ノ

いろはす~( ´∀`)


第六話 救われた彼女は、変わるために決意する。

 

『俺は、『本物』が欲しかった』

 

 俺はあの日、一色に俺の全てをさらけ出した。強いところなんて一つもない、嘘と虚栄で塗り固めた脆い俺の本心を。それを、一色は笑って受け入れてくれた。

 

『私が、せんぱいの『本物』になってあげますよ』

 

 同時に、一色も俺に全てをぶつけてくれた。こんな俺を信じてくれて、こんな俺の『本物』になってくれると言った。流石に、この想いに気づかないほど鈍感では無いつもりだ。勘違いでも無いと思う。

 しかし、俺はやっぱり、まだ心のどこかで信じきれていないんだ。たとえ、それが一色いろはだったとしても。頭で理解しても、本能が、俺自身が拒絶してしまう。「そんなものは本物じゃない。また裏切られるだけだ」と。

 

 だからこそ、俺はまだ答えを出せないでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せんぱい遅いです~」

「だから松葉杖患者に何という無茶を」

「もう無くても結構歩けるじゃないですかぁ」

「安静にしとくに越したことはない。つか、いい加減せんぱいは止めろと」

 

 病院での大場晒し上げ事件から更に一週間。大分足も良くなってきた俺は、感覚が鈍らないようにと、最近は適度に運動をすることにした。とは言っても激しく足を動かせるわけでもないので、松葉杖をつきながら病院の敷地内を回る程度なのだが。

 と、いうわけで。今は一色と自動販売機の前に来ているわけで。

 

「もー、せんぱいが遅いから喉カラカラですよ~」

「へーへー悪うござんした……つか、先に買ってりゃ良かっただろうが。何で待ってたんだよ」

「へ?そんなのせんぱいに奢……買ってもらおうと思ったからですよ~」

 

 一色さん?今「奢ってもらおうと」って言いそうになったよね?しかも言い直しても意味変わらないよね?

 

「まぁ別に良いけどよ……んで、何にする?」

「さすがせんぱいです!冷たいのなら何でも良いですよ~」

「だからせんぱいは止めろと……はぁ」

 

 金を自販機に入れ、俺はマッ缶のボタンを押す。どんな時も、千葉のソウルドリンクは外せない。さて、一色の分は……と思ったが、よく見ると飲み物の大半が無い。炭酸やスポーツ飲料、果てはコーヒーすら無い。マッ缶もさっきので最後だったようだ。ちゃんと補充してくれよ係りの人。さてどうするか……お。

 

「冷たきゃ何でも良いんだよな?」

「流石に奢ってもらう立場ですし、文句は言いませんよ」

 

 そのくせ注文はつけるんですね分かります。つか、もう奢ってもらうことは隠さないんですね……ま、しゃあねえし、これで良いか。

 

「ほれ、一色」

「あ、ありがとうございますー……あの、せんぱい」

「何だ」

「これ、何ですか?」

「いろはす」

「見れば分かりますよ!水じゃないですか!」

 

 一色に渡したのは、パッケージに「い・ろ・は・す」と書かれた水。世界を変えてまでキスがしたいらしい無駄にスケールのでかい歌を交えたCMの、あれ。

 

「仕方ねえだろ、冷たいのそれしか無かったんだからよ」

「せんぱいコーヒー持ってるじゃないですか!そっちくださいよー!」

「やだよ、マッ缶は誰にも渡さん」

 

 つか君、さっき文句は言いませんよって言ってなかったっけ?相変わらず、一色はいろはす片手にぶーぶーぶーたれている。

 

「いいじゃねえかよ、水でも。奢ってやるだけありがたいと思え。それにほら、何かお前と似てるだろ、いろはといろはす。お似合いじゃねえか、いろはす」

 

 いろはといろはすって似てるな。いいニックネームじゃね?少なくとも「比企谷菌」よりは億倍マシ。……あれ?何でだろう。心が痛いよ……

 

「……いろはす、ですか。ま、まあ良いんじゃないですかね……あ!良かったらせんぱいも私のこといろはすって」

「呼ばん」

「何でですか!」

 

 相変わらずぶーたれながら、仕方なくといった感じでそのいろはすを口にする。べ、別に水を飲んでる格好が艶かしいとか、全然そんなの無いからね?

 

「あ、意外と美味しい」

 

 まあ、水だけどね。ただの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「経過は順調だね。この分なら、(じき)に家に帰っても問題ないよ」

「そっすか」

 

 いつもの検査中、小太りのドクターがカルテを見ながら俺にそう告げた。何でも、俺の足は治りがかなり早いらしい。当初は一ヶ月入院だった予定が、一週間ほど縮まり、残りは自宅療養となるらしい。まあ登校予定自体は変わりないし、そこまで感銘はない。

 

「じゃあ、また詳しい結果は後で報告するよ。とりあえず部屋に戻っていいよ」

「じゃあ戻ります。ありがとうございました」

 

 許可が下りたので、検査室を後にする。

 

「せんぱい、お疲れ様です」

「おう。わざわざ待ってなくてもいいのに、毎度毎度物好きな奴だな」

 

 検査室を出ると、向かいのソファに一色が座って待っている。待たなくていいと言ってはいるが、これまた全く聞き入れない。せんぱい言う割には言うこと聞かないよね。何、生意気な後輩なの?

 

「えーだってぇ、せんぱいと早くお話ししたいですし」

 

 違うな、あざとい後輩だった。

 

「で、どうでした?検査の結果は」

「経過はかなり順調らしい。この分だと来週中には帰れるそうだ」

「……そうなんですか。良かったですね!」

 

 一瞬、一色の表情が沈んだ気がしたが、気づいた時には元に戻っていた。やだ、小さな表情の変化に気づくとか、八幡一色を見すぎじゃない?

 

「せんぱいがいなくなったらつまんなくなりますね~」

「俺はあざとい同居人がいなくなって清々するわ」

「え、何ですか同居人ってもしかして同棲ですか頭の中では恋人ですか夫婦ですか確かに嬉しいですしそうなりたいとは思いますけど心の準備とか段階とかそういうのはちゃんとしたいのでまずは清いお付き合いからでお願いしますごめんなさい」

「言葉のあやだ、気にすんな」

 

 マシンガンお断りは健在だが、最近は断られてない気がする。あの時のことで吹っ切れたのか、最近はむしろ歓迎されているまである。マシンガンお願いします?……語呂が悪い、没。

 

「あたたた……」

「まだ直りきってねえのに無茶するから……」

 

 ぶんぶんと手を振っていた一色が、急に手を抑えてうずくまった。痛みがきたのだろう。全く、無茶すんなよ。

 

「私の退院予定日、せんぱいのちょうど一週間後なんですよ~その間暇です~。あ、せんぱいお見舞いに来てくださいよ~」

「あほか、何のための自宅療養だ。それじゃ病院にいるのと変わらないだろうが」

 

 暇なのは分からんでもないが、一色と違って俺の怪我は足が主だ。足しげく通えるはずなど無い。

 

「聞こえたわよ、いろはちゃん。あんまり比企谷くんに我が儘言わないの」

「瀬谷さん」

 

 いつものごとく一色があざとくしていると、瀬谷さんが溜め息をつきながら声をかけてきた。

 

「相変わらずね、あなた達」

「そう言う瀬谷さんこそ。お疲れ気味ですね」

「そうなのよ、さっきの検診でまーたあの偏屈爺さんがねぇ」

 

 鮮やかな金髪を無造作に広げ、うんざりしたような表情で瀬谷さんが遠い目をしていた。いつもお疲れ様です。

 

「ま、それはともかく。検診が終わったなら早く部屋に戻りなさい。通路ど真ん中であんまりうるさくされると迷惑だから。ほらほら」

 

 瀬谷さんに軽く「シッシッ」と手を振られる。ちょ、俺は虫か何かですか。

 

「言われなくても戻りますよ。それじゃ」

「あ、せんぱい!まだ話は終わってませんよ!」

 

 瀬谷さんに見送られながら、俺はそそくさと部屋に戻った。道中、一色の小言を背に受けながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……せんぱい、いよいよ明日ですね。準備は万全ですか?」

「俺は何をする気なんだ、仰々しいわ。ただ退院するだけだろうが」

 

 一色が妙に真剣な顔で聞いてくるが、何てことはない、明日は俺の退院予定日だ。もうギプスも外れ、普通に歩く分には殆ど支障は無い。たまに痺れが来るくらいのもんだ。

 

「いやぁ、いろはさんにはうちの愚兄がご迷惑をお掛けしまして、愚兄に代わって謝っときますね」

「いやぁ小町ちゃん、それほどでも」

「おいこら小町ちゃん?何で俺が迷惑かけた前提?少しはお兄ちゃんのこと信じてくれてもよくない?後一色、何さらっと認めてやがる。少しは否定しろ」

「でもお兄ちゃんのことだから、どうせ迷惑かけたんでしょ?」

「……かけたけどよ」

 

 当然、退院するわけだから身の回りの整理をしなければいけないわけで、忙しい社畜の両親の代わりに愛しの小町が来てくれている。というのに、何故かさっきから俺がディスられ続けていた。解せぬ。

 

「ほぉらやっぱりごみいちゃんだ。本当にすみませんでしたいろはさん、相部屋の住人がこんな魚の目をした粗大ごみで」

「小町ちゃん?ちょっと酷すぎない?」

 

 小町ちゃん学校で何かあった?ってくらいにディスり具合が加速してる。悪口がゴーイングマイウェイするまである。

 

「……入学当日に事故って多大な心配と迷惑かけたのはどこのごみいちゃんよ」

「……この愚兄です。すみません」

「小町、本気で心配したんだからね」

 

 そう言って顔を背ける小町。悪口のアクセラレートは俺のせいだったか。ならば自業自得というものだ、仕方ない。

 

「小町ちゃんとせんぱい仲良いですねぇ」

「お、いたのかお前」

「せんぱい酷すぎませんか!?」

 

 実際忘れてはないが、ちょっと魔が差した。そうか、こういった軽口の叩き合いも、明日からは無くなるのか。それは、確かに……

 

(少し、物足りないかもな)

 

 絶対、口に出しては言わんけど。

 

「別に仲良くは無いですよー。小町くらいじゃないと、このごみいちゃんに合わせられないだけですよ」

「ま、俺のハイブリットかつ高次元の会話についてこれる奴がいないのは否定せん」

「何言ってんのお兄ちゃん。お兄ちゃんのボキャブラリーは千葉県横断幕ウルトラクイズ並みの千葉県愛とMAXコーヒー、後プ○キュアくらいしかないじゃんよ」

「うわー……プ○キュアは流石にアウトですよ、せんぱい……」

「おま、何言ってやがる。年端もいかない美少女たちが人々の平和のため、戦い続ける孤高の戦士の物語だぞ。なんて素晴らしいぼっち精神」

「共感するところ、そこなんですね……」

「でもお兄ちゃん、プ○キュアはチームだよ?一人じゃないよ?お兄ちゃんじゃなくない?」

「……それは言うな。後小町ちゃん?お兄ちゃんをぼっちの総称に使うのは止めようか」

「やっぱり仲良いじゃないですかー」

 

 最愛の妹、小町は俺と違って他人との距離の詰め方が上手い。何だかんだ一色と会うのは今日で二回目だが、この仲睦まじいこと、驚愕だね。つうか、今気づいたが、下の名前で呼びあってんのかこの二人。恐るべき、トップカースト。

 

「お前ら本当に仲良いな。もう姉妹にすら見えてきたわ」

「え、私と小町ちゃんが姉妹ですかそれはつまり小町ちゃんが私の義理の妹ということですか確かに近い未来にそうなるかもしれませんがいやそうなればいいなと思ってますが流石に色々飛び越えすぎな気がしますのでまずはプロポーズからお願いします」

「お前もう断ってないよね?」

 

 そしてもう隠そうとすらしていないのか。恐るべき、一色。

 

「ん?んん……んん?ほほぉ……」

 

 ほら見ろ、小町が何か嗅ぎ付けたじゃねえか。こいつは妙なところで鋭いんだから。

 

「ま、いいや。それより、はいお兄ちゃん。荷物、簡単に纏めといたよ。後は自分でお願い」

「おう、あんがとな」

「いえいえ、愛するごみいちゃんのためですから」

 

 愛してるのにごみいちゃんなのかよ。そろそろ八幡泣いちゃうよ?

 

「じゃあお兄ちゃん、いろはさん、小町はこれで」

「はい、小町ちゃんまたねー」

「おう、気をつけて帰れよ」

 

 「ごみいちゃんじゃないんだし大丈夫だよー」などと言いつつ、小町が部屋を出る。…最近兄としての威厳がどんどん削られてきている気がする。いや、元々無かったのかもしれんが。全部真実だから言い返せないし。ぐぬぬ。

 

「……せんぱいは愛されてますね」

「そうか?昔から心配ばっかかけてきたから、鬱陶しがられてそうなもんだけどな」

「あんなに軽口叩き合える人がそんなこと思ってるわけ無いですよぉ」

 

 そう言った一色の顔は、どこか寂しそうで。どこか、辛そうでもあった。

 

「うちとは大違いです」

「……何か、あったのか?」

 

 ただ事ではなさそうなその様子を、流石に無視することはできなかった。

 

「……両親、離婚しちゃうかもしれないんです。私のせいで」

 

 離婚。まだ未成年である俺達には縁のない言葉だが、俺達の両親の立場で言えば現実味を帯びる言葉でもある。一度は愛し合って、一つの家庭を築いたもの同士がその決断を下すには、何か理由があるのだろう。しかし……

 

「お前のせいってどういうことだよ」

「……今回の入院事件で、私が学校で虐めをうけてたことがバレちゃいまして。それで、両親が喧嘩を始めちゃったんです。『おまえがもっとちゃんとしてれば』……お互いにそう言い合ってました」

「……」

 

 恐らく、一色の両親は今、後悔しているのだろう。もっと一色と話していれば、もっと一色と関わっていれば、もっと自分がちゃんとしていれば、一色をこんな目に遭わせずにすんだ……と。結果、自分の中から漏れだした怒りのぶつけどころが分からず、お互いにあたってしまったのだろう。

 それは間違いなく、一色を想っているからこその行動。しかし、今の一色はそれを素直に受け入れられないだろう。自分のせいだと思ってしまっている以上、まずはその概念を崩してやらなければならない。

 

 今それをできるのは、俺だけだ。

 

「一色は、それでいいのか?」

「え……?」

「お前はそれでいいのか?お前の両親がお前のことで憎しみ合って、喧嘩したまま別れて、家族がばらばらになってもいいのか?」

「……そんなの、嫌に決まってるじゃないですか。でも、どうすればいいんですか……」

 

 こいつはこいつで、結構参ってるみたいだな。……しゃあねえ、少しだけ、助け船を出してやるか。

 

「だったら、話し合うしかねえだろうが」

「話し合う、ですか……?」

「ああ、元々俺達人間は言葉を交わす生き物だ。察してちゃんなんて糞みたいな方法じゃなく、泥臭く本音でぶちまけ合えばいいんだよ。そうしなきゃ、伝わらないことだってある」

「……いかにもせんぱいって感じですね」

「うるせ。それに、現実問題話し合わなきゃいけないことはまだまだあるだろ。俺が関わったことだって、結局あいつとの関係を絶ちきっただけで、学校内の問題が片付いた訳じゃない。そういうの、ちゃんと親と話し合え」

「……そう、ですね。忘れてました、そういうの」

「気づけたなら合格点だ」

「ふふっ。何だか、本当のせんぱいみたいですよ?」

「うっせ……まぁ、何だ。うちもお前のうちも、そんな変わらんと思うぞ、俺は」

「へ?」

「子供は迷惑かけるもんだし、親はいつだって子供を心配するもんだ。俺の両親も、そりゃあ誉められることは無いけどよ。間違ったことすりゃ叱ってくれるし、忙しいなりに人並みの心配はしてくれる。お前んちだってそうだろ。心配じゃないやつのために、誰がそこまで怒れるってんだよ」

 

 「好きの対極は無関心」……なるほど、よく言ったもんだ。心配するくらい口うるさくなって、間違えるくらい想われて、その感情の中心にお前はいるんだぜ、一色。

 

「……だから、お前も思ったことぶつけりゃいいんだよ。まだまだガキなんだから、遠慮すんな。信じてやれよ、自分の両親くらい。……俺が言えた義理じゃねえけどよ」

「……ほんとに、せんぱいが言えた義理じゃないですね」

「分かってるよ、そんなこと」

 

 「信じる」……本当に、これほど俺に似つかわしくない言葉もない。俺が一番信じたくて、他人を信じられないくせに、人には周りを信じろとはな。

 

「……でも、ありがとうございます」

 

 それでも、一色は俺に感謝を示す。混じりけのない笑顔を、俺に向けてくれる。……お前すら信じきれない、こんな俺にさえ、その笑顔を向けてくれる。

 

「せんぱいのお陰で踏ん切りがつきました。だから、ありがとうございます」

「……おう。別に礼を言われるようなことはしてねえけどな」

「こういう時くらい素直になってもいいんじゃないですか?何なら、あの時の返事でデレちゃってくれてもいいんですよ?」

「……それは……」

「分かってます。まだ信じられないんですよね、私のこと。でも、それがせんぱいですし、私も無理は言いません。待ってますから、ずっと」

「……すまん」

「謝らないでくださいよ。しおらしいせんぱいなんていつにも増して不気味ですよ~」

 

 辛いだろうに、一色は態度を変えない。早く答えを聞きたいはずなのに、一色は待ってくれている。悟られないように、バレバレの空元気を纏ってまで。

 

「私は、変わりますから。変わって、せんぱいに追い付きます。だから……待っててくださいね?」

 

 一色、お前が変わると言うのなら、お前が、『本物』になれると言うのなら。

 俺も、いつか変われる気がするから。

 

「……ああ、期待しないで待ってるよ」

 

 俺は俺らしく、ひねくれたまま信じよう。

 今はただ、一色いろはの可能性を。

 

 

 




まだまだ他人を信じきれない八幡から「信じろ」発言でした。死ぬほど似合わねえぇぇ……
後、もういろはすは好意を隠す気すら無さそうですね。最初のか弱い系からなぜこうなった……(困惑)
前書きにも書いた通り、次回で病院編は最後となります。これからも二人の間違いだらけの選択にお付き合い下さいませ。
では、次回。

第七話 そして、強い想いを残しつつ、二人はそれぞれの世界へ歩き出す。

いろはす~( ´∀`)

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